メルマガ:株式情報局
タイトル:【株式情報局ニュース】 2003/06/19大引け  2003/06/19


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株式情報局
2003/06/19大引け

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◆いすゞグループ
いすゞ自動車(7202) 193 +11 +6.04% 
プレス工業 (7246) 146 +9 +6.57% 
自動車鋳物 (5605) 156 +8 +5.41% 
自動車部品工(7233) 212 +7 +3.41% 
東京部品工業(7277) 186 +13 +7.51% 
いすゞはリストラ効果と排ガス規制強化によるトラック需要拡大を背景に企業再生
関連として買われてきているが、小型トラック大幅増産のニュースからさらに人気
が高まっているもの。



◆前田道路(1883)
495 -2 -0.40% 
連日の年初来高値更新で2001年10月29日以来の500円を回復している。自社株買い実
施などを背景に02年以降のボックス上限を突破している。目先2001年の高値である
600円手前が意識される。


◆佐伯建設(1889)
216 +10 +4.85% 
昨日に引き続いて、泰山銘柄という噂で物色される。手口的には、売がET、
DLJ、岩井、光、アーク、買いが、ET、DLJ、光、松井、岩井と短期的色の
濃い、いつもの手口である。


◆台糖(2102)
299 +47 +18.65% 
折に触れて免疫抑制剤原体供給への期待が高まり人気を集める習性があるが、3月高
値295円未更新ということから出遅れもの物色の流れにも乗っている。


◆NECフィールディング(2322)
5,560 +110 +2.02% 
足元の収益が順調に拡大しているほか、持ち合い解消売りなどが出ない良好な需給
関係も株価水準を押し上げる要因になる。今2004年3月期の連結純利益を前期比9%増
の89億円と、連続の最高益更新を予想。これを基にしたPERは16倍台となお市場
平均を下回っているうえ、需給面でも大手銀行や生・損保といった持ち合い解消
ニーズの強い金融機関はほとんど保有しておらず、国内外の機関投資家による新規
買いがそのまま株価水準を押し上げる状況。


◆カルピス(2591)
601 +8 +1.35% 
「2003年6月中間期の連結営業利益は前年同期比14%増の19億円程度になる見通し。
消費者の健康志向を追い風に健康機能飲料・食品が伸びる。2003年12月期通期の連
結業績は売上高、経常利益、純利益ともに過去最高になりそう」などと報じられた
ことが買い手掛かり。この報道について、カルピスでは「多少、数字が振れる可能
性はあるが、内容的には間違いない」とコメント。「出遅れ感のある銘柄であるた
め、業績好調の報道をきっかけに見直し買いが入っている」との指摘が聞かれた。


◆くらコーポレーション(2695)
365,000 --- 0.00% 
3日ぶりに年初来高値を更新。前日に発表した中間決算内容が材料視される。4月中
間期は大幅な増収増益となったほか、通期予想を上方修正している。ただ、PER面で
はカッパクリエ(7421)と同水準にあるため、上値余地は乏しいとの見方も。


◆日本マクドナルドHD(2702)
「日本マクドナルドHDの2003年6月中間期の連結業績が下振れする懸念が出てきた。
ハンバーガー事業の既存店売上高が5月まで20ヶ月連続で前年同月を下回ったから」
と報道。同銘柄は前日18日には年初来最高値も更新するなど、今年に入ってからは
穏やかな上昇基調を続けてきただけに、日経新聞の報道が株価上昇に冷や水を浴び
せた格好ともなる。


◆味の素(2802)
1,196 +29 +2.49% 
大和では投資判断「1」を継続している。目標株価は1400円前後としている。株価の
出遅れ感が目立っていた三菱重工が好材料を背景に上昇、主力株の中では三菱重工
とともに出遅れ感が強いとの指摘もある。


◆東洋紡(3101)
202 +8 +4.12% 
連日の年初来高値更新で3月の戻り高値を上抜けている。昨年5月の高値212円および
01年の高値レベルである300円手前がターゲットに。液晶パネルなどに使われる工業
用ポリエステルフィルムの2006年3月期の総生産能力を前期実績に対して4割増とす
るなど、非繊維事業の拡大が今後の収益基盤に厚みを持たせるとの観点から人気化。
11日にレーティングをB+としたコスモ証券では連結経常利益について、今2004年3
月期を前期比43%増の150億円、来2005年3月期をその53%増の230億円と算出。


◆川本産業(3604)
504 --- 0.00% 
この日の寄り付き前に2004年3月期業績予想を発表。売上高250億円、経常利益7.6億
円、当期純利益4.2億円、期末配当10円。


◆日本化学工業(4092)
270 +15 +5.88% 
会社側では「株価急騰の要因は思い当たらない」。会社側では5月29日にアナリスト
向け説明会を実施したが、その後もアナリストの個別訪問要望などが盛んで、電子
材料分野の将来性などが評価されているもよう。説明会の席上では「足元の需要は
強い。セラミックコンデンサーは携帯電話1つに約200個使われている。携帯電話の
中に使われる部品は総じて日本製で、そこに向けて当社の電子材料も供給されてい
る」等と現況が説明されていた。今期の営業利益は2.8%減益の22億円計画。微減益
見通しの理由については「賞与削減などの人件費圧縮効果もあって前期の営業利益
は23億円弱とその前期の2900万円から急激に改善。今期は賃上げ等で従業員に報い
なければならない。SARSの影響なども考慮する」と説明されていた。中期計画
として来2005年3月期の営業利益は39億円を目標としている。


◆野村総合研究所(4307)
9,300 +270 +2.99% 
上昇する5日線をサポートに戻り基調を強め、昨日までの上昇で昨年12月の高値レベ
ルまで回復している。1万円大台回復。海外勢の買いも継続しているとの見方も。


◆栄研化学(4549)
729 +29 +4.14% 
中国に遺伝子増幅技術を供与すると報じられているほか、SARSコロナウイルス
検出試薬で長崎大学と共同研究するとも伝わっている。LAMP法への期待感があ
らためて高まる格好となる。


◆ヤフー(4689)
1,770,000 +150,000 +9.26% 
米国市場で米サウンドビュー・テクノロジー・グループのアナリストが米ヤフーの
投資評価を「アウトパフォーム」と設定した上で、目標株価として35ドルを設定し
て以来、米ヤフー株式の上昇が続いていることが、東京市場でも材料視される。同
関連株の中では銘柄の選別化が進んでおり、同社株など「勝ち組」と称される銘柄
は強含む展開。オークション事業などの業績が好調な上に、東証1部上場観測も根強
く残っており、東証1部上場を見込んだ買いを入れる投資家もいることなども連日の
新高値更新の要因。


◆日本オラクル(4716)
4,120 -70 -1.67% 
米オラクルが、ピープルソフトの敵対的買収の価格を引き上げたことに連動して、
ムーディーズが同社を格下げの方向で見直しと発表したことや、コネチカット州で
買収阻止の為に裁判所に提訴されるなど、系列の同社にも先行きの不透明感が出て
きたことを嫌気。


◆インテリジェントウェイブ(4847)
125,000 +8,000 +6.84% 
前日の引け後、アンチウイルスソフト「ウイルスチェイサー」の店頭販売を7月18日
から開始すると発表している。同ソフトはロシア政府での採用をはじめ、ヨーロッ
パ各国での販売実績があることから、業績への寄与が期待される。


◆富士写真フイルム(4901)
3,330 -130 -3.76% 
前日の米国市場で写真フィルム最大手の米イーストマン・コダックはSARSの影
響でアジア地域での売上減少を受けて4-6月期の業績見通しの下方修正を発表。コ
ダックの株価も予想外の業績下方修正の発表を受けて終値では値下がり率にして
10.07%と大幅安となった。富士写真フイルムに関しては特に悪材料は出ていないが、
前日の米コダックの株価急落を受けて、同社に関してもSARSの影響から業績の
下振れリスクを懸念する向きが強まったことが今日の株価続落の要因となった。


◆ライオン(4912)
550 -4 -0.72% 
先に新育毛剤開発で買いを集めたが、本日は効く時間を調節できる薬の開発加速と
のニュースが飛び出し、再度買いを誘っている。


◆ハーバー研究所(4925)
2,900 -110 -3.65% 
一時は2560円まで売り込まれたが、その後は急速に下げ渋る値動き。目先の下値メ
ドと意識されていた2500円水準に接近したことから、押し目買い意欲が徐々に高ま
る。


◆北興化学工業(4992)
375 -22 -5.54% 
前日の大引け後に2003年5月中間期の業績予想を下方修正し、連結経常利益が従来予
想を3億円下回る12億円(前年同期比34%減)になったと発表。農協・農家の在庫圧縮
や使用規制の強化で農薬販売が落ち込んだことが主因で、業績の悪化を嫌気した売
り物が優勢。


◆東洋ゴム工業(5105)
246 -5 -1.99% 
出来高は増加傾向にあり、昨日は約1ヶ月ぶりに250円台を回復している。今年一月
に改良して発売したミニバン専用タイヤが好調であり出荷本数は従来品の前年同期
実績の2.5倍に膨れている。直近の戻り高値を上抜けており、3/6の年初来高値265円
が射程圏に。


◆大同特殊鋼(5471)
205 +10 +5.13% 
出来高急増。前場の高値を上抜けてきており、6/3の年初来高値219円を意識した展
開。出来高もここ数日は200万株を割り込んでいたが、本日は500万株を超えている。


◆三協アルミ(5932)
219 +5 +2.34% 
厚生年金の代行部分の返上を行い、2004年5月期決算において、連結損益に71億円、
個別損益に65億円の特別利益を計上する見込みと発表。


◆アドバネクス(5998)
316 +37 +13.26% 
子会社ストロベリーコーポレーション(3429)を擁する。前3月期連結経常利益は4.8
倍増とV字回復。今期はカメラレンズホルダーやメモリーカードコネクターなど携
帯電話部品が拡大し、前期比47%経常増益と大幅な続伸を見込む。低位好業績株が人
気化する地合いにあり、同社の好実態が見直される。携帯電話の画面を360度回転さ
せることができるバネ材の開発を某調査筋が注目、買いを集める。株価には割安感
もある。カメラ付き携帯電話に関しては有望な特許を取得しており、先々も楽しみ
との声も。


◆ボッシュオートモーティブシステム(6041)
307 +21 +7.34% 
一時、前日比23円高(8.04%)の309円まで上昇し、4月15日来、約2ヶ月ぶりに年初来
最高値を更新すると同時に、1999年11月11日来、約2年7ヶ月ぶりに300円の大台も回
復する展開となった。業績のV型回復傾向が強まっており、業績面からも買いやす
い上にいすゞ自動車(7202)や自動車鋳物(5605)などの銘柄の株価高騰が続いている
ことも連想買いから代表的な自動車部品銘柄となる同銘柄の買いへとつながる。


◆岡本工作機械製作所(6125)
127 +13 +11.40% 
内外で液晶投資が活発化、同社の手掛ける液晶ガラス基板研磨装置も順調に拡大し
ており、2004年3月期は5倍強の経常増益予想となっていることが評価され始めてい
る。


◆日立建機(6305)
738 +8 +1.10% 
6/3以来の年初来高値を更新してきている。水戸証では、6/16付けレポートでレー
ティング「B+」継続ながら、目標株価を680円から900円に引き上げている。


◆JUKI(6440)
352 +14 +4.14% 
UFJつばさが目標株価を600円としており、注目する向きも。新光や東海東京など、
個人投資家とみられる手口が目立つ。UFJでは、V字型回復計画の会社側業績予
想も上回る可能性が高いとしている。


◆神鋼電機(6507)
297 +16 +5.69% 
買い気配から急伸、2000年7月以来の300円台を回復している。本日のラジオたんぱ
で取上げられたことを材料視。カメラ付携帯電話用フォトプリンターの将来性など
に期待している模様。


◆東研(6738)
671 +46 +7.36% 
ストップ高と1月高値更新。前日に決算発表、2次元バーコードリーダーの伸びから
2003年4月期経常利益は前期比27%増の4億4600万円、X線事業の寄与から2004年4月
期は5億4200万円とさらに拡大する見通しを好感。


◆シャープ(6753)
1,503 -15 -0.99% 
UBSでは投資判断を「BUY」から「NEUTRAL」に格下げしているもよう。
株価の上昇に伴い割安感が薄れたことを背景としているが、下半期以降に競合メー
カーから液晶TVが一斉発売されることなど、業績面でのリスクも高まってきたと
判断している。なお、UBSではパイオニアも「REDUCE」に格下げしている。


◆アルプス電気(6770)
1,570 +23 +1.49% 
ライバル企業の経営破たんが明らかになったことが手掛かり材料。事実上破たんし
たのは「GMRヘッドで外販シェアがTDK、アルプス電に次ぐ第3位」の米リー
ド・ライト社。ドイツ証券では18日付のリポートで「TDK、アルプス電にとって
ポジティブなニュース」、「寡占化が進み、価格下落圧力も弱まる」などとしてい
た。TDKもしっかり。


◆ヨコオ(6800)
973 +35 +3.73% 
ETCの普及加速で恩恵を受けそう。特に自動車向けはカーナビのGPSに強く、
業界シェアトップと推定される。ETC向けは車載用、ゲート用に製品を供給、
トップグループの一角に位置している。ETCは国が普及を協力にバックアップし
ており、購入費の補助を打ち出している。また、量販店が事実上の値引きによる需
要喚起策に本腰を入れ始めたほか、自動車販売会社は販促キャンペーンの一環とし
て全車種にETCを標準搭載する動きもある。高額ハイカの廃止、端末価格の引き
下げが需要を刺激しており、このところの普及状況には弾みがつき始めている。
「要求に応えきれないほど需要は非常に強い。増産態勢を整え何とか対応してい
る」。


◆ユニデン(6815)
1,175 +79 +7.21% 
米国におけるコードレス電話の拡販により前3月期の連結経常利益が3.6倍増の92億
円に拡大。しかし、今期の見通しについて33%減益の62億円を公表したことから、決
算発表直後の5月下旬には急落する場面もあった。ここにきて会社側の業績見通しに
ついては「保守的と思われ、会社計画を上回り今期も増収増益を確保できる」との
認識が広がり、株価も堅調な動きを続けている。今期の粗利益率の低下について会
社側では「販売価格の低下を見込む一方で、原価は下がらない“最悪のケース”を
前提に収益計画を立てている。電子部品価格などは市場関係によって上下し、企業
努力でカバーできないこともあり、できるだけ悪い方向を考慮して収益計画を立て
た」。今期に入ってからの粗利益率は前期実績を大きく下回るような状況にはなっ
ていないもよう。コードレス電話の一段のシェア拡大により今期の売上高は7%増の
750億円を計画している。粗利益率の極端な悪化がなければ、増益を確保するとの見
方が出るのも不思議ではないと判断される。


◆コーセル(6905)
2,240 -15 -0.67% 
2003年5月期の連結決算。売上高152億円、経常利益36.8億円、当期純利益20.7億円、
期末12配当(年19円)。2004年5月期、売上高163億円、経常利益37.6億円、当期純利
益21億円、期末11円配当(年20円)。


◆東光電気(6921)
236 +8 +3.51% 
厚生年金の代行部分を返上することで、2004年3月期連結・個別の決算において、25
億円の特別利益を計上すると発表。今後の経営環境等を見極め、必要に応じ業績予
想の修正を行うとしている。


◆三菱重工(7011)
285 +17 +6.34% 
出来高トップで反発。ガスタービンの発電設備を1800億円で受注したとの報道が材
料視される。ボーイングから大口の製造受託を受けたばかりであり、積極的な営業
を評価し買われてる。期初計画には織り込まれていなかった案件とみられており、
来期以降の業績上ぶれにつながっていくとの期待感。市場の一部では「国債を売っ
た資金が、数量物である低位大型株に向かってきている」との話が流れており、こ
のような株の活況がまだ続くとの話であった。KBCは新日鉄(5401)を150円付近ま
で買いで押し上げたばかりであり、「300円くらいまでは上がるのでは?」との声が
あった。


◆日産(7201)
1,119 +27 +2.47% 
この日の定時株主総会にて、配当予想の修正を発表。今期中間配当8円、今期期末配
当11円。


◆プレス工業(7246)
146 +9 +6.57% 
本日もいすゞ(7202)が連日の新高値に進むなど、排ガス規制の強化を背景にした買
い替え需要の盛り上がりを評価する形でトラック関連株が買われる。いすゞがビッ
グホーンなどRV車を生産していた時期には、同社のいすゞ向け売上高は全体の7割
を超える時期もあったが、現在は三菱自動車、日産ディーゼルなどの各トラック
メーカーにバランスよく部品を供給している。会社側では現在のトラック部品の引
き合いについて「好調な状況が続いている」。排ガス規制が実施された後の下期以
降の需要については読みにくいが、少なくとも今上半期については会社側計画を上
回る可能性も高いと見られる。また、一連のトラック生産増加の背景には、中国向
け輸出の拡大も一因。SARSの沈静化もトラック関連株人気に対する後押し要因。


◆愛知機械(7263)
279 +30 +12.05% 
日産系部品メーカーとして、日産株の上昇なども材料視されているが、それ以上に
値動きのよさや特定筋の介入思惑などがはやされているもよう。ネット系証券をは
じめ国内証券の買い手口が目立っている。昨年後半からのボックスレンジを上抜け
ており、昨年3月の高値である323円が射程圏に。ただこのレンジは98年以降続いて
いる長期ボックスの上限であり強弱感が対立しそう。抜ければ大きい。


◆中山福(7442)
447 +10 +2.29% 
大証銘柄人気のなか、ゼネラル(3890)の後継銘柄として特定筋が介入している。今
後、売り残が増えてくると、さらに仕手化の動きも。


◆日本ライフライン(7575)
839 +77 +10.10% 
昨日、自主回収を実施していた心臓ペースメーカーの販売を再開したと発表。業績
への影響が軽微に止まるのではないか、との期待感から見直し買いが先行。6月9日、
同社取扱商品と同等機種に不具合が発生したことから自主回収を決定。その後、製
造元が同社取扱商品に関しては不具合が起きる可能性がないと確認した。この間の
販売停止による売上のロスは約2億6300万円(今期予想売上高の1.4%)に止まる見通し
としている。


◆スギ薬局(7649)
5,080 -60 -1.17% 
メリルリンチでは投資判断「買い」を継続している。高齢化やセルフメディケー
ションの進展で、今後は健康相談などの専門性が求められるとし、セルフメディ
ケーション時代の担い手になり得ると評価しているようである。目標株価は6700円
としたもよう。


◆JSP(7942)
748 +28 +3.89% 
連日の年初来高値更新。液晶・プロジェクションテレビ用途の部材メーカーとして
注目。プロジェクションテレビ用パネルやフレネルレンズ用基板が好調と。昨年6-7
月の高値レベルを突破しており、目先99年7月の高値1260円が意識される状況に。


◆ゼット(8135)
245 +10 +4.26% 
る阪神タイガースの井川投手などが同社のプロスタッフとなっていることからタイ
ガース関連として物色が続いている。仕手化している上新電機(8173)を初期から手
掛けている筋も介入との観測も。


◆サンリオ(8136)
711 -61 -7.90% 
500円台から短期間で倍近くになったためにさすがに、利食い売りが出る水準のため
に、全体の軟調でもあることから、売り物に押される。、外資系証券が強気の投資
判断を出したばかりであり、下値での買い意欲は強くなりそうである。


◆銀行株
三菱東京FG(8306) 510,000 -6,000 -1.16% 
UFJHD (8307) 155,000 -4,000 -2.52% 
三井住友FG(8316) 258,000 -14,000 -5.15% 
みずほFG (8411)  90,400 -2,400 -2.59% 
信用取引の買い戻しなどで朝方は高く始まったが、この日の債券市場で長期金利が
急上昇し、指標となる10年国債の利回りが0.7%台まで一気に跳ね上がったことを受
けて売り物が増加。国債を大量に保有する銀行は、その価格下落が含み益の減少に
つながるほか、金利の上昇自体が利ざやの縮小を通じて本業の収益悪化要因になる
ため、その動向には市場も敏感。「最近の上昇ピッチが速かったため、ここで売り
物が出るのもやむをえない」といった声が聞かれている。
UFJHDは、米ゴールドマンサックスが、適正株価を他の都銀のPERを比較し
た結果、25万9000円が適正であると発表。セクターで第2位となる収益性の高さ、
PER面で見た株価の割安感などから、投資判断は「OP」。
りそなHDは、米ゴールドマンサックスが、投資判断を現在のインラインからアン
ダーパフォ-ムに引き下げると発表。PERが11.6倍と、他行の平均3.2倍に比べ割
高だというのが引き下げの理由。少なくとも今後10年間は普通株の株主には価値が
ないことになるとしている。


◆オリエントコーポレーション(8585)
134 +8 +6.35% 
「オリコ、『みずほ』と連携強化--人材受け入れ、専門部署」と報じたことを材料
視。前3月期の連結最終損益は1023億円の赤字となったが、不良債権処理に関しては
ほぼ前3月期で完了。業績の回復期待が強まっていたなからの「みずほFG」との連
携強化報道となっただけに、投資家の間で改めて買い安心感が広まったことも今週
に入ってから連日ペースで新高値更新となる要因となった。01年後半から02年前半
のもみ合いレベルまで回復しており、達成感も。ただ、このレベルを突破できれば
01年の高値である200円後半が視野に入るが・・・。


◆SFCG(8597)
9,540 +1,000 +11.71% 
ストップ高と急伸。目立った買い材料は観測されていないが、外国人投資家が決算
末を控えていることで、貸株の返済に動いているものと観測される。CSFBやド
イツの買い手口が目立っている。マーケットでは「銀行株からの乗り換えの買い」
との声が出ていたが、「1月高値9870円未更新で出遅れ株物色の流れにも乗ってい
る」。


◆ソフトバンク・フロンティア証券(8629)
71,200 (最終気配)
浮動株の時価総額は5億円以上なければ上場廃止とする大証ヘラクレスの上場維持基
準に抵触する形となったことから管理ポストに割り当てられていたが、時価総額が5
億円以上に増加したことを受けて17日からは管理ポスト割り当ての解除を受けた。
管理ポスト割り当ての解除を受けて上場廃止の可能性が薄れたことを材料視。同銘
柄は17日はストップ高、18日は買い気配のままで引けており、ストップ高は今日で3
日連続。


◆ミレアHD(8766)
904,000 +10,000 +1.12% 
前日は、朝日生命保険が団体定期保険の一部をミレアグループの東京海上あんしん
生命に移管する方針を固めたとの報道から人気に火がついたが、本日は、朝日生命
保険がミレアグループの東京海上火災保険と確定拠出型年金(日本版401K)で連携と
のニュースが加わり、さらに人気が盛り上がっているもの。


◆スカイマークエアラインズ(9204)
37,000 +500 +1.37% 
18日、羽田−福岡線・鹿児島線の増便を国交省に申請したと発表。業績への寄与が
期待されるものの、債務超過解消にメドがついていないことから、買いが続かない
状況にある。


◆パスコ(9232)
426 +35 +8.95% 
SARS感染危険度を予測するシステム開発との報道を好感した買いが入っている
が、3月高値425円未更新と出遅れていたことも買いを誘った格好。


◆ドコモ(9437)
271,000 +4,000 +1.50% 
一時はマイナスで推移していたが現在3000円高の27万円と切り返して来た。この日
の株主総会で、6000億円の自社株買いが決議されたことから、需給の改善につなが
るとの観測から買い戻しを誘ったようである。


◆学習研究社(9470)
174 +31 +21.68% 
リストラ効果の浸透から2003年3月期は最終黒字化、2004年3月期は乳幼児・育児サ
ポート事業など新分野の上乗せから21%増益予想と企業再生を果たしてきたことから
改めて買いを集めているもの。小中学校向けデジタル教育コンテンツ事業を加速と
の報道も。


◆ベンチャー・リンク(9609)
416 -35 -7.76% 
5日ぶりに反落。昨日のストップ高などでここ4営業日35%の上昇となっており、利食
い売りの動きが集まっているものと観測される。FC加盟店への出店数は引き続き
低水準にとどまっているとして、大和では投資判断「4」継続、04年5月期の業績も
引き続き厳しいものになると判断している。


◆タイトー(9646)
111,000 +7,000 +6.73% 
UBSはタイトーの目標株価を従来の11万円から13万6000円に引き上げると発表。


◆ジャパンオークションシステムズ(9898)
19 +4 +26.67% 
リサイクルビジネスへの参入が手がかり材料となる。リサイクル関連事業を手がけ
るゲイン・ホールディングの子会社化に伴い、連結業績予想を上方修正している。
ここ最近の低位材料株人気も追い風となっているもよう。


◆ソフトバンク(9984)
1,763 +119 +7.24% 
前場の買い手口でゴールドマンサックス証券が目立っていたことから、以前もゴー
ルドマンの買いの時は急激に値を戻したこともあり、思惑がらみで買いを集める。





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ブロードバンド料金比較
http://www10.plala.or.jp/AMS/kakaku.html
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◆指標
日経225 9,110.51 +17.54 
日経300 172.62 +0.58 
TOPIX 895.65 +2.07 
日経ジャスダック平均 1,115.70 +2.82 
日経225先物期近 9,150 +50 

外国証券、買い3560万株、売り2290万株、差引き1270万株の買越し。
買越しは7日連続。
前場成行き注文、買い3310万株、売り2470万株、差引き840万株の買越し。
昼休みバスケット取引、約303億円が成立。
後場成行き注文、売り1500万株、買い1230万株、差引き270万株の売越し。




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NEC得選街
http://www10.plala.or.jp/AMS/nec.html
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●SARSの影響で、ゴールデンウィーク中心に海外旅行が大幅に落ち込んだこと
は各旅行代理店の報告などで明らかになっているが、SARSの発症国・地域から
日本に来る観光客も減少しており、これら観光客に人気のある日本製の家電製品の
売上げが減少している。ただ、家電小売各社の売上げに占める免税品のウエートは
それほど高くないため、全体への影響は微小にとどまっている。秋葉原で免税品店
を2店舗展開するラオックス(8202)では、5月の免税商品の売上げが前年比‐10.4%と
なった。同社の売上げに占める免税商品の割合は4─5%。昨年はサッカーのワールド
カップ開催による海外からの来日者増で売上げが伸びた反動を割り引いても、大幅
な減少だ。これらの店舗は、中国や台湾、韓国からの観光客が7割から7.5割を占め
ているが、SARS禍が大きくなった5月はこれらの国からの観光客が減少。ラオッ
クスによると、彼らによる「MADEINJAPAN」の家電製品への需要は大きく、パソコン、
DVDなどのほか、富裕者層とみられる客はプラズマ・ディスプレーテレビなども購入
し船便で送っていた。一方、上新電機(8173)では、日本橋の7番館店1階メインフロ
アーで免税品をあつかっている。同社によると、観光客の来店が目に見えて減り免
税品の売上げも落ちている。しかし、免税品の全体の売上げに占めるウエートが非
常に小さいため、あまり影響はないとの見方だ。



●東京債券市場は、国債を売る動きが強まり、長期金利の代表的指標となる10年物
国債の流通利回りは一時、前日比0・19%高い0・730%まで急上昇(国債価格は下落)し
た。
長期金利が0・7%台に上昇したのは、取り引き時間中としては4月9日の0・705%以来、
約2か月ぶり。国債価格がこれだけ急落したのは、2002年9月に10年物国債の入札が
未達になって以来だ。
この日の取引は、これまでの国債価格の値上がりによる利益を確定するための売り
が先行して始まった。午後になると、売りは一段と増えた。
最近は、株高と債券高が同時に続いていたが、「株高が持続していることを背景に、
債券市場から株式市場に資金が流れ始めたのではないか」。一方で、「これまでの
国債価格高騰の反動が出ただけで、長期的な金利低下傾向に変化はない」との見方
もある。
山口信夫日本商工会議所会頭は19日の記者会見で、長期金利の上昇傾向について、
「金利がどんどん上がることはないだろう。日銀も(金利上昇に)神経質にはなって
いない」との認識を示した。



●国内上場企業が2003年度に自社株買いで取得する金額が、最大で2兆5000億円にな
る見通し。上限設定枠に対する実際の取得額の割合を示す実施率は約32%と前年度を
3%上回る。銀行による持ち合い解消売りへの対応はほぼ一巡するものの、株価の安
定を通じた「株主価値」の向上を意識した自社株買いが増えるとみられている。



■ソフトウエア作成やインターネット関連サービスなど全国のソフト系IT産業の
今年3月現在の事業所数が、半年前の昨年9月時点に比べ0.6%減となったことが、国
土交通省の調査で19日、分かった。調査は半年ごとに実施。事業所数は3万5887で、
減少に転じたのは2000年3月の調査開始以来初めて。今年3月までの半年内に廃業し
た事業所の割合(廃業率)は6.6%で、その前の半年の6.9%と比べほぼ横ばいだったの
に対し、新規開業した事業所の割合(開業率)は7.8%から6.0%へと減少。国交省は
「産業として成熟期に入り、既存の事業者の経営が安定する中で、新規参入しにく
くなっている」と分析している。開業率を都道府県別にみると、千葉(9.9%)、沖縄
(9.6%)、滋賀(9.0%)の順に高かった。事業所数の伸びでは鳥取(3.4%)、千葉(2.3%)、
佐賀(2.1%)の伸びが高く、長野は4.2%減と最も低かった。



■ドコモや日産自動車、NECなどの株主総会が19日午前、集中日を避けて開催さ
れ、3月期決算企業の総会シーズンが本格的にスタート、業績不調の企業には株主か
ら厳しい質問が浴びせられた。2003年3月期連結決算では日産は過去最高の営業利益
を計上し業績は好調。これに対しドコモは海外投資損失を計上、NECは無配に転
落したため、株主から経営陣に対し批判が相次いだ。ドコモの総会は約1300人が参
加。営業利益は過去最高を計上したものの、2年連続の海外投資損失計上を問題視す
る株主が多く、会社側は「深くおわびしたい」と謝罪。役員報酬の減額で対処した
ことを明らかにした。





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