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タイトル:【株式情報局ニュース】 2003/05/21大引け  2003/05/22


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株式情報局
2003/05/21大引け

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◆1部指定替え銘柄
東建コーポ(1766) 2,750 +100 +3.77% 
ニイウス (2731)254,000 ---  0.00% 
昭栄   (3003) 1,550 +36 +2.38% 
ザ・パック(3950) 1,209 +200 +19.82% 
オプテック(6914) 2,355 +15 +0.64% 
ドッドウエ(7626)  535 -10 -1.83% 
市場1部指定替えによるTOPIX連動型ファンドの買い付けを期待する形でこれら
の企業の株価が上昇するのはいつものこと。特に最近は機関投資家の運用において、
TOPIXと連動させるパッシブ型運用がメインになっていることから、指定替え
動向への関心が高い。指定替えが期待される銘柄は事前に買われて株価水準を切り
上げているケースが多く、先取り買いがいかに入っていたかで、この日の株価への
影響度も違っている。指定替え6銘柄の中ではザ・パックの上昇率が大きい。
TOPIX連動型ファンドは時価総額に合わせて必要な株数を買い付ける。時価総
額の割合に比べて日々流動性の薄い銘柄ほど、株価へのインパクトが大きいと考え
られている。


◆時価総額低位銘柄
アゼル   (1872) 56 +4 +7.69% 
乾汽船   (9113) 60 ---  0.00% 
プラス・テク(4219) 56 +4 +7.69% 
日立造船富岡(6341) 77 +1 +1.32% 
オーベクス (3583) 73 +13 +21.67% 
東証の上場基準強化で時価総額20億円未満の1部上場株は2部降格、10億円未満の2部
上場株は上場廃止となるが、4月末にこの規制に抵触する銘柄が発表された。規制発
動の期限は来年1月、それまでに株価を上げるなどして時価総額を上げる必要があり、
株高作戦を取ってくるのではないかという思惑から引き続き買いが入っている。


◆日本水産(1332)
286 -13 -4.35% 
2003年3月期連結決算。売上高4998億円(前年同期比3.5%増)、経常利益144億円(同
202.4%増)、当期純利益49.5億円、期末配当2.5円。2004年3月期見通し、売上高5150
億円、経常利益150億円、当期純利益80億円、期末配当2.5円。


◆マルハ(1333)
143 -1 -0.69% 
前回の株主総会で決議した自社株買いを終了したと発表。同社は平成14年6月28日〜
本年5月20日までに376.2万株、4.54億円を東証の市場にて買い付けを行った。


◆大林組(1802)
351 +10 +2.93% 
連日の年初来高値更新。出来高を膨らませてきている。三菱証では、今期以降の業
績モメンタムの高さを評価して株価は上値志向を強めるとみているなど、各社アナ
リスト評価は高い。


◆大和ハウス(1925)
686 -35 -4.85% 
売り気配から急落。5000万株の売出しを発表、目先の需給悪化懸念から売り物が集
まっている。発行済み株式数の約10%、昨日は好決算発表などで上昇しており、その
反動も。


◆三和エレック(1958)
137 -42 -23.46% 
急落で下落率トップ。日本コムシスとの株式移転比率が発表されており、さや寄せ
の動き。移転比率は1:0.27となっており、現在の日本コムシスの株価491円から妥当
値は131〜132円程度。


◆江崎グリコ(2206)
640 +4 +0.63% 
2003年3月期連結決算と700万株50億円を上限とした自社株買いを発表。売上高2687
億円(前年同期比1.8%増)、経常利益76億円(同10.2%増)、当期純利益24.4億円(同
1.8%増)、期末配当5円。売上高2750億円、経常利益77億円、当期純利益38億円、期
末配当5円。


◆綜合警備保障(2331)
1,450 +8 +0.55% 
昨日発表した3月期決算は、売上高は前期並みながら、経常利益は2ケタ増を維持。
ドイツ証ではレーティング「Buy」を継続。目標株価は2000円としている。


◆コア(2359)
639 +67 +11.71% 
東証2部上場記念として、2003年3月期の配当に5円記念配当を加えると発表。通常配
当15円で、合計20円配当になる。


◆宝HD(2531)
566 -5 -0.88% 
今期の会社予想営業利益93億円に対し、モルガンでは89億円と、会社予想よりも慎
重に見ている。バイオ事業の成長ストーリーが見えないことが要因とし、投資判断
は「Underweight」を継続。


◆ネクストコム(2665)
104,000 +10,900 +11.71% 
ストップ高。無線LANの個人認証ソフトを開発したとの一部報道が材料視される。既
存のサーバーにインストールするだけで容易に利用できることから、業績への寄与
が期待される。



福神   (2728) 2,990 -260 -8.00% 
アズウェル(9825)  582 +42 +7.78% 
両社は前日に今年9月30日付で共同持株会社「アルフレッサHD」を設立して経営統
合すると発表したが、持株会社への株式移転比率は福神1株に対して1株、アズウェ
ル1株に対して0.2株というもので、この日の株価はこの比率にサヤ寄せする動き。


◆日清紡(3105)
510 +10 +2.00% 
2003年3月期連結決算と1000万株50億円を上限とした自社株買いを発表。売上高2311
億円(前年同期比2.4%増)、経常利益51億円、当期純利益7.7億円、期末配当3.5円。
2004年3月期見通し、売上高2330億円、経常利益80億円、36億円、期末配当3.5円。


◆ダイワボウ(3107)
102 +6 +6.25% 
この日の13時に2003年3月期決算を発表しこれを好感した買いが入っている。2003年
3月期連結、売上高703億円(前年同期比8.5%減)、経常利益22.7億円(同16.4%増)、当
期純利益2.7億円、期末配当2円。2004年ど見通し、売上高700億円、経常利益25億円、
当期純利益17億円、期末配当3円。


◆シキボウ(3109)
73 +5 +7.35% 
公的資金注入のりそなHD傘下の大和銀行が主力銀行であることから売られたもの
の、2003年3月期最終損益は5200万円の黒字化、2004年3月期は23億円と連続増益と
なることから見直し買いが入っている。


◆芦森工業(3526)
201 +23 +12.92% 
4月高値更新。大株主に躍り出た米デルファイの買い増し説も出ているが、そのデル
ファイとの防災分野の新製品の共同開発への期待感も膨らんでいる。ここ1〜4月高
値未更新の出遅れの低位業績回復株物色の流れが出ているが、この流れにも乗って
いる。


◆カンボウプラス(3576)
102 (最終気配) --- 0.00% 
ダイワボウ(3107)を平成16年1月1日より株式交換にて完全子会社化すると発表。株
式交換比率は1対1。


◆ザ・パック(3950)
1,209 +200 +19.82% 
ストップ高。東証1部へ指定替えを好感。指定替え6銘柄は全般堅調な展開となって
いるが、最もインパクトが強かった銘柄として買い物が集まっている。


◆日産化学(4021)
560 +10 +1.82% 
2003年3月期の連結売上高は10%増の1518億円、経常利益も約10%増の85億円。今2004
年3月期も3.3%増収、24.7%経常増益を計画、好決算内容の確認で買いが先行。液晶
表示用材料や半導体材料などの機能製品が前期、今期予想とも堅調に推移する見通
し。また、期待の新薬として位置付けられている高脂血症治療薬(NK−104)の国内承
認が今夏にも期待できる状況にあるとされ、新薬の動向も注目。今期の医薬品事業
の売上高は前期実績の23億円に対して65%増加の38億円を計画している。会社側では、
「NK−104は7月の前半に国内承認されるのはほぼ確実と考えている。製造承認を受
けた後、9月上旬からの上市の方向。今期の医薬品事業はNK−104の寄与によって
増える構図」NK−104は三共と興和が販売を手掛ける。メバロチンの後の高脂血症
治療剤として有望視される。


◆積水樹脂(4212)
406 +25 +6.56% 
2003年3月期連結決算。売上高599億円(前年同期比0・5%増)、経常利益38.2億円(同
64%増)、当期純利益20.3億円(同442%増)、期末配当5円。売上高602億円、経常利益
42億円、当期純利益22億円、期末配当5円。


◆インターネットセキュリティシステムズ(4297)
161,000 -13,000 -7.47% 
ラック(4359)の業績悪化が嫌気材料として波及している。ラックの第1四半期(1-3
月)決算は赤字転落となり、通期の業績予想についても下方修正している。そのため、
同社の先行きにも不透明感が強まる。


◆Jストリーム(4308)
156,000 +20,000 +14.71% 
ストップ高。特に材料は観測されていないが、明日の決算発表を期待しての先回り
買いが入っている。3月上旬に04年3月期の29%増収および黒字転換観測が一部で報じ
らた経緯があることから、あらためて期待感が高まっている。


◆扶桑薬品(4538)
413 +58 +16.34% 
一時ストップ高。SARS関連銘柄として注目する声もある。米バイオ企業ジェン
ベック社が、遺伝子工学の手法を用いたワクチン生産を今週中に開始の計画と一部
伝えられており、提携先企業として同社への注目度が高まっている模様。


◆生化学工業(4548)
1,400 -160 -10.26% 
年初来安値を更新。今期の減益見通しを嫌気。前期実績は2ケタ増益となり、計画か
ら上振れている。ただ、今期予想が2ケタ経常減益となったことから、失望売りが先
行。


◆フジテレビ(4676)
375,000 -6,000 -1.57% 
2003年3月期の決算で特別配当として550円を加えると発表。従来の通常配当660円と
合計で1150円。また、同時に10万株500億円を上限とした自社株買いも取締役決議を
した。


◆ヤフー(4689)
1,450,000 +150,000 +11.54% 
一時18万円(13.9%)高の148万円と約1カ月ぶりの高値を付けた。中小型株への投資人
気が高まるなかで、同社の好業績を評価する一部報道などが材料視された。


◆太平洋セメント(5233)
182 +14 +8.33% 
前期連結営業利益は25%増の460億円、経常利益は9倍増の233億円、最終利益62億円
(前期は221億円の赤字)と順調な結果となったほか、今期の見通しについても経常利
益で28.3%増の300億円、最終利益で2.2倍増の140億円見通しが示され、好感買いが
入っている。今期の営業利益については横ばいの460億円の計画だが、営業外損益、
特別損益の改善により経常利益、最終利益の水準が切り上がる。15円の1株利益水準
見通しが公表されたことで、PER面から買いやすいとの見地からも人気を集める。
ドイツでは投資判断を「ホールド」から「バイ」に引き上げ、目標株価も220円とし
ている。野村の買いは海外投資家が中心との観測。


◆合同製鉄(5410)
111 +8 +7.77% 
前期は12%増収ながら原料鉄スクラップの価格上昇がコストアップ要因となり、経常
利益は32%減の13億8200万円。今2004年3月期については、製品価格の値戻しを進め
ることで10%増収、経常利益も3.4倍増の47億円を計画する。今期は、原料鉄スク
ラップ価格がどう推移するかがポイントになる。前期は中国、アジアにおける活発
な建設投資・鉄鋼需要の増加を受けて日本からの鉄スクラップ輸出が増加、価格も
上昇する構図にあったが、SARSのアジア市況等に与える影響などが注目。また、
同社は今期末に1円50銭−3円の復配を実施する見通しを明らかにした。大幅高の後
でも依然株価水準は低位に位置するため、配当利回りの高さに着目した買いも入っ
ている。


◆大平洋金属(5541)
151 +8 +5.59% 
すでに2003年3月期業績は増額済みだが(正式な決算発表は29日の予定)、本日はニッ
ケルの国際市況上昇から業績のさらなる改善を期待する買いが入っている。


◆メタルアート(5644)
115 +11 +10.58% 
2003年3月期に復配計画、2004年3月期もダイハツ向け鍛造品の寄与で増益キープの
見通しだが、6月から東証は手口を非公開にする。このため大証銘柄を狙う動きが出
始めており、この流れからの買いではないかとの指摘もあった。


◆鈴木金属工業(5657)
158 +18 +12.86% 
4月高値更新。すでに自動車向け好調で2004年3月期最終黒字転換、3円への復配を発
表済みだが、特定筋介入の観測も出ていたが、ここ1〜4月高値未更新の出遅れの低
位業績回復株が順番に買われており、その流れにも乗っている。


◆三井金属(5706)
286 -3 -1.04% 
反発スタートも全体地合いに押される。日興シティでは投資評価「1H」、ターゲッ
トプライス400円を継続。2003年度も銅箔事業の赤字縮小やTABテープの拡大が牽
引し、2割増益を見込む。


◆住友金属鉱山(5713)
421 +11 +2.68% 
ドルが主要通貨に対して下落基調を強めていることを背景に、金の国際相場が上昇
していることで、株価との連動性が見られる同社株に買いが入った。2003年3月期経
常損益が前期の14億7700万円の赤字から145億5900万円へ黒字化、2004年3月期は210
億円と続伸見通しが出ており、業績への安心感もある。


◆横河ブリッジ(5911)
430 -28 -6.11% 
3営業日ぶりに年初来安値を更新。2003年3月期連結決算を発表。これは前期の赤字
から大幅な黒字転換を果たしたが、続く今2004年3月期については売上高が前期比
11%減の700億円、経常利益も同49%減の20億円と一転して大幅減収減益を予想してお
り、これを嫌気して買いが手控えられる中で小口の見切り売りが優勢になる。公共
投資の抑制による橋梁などの受注低迷は中長期的に続くと見る向きが多く、押し目
買いの動きも乏しい。


◆牧野フライス(6135)
263 +35 +15.35% 
決算発表を受けて急騰。今期の経常利益見通しは、前期16.9億円の赤字から一転し
て36億円の黒字見通し。四季報予想は10億円、ポジティブサプライズが大きくなる。


◆日精ASB(6284)
171 +21 +14.00% 
耐熱PETボトル製造装置の伸長、海外生産の軌道化効果から2003年3月中間期経常
利益を6000万円の赤字から1億8000万円に、9月通期は2億円から3億3000万円(前期3
億3500万円の赤字)に増額修正したことから見直し買いが入っているもの。


◆東洋エンジ(6330)
254 -12 -4.51% 
4日ぶりに反落。3営業日で約3割の株価上昇となり、利食い売りが集まってきている
模様。本日決算発表を予定しているが、出尽くし感につながるとの懸念もある。決
算発表後はもみ合い、事前コンセンサスを多少上回る数字だった。


◆東京機械製作所(6335)
250 +9 +3.73% 
UFJつばさでは投資判断「B」から「A」に引き上げている。ポーランドからの
初受注に成功したのは技術力が欧州でも認知されたこととしポジティブに評価して
いる。


◆アドテックス(6739)
57,000 (最終気配) --- 0.00% 
ストップ安。大幅な減収減益となった四半期決算を嫌気。前日に第1四半期(1-3月)
の単独決算を発表、システム・ソリューション事業での単価下落が響き、2ケタの減
収減益となった。通期では増収増益を計画していることから、早くも下振れ懸念が
生じている。


◆日本無線(6751)
354 +80 +29.20% 
急伸でストップ高。昨日決算発表しており、今期の増益率の高さが好感される動き
になる。経常利益は前期15億円の黒字から、今期は88億円にまで拡大の見通しとし
ている。みずほの買い手口が209万株と突出している。売り手口は、、みずのインベ
スタ、インドスエズ、メリル、UBSと、一般的に売屋と呼ばれる手口が数社ほど
目立っている。


◆松下電器産業(6752)
971 -23 -2.31% 
中国・北京市のグループ子会社2社で現地従業員計5人がSARSの感染者と認定さ
れ、北京の2工場の操業を停止したことが嫌気された。一時2.8%安まであった。10日
間程度の操業停止が見込まれているようだが、その程度なら在庫で対応できるとの
見方もある。


◆クラリオン(6796)
217 -37 -14.57% 
値下がり率は東証1部で第4位。前日発表の2003年3月期連結営業利益は前期比2.2倍
の95億円と過去最高となったものの、今期は4.9%増にとどまるため、成長率の鈍化
が嫌気された。売買高は2162万株で同3位。先週末に予想以上のV字回復と今期の利
益倍増見通しを発表して急騰したケンウッド(6765)の連想から、クラリオン株を先
回り買いしていた向きもあったもようで、そういった短期資金を中心に失望売りが
増加。決算の内容自体は悪くないが、事前期待が大き過ぎたのではないかといった
声が聞かれている。大和ではレーティングを「1」から「3」へ引下げた。財務体質
の改善などを評価するものの、構造改革の効果を織り込んだ水準に達していると判
断。


◆新日本無線(6911)
775 +100 +14.81% 
2月高値更新。親会社の日本無線も好決算予想から人気化しているが、同社も2003年
3月期2.7倍最終増益、2004年3月期も日立製作所と三菱電機との合弁会社からの半導
体受託生産上乗せもあり40%増と続伸予想を好感。


◆フクダ電子(6960)
2,180 +210 +10.66% 
1月31日以来の2000円台回復。前日は好決算を受けてストップ高、大量の売り注文を
浴びる日本コーリン(6872)とは対照的な値動き。時価総額では既に日本コーリンを
上回っているが、今後は機関投資家によるフクダ電子への資金シフトが進むとの見
方もある。


◆浜松ホトニクス(6965)
1,617 +3 +0.19% 
CSFBでは「OUTPERFORM」の投資評価を継続。04年9月期には低迷していた半導体
業界および通信業界からの需要回復により成長が見込めると考えている。ターゲッ
トプライスは2200円。


◆曙ブレーキ(7238)
415 +28 +7.24% 
好業績を見直す動きになる。前期の経常60%増益に続き、今期も40%増益を見込む。
EPSは47.9円予想であり、PERは10倍割れの水準と割安感が強いとの指摘も。


◆タチエス(7239)
724 +100 +16.03% 
ストップ高。前日発表した前2003年3月期連結決算が38%経常増益となったのに続き、
今2004年3月期についても会社側は同利益が35%増の45億円に大幅増加すると予想し
ており、これを素直に好感した買いが流入している。米国中心の海外市場では新車
需要に陰りの色が見られるが、ホンダの新型アコードなど新規受注車種の量産効果
などが寄与して今期も大幅増益が続く見通し。個人投資家を中心にした見直し買い
が入っている。


◆カヤバ工業(7242)
290 +17 +6.23% 
14時過に2003年3月期決算発表をしたことを好感。連結売上高2076億円(前年同期比
12.3%増)、経常利益92.6億円(同124.7%増)、当期純利益26.6億円、期末配当3円。
2004年3月期見通し、売上高2170億円、経常利益105億円、当期純利益46億円、期末
配当3円。


◆八千代ムセン電機(7496)
485 +80 +19.75% 
4月高値を更新。採算重視戦略が奏功、2003年3月期経常利益は前期比2.7倍増の13億
3500万円と増益転換、2004年3月期は大型店オープン効果もあり18億7400万円と3期
ぶりの最高利益更新予想。


◆ピーシーデポ(7618)
180,000 +20,000 +12.50% 
一転しての増益転換を好感。ネット・プロバイダー手数料が拡大したことから、03
年4月期の業績予想を上方修正している。従来は減益を見込んでいたが、上方修正の
結果、増益に転換する見通し。


◆島津製作所(7701)
339 +13 +3.99% 
4営業日続伸。一時、24円(7.4%)高の350円まで上昇。前日発表の2003年3月期の連結
売上高は前期比6.4%増の2043億円と過去最高。田中耕一氏がノーベル化学賞を受賞
した効果もあり、売り上げのほか、経常利益、純利益いずれも会社計画を上回る好
決算だったことを評価。


◆トキメック(7721)
134 -25 -15.72% 
4日ぶりに急反落、下落率は3位になる。決算発表後急落の展開、前期の経常利益は
前期比2.5倍となったが、今期の経常利益が前期比41%減益になるとの見通しを嫌気
している格好。


◆ユニオン光学(7736)
80 --- 0.00% 
2003年3月期連結決算。売上高12.8億円(前年同期比129.7%増)経常利益0.78億円、当
期純利益0.30億円、配当無配。2004年3月期見通し、売上高16.7億円、経常利益1.2
億円、当期純利益1.2億円、無配。


◆ペンタックス(7750)
482 +12 +2.55% 
昨日は今期の業績伸び率鈍化を受けて急落しており、本日は自律反発を目指す動き。
みずほが目標株価を550円から700円に引き上げていることも支援材料にはなる。


◆三協精機製作所(7757)
228 -51 -18.28% 
値下がり率は東証1部で第2位。一時、59円(22%)安の220円まで下げた。今期は3期連
続の連結最終赤字に陥るとの発表を受け、業績回復期待から買っていた個人投資家
の失望売りが膨らんだ。


◆平賀(7863)
608 -2 -0.33% 
20日の取締役会で40万株3億円を上限とする自社株買いの決議をし株主総会に付議す
ると発表。


◆セガ(7964)
672 -11 -1.61% 
新光証ではレーティング「2」を継続。新経営体制を発表。新社長は開発者として実
績のある小口氏であるが、これまで業績修正を繰り返してきた経緯があり、評価が
変わるには実績の集積が必要と判断している。


◆東京エレクトロン(8035)
4,420 -20 -0.45% 
米ヒューレット・パッカードが取引終了後に発表した2-4月期決算は、売上高と実質
1株利益が予想を上回った。これを受け通常取引の終値17.05ドルに対し、8:17現在
18.43ドルと大幅上昇。この影響による指数影響度の高いハイテクセクターへの波及
効果が期待される。


◆ゼット(8135)
182 +26 +16.67% 
2003年3月期連結最終利益が7億円から9億7300万円に増額修正とのニュースが飛び込
んで買いを集める。プロ野球の阪神タイガースが好調、タイガースに強いスポーツ
用品卸しという点も評価される。1月189円高値未更新と出遅れの低位業績回復株物
色の潮流にも乗っている。


◆りそなHD(8308)
61 +10 +19.61% 
りそな銀行に注入される公的資金の総額はまだ決定していないが、政府は2兆3000億
円を注入し、りそなの自己資本比率を14%台に引き上げる方針。りそなグループの実
質国有化が決定した後も国内外を通じて金融不安的な動きは見られず、金融市場へ
の影響も極めて限定的だったとして買い戻しが増加。今回の資本注入による希薄化
によって、りそなHDの既存株式の価値は3〜4倍に薄まると予想されるが、「それ
でも先週末と同じ株価水準ということは理屈上は再生期待で3〜4倍に急騰している
計算」といった解説も聞かれている。竹中氏の発言から減資の不安が遠ざかったこ
とと支援内容に対する期待感。この日は野村の買い手口2000万株超えと突出してお
り、急騰時や急落時に出る野村の手口に対する思惑も買い材料の一部。


◆みずほFG(8411)
70,400 +4,900 +7.48% 
一時ストップ高。手口を見る限り特に突出した買いは見当たらず、ドイツ証券が600
株ほど買い越している他は、ネット証券や証券自己売買部門の売り買いなど短期資
金の手口が目立つ。リーマンの買い手口が目立っており、ネット証券などが追随し
ている格好の。りそなHDの下げ渋りで、大手銀行株は総じて買い戻しの動きが強
まってきている。


◆大京(8840)
68 +3 +4.62% 
国内や豪州子会社の収益改善などの影響で、2003年3月期決算は増益の見込みと、21
日付日経新聞で伝えられたことが好感された。


◆菱和ライフクリエイト(8896)
838 +50 +6.35% 
2003年3月期連結決算。売上高360億円(前年同期比30.3%増)、経常利益45.9億円(同
40.5%増)、当期利益24.4億円(同43.2%増)、期末配当35円。2004年3月期見通し、売
上高409億円、経常利益53.7億円、当期純利益29.1億円、期末配当35円。


◆JRE(8952)
678,000 -18,000 -2.59% 
12日ぶりに反落。昨日決算発表、本日は利食い売りが優勢の展開。UBSWでは投
資判断を「ニュートラル」から「リデュース」に格下げ、価格上昇でバリュエー
ションには割高感、空室率上昇などJREITの投資環境には不透明感も漂ってい
るとしている。関連銘柄は本日軒並み安。


◆沖縄セルラー電話(9436)
209,000 -20,000 -8.73% 
一転して売り気配。前場で8日連続のストップ高となったが、その後はズルズルと値
を下げ、現在は売り気配。短気資金が中心なだけに、上値が重くなると一転して売
りが出やすい状況にある。


◆東京電力(9501)
2,465 +15 +0.61% 
一時、年初来高値に並んだ。株価は昨夏の原子力発電所不祥事前の水準に接近。前
日に発表した決算で、前下期が一転増益になったうえ、今期に2割以上の増益予想を
示したことで、収益の底打ち期待が広がった。


◆CSK(9737)
2,510 +140 +5.91% 
三菱証では株価判断「A」を継続。前期決算はサプライズはないが、今期について
構造、業務改革が着実に進んでいることを評価している。


◆富士ソフト(9749)
1,702 +72 +4.42% 
5日続伸、本日は上げ幅を広げる。野村の格上げなどで評価が高まったが、本日はグ
ループ会社「高速屋」の高速データ処理技術などに注目が集まっている。データ処
理速度が従来比100倍の画期的技術との評価も。


◆ソフトバンク(9984)
1,655 +61 +3.83% 
3日ぶり反発。分割に伴う新株の効力発生日を迎え売り圧迫懸念があったヤフー
(4869)が、140万円を回復するなど騰勢を強めており思惑買いも誘っているとの声も
ある。





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◆指標
日経225 8,018.51 -40.97 
日経300 154.26 -0.89 
TOPIX 809.80 -4.45 
日経ジャスダック平均 1,059.15 +3.66 
日経225先物期近 8,010 -80 

外国証券、売り2150万株、買い2120万株、差引き30万株の売越し。
前場成行注文、売り2170万株、買い2640万株、差引き470万株の買越し。
昼休みバスケット取引、約179億円が成立。
後場成行注文、売り940万株、買い1040万株、差引き100万株の買越し。





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●日銀は、5月の日銀金融経済月報で、景気判断について、「わが国の景気は、全体と
して横ばいの動きを続けているが、先行き不透明感が強まっている」との総括判断を
示した。先月までは、「一部に持ち直しの動きも見られるが、イラク情勢を含め先行
き不透明感が強まる中で、全体として横ばいの動きを続けている」としていた。
日銀幹部によると、総括判断は6カ月ぶりに下方修正された。
足下の最終需要面について、設備投資は、「持ち直しつつある」を、「先行指標に弱
い部分もみられるが、足許緩やかに持ち直してきている」に変更。4-6月期の機械受注
見通しが大幅減少となったことに関しては、「実際の受注の下振れにつながらないか
どうか、注意してみていく必要がある」。一方、個人消費は、「弱めの動きを続けて
いる」、住宅投資は「低調に推移」、公共投資は「減少」、純輸出は「横這い圏内で
推移している」との判断を据え置いた。また、鉱工業生産や雇用面での判断も維持し
た。
今後の経済情勢に関しては、まず海外経済について、「イラク情勢を巡る不確実性の
低下などを背景に、今年後半には米国を中心に成長率が高まるとの見方が一般的であ
る。しかし、当面は、欧米経済の回復力がかなり緩やかなものにとどまると予想され
るうえ、堅調に推移してきた東アジア経済についても、新型肺炎問題の影響から、少
なくとも一時的には成長率が鈍化するとの懸念が強まっている」とし、イラク情勢を
巡る不確実性が低下する一方で、欧米経済や東アジア経済に対する懸念を盛り込んだ
。これらを踏まえた輸出や生産の先行きについては、「当面、輸出は横ばい圏内の動
きにとどまり、鉱工業生産も、横ばい圏内の動きが続くと考えられる」とし、輸出面
の判断を、「輸出の増加は引き続きごく緩やかなものにとどまり」から変更した。
一方、国内需要については、「公共投資が減少傾向をたどると見込まれるほか、個人
消費も、厳しい雇用・所得環境のもとで、当面、弱めの動きを続ける可能性が高い。
設備投資は、輸出や生産が再びはっきりと増加すれば、回復傾向が明確になっていく
と考えられるが、当面はごく緩やかな増加にとどまるとみられる」との見方を変えて
いない。



●平沼経済産業相は、補正予算編成について、必要があれば柔軟かつ大胆に対応する
べきだ、との考えを示した。また、為替に関しては、日本の実体経済を反映していな
いとの意見は妥当だ、との考えを述べた。さらに、今後金融機関の資産査定基準の厳
格化により、中小企業への貸し渋り・貸しはがしが起きないよう注視したい、として
いる。
ロイター通信とのインタビューで述べたもの。
平沼経済産業相は、補正予算について、「700兆円超える重荷を背負っているのは事実
。予算に対する国債費がたいへん大きな比重を占めている異常事態だ。2003年度本予
算などを着実に執行するのが大前提だ」としながらも、「経済効果が出るところには
、さらに効果的な対策が必要なら、大胆かつ柔軟に対応していけばいいのではないか
。どのタイミングでやるかだ」と述べた。
さらに「小泉内閣の構造改革、不良債権処理の方向性は正しいと思う。ただ、同時に
積極策をやらないと、縮小均衡に陥る可能性がある」と述べ、補正予算に前向きな姿
勢を示した。厳しい財政状況の中でも、できることは実行することで、不良債権処理
、構造改革を進めるべき、というのが基本スタンスだ。
円高傾向の為替相場に関しては、「具体的にどのぐらいが望ましいとコメントするこ
とは差し控えるが、現状からいうと、日本は貿易立国、GDPは約500兆円で、世界第
2位の経済大国だ。輸出が貢献しているので、傾向としては、円安に振れる方が望まし
い。実体経済に比べ、円高と言う意見は、個人的には妥当だと思う」との考えだ。
りそな銀への公的資金注入については、「破たんではなく金融危機を回避するための
措置だった。中小企業向け貸し出し残高は46%強だ」として、公的資金注入で自己資本
比率10%に高めることは、金融安定化のための措置で、中小企業にとってもよい」。



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