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タイトル:【株式情報局ニュース】 2003/05/19大引け  2003/05/19


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株式情報局
2003/05/19大引け

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◆共栄冷機工業
東京地方裁判所に会社更生法手続き開始を申し立て、これが受理されたと発表。
負債総額は89億円。詳細について丹義明社長が午後6時15分から都内で記者会見を
行う。空気調和、給排水設備の設備工事などを事業の柱としていたが、長引く不況
の影響を受け不採算の工事受注などから2003年3月期まで3期連続で損失計上の見通
しになった。金融機関や大株主からの資金調達や支援は困難な状況で、
自力での再建を断念。



◆りそな関連コスモ証券(8611)
長谷工  (1808)  61 -4 -6.15% 
OKK  (6205)  63 -3 -4.55% 
ケンウッド(6765) 237 +50 +26.74% 
ニチモ  (8839)  34 -4 -10.53% 
ダイア建設(8858)  49 -7 -12.50% 
りそなHDの国有化で選別融資が強まるのでないかという懸念から売られている。
ただ、「今日、好決算で高値更新となっているケンウッドもりそなHDのあさひ銀
行がメインバンク。業績がいいもの、よくなるものは余り影響がないのでは」との
声が出ていた。


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◆大林組(1802)
329 +6 +1.86% 
モルガンでは投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を330円から420円に
大幅に引き上げている。マネジメント意識の変化を評価、まだ好材料は出尽くして
いないと判断している。



飛島建設(1805) 25 -1 -3.85% 
熊谷組 (1861) 17 --- 0.00% 
この日に平成17年4月までの経営統合完了の骨子とした「包括的業務提携協定書」を
締結した。また、この日に、両社社長を委員長とする経営統合委員会を設置した。


◆長谷工(1808)
61 -4 -6.15% 
りそな銀が実質国有化になったことを受け、同行をメインとする経営不振企業には
警戒感が高まる状況となっている模様。OKK、ニチモ、シキボウなどが売り先行
の状況に。


◆鹿島(1812)
260 +4 +1.56% 
3営業日ぶり反発。2005年度を最終年度とする中期3カ年経営計画を発表。2003年度
までの「新生3カ年計画」の終了を待たずに、1年前倒しして新規の中期計画を作成
している。ひとまずこれを手掛りにする向きもあるようだが、反応は薄い。



日揮   (1963) 945 +38 +4.19% 
東洋エンジ(6330) 260 +20 +8.33% 
イランでガス処理プラントの建設事業を約1500億円で受注したと報じられたのが手
掛かり。16日には千代田化工建設(6366)などとロシア・サハリンでのLNG生産基
地の建設を約3000億円で受注したが明らかとなり急騰したが、相次ぐ大型プロジュ
クトの受注で今後の収益急回復への確実性がさらに高まったとして、この日も朝方
から買い注文が増えた。値幅取り狙いの短期資金が大半だが、機関投資家からの打
診買いが入っているとの指摘も。


◆昭和産業(2004)
240 +13 +5.73% 
自己株式のほぼ全株にあたる545万株を一株226円で、三井物産(8031)に売却する。
なお、売却資金は全額運転資金に充当する。


◆キリンビバレッジ(2595)
1,891 -50 -2.58% 
食品衛生法上使用が認められてない指定外添加物が使用されていたことが判明し、
現在自主回収を行っている。同社は横浜市衛生局より営業禁止、香料等の回収及び
工場内にあった香料等の移動を禁じられる命令をうけた。「現段階では人に悪影響
を及ぼすようなものではない」(会社広報)。


◆日本風力開発(2766)
925,000 +5,000 +0.54% 
2003年3月期連結決算。売上高40.6億円(前年同期比219%)、経常利益1.7億円。当期
純利益0.95億円、無配。2004年3月期見通し、売上高50.2億円、経常利益5億円、当
期純利益2.3億円、無配。


◆北日本紡績(3409)
87 -1 -1.14% 
2003年3月期決算発表。売上高18.5億円(前年同期比13%減)、経常利益4.5億円赤字、
当期純利益16.3億円赤字。2004年期見通し、売上高20億円、経常利益2.1億円赤字、
当期純利益0.94億円。


◆日本バイリーン(3514)
386 +9 +2.39% 
SARS感染の台湾人医師が日本に来日していたことを受けて、国内でのSARS
の広がりも懸念される状況になる。SARS対策関連銘柄として人気化している同
社に、あらためて物色の矛先が向かう格好に。


◆ボギメディカル(3593)
4,970 -60 -1.19% 
30万株18億円を上限とした自社株買いを取締役会で決議し6月の定時株主総会に議案
として付与する発表。


◆三菱ガス化学(4182)
215 +20 +10.26% 
続伸で2/19以来の年初来高値更新。主力のメタノールの市況好調から2003年3月期が
経常黒字転換、さらに2004年3月期経常利益はメタノール誘導品の値上げなどから前
期比296%増の115億円と市場のコンセンサスを上回る好決算予想が出たことからサプ
ライズの買いが入っている。日興シティでは投資評価「2H」、ターゲットプライス
は220円から240円に引き上げている。


◆オープンインタフェース(4302)
82,300 (最終気配) --- 0.00% 
ストップ高。電磁波の影響を受けない無線通信環境の構築事業で清水建設と協力体
制をとるとのニュースが伝えられたことから買いを集める。


◆ぴあ(4337)
2,180 -315 -12.63% 
一時400円(16%)安の2095円とストップ安をつける場面もあった。15日に発表した前
2003年3月期連結決算は当期純利益が29%減益となったのに続き、今2004年3月期も
16%減益を予想しており、これを嫌気した売り物が止まらない。前期は期末にかけて
イラク戦争が勃発した影響が出たほか、今期は新型肺炎、SARSの被害拡大で各
種イベントの延期や中止が増加しており、これが響くと予想。


◆日本ロングライフ(4355)
254,000 (最終気配) --- 0.00% 
ストップ安売り気配。業績予想の下方修正を嫌気。ホーム介護事業の販売が遅れた
ことから、4月中間期および10月通期の業績予想を下方修正している。4月中間期の
利益水準が従来予想の半分以下にとどまる見通しとなったため、失望売りがかさん
でいる。


◆三共(4501)
1,456 -57 -3.77% 
16日発表の2004年3月期連結業績見通しが市場の想定以上に弱気なものだったことを
嫌気している。また2006年3月期を最終年度とする中期経営計画の内容が楽観的に過
ぎるとして警戒感が広がった。「アンダーパフォーム」評価のCSFBは1400円を
ターゲットプライスとしている。


◆塩野義製薬(4507)
1,657 -33 -1.95% 
2003年3月期連結決算と1000万株200億円を上限とした自社株買いを発表。売上高
2852億円(前年同期比32.1%減)、経常利益180億円(同15.6%増)、当期純利益59億円
(同30.2%減)、期末配当4.25円。2004年3月期見通し、売上高2130億円、経常利益230
億円、当期純利益85億円、期末配当4.25円。


◆中外製薬(4519)
1,245 -11 -0.88% 
大和ではレーティング「1」を継続する方向としている。決算発表は、前期実績、今
期会社計画とも、想定以上のポジテルブと判断。


◆メディアシーク(4824)
103,000 --- 0.00% 
ストップ高買い気配。9日にカメラ付き携帯端末で動作するバーコードリーダーの開
発を発表して以降、上げ足に弾みがつく格好に。12日以降は14日の比例配分以外、
買い気配のまま商いが成立していない。なお、本日もストップ高買い気配のまま売
買が成立しなかった場合、明日の値幅制限は通常の2倍となる4万円に。


◆同和鉱業(5714)
407 -8 -1.93% 
UFJつばさではレーティングを「A」から「B」へ引下げた。03年度の会社予想
は堅いと判断するものの、バリュエーションに割安感が薄れてきている。


◆三和シャッター(5929)
428 -17 -3.82% 
2003年3月期連結決算と500万株30億円を上限とする自社株買いを発表。売上高2424
億円(前年同期比1.9%増)、経常利益106億円(同105.7%増)、当期純利益8.8億円赤字、
期末配当4.5円。2004年3月期見通し、売上高2500億円、経常利益123億円、当期純利
益70億円、期末配当4.5円。


◆荏原(6361)
356 --- 0.00% 
2003年3月期連結決算発表。廃棄物処理プラントの改造等による追加コスト発生によ
り大幅な下方修正となった。売上高5179億円(前年同期比7.9%減)、経常利益43.9億
円赤字、当期利益285億円赤字、期末配当7.5円。2004年3月期見通し、売上高5100億
円、経常利益75億円、当期純利益30億円、期末配当7.5円。


◆千代田化工建設(6366)
491 +4 +0.82% 
ドイツ証では、決算発表の印象はポジティブとの判断から、投資判断「Buy」、
目標株価550円を継続している。先週末に1000万株を超える商いをこなしており、利
益確定売りを受けながらも比較的底堅い展開。


◆トーヨーカネツ(6369)
112 -5 -4.27% 
2003年3月期連結業績見通しの下方修正。株価の低迷による有価証券評価損が拡大し
たため。売上高366億円(前予想380億円)、経常利益6.5億円、当期純利益23億円赤字
(同3.6億円黒字)。


◆三條機械製作所(6437)
120 --- 0.00% 
決算上方修正。売上が予想よりも多く確保できた事により上方修正。売上148億円
(前予想142億円)、経常利益3.23億円(同1.7億円)、当期純利益1.44億円(同0.4億円)。


◆ブラザー工業(6448)
764 -27 -3.41% 
5営業日続落。前期の連結経常利益は4期連続の増益で過去最高を達成したものの、
今期は前期比9.6%減の325億円と減益に転じると発表したことで、収益悪化懸念が台
頭した。


◆グローリー工業(6457)
2,510 +75 +3.08% 
5/6以来の年初来高値更新。03年3期は2期連続の大幅減益となったが、04年3期は増
益に転じる見通し。新紙幣発行に絡む特需が後半から本格化することなどを材料視
する向きも。UFJつばさではレーティング「A+」を継続している。


◆光洋精工(6473)
686 -13 -1.86% 
5日移動平均線に押し戻される。大和ではレーティング「1」を継続。04年3月期の会
社計画は、連結営業利益が155億円と、従来のDIR予想を上回る水準。


◆富士テクニカ(6476)
760 +100 +15.15% 
連日のストップ高。16日に発表した2004年3月期業績見通しによると、経常利益は前
期比57.0%増の23億5000万円になる見通しで、これを好感した買いが入っている。プ
レス金型が米国ビック3向け受注など向けに拡大。売上高は283億2000万円(同30.9%
増)、当期純利益は12億8000万円の計画で、1株利益は173.0円の見込み。配当も2円
増配し、年間10円配とする方針。この日のS高水準での予想PERは4.4倍というこ
とになる。


◆富士通(6702)
347 -16 -4.41% 
S&Pが格付け引下げの可能性があるなどと発表したことも嫌気材料。なお、リー
マンでは投資判断を引き上げ、「アンダーウエイト」から「イコールウエイト」に
している。バランスシートの改善策には消極的だが、問題を抱えていた北米の伝送
やフラッシュ事業など収益が改善見込みである点はポジティブと。


◆電気興業(6706)
291 -25 -7.91% 
先週末に発表した決算内容を嫌気。先に単独業績の上方修正を発表していただけに
期待感も高まっていたが、連結ベースでは前期経常減益、今期見通しも減益予想と
なっており、失望売りに押される展開へ。


◆田村電機(6712)
402 +5 +1.26% 
先週末に決算発表、今期の経常6割増益見通しを好感。四季報予想19億円、人気化の
きっかけとなったみずほインベのレポートでも18.7億円などだったため、30億円予
想にはインパクトも強まる。


◆ソニー(6758)
2,930 +10 +0.34% 
一時、50円(1.7%)安の2870円まで売り込まれる場面もあった。米国で開催された
ゲーム業界最大の展示会で13日夜、2004年のクリスマス商戦に携帯型ゲーム機を新
たに発売すると発表、翌14日の東京市場では11営業日ぶりに3000円の大台をいった
ん回復。しかし、携帯ゲーム機市場参入の報も株価を押し上げる”救世主”にはな
れず、先月末の決算発表で市場に植え付けた不信感を払しょくできないまま株価は
足踏みしている。


◆ケンウッド(6765)
237 +50 +26.74% 
ストップ高。2003年3月期最終損益が42億円の黒字と4期ぶりに黒字化、過去最高を
更新、2004年3月期も120億円とさらに拡大する予想を好感。低位業績回復株をリー
ドしてきた銘柄だが、1月高値225円未更新とここ出遅れ感も出ていたことも買いを
誘っている。なお、メインバンクは、りそなHD(8308)であるが好決算ものは影響
を受けていないようである。


◆クラリオン(6796)
254 +29 +12.89% 
3日ぶりに急反発。ケンウッド(6765)の株高による波及効果が得られている。ケン
ウッドとともに低位株を牽引した実績から連想買いが入っている。デイトレーダー
とみられる買い手口が中心。なお、同社の決算発表は明日予定される。決算は5月20
日の予定。


◆東光(6801)
258 +35 +15.70% 
後場から急伸。材料は特に観測されていないようだが…。DLJ、日本協栄、立花
などの買いが目立つ。前場から協栄や藍沢の手口が目立っていたことなどで、手口
妙味が特定筋介入などの思惑を誘っている格好と観測される。


◆日本コーリン(6872)
1,260 -300 -19.23% 
連続ストップ安。2003年11月期最終損益が35億2000万円の黒字予想から74億500万円
の赤字に転落する予想が出たことでこれまでの高成長イメージが剥げ落ち嫌気売り
が続いている。投資判断を「3」から「5」に2段階引き下げた大和総研では「従来の
急成長局面では資金が追いつかない状態がみられた。先々の不安を拭いきれない」
としていた。多額の損失で今期末の1株純資産は130円程度に減少する恐れがある。


◆メガチップス(6875)
627 -100 -13.76% 
連日のストップ安比例配分、差引約90万株の売り残す。先週末に2004年3月期連結経
常利益が前期比47%減との予想が出たことから大きく売られたが、引き続き売りが集
中している。地上波デジタル放送関連として人気化したあとだけに失望売りも多く
出ている。ドイツ証ではレーティングを「Hold」から「Sell」へ引下げた。
目標株価は600円。



◆シチズン電子(6892)
4,400 -50 -1.12% 
日興シティによるレポートが観測される。02年度は予想を上回る好決算、03年度の
会社計画は保守的として、投資判断「2M」、目標株価5250円を継続。


◆フクダ電子(6960)
1,670 +80 +5.03% 
16日は日本コーリンによる業績下方修正を受け、同社の先行きにも不透明感が強
まって連れ安格好となっていた。一方、同社のシェア拡大が見込めるとの見方もあ
り、資金シフトの動きなどもある。


◆北陸電気工業(6989)
123 -2 -1.60% 
立花証では投資判断「強気」としたようであり、材料視する向きも。今期業績予想
はかなり控え目と判断している。


◆三菱重工業(7011)
248 -6 -2.36% 
4営業日続落の動きで4月28日に付けた年初来安値を3週間ぶりに更新してきた。今月
14日に前2003年3月期決算を発表したが、今2004年3月期の見通しが減収減益だった
ことで、それ以降、国内外機関投資家からの見切り売りが継続している。原動機や
航空・宇宙、船舶などの各部門が不振で全体の連結売上高が7%減の2兆4000億円、同
経常利益は23%減の600億円にとどまる見通し。これを受けて先週にはUFJつばさ
証券や大和総研などが同社株に対する投資判断を引き下げていた。国内年金資金や
外国人投資家の保有も多いため、まとまった売り注文が増えている。


◆石川島播磨(7013)
110 -1 -0.90% 
2003年3月期の連結決算発表。機械事業、エネルギープラント事業が大幅に低下した
ことにより、売上が減少。売上高1兆190億円(前年同期比5.9%減)、経常利益96.4億
円(同48.6%減)、当期純利益96.7億円、期末配当1.5円。2004年3月期見通し、売上高
1兆300億円、経常利益120億円、当期純利益40億円。


◆曙ブレーキ工業(7238)
380 -8 -2.06% 
先週末の大幅高の反動もあり、利益確定が先行。立花証では、合理化効果に加え、
北米や欧州での事業拡大に期待し、投資判断を「強気」としているようであり、材
料視する声も。


◆ケーヒン(7251)
1,007 -57 -5.36% 
GSが投資判断を「U」に引き下げている。収益モメンタムの低下を背景としてい
る。国内四輪車部門の売上比率が高く、ホンダの四輪車生産減の影響を受けやすい
とみている。


◆ミヨタ(7770)
530 -55 -9.40% 
今期見通しに失望感が生じている。16日に決算を発表しており、今期の会社計画が
減益。前期での業績の底打ちが期待されていただけに、失望売りが先行していると
みられる。


◆アルメディオ(7859)
1,050 +190 +22.09% 
01年8月以来の1000円台回復。業績予想の上方修正を好感。主力事業の拡大などから、
03年3月期の業績予想を上方修正している。期中3度目の上方修正となるため、好業
績銘柄としての評価が高まっている。


◆重松製作所(7980)
440 +39 +9.73% 
来日中の台湾人医師がSARS患者と確定されたことから、SARS関連銘柄とし
て再び物色される。JASDAQ市場では、同関連銘柄の興研(7963)にも買いが先
行。


◆日本バルカー工業(7995)
272 +23 +9.24% 
「投資集団『泰山』関連としてニチモウが上がっているが、先週後半からニチモウ
とバルカーとセットでやるとの思惑が流れていたことからバルカーにも買いが入っ
ているようだ」との声が出ていた。


◆ナイガイ(8013)
109 +10 +10.10% 
4月高値更新。3月に復配期待から特定筋が先回り買いしていた。ところが復配見送
りで下落。しかし、すぐに会社側は自社株買いを発表、4月に再度人気化した。
チャート的にその後の調整も一巡感、改めて仕掛けている筋がいるよう。


◆三井物産(8031)
564 -5 -0.88% 
昭和産業(2004)の株買取についての記者会見を14時より行うと発表。


◆ニチモウ(8091)
320 +36 +12.68% 
もともとルックとともに投資集団『泰山』の本命格の一つではないかとの思惑も
あったが、ルックと逆に不発に終わった。しかし、下げ過程のなかで売り残、買い
残とも増加、需給妙味が出てきたことから再度手掛ける動きが出ている。


◆ミツウロコ(8131)
716 -2 -0.28% 
2003年3月期連結決算と700万株49億円を上限とする自社株買いを発表。売上高1171
億円(前年同期比0.9%増)、経常利益51億円(同2.2%減)、当期純利益21.5億円(47.6%
減)、期末配当10円。2004年3月期決算見通し、売上高1175億円、経常利益53億円、
当期純利益26億円、期末配当10円。


◆阪急百貨店(8242)
612 -23 -3.62% 
SARSへの警戒感の広がりによって、関西地区を地盤とする同社などには、今後
の個人消費の冷え込みの影響が懸念される展開とする向きも。


◆りそなHD(8308)
48 -10 -17.24% 
政府・日銀は、りそなグループ公的資金による資本注入を認めることを決定。りそ
な銀行に2兆円規模を注入、日銀は特別融資を実施して支援する方針を決定した。こ
れにより金融システム不安解消へ向けた動きを評価する向きがある一方、りそなの
次を探る展開も想定され、大手銀行株の動向が注目されよう。モルガンでは
「Underweight」を継続している。


◆みずほFG(8411)
68,200 -5,900 -7.96% 
5/8以来の7万円を割り込む。これまでリバウンドムードを強めていたが、りそなへ
の公的資金投入を背景に、今後他の大手銀行への対応が注目されてきている。ひと
まずポジションを減らす動きもある。Eトレのほか、野村やUBSW、メリルなど
機関投資家と見られる売り手口も。


◆コスモ証券(8611)
62 -5 -7.46% 
一時は年初来安値の58円を割り込み57円を付けた。同社の親会社である、りそな
HD(8308)が公的資金を申請したことから、業績に対する不安感があるりそなHD
系の銘柄は売られる傾向にある。
同じ理由でダイヤ建設(8858)も12円安の44円と安い。


◆富士火災(8763)
225 -3 -1.32% 
5000万株100億円を上限とする自社株買いを取締役決議し、6月の定時株主総会に付
議すると発表。


◆JAL(9205)
224 -8 -3.45% 
SARSによる影響などで、2004年3月期は連結純損益が430億円の赤字に転落する
見通しで無配となることから嫌気された。370億円規模の収支改善策も不十分として
売りが膨らんだ。


◆沖縄セルラー電話(9436)
209,000 +20,000 +10.58% 
6日連続のストップ高。携帯電話関連の出遅れ株として人気化している。15日には大
和証券がデイリーレポートで注目銘柄として取り上げたほか、16日には立花証券が
投資判断を「強気」。


◆セゾン情報システムズ(9640)
955 +25 +2.69% 
これまで株価の上値を抑えていた25日移動平均線を一気に上抜いてきた。先週末発
表の3月期決算で足元の好調な業績動向が確認され、売られ過ぎていた株価に見直し
買いが集まった。ロングセラーの自社開発パッケージソフトが引き続き順調で、前
期の連結経常利益は前々期比25%増の23億円。純利益は西武百貨店株の評価損計上で
大幅減益となったが、今期はその影響がなくなりV字回復。主力ソフトの新バー
ジョンを投入し、本業も増収増益の見通し。今期予想1株利益は150円。PERは6倍
台に急低下、最高益更新の好実態からみて見直し余地が大きいとの声も。


◆ベネッセコーポレーション(9783)
1,640 +73 +4.66% 
16日に決算発表、2003年3月期経常利益は前期の263億円から160億円と連続減益と
なったものの、2004年3月期は翻訳事業売却などリストラ効果が表面化、182億円と
回復予想となったことを好感。


◆ダイテック(9796)
1,060 --- 0.00% 
一時ストップ高の1100円、前場引けは1050円(直近の値付けは5月15日986円)と3月高
値更新。2003年9月期最終損益が6億5000万円から11億円(前期9億1400万円)に一転増
益見通しとなったことから人気化しているもの。「増額の要因はドル建て預金は為
替差損が出たがユーロ建て預金の為替差益がその差損を上回ったことや控えめに見
ていた建築ソフトの駆け込み需要発生もあったため」。配当利回り4.7%台の高さ、
連結PER9倍台の低さも評価される。


◆トッキ(9813)
2,580 -140 -5.15% 
日立造船が住商などと提携して有機EL製造装置開発を行うと報じられている。三
井造船なども同分野へ参入しており、今後の競争激化が想定される展開。


◆マツモトキヨシ(9875)
5,350 -100 -1.83% 
2003年3月期決算配当の修正を発表。予定していた12円に特別配当8円を加え20円と
する。


◆ジャパン建材(9896)
711 -36 -4.82% 
2003年連結決算。売上高2223億円(前年同期比2.6%減)、経常利益21億円(同10.6%増)、
当期純利益5.49億円、期末配当5円。2004年3月期見通し、売上高2250億円、経常利
益23億円、当期純利益9億円、期末配当7円。






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◆指標
日経225 8,039.13 -78.16 
日経300 154.41 -1.51 
TOPIX 810.49 -8.68 
日経ジャスダック平均 1,057.39 -5.72 
日経225先物期近 8,060 -50 

外国証券、売り2490万株、買い3140万株、差引き650万株の買越し。
買越しは3営業日ぶり。
前場成行き注文、売り3380万株、買い2720万株、差引き660万株の売越し。
昼休みバスケット取引、約188億円が成立。
後場成行き注文、売り1110万株、買い1030万株、差引き80万株の売越し。





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●福田官房長官円高が進行していることについて、必要な措置をとるという断固と
した考えは変わりない、との考えを示した。官房長官は、円高の進行で、”思い
切った介入を考えているか”と聞かれ、「米国は基本的に、ドル高が好ましいとの
考えを示している。対米市場が急激に変化するのは好ましくない、という考え方は
一貫している。したがって必要な措置を断固とる、という考えに変わりはない」と
述べた。
りそな銀行への公的資金注入に関連し、”他の大手行も、税効果資産で決算上同様
の問題を抱えているのではないか、との懸念があるが”との質問があり、官房長官
はこれに対し、「金融庁のほうで、そういう報告は受けていないとしている。今受
けていないということは、この(2003年3月期)決算上問題はないと認識している」と
答えた。今回の措置に伴う追加財政支出の可能性について、官房長官は、「今回の
ことで財政出動ということは考えていない。今回のこととは別の問題だと思う」と
述べたうえで、「産業界と金融界が両輪のように産業の活性化に向けて進んでいく
ことは好ましい。そのためには必用に応じて支援する」とした。一方、きょうの東
京株式市場で株安が進んでいることについては、「円高もある。輸出関連株が下
がっていると聞いている。為替の市場も株式も、全般を十分に、特にりそな銀の問
題があり、金融システムの安定化に万全を期する観点から、市場の動向に注意して
いきたい」と述べた。



●自民党は、党本部で、緊急金融システム安定化対策本部を開き、竹中平蔵経済財
政・金融担当相ら金融庁幹部から、りそな銀行への公的資金注入の決定に至った経
緯について説明を求めた。金融庁側は、りそなの自己資本不足の主因は、監査法人
による繰り延べ税金資産の厳格化と指摘。ほかの大手銀行に問題はないと強調し、
今後の対応への協力を要請した。
会合後に久間章生代議士が明らかにしたところによると、「議員側からは、3月にり
そなが自力の資本増強計画を発表した時点では、なかった問題が監査法人の対応の
変化とはいえ、5月になって出てくるのはなぜだ。他の大手行には同様の問題はない
と確認できるのか」などの質問が出され、増資計画を承認した金融庁の姿勢を問題
視する向きもあった。
これに対して、金融庁の五味廣文監督局長らは、繰り延べ税金資産への監査法人の
対応も含めて、大手銀行では2003年3月期決算の内容が詰まってきるところだが、特
に問題があるとは聞いておらず、ほかの大手行では、りそなと同様の事態が発生す
ることはないと強調。
一方、会談後、金子一義代議士は記者団に対し、「繰り延べ税金資産の厳格化は、
監査法人の考え方とは言え、急なルール変更であり、難しい問題だ。大きな問題と
して捉えていく必要がある」と述べ、今後、自民党として新たな対応を協議する姿
勢も示唆した。
また、金子氏は、りそな銀への公的資金注入について「金融再生プログラムの流れ
のなかでは予測された動き」との認識を示したうえで、「(投入する)国民の税金を
(将来)返してもらうため、デフレへの対応が重要」との考えを示した。会議には中
曽根康夫氏や、宮沢喜一氏ら首相経験者らも出席した。
政府は17日夕、小泉純一郎首相が金融危機対応会議を招集し、自己資本比率が従来
予想の6%台半ばから国内銀行基準の4%を下回る2%台前半に低下したりそな銀行への
公的資金注入を決め、日銀も必要に応じて特別融資などを実施することになった。



●日本銀行は、午前9時5分に緊急で即日実行の資金供給1兆円を通知した。大手金融
グループの一角りそなが政府に公的支援を要請したことで、銀行経営に対する不安
から資金運用に慎重な雰囲気が広がっているためだ。即日の資金供給はイラク戦争
が開始された3月20日以来。この結果、日銀当座預金残高は前週末に比べて4900億円
増加の27兆3000億円と、誘導目標「22兆−27兆円程度」の上限付近で推移する。




■第3世代携帯電話サービスの国内市場規模予測(IDCジャパン)
2007年に加入者6900万件(市場全体の77.6%)、売上金額6兆4032億円(同81.4%)に達す
る見込み。
同調査によると、国内携帯電話サービスは2003年後半から04年にかけて、第2世代
(2G)システムのPDCから、3Gシステムに本格的に移行する。KDDI(9433)
(au)はすでにPDCを廃止して「CDMA1X」への移行を進めており、さらに03
年秋から広帯域データ専用の3Gサービス「CDMA1XEV─DO」を投入。英
ボーダフォン(VOD.L)傘下のJ─フォンも「W─CDMA」と「GSM」方式の
2Gをデュアル化させ、日本国内で展開している。ドコモ(9437)も「505iシリー
ズ」以降は「FOMA」による3Gを本格展開する見込み。同調査はまた、データ通
信の比率についても言及。携帯電話サービスの月額利用料金に占めるデータ通信の
比率は今後増大し、2007年には26.1%まで上昇する、と予測している。



■4月の粗鋼生産(日本鉄鋼連盟)
前年同月比2.3%増の895万6000tで13カ月連続のプラスとなった。自動車向けなどの
特殊鋼の好調を支えに、4月としては1991年の949万9000t以来の高水準となった。
鉄連では「海外需要の不透明感などで生産の伸びは前月よりやや鈍化した」。



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