メルマガ:株式情報局
タイトル:【株式情報局ニュース】 2003/04/28大引け  2003/04/28


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株式情報局
2003/04/28大引け

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◆SARS関連
明治製菓 (2202)  412 +23 +5.91%  [抗生物質、イソジン]
ヤクルト (2267) 1,735 +23 +1.34%  [乳酸菌飲料]
興和紡績 (3117)  331 +21 +6.77%  [マスク]
日本バイリ(3514)  425 +52 +13.94%  [マスク]
ホギメディ(3593) 5,190 +220 +4.43%  [マスク]
川本産業 (3604)  664 +54 +8.85%  [マスク]
小津産業 (7487)  950 +90 +10.47%  [マスク]
重松製作所(7980)  526 +26 +5.20%  [マスク]
オムロン (6645) 1,872 +16 +0.86%  [体温計]
森下仁丹 (4524)  368 +13 +3.66%  [体温計]
日本エアー(6291)  839 +69 +8.96%  [簡易型隔離設備]
荏原実業 (6328) 1,284 +74 +6.12%  [紫外線殺菌装置]
日本アビオ(6946)  274 +66 +31.73%  [サーモ・ビデオ・システム]



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◆真柄建設(1839)
122 +12 +10.91% 
同銘柄は丸政銘柄としても有名であり、選挙の前で動意づくことが多いが、この日は
「統一地方選で順調に議席数を確保した某政党のご祝儀買いか?」との噂が流れてい
る。先週末は出来高急増、メリルなど外資系証券の買い手口も目立っていたため、本
日はそれが妙味となって上値追いの展開。ただ、本日の寄り付き段階ではネット証券
の手口が中心となる。


◆みらい建設グループ(1792)
220 +21 +10.55% 
2003年3月期は三井不動産建設吸収合併で売上高が急増も利益率減少で経常減益、20
04年3月期は建築工事の採算改善で増益予想。先週から特定筋がマークしているとの
声も出ていた。


◆協和エクシオ(1951)
260 -25 -8.77% 
先週末に発表した業績予想の下方修正が嫌気される。経常利益は60億円から47.4億円
に下方修正、すでに単独業績の下方修正を行っていることで織り込み済みとも見られ
たが…。3月19日以来の安値更新で処分売りが加速化している状況。


◆朝日工業社(1975)
278 -10 -3.47% 
2003年3月期業績見通し。工事の採算が悪化した為に経常利益が低下、また、景気悪
化によりゴルフ会員権、有価証券評価損を計上したために下方修正となった。売上8
64億円(予定840億円)、経常利益16.7億円(同17.5億円)、当期利益0.35億円(同6.5億
円)。


◆東芝プラント(1983)
227 -2 -0.87% 
2003年3月期連結、売上975億円経常利益13.8億円、当期利益3.99億円、配当8円。20
04年月期見通し。売上925億円、経常利益9億円、利益3億円、配当4円。


◆明治製菓(2202)
412 +23 +5.91% 
うがい薬のイソジンを作っていることから、SARS関連銘柄として以前より注目さ
れており、コスモ証券でも参考銘柄としてレポートを出していた。


◆シミック(2309)
26,100 +2,000 +8.30% 
ストップ高。臨床試験のアウトソーシング拡大の波に乗って2003年3月期連結最終益
を1億6800万円から2億4700万円に増額。今後は薬事法改正で解禁となった医師主導の
臨床試験市場の成長に期待との見方も出ている。


◆ウイン・インターナショナル(2744)
245,000 +20,000 +8.89% 
ストップ高。光触媒手術室を開発との一部報道が材料視される。光触媒による殺菌技
術を活用した手術室を開発、販売を始めるとの内容。事前の殺菌作業が不要になり、
MRSAの殺菌にも効果があるとも。


◆創通エージェンシー(3711)
330,000 -50,000 -13.16% 
ストップ安。25日にJASDAQ市場へ新規上場、初値は公募価格の25万円を52%上
回る38万円となったが、翌営業日の本日は一転してストップ安。上場初日の出来高が
公募・売り出し株数の47%にとどまったほか、IPOはサイクル内で「初値天井」を
形成する相場に突入した感があることから、利食い売りや見切り売りが急がれている
。なお、同じく25日に上場した鈴茂器工(6405)も軟調。


◆タテホ化学工業(4104)
225 +16 +7.66% 
4月22日高値227円が目前。デジタルカメラの外枠材向けにマグネシウム合金需要が拡
大、その原料メーカーとして注目を浴びているものが、プラズマディスプレイ向けマ
グネシウム単結晶の伸長から2004年3月期復配も視野に入れている。


◆日本ピグメント(4119)
212 +10 +4.95% 
米国撤退、人員削減効果から2003年3月期業績再増額、1株連結利益40円予想、復配幅
も3円から4円に増額したことを好感しての買いが入っている。


◆群栄化学(4229)
229 -3 -1.29% 
業績修正。原価率のアップにより経常利益の減少と、銀行株の下落による評価損の計
上で下方修正となった。2003年3月期連結見通し売上163.1億円(予定163億円)、経常
利益3.9億円(同4.5億円)、当期利益1.6億円赤字(同3.5億円)。


◆第一製薬(4505)
1,598 -33 -2.02% 
2003年3月期連結決算。売上3220億円、経常利益536億円、当期利益135億円、配当15
円。2004年3月期見通し、売上3250億円、経常利益450億円、利益260億円、配当15円
。決算発表後売られて、3月19日以来の安値を一気に更新。経常利益は前期比2割減益
になったほか、今期も16%減益の見通しとしている。減益見通しは比較的多かったよ
うだが、それでもコンセンサスを下回る数字となる。


◆藤沢薬品工業(4511)
1,980 -145 -6.82% 
年初来安値更新。99年10月以来の2000円を割り込んでいる。同社の下げが225指数を
押し下げている。25日発表した2003年3月期連結純利益は前期比10%増の286億円。日
興シティでは「1M」継続、ターゲットは3700円から3500円に引下げている。


◆中外製薬(4519)
1,210 +57 +4.94% 
明治製菓などとともにSARS関連の一つとして物色されている模様。米国ではバイ
オ薬品のジェンベックが新型肺炎のワクチン開発認可で急騰しており国内でも医薬品
株に焦点が当たりつつあるとの見方。


◆ヤフー(4689)
1,270,000 -140,000 -9.93% 
一時、前日比15万円安(10.64%)の126万円まで下落するなど大幅反落の展開が続いて
いる。木曜日の一部報道で東証1部上場が流れ、金曜日の大引け後に決算が出たこと
から、「材料の出つくし」との見方が市場では強く、利食い売りに押される。正式発
表までは、乱高下するとの観測が出ている。UFJつばさ証券は、事業は順調に拡大
しているとしながらも株価は割安感のない水準にまで上昇したとして同銘柄の投資判
断を「A」から「B」へ1段階引き下げるなど、アナリストの間からも同銘柄の株価
高騰を指摘する向きが広がっていることが今日の株価反落の要因となる。


◆富士通ビー・エス・シー(4793)
521 +21 +4.20% 
今期見通しが材料視される。前週末に決算を発表、03年3月期実績は2ケタ減益となっ
た。ただ、3月末に下方修正を発表していたため、想定通りの内容。また、04年3月期
見通しが四季報予想を大きく上回ったため、リバウンド期待が高まっている。


◆スカパー(4795)
87,400 +2,400 +2.82% 
25日に中期経営計画に関する説明会を開催、市場はポジティブに受け止めている。0
8年3月期で個人加入者450万件、連結売上高1100億円、連結経常利益300億円を目標に
掲げている。なお、投資判断はドイツ証券が「Hold」継続、UFJつばさが投資
判断「C」継続とした。


◆EMシステムズ(4820)
860 +70 +8.86% 
東証2部への上場承認を好感。また、東証2部上場に際して公募・売出しを実施しない
ことから、需給悪化懸念が生じていない。なお、東証2部への上場予定日は5月2日。


◆インデックス(4835)
609,000 +4,000 +0.66% 
連日で年初来高値を更新。ヤフーの東証1部上場観測が強まるなか、“ポスト・ヤフ
ー”としての位置付けが高まっている。また、4月30日の引け後に予定されている中
間決算発表および決算説明会を見越しての買いが先行。なお、5月1日からJ-Sto
ckIndexに新規採用。


◆大和重工(5610)
106 +9 +9.28% 
5月15日を払込期日として350万株の第三者割当増資を実施すると発表。発行価額は8
4円で、割当先および株式数は広島運輸95万株、田中保昭氏と広島ガスがともに60万
株、オークマ50万株、ユーシン40万株、キョーエイ産業20万株、広島銀行15万株、広
島総合銀行10万株。財務体質の改善が目的で、調達資金は銀行借入れの返済と不動産
事業の資金に充当して収益拡大を図る計画。


◆住友金属鉱山(5713)
354 -6 -1.67% 
一時2001年9月末以来の安値の350円を付けた。海外市場の金相場の上昇に歯止めが掛
かってきたことや、最近の播磨事業所での硫酸漏えい事故を嫌気して、投資資金が流
出している。


◆三洋工業(5958)
320 -5 -1.54% 
この日の前引で決算発表をした。2003年3月期連結決算売上504億円経常利益1.17億円
赤字当期利益3.05億円赤字、配当3円。2004年3月期見通し売上530億円経常利益20.3
億円当期利益7億円配当3円。


◆津田駒(6217)
279 -21 -7.00% 
SARSの広がりを受けて、同社やJUKIなど、中国関連としての位置付けが高い
銘柄が売られている。なお、INGでは、第1四半期と比べて、第2四半期の受注には
一服感も出ているようだと指摘。


◆日本エアーテック(6291)
839 +69 +8.96% 
新型肺炎・SARSが猛威をふるっていることから同社の手掛ける病院内感染防止の
クリーン機器の需要拡大期待から人気を集める。2003年12月期の業績回復見通しも株
高を後押し。


◆小森コーポレーション(6349)
934 -19 -1.99% 
小口売りに押されて今月9日に付けた上場来安値を更新。16日に2003年3月期の連結最
終損益を従来予想の8億円の黒字から22億円の赤字へと大きく下方修正。それ以降、
積極的な買いが手控えられる中で五月雨的な見切り売りに押される展開が続いている
。17日にはモルガン・スタンレー証券が同社株に対する投資判断を強気から中立に引
き下げており、これも国内外の機関投資家に見切り売りを促す要因になった。北米市
場における受注の先行きを警戒する向きも。


◆千代田化工建設(6366)
425 +23 +5.72% 
すでに1月に2003年3月期受注目標を達成、2004年3月期は豊富な受注残と不採算工事
の一巡からさらに収益を上げてくる見通し。
売り残901万株、買い残882万株と需給妙味も。


◆日本トムソン(6480)
406 -4 -0.98% 
この日の前場に取締役会で500万株20億円を上限とした自社株買いを決議したと発表



◆日立(6501)
378 -15 -3.82% 
この日に発表された決算を嫌気して、年初来安値を更新。2003年3月連結決算発表。
売上8兆1917億円、税引き前当期利益968億円、当期利益278億円、配当3円。2004年3
月期見通し、売上8兆円、税引き前利益1100億円、当期利益50億円。5月1日〜5月30日
の間に300億円8000万株を上限とした自社株買いを東証の市場で行なうと発表。


◆三菱電機(6503)
307 -15 -4.66% 
2003年3月期連結決算、売上3兆6390億円税引き前利益(経常利益)24.7億円、当期利益
118億円赤字、配当3円。2004年連結見通し。売上3兆2500億円税引き前利益(経常利益
)0億円、利益50億円。


◆芝浦メカトロニクス(6590)
583 +27 +4.86% 
連日の高値更新。内外の液晶設備投資の盛り上がりから液晶製造装置関連製品の伸び
が期待されることから人気化、実際、2004年3月期は液晶投資拡大の恩恵で経常・最
終損益は黒字化予想。売り残136万株、買い残81万株と需給妙味も。


◆日本電産(6594)
5,990 -40 -0.66% 
25日発表した2003年3月期の連結決算は、営業利益が前期比41%増の228億円と、過去
最高を更新。UFJつばさではレーティング「A+」を継続。


◆富士通(6702)
321 -1 -0.31% 
三菱証では株価判断「B」を継続。PERは適正な水準だが、富士通ゼネの再建、H
DD事業などの問題が山積みであり、再編如何では再び特別損失の計上が懸念される
ことを継続の要因とした。


◆富士コンポーネント(6719)
46,000 +4,000 +9.52% 
この日の前場に東証の立会い外取引で自社株買いを実施したと発表。買い付け株数は
12783株、約5.36億円。


◆松下電産(6752)
875 -6 -0.68% 
決算発表を控えて神経質な動き。ソニーの連想感が比較的強まっている模様だ。アナ
リストのコンセンサスは営業利益ベースで、実績は1200億円でほぼ固定、見通しは1
400〜1600億円程度となる。


◆シャープ(6753)
1,210 +33 +2.80% 
1200円回復。2004年3月期は大型液晶テレビの生産増強などで、売上高は前期比7%増
、経常利益は22%増、純利益は53%増といずれも過去最高を見込む。野村ではレーティ
ングを「3」から「2」へ引き上げている。


◆ソニー(6758)
2,720 -500 -15.53% 
連日のストップ安、差引約400万株の売り物を残す。今後2〜3年間の成長が見込めな
い中、同社固有のプレミアムが剥落する状況となる。目先はPBR1倍水準までの株
価下落が想定されるとの見方も多い。市場では最近手口をよく見せる特定の証券会社
の自己売買部門が20万株程度の売り残しがある為に、「同社が翌日投げる事を期待し
、あえて買い物を入れなかったり、売り物を見せ板で載せたりしている」との話が流
れている。
今期(2004年3月)期業績見通しが個人消費の低迷に加えてリストラ費用の追加などを
理由に売上高が前期比1%減の7兆4000億円、営業利益は前期比30%減の1300億円、純益
は前期比57%減の500億円と大幅減益。


◆チノー(6850)
313 -37 -10.57% 
2003年3月期業績見通し修正。売上165億円(予定167億円)、経常利益8.43億円(同8.1
0億円)、当期利益3.24億円(同4.60億円)。


◆アドバンテスト(6857)
3,830 -40 -1.03% 
03年3月期連結決算では、半導体メーカーなどの設備投資の大幅抑制が響き、2期連続
の赤字となったことが嫌気されたうえ、今期の業績回復にも慎重な見方が出ている。


◆日本アビオニクス(6946)
274 +66 +31.73% 
連日の高値更新。成田空港検疫所が新型肺炎・SARS上陸防止のために始めた中国
の北京などから到着した乗客の一部を対象にした赤外線で体温を感知するサーモグラ
フィー機械を納入との報道から人気が続いている。2004年3月期経常・最終黒字転換
も発表。


◆新光電気工業(6967)
1,872 +23 +1.24% 
UFJつばさではレーティング「C」から「B」へ引き上げた。2004年3月期のIn
telパッケージの見通しは楽観的だが、会社側業績予想は達成可能と判断。


◆京セラ(6971)
5,640 -50 -0.88% 
5営業日続落。ソニーの下落や先週末のNY市場の下げも影響。2004年3月期は通信機
器などが伸びるほか、部品事業の収益改善なども見込み、増収増益となる見通し。日
興シティでは「2H」継続ながら、ターゲットを7500円から6600円に引下げている。


◆日東電工(6988)
3,390 +150 +4.63% 
4営業日続伸。同社やキヤノンなど好業績銘柄を物色する動きは本日も継続している
。機関投資家の組み入れ余地は多くないと見られるものの、ハイテク株の中では相対
的な安心感が強く逃避的な資金流入も。「代行返上」売りなどの動きが一服している
と見られることも、需給面でポジティブに捉えられている。


◆ホンダ(7267)
3,690 +60 +1.65% 
一時前週末比80円高の3710円まで上昇。同社が25日大引け後に発表した前期2003年3
月期の連結営業利益が前期比7.8%増の6894億円で過去最高となったことを好感した買
い物が先行。ただ、今期の連結営業利益は6200億円と前期比10%減少する見通し。「
前期実績(1ドル=123円)よりも円高の116円に想定した為替レートによる減益要因を
除けば、実質的な利益成長は続くが、収益源である米国景気の先行き不透明感などか
ら、積極的な買いは手控えられている」。日興シティでは投資判断を「2H」から「
3H」に引き下げている。


◆ライトオン(7445)
1,785 +105 +6.25% 
連日の新高値更新で、昨年10月11日に付けた戻り高値1840円奪回が強く意識される動
き。同社はジーンズショップを全国展開する業界最大手。昨年来、取り組んできた販
売強化策が奏効し、既存店売上高が急回復。今8月期業績は上半期の増額修正に続い
て、下期も上乗せが期待される。既存店の数字が強くなってきたことで、新規出店の
条件も良化、勝ちパターンの好循環が鮮明化しつつある。「成長軌道に復帰したこと
で、来期も持続的な成長が見込める。株価は2000円台での活躍が期待できる」との指
摘も。


◆キヤノン(7751)
4,690 +70 +1.52% 
前日比変わらずを挟んで6日続伸、1月7日以来の高値更新と堅調な動きが続いている
。24日の日経新聞に2003年1−3月期の連結純利益が710億円強と前年同期比2.2倍に増
えたようだと報じられて以降、国内外機関投資家からの買い注文が増加しして上値追
いの動き。また、25日にゴールドマン・サックス証券が同社株に対する投資判断を中
立の「インライン」から強気の「アウトパフォーム」に引き上げ、目標株価を6000円
としたことも新規資金の流入を促す要因になった。ゴールドマンでは従来241円とし
ていた今12月期の予想一株利益を299円に増額している。


◆ミノルタ(7753)
660 +30 +4.76% 
3日ぶりに急反発。先週末の上方修正を好感。経常利益は130億円から220億円に増額
、3円の復配も発表している。修正幅の大きさにサプライズがあるほか、信用取組み
状況など需給妙味も高く、寄り付き後も堅調な展開となる。


◆武藤工業(7999)
218 +1 +0.46% 
下方修正を発表。業績は好調だったものの、有価証券評価損2.7億円、価格競争によ
る原価率の低下が要因。2003年3月期連結見通し売上270億円(予定250億円)、経常利
益17.6億円(同16億円)、当期利益8.5億円(前10億円)。


◆セイコー(8050)
384 +19 +5.21% 
上方修正発表後は急伸の展開となる。経常利益は85億円から97億円に増額、値動きが
軽く短期資金が集まりやすい状況となっている。PER面からの割安感も強まってき
ている。なお、資金の回転も速く、買い一巡後は伸び悩む状況にも。


◆ユアサ商事(8074)
99 -9 -8.33% 
同社は特定株という事で思惑から買われていたが、25日金曜日の大引後に下方修正を
出した事で、不安感が増したことが売り要因となる。


◆サンワテクノス(8137)
500 --- 0.00% 
本日、東証2部市場に新規上場。初値は500円と先週末のジャスダック市場での終値4
90円を10円上回った。上場に際して公募、売出しは行っていない。同社は電子部品を
主体とするメカトロ商社。電機や機械なども手掛けており、バランスの取れた経営に
特色がある。創業以来、人材の育成に力を入れてきており、技術力を武器にした開発
営業が強み。ユーザーの新製品開発に関わることが多く、同業他社に比べた不況抵抗
力の強さも大きな特長。


◆上新電機(8173)
126 +9 +7.69% 
前引後に同業の和光電気が倒産した事を手がかりに、「競争相手が減るのはプラス」
との思惑で短期資金が流入したようである。


◆鈴丹(8193)
75 +9 +13.64% 
4月25日に決算を発表、リストラ効果で2003年3月期連結・最終損益が黒字化、2004年
2月期連結経常利益も前期比80%増の7億2000万円になる見通しとなったことから見直
し買いが入っている。


◆UFJHD(8307)
86,000 -3,400 -3.80% 
金曜日の竹中大臣の特別検査の結果発表で目新しい事が無かった事と、現在進行中の
増資に関する特別検査を嫌気して見送りムードが強く、外資系証券が断続に売りを出
しており上値は重い。


◆横浜銀行(8332)
411 +8 +1.99% 
反発で4/14以来の水準。ドイツ証では25日付けレポートで投資判断「HOLD」、目
標株価390円としてカバレッジを開始している。大手地銀内の相対比較において割安
感が乏しいことなどから、慎重な投資判断とした。


◆みずほFG(8411)
58,700 -1,700 -2.81% 
6万円の大台割れ。三菱東京FGやUFJHD、三井住友FGなどの大手金融グルー
プ株も軒並み下げている。金融庁が前週末に発表した「特別検査」を受け、DCF的
な手法で、資産査定を行った結果、5000億円の引き当て増となったこともあり、引き
続き銀行株に対する見方は厳しく、嫌気されている。


◆豊商事(8747)
570 +50 +9.62% 
業績および配当予想の上方修正を好感。03年3月期の業績予想を上方修正、とりわけ
経常利益に関しては710百万円から1310百万円に修正しており、修正幅の大きさがサ
プライズとなる。また、期末配当は5円増配。


◆商船三井(9102)
299 +7 +2.40% 
4月4日高値309円が目前。市況好転から2003年3月期連結経常利益を250億円から325億
円に増額したことから買いが入っている。


◆JAL(9205)
197 -13 -6.19% 
売り物に押されて前週末に続いて上場来安値を更新しているほか、全日本空輸(9202
)も連日の年初来安値更新。新型肺炎のSARSやイラク戦争の影響で旅客需要が減
少しており、これを受けて運航便数の削減を余儀なくされる。JALは先週までにす
でに140便を越える減便を実施したほか、ゴールデンウィーク明けには中国便の減便
を拡大する予定。「SARS問題が早期に解決しなければ収益への影響は甚大になる
」といった見方が多く、積極的な買いが入らない状況。


◆アサガミ(9311)
265 +2 +0.76% 
2003年3月期配当が、当初の予定の無配から3円配当に修正する。資産の活用や原価低
減の努力により、予想を上回る収益を計上した為。


◆電力・ガス株
関西電力(9503) 1,990 +20 +1.02% 
北陸電力(9505) 1,835 +14 +0.77% 
東北電力(9506) 1,884 +19 +1.02% 
東京ガス(9531)  390 +1 +0.26% 
大阪ガス(9532)  346 +4 +1.17% 
景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄の電力やガス会社の株価が逆行高。
日経平均株価がバブル経済崩壊後の安値を連日更新するなか、収益の底堅さに注目し
た投資家の買い注文が先行、関西電力や大阪ガスは年初来高値を更新。


◆NTTデータ(9613)
274,000 -24,000 -8.05% 
大和SMや新光などの売り手口が目立っている。30万円の大台を割り込んだことで、
個人投資家の見切り売り圧力が強まっていると観測される。本日はドイツが投資判断
を格上げしているが、目標株価は33万円から27.5万円に引下げ。


◆タナベ経営(9644)
282 +2 +0.71% 
2003年3月期配当の10円に記念配当として4円増配し14円配当とする事を発表。


◆日立ソフトウェアエンジニアリング(9694)
1,776 -43 -2.36% 
ドイツ証では目標株価を従来の2750円から今期PER20倍に相当する2200円に引下げ
た。ただ、株価の下落によって、レーティングを「Hold」から「Buy」に引き
上げている。


◆日立情報(9741)
2,260 -100 -4.24% 
ドイツでは投資判断を「ホールド」から「バイ」に引き上げ、目標株価を2700円とし
ている。今上半期で業績は底打ち、投資のタイミングとして考えている。なお、ドイ
ツでは、日立ソフトも「ホールド」から「バイ」に格上げ。


◆日商岩井鉄鋼リース(9961)
145 +17 +13.28% 
2003年3月期6円から8円に増配との発表をしたが、日商岩井と三菱商事の金属事業統
合から三菱グループへの事業展開拡大への期待も膨らんでいる。





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◆指標
日経225 7,607.88 -91.62 
日経300 146.64 -2.10 
TOPIX 773.10 -8.93 
日経ジャスダック平均 1,027.27 -5.44 
日経225先物期近 7,630 -80 

外国証券、売り2670万株、買い1570万株、差引き1100万株の売越し。
1000万株を超える売り越しは11日(1190万株)以来。
前場成行き注文、売り3100万株、買い1600万株、差引き1500万株の売越し。
昼休みバスケット取引、約97億円の取引が成立。
後場成行き注文、売り860万株、買い580万株、差引き280万株の売越し。





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■和光電気
大阪地方裁判所に民事再生法の手続き開始を申請。28日時点の負債総額は300億3500
万円。ピーク時の2000年3月期には売上高1263億円をあげていたが、長引く景気低迷
による個人消費の落ち込みや、関東地盤の家電チェーンの関西地区本格進出が重なっ
たことなどが原因の一部となって、2003年3月期には売上高が大きく減少していた。
また、同社は2001年9月にヤマダ電機(9831)と合弁で、和光ヤマダ電機(出資比率はヤ
マダ電機51%、和光電気49%)を設立し、2002年3月末までに和光電気の既存大型店10店
を移管した。しかし、2002年11月にはヤマダ電機と、和光ヤマダ電機の店舗展開をめ
ぐって対立し、急きょ7店舗を閉鎖したことから関係が悪化し、閉鎖店舗の家賃負担
や出向から戻った従業員の職場確保問題が発生していた。



■消毒剤大手の米バイオサイドは、シンガポールの医療流通業者の求めに応じ、同社
のポケットサイズ消毒スプレー「バイロフリー」を、シンガポールほかアジア市場で
発売すると発表。同消毒剤は表面上にある100種以上のウイルスやバクテリアを殺し
、当初はシンガポールの医薬品チェーン大手のガーディアンにより取り扱われていた
。SARSの脅威から、表面用消毒剤製品は多くのアジア市場で需要が供給を上回っ
ており、「バイロフリー」の発売は、これらの地域で有力な供給源。「バイロフリー
」の成分は第4級アンモニウム化合物で、2種類のコロナ・ウイルスに有効な表面用消
毒剤として認可され、SARSを引き起こす新型の変異コロナ・ウイルスに対して現
在種々テスト中。同剤は水溶液、無染色、無臭でアルコールを含まず非可燃性。EP
AおよびOSHAの認可を取得済み。





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●新日本石油、出光興産、コスモ石油、昭和シェル石油、Jエナジーの石油元売り5
社は28日、ガソリンスタンドなど小売店への石油製品の卸売価格を5月から1L当たり
1.0〜1.2円値下げする方針を決めた。イラク戦争終結見通しに伴う原油価格の下落を
受けたもの。



●中小企業金融公庫が発表した中小企業景況調査によると、4月は売上DIは3月の‐
9.9から‐6.9に3ポイント改善。ただ、前2カ月は低下が続いていたため、ならしてみ
れば横ばいの動きにとどまっており、業種別でもばらつきもあるため、中小企業金融
公庫は、「中小企業の景況は先行き不透明感が強い中で、一進一退の状況が続いてい
る」と慎重な見方を崩していない。調査時点は4月中旬。調査対象企業数は900社で、
首都圏454社、中京圏140社、近畿圏306社。有効回答企業数は676社(回答率75.1%)。



●上野官房副長官は、日経平均株価がきょうもバブル後最安値を更新したことについ
て、SARSなどが要因との見方を示すと同時に、一般的に市場に任せるもの、との
考えを示した。そのうえで、政府としてできることがあれば対応する、としている。
上野副長官は、株価がきょう午前の東京株式市場で、バブル後最安値を更新したこと
について、政府としての対策を聞かれ、「(株安は)SARSなど様々な要因が影響し
ている。ただ、一般論として、(株安で)政府として何か手を打つというより、市場に
任せるものだ」と述べた。そのうえで、「5月8日(に開催予定)の経済財政諮問会議で
も民間委員から、それについて話があり、政府としてできることがあれば対応してい
く」と述べた。また、27日に行われた衆院東京6区の補欠選で、自民党が推していた
越智通雄氏が、民主党公認の小宮山洋子氏に大敗したことに関して、「補欠選なので
、(政権運営への)影響はない」と話した。




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