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タイトル:あゆしゃのC言語プログラミング(Vol.533) PerlChecker2 変数の検索  2005/01/26


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 第533回 PerlChecker2 変数の検索
 発行    2005年1月26日(水曜日)
 発行数   約2600

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 はじめに ( 決り文句 )
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・このメールマガジンは、主にまぐまぐさんから発行しています。
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・セキュリティ突破のため、暗号化された単語があります。

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 ご挨拶
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 こんにちは。あゆしゃです。

 先日、ベクターに新しいアプリケーションを登録しました。

「LCE 大型計算機 廉価版」

 というやつです。

 新しいだなんてとんでもない、ただ LC から機能を削ぎ落とした
だけなんですけれども。

 E は Easy の略であって、廉価(れんか:安い:cheap)の略
ではありません。
 Cheap という単語に抵抗があり、Easy にしました。

 この廉価版、8192ビットまで、平方根と立方根禁止、という
以外、LC と同じです。

 しかも5分タイマーが切れているので、普段使いには最適。。。

 切れて、

 切れ、

 ・・・

 ・・・・・・

 誰がタイマーの動作確認をしたのですか?(<お前だ!)え!?

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 今回のお題  << PerlChecker2 変数の検索 >>
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 前回作った構造体で、変数を検索する処理を作りましょう。

 プログラムを解析しているときに$マークから変数名称を検出
したとき、それが既出であるか初出であるかどうかを判断する
必要があります。

(既出:きしゅつ:既に出ているもの、のつもりで使っていました
 が、辞書にありません。つまり日本語を間違えている・・えぇ)

 というわけで、どういうわけだか検索処理です。

 変数は、スコープの階層の近いほうから優先して検索する必要
があります。

 よって現在のスコープから順番に探し、なければ親のスコープを
探しに行きます。

 前回作った構造体に、こっそり「parent」なる変数がいますが、
それは検索処理のためです。

struct scope_t
{
    scope_t* parent;
    data_t* find( char* pch, int len )
    {
        scope_t* ps = this; // 現在のスコープ
        data_t* pd = NULL; // お目当て
        do {
            pd = ps->find_data( pch, len ); // 検索処理
            ps = ps->parent; // 1階層上のスコープへ
        } while( pd && ps );
        return pd;
    }
};

 こんな感じでしょうか。

 find_data は TreeMaster が提供する関数です。

 お目当ての構造体のポインタが返されます。
 見つからなかった場合は parent に移って、見つかるまで
探します。

 最終的に見つからなかった場合は、現在のスコープにデータと
して新規登録するのでしょう。

 新規登録の処理は、「find」の呼び出し元が行うとしましょう。

 my 属性の変数は別のスコープから見えるとまずいですが、
まぁ、いいでしょう。

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 さいごに
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 死にませんね、ふぅ。

 起動時に警告メッセージが出なければ、SetTimer を呼び出さ
ないので、5分後に死んでしまうことはありません。

 しかし。

 その場合、タイマーIDを保存している変数を初期化しないので、
間違えてタイマー(ソフト要因ではないタイマー)が発動した場合
に、偶然値が一致すると、誤動作をする可能性があります。

 極めて確率が低いですが。。。

 まぁ、フリーウェアのすることで。。。

 (今、元のソースを直しました。次回があれば修正されます)

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 次回予告
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 次回は1月28日(金曜日)に、第534回をお送りします。
 お題は「PerlChecker3 解析の構造」

 解析処理のプログラム構造について考えて見ます。

 お楽しみに!

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 最後の決り文句
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