メルマガ:岩切良信の「通じる英語」めだかの学校奮戦記
タイトル:岩切流暗記に頼らない英語習得物語「めだかの学校奮戦記」  2003/02/17


━ 町人先生・岩切良信の「めだかの学校奮戦記」━━━━━━━━━━━━
                                2003/2/17 第14号

      〜中学校で習う英語がすべて!〜
   浪速の町人学者”岩切良信”が「英語を一からはじめたい人に捧ぐ」
     「通じる英語」の極意!!(文法編)
                  http://www4.kcn.ne.jp/~caca-i/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

14 「〜を」を学ぶ  代名詞の「目的格」


町人先生:A子さん、「僕はあなたを愛しています」を英語では?

A子さん:知ってる!知ってる! I love you.

町人先生:よ〜し!この文はとっても大事裏なんだ、これからず〜っと言わせる
からね。

さて、ここで使った you だけど、「あなたを」と訳すよね。

A子さん:そうですが、何か?

町人先生:今度は「私を」とか「彼らを」とかを覚えましょうということ。
これは[目的格]と呼ばれているんだ。
出来たらこの「目的格」という名称も覚えて欲しい。

A子さん:先生、I my me mine と覚えた三番目ですよね?

町人先生:そう、そう!それなんだけどね。
まだしっかり覚えていない人を見ていると「面白いよ」。
指折り数えて、そこで確認する。それから言っていくんだね。

A子さん:私もそうですわ。
They their them …。  あ! themだ! みたいに。

町人先生:会話の時に、指折り数える訳にはいかないだろう?
だから、すぐに反応できるように練習することだね。

ついでと言っちゃ何だけど、「月」の言い方とか「曜日」など、順番に覚えて
いると、いざという時、悲惨な目に会うよ。
「11月」は November とすぐ言えるようにね!
これは教える側ではなく、皆が練習することなんだ。
話がまた脱線したけれど、人称代名詞の目的格を一覧してみよう。


一応「〜を」と覚えて下さい。(※印に特に注意)

私を      me    私たちを    ※us  「アス」と読む
あなたを  you   あなた達を  you
彼を      him   彼らを      them
彼女を    her   彼女たちを  them
それを    ※it  それらを    them


町人先生:A子さん、my などの[所有格]。meなどの[目的格]を完璧に覚えたかな?

A子さん:と思いますが....。

町人先生:それでは実践だ。今から言う日本語を英語に直してごらん。
私はあなたを愛しています

A子さん:○ I love you.

町人先生:あなたは私を愛しています

A子さん:○ You love me.

町人先生:彼は私を愛しています

A子さん:× He love me.

町人先生:やっぱり(ガクッ)。 ○ He loves me.だろう?

私は彼女を愛しています

A子さん:× I like she.

町人先生:sheは「彼女は」! ○ I like her.だよ。

彼女は私を愛しています

A子さん:○ Sheloves me.

町人先生:OK。今度は s を忘れなかったね。

私は彼らを愛しています

A子さん:I love they …。いや、them です!

町人先生:危なかったなー。

彼らは私を愛しています

A子さん:× They loves me.

町人先生:どうして S を付けたの?

A子さん:三人称だから。

町人先生:Sを付けるのは三人称単数のときだけ!

A子さん:ああ、そうか。○ Theylove me.ですね。

町人先生:彼らは私達を愛しています

A子さん:× They love our.

町人先生:。our は「私たちの」! ○ They love us.だよ。

では最後。彼はあなた達を愛しています

A子さん:× He loves your.

町人先生:your は「あなたの」か「あなた達の」でしょう〜!

A子さん:あ、そうだった。○ He loves you.ですね。

※以上の練習を、自分のものになるまで何度も何度もくり返して下さい。

町人先生:それでは、次の実践。あなたは私の友達です。

A子さん:You are my friend.

町人先生:そう! 単なる暗記ではなく…
この文には動詞がない。だからbe動詞を使うことを意識しておいてよ!
それと、「誰々の」を使う場合は単数でも a は使わないよ。
このことをしっかり理解して練習してみよう。

彼は僕の友達です

A子さん:○ He is my friend,

町人先生:私は彼の友達です

A子さん:○ I am his friend.

町人先生:彼女は彼の友達です

A子さん:× He is her friend.

町人先生:ブーツ。文をよく見てよ! [主語]をいい加減にしないこと!

A手さん:あ、そうか。○ She is his friend.ですね。

町人先生:私は彼女の友達です

A子さん:○ I am she いや her friend.

町人先生:私たちはあなたの友達です

A子さん:○ We are your friend いや friends.

吋人先生:危なかったな〜。複数になるね。

あなた達は彼らの友達です

A子さん:× You are his friends.

町人先生:firends.と複数にしたのは良いけれど、「彼の」じゃないよ。
「彼らの」と言ったんだよ。

A子さん:しまった。× You are they friends.

町人先生: they は「彼らは」!

A子さん:あ! ○ You are their friends.です。

町人先生:彼女は私たちの友達です

A子さん:She is we いや our friends.

町人先生:主語は一人だから、○ She is our friend.だろ?


※会話は理解だけでは不十分です。
文字ではなく、どういう場面を想定した[会語文]なのかを実際にイメージして
みれば、friend なのか friends なのかが分かる筈です。
又、our なのか we なのか、意識せずとも自然に使い分けるようになるまで、
反復練習を怠らない。これが会語の基本なのです。


第14号:終


-----[PR]-------------------------------------------------------------
■岩切流「丸暗記」に頼らない英語力上達法
〜在宅で「通じる英語」の習得が可能です。〜
Part.1 特別テキスト、ビデオ(3巻:各巻60分構成)が一式となった
岩切流「通じる英語」実践塾-文法の基礎編
実践塾を生中継で見るような臨場感たっぷりにお届けします。

  詳しくは下記URLを御覧下さい。
   http://www4.kcn.ne.jp/~caca-i/tujiru_ago.html
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
■発行元:トランスワールド企画 岩切良信 http://www4.kcn.ne.jp/~caca-i/
□発行責任者:光山俊久(ミツヤマ トシヒサ)
■ご意見ご感想:E-mail: caca-i@m4.kcn.ne.jp
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。