メルマガ:岩切良信の「通じる英語」めだかの学校奮戦記
タイトル:岩切流暗記に頼らない英語習得物語「めだかの学校奮戦記」  2003/01/10


━町人先生・岩切良信の「めだかの学校奮戦記」━━━━━━━━━━━━━
                                2003/1/10 第1号

      〜中学校で習う英語がすべて!〜
   浪速の町人学者”岩切良信”が「英語を一からはじめたい人に捧ぐ」
     「通じる英語」の極意!!(文法編)
                   http://www4.kcn.ne.jp/~caca-i/
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〜はじめに〜

  この奮戦記は、「中学校で習う」英語を基本にしています。
  でも、「中学校」では、英文法は詳しく教えないようです。

  日本の英語教育では、英文法を本格的に教えるのは「高校」に入ってからだ
と思われます。

  そういう意味では、高校生・大学生にも御利用いただけるのではないかと自
負しています。

  さらに、学校で習ったことをすっかり忘れている方にも、きっとお役に立て
るはずです。

  さて、文法書というものは読みづらいものですよね。
  その読みづらいものを、何とか解かりやすく書いてみたつもりです。

  ここで登場する人物は二人。町人先生とA子さんです。
  A子さんは、高校を卒業して4〜5年経ったくらいの女性を想定しています。

  「謎解き」のような感覚で、じっくり取り組んでいただければ、必ず英語の
文法が身につくはずです。

  本日より、まずは9日連続で配信します。その後は週刊で配信しますので楽
しみにしていてください。

  それでは、「めだかの学校奮戦記」をお楽しみください!

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1.何故、文法が必要なの?


A子さん:先生、始めまして。よろしくお願いします。m(_ _)m

町人先生:こちらこそ、よろしく。ところで、今まで英会話学校に行ってたん
だって?

A子さん:ええ。でも全然モノにならないんです。(~_~;)
私、学校時代は英語は嫌いではなかったんですよ。
いえ、どっちか言うと得意な方でしたわ。なのに上手にならない。(T_T)

町人先生:それはね、きっと[文法]が分かっていないからだと思うよ。

A子さん:[文法]? 私、それ大嫌い!(>_<)
試験でどれだけ苛められたか!

町人先生:それは認めるよ。大学入試の文法問題なんか実にひどいもの!よく
もまあ、重箱の隅をつつくような問題を出すもんだと呆れるもの!

A子さん:でも、どうして文法が必要なんですか?(?_?)

町人先生:先ず第一は、文法の理解がないと「応用が利かない」ということ。

A子さん:「応用が利かない」?(?_?)

町人先生:うん。僕に言わせりゃ、文法の理解がなくて英会話を始めるなんて
無茶!壮大な無駄!骨折り損のくたびれ儲け!

A子さん:ずいぶん並べましたね。(^.^)

町人先生:A子さん、あなたも英会話に関する本を2〜3冊は持ってるでしょ?
それに、語学テープもどこかで眠っている筈。

A子さん:ええ。よくご存じですね。買っておくと安心するんです。!(^^)!

町人先生:で、例えば、「機内での会話例」とかがあって、それを一生懸命暗
記する。

A子さん:ええ、ええ!(~_~;)

町人先生:けれども、[暗記]するだけでは、もう大変な苦痛が伴うから、大
体10ページくらい進むと、「本棚行き」で、そのまんま!

A子さん:でも、何かの役に立つだろうとは思っているんですよ。(^o^)丿

町人先生:語学だから暗記は絶対に避けられない。これは事実だね。
しかし、文法を学べば無理に暗記しなくても良くなるんだよ!

A子さん:ええ?「文法を学べば、無理に暗記しなくて良い」?(?_?)

町人先生:そうなんだ。でも皆さん信じてくれないんだ。

A子さん:私、信じたいですわ!(●^o^●)


町人先生:文法というのは、「文章の公式」だから、その「公式」さえ覚えた
ら、後はいくらでも応用できる筈なんだ。
皆んなは、その「公式」を学ぶのを嫌がっているんだよ。
例えば、A子さん、三角形の面積を出す「公式」は?

A子さん:「底辺×高さ÷2」懐かしいな〜。まだ覚えていた。(^o^)丿

町人先生:文法の理解がないと言うことは、その「定理」を全く知らずに、や
みくもに面積を求めようとしているに等しい。

「底辺」はいくら?「高さ」は?

この二つさえ分かれば、「では、面積はいくらになります」と簡単に出せるで
しょう?

A子さん:なるほど。その「定理」に当たるのが、「文法」なんですね?(・。・)

町人先生:そう!本屋さんに並んでいる会話の本は、りっぱなものです。
でも、それは「文法がわかっている人に対して」なんだ。

A子さん:なるほど。文法が分からないから、ひたすら暗記に努める。
でも、それはつらいし、すぐに飽きる。(ーー;)

町人先生:うん。「暗記」だけの作業は、何よりも面白くないよね。
よく、「ビジネス英語を教えて下さい」と言われる人もいるけれどビジネス英
語って、ある意味では、むしろ簡単だと思う。

「繊維業界」の方は、業界特有の[単語]さえ覚えたら、後は、お互いに、納
期とか、数量とか、値段とか「書いて」でも意志は伝わる筈だもの。
極論かもしれないけれどね。

A子さん:そうですね。お互い、知っている世界ですからね?(^。^)

町人先生:僕も経験あるけれど、仕事を離れて食事を一緒にする場合なんかは、
どんな会話が飛び出すか、分からないもの!

A子さん:すると、日常会話も大事になってきますね?(゜-゜)

町人先生:う〜む。揚げ足を取るようで悪いけれど、「日常会話ぐらい」とお
っしゃるけれど、これがクセ物でね。

「日常会話」ってどこで線を引くのかな〜??????

     病院?レストラン?買い物?飛行機の中?八百屋さん?
     そこで使われる言葉は、みな「日常会話」になるのと違う?

A子さん:なるほど。「日常会話」は英語の総合力になってしまうんですね!
φ(..)メモメモメモ

町人先生:そうなんだ。
例えば、「レストランでの会話例」を一生懸命覚えたとしよう。
でも、その「パターン」通りに、相手が言ってくれるとは限らないもの!

A子さん:ええ。
「みませんが段取りがありますんで、パターン通り言って!」(>_<)

町人先生:とはいかない!
第一、そのことを「英語」で伝えられますか?
実際に役立つ「会話集」は、書店に並んでいるりっぱな本にお任せして、「応
用を利かせる基本」である[文法]をしっかり勉強しようよ!

A子さん:そうですね!先生、私、がんばりますわ!(^_^)v

第1号:終


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  「通じる英語」に必要な文法を中心に、町人先生とA子さんのやりとりに思
わずうなづいてしまいます。文法の基本は、これだけでOK!
  英語は「文法」に始まり「文法」で終わる!が持論の、町人(ちょうにん)
先生「岩切良信」”渾身の一書”!!
  語学塾「めだかの学校」開設3年を記念して、自費出版した「今は亡き…?」
「幻の書」(書店では販売していません)
  これ以降の出筆活動は、すべて本書の展開・応用の域をでていません。町人
先生「岩切良信」の、まさに「原書」とも言うべき一冊です!!
  全380ページ 岩切良信/トランスワールド企画 1995/7/17
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■発行元:トランスワールド企画 岩切良信 http://www4.kcn.ne.jp/~caca-i/
□発行責任者:光山俊久(ミツヤマ トシヒサ)
■ご意見ご感想:E-mail: caca-i@m4.kcn.ne.jp
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