メルマガ:屋久島発 田舎暮らし通信
タイトル:屋久島発 田舎暮らし通信  2005/09/10


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  2005/09/10
『世界自然遺産の島』   屋久島発・田舎暮らし通信(第137)

      http://www.yakushimapain.co.jp/  屋久島パイン株式会社
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このメールマガジンは、北海道から屋久島に移住し、現在弊社屋久島支店の社員
が本人の移住経験を踏まえまして、屋久島の日常を発信しています。


●タイ風パスタ

Aさん、「タイ風パスタでも作ろうかな。」
材料はなに?って聞くと、「台風でなんにもないから、あまりものを使ったパス
タ、台風パスタ。」だとか。
なるほど。うちもタイ風料理にしよう。

「屋久島は意外と被害が少なく、ニューオーリンズで大被害をだしたハリケーン
カトリーナに比べると、たいしたことじゃないけど、屋久島は台風が来ると、船
が止まるから、台風が去っても、食品関係はすぐには普通の生活に戻らないね。
最近は慣れてきたけど。」と、ため息をついたAさん。


上屋久町在住30代、移住暦3年の主婦Aさんの話。

「屋久島は海あり山ありで、子供の遊びに付き合わされて、真っ黒に日焼けしま
すよ。みんな周りの人は、よくしてくれるけど、どこかで見られているみたい。
昨日パートに出かけるの遅かったねーとか、帰ってくるのも遅かったねーとか言
われると、監視しているの?なんておもいますが、あいさつ代わりというか悪気

はないのでしょうね。この前、車ですれ違ったけど気が付かなかったのー、なん
て言われると、車運転している時も気をぬけないのかなんて思ってしまいました。
ここは、子供中心に動いている島だなって感じ。小学生の子供の関係で行事が多
いし、PTAの役員は必ず回ってくるし、全部まともに出てたら忙しくて、働き

にいけないっていう感じですねー。逆に子供とかいないと、自ら関わろうとしな
ければ、関わらなくても済んじゃうけど。集落の行事と学校の行事が、関連して
いることが多いね。先生方も親密っていう感じ。都会のほうは、事務的な感じが
したけど。地元のおばあちゃんが訪ねてきてくれるのはいいんだけど、気が付く

と玄関に座っていたりとか。引っ越してくる時に、子供が友達と別れるのがいや
だーっていう子もいるけど、それを真に受けて、子供がかわいそうなどと思うの
は間違いですね。親が子供のために導いてあげることが必要だと思う。子供は意
外と新しい環境に慣れるし、親の心配をよそに、体も丈夫になったし、友達も出

来て楽しく屋久島の子になってます。台風のときなんか、近所の人たちが心配し
てくれて、心強く思いました。総合的に見ると、プライバシーがちょっとないこ
ともあるけど、屋久島からは離れられませんね。」

困ったときに安心できる環境の屋久島が、気に入ったというAさんでした。


うちの庭の木々もなぎ倒されたものもあり、割愛した。
一本しかないサルスベリは、無事だった。
http://www.yakushimapain.co.jp/backno137sarusuberi.htm 「サルスベリ」



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発行責任者  角谷和雄   kakutani@yakushimapain.co.jp
本      社       東京都千代田区麹町1丁目8番14号
屋久島支店       鹿児島県熊毛郡屋久町原914番地
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