メルマガ:屋久島発 田舎暮らし通信
タイトル:屋久島発 田舎暮らし通信  2005/04/11


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  2005/04/11
『世界自然遺産の島』   屋久島発・田舎暮らし通信(第126号)

      http://www.yakushimapain.co.jp/  屋久島パイン株式会社
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このメールマガジンは、北海道から屋久島に移住し、現在弊社屋久島支店の社員が
本人の移住経験を踏まえまして、屋久島の日常を発信しています。


●個人情報保護法

2005年4月1日から、個人情報保護法が全面施行された。
個人情報とは、特定の個人を識別することが可能な情報のこと。
名前、住所、電話番号などの他、事実、評価、判断など、特定の個人と結びつく情
報は全て。
家族構成とか、出身地なんかも。

企業などが、ある目的のために収集した個人情報を、その目的以外に使用する場合
は、事前に本人の了解を得る必要がある。
いわゆる、守秘義務を守るという事であるが、考えてみると当たり前のこと。
それが当たり前ではなくなって、乱れてきたから強化するという事だ。
各企業では、お客様の個人情報流出に、今まで以上に神経を使うことになる。

屋久島にいると、あけっぴろげの状態に慣れてしまい、あまり気を使わなくなる。
何の悪気も無く、あの人はどこどこに勤めているとか、兄弟は何人いるとか、家は
その家だよとか、こっそり離婚届を出した知り合いが、なぜかみんなに知られてし
まったりとか、個人情報丸出し状態のことも。

いたずらに、個人情報保護と騒ぎ立てるのも、どうかとも思う。
しかし、現在このような法律の強化がなされたということは、住みにくくなった証
拠でもある。
人を信用してはいけないとか、本音を出さないとか、キツネとタヌキの化かし合い
みたいだ。
ネコをかぶって、必要なこと以外は会話しない。
自分が、すぐに個人情報を教えるかどうかは、相手次第。
いわゆる、虫食い状態の細切れの情報で、相手との信頼性を培うことが出来るかど
うか。

確かに、他人に個人の私的の情報を、いつの間にか知られているというのは、気味
が悪いものではある。
それが、個人情報漏洩事件に結びつくこともあるからだ。
人それぞれ、知られたくないことは、個人差がある。
目立ちたくない人もいれば、目立ちたい人もいる。
お店などをやっていて、宣伝目的の人なら、電話番号住所を周りに知って貰われな
ければ話にならない。
信用で成り立っているものが、崩れていく現代は淋しい限りだ。

医療界でも、本人の病気を家族に告知することに対して、本人の了解が必要だとか。
本人に知らせたくない場合は、どうなるのだろう。
病院で、個人名で呼ばれたくない人は、番号で呼ばれるとか。
ただでさえ、わかりづらい病室の名札を出さないとか、個人情報保護より、患者取
り違えの方のリスクが大きくなっては本末転倒。

噂話でつい口が滑ったとか、そういったことが規制されるのは、他人のプライバシ
ーを侵害しない当たり前のこと。
自分の個人情報なら、自分が納得していれば出しても構わないが、他人に自分の知
らない間に出されてしまうから問題なのだ。

鹿児島銀行、南日本銀行、屋久島農協に、通帳を持っている。
農協では、月々5,000円の積立定期貯金をしている。
数年前に、貯金をしませんかという、農協の方の勧誘で始めたものだ。
給料の振込みは、鹿児島銀行。
クレジットカードは、ニフティーのVISAカード。
みしばひとえ。
昭和42年2月24日生まれ、うお座。
暗証番号は、残念ながら生年月日にはしていない私。



『弊社の都合にて、配信が遅れましたことをお詫び申し上げます。』
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屋久島パイン株式会社   http://www.yakushimapain.co.jp/
発行責任者  角谷和雄   kakutani@yakushimapain.co.jp
本      社       東京都千代田区麹町1丁目8番14号
屋久島支店       鹿児島県熊毛郡屋久町原914番地
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