メルマガ:屋久島発 田舎暮らし通信
タイトル:屋久島発 田舎暮らし通信  2004/02/28


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  2004/02/28
『世界自然遺産の島』   屋久島発・田舎暮らし通信(第97号)

      http://www.yakushimapain.co.jp/  屋久島パイン株式会社
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このメールマガジンは、北海道から屋久島に移住し、現在弊社屋久島支店の社員が
本人の移住経験を踏まえまして、屋久島の日常を発信しています。


●春だから

「ちょっと暖かくなると、眠りから覚めたカエルのように、近所の人たちが、あち
らこちらから出てくる、出てくる。」と、うちの主人が言った。
ぽかぽか陽気になると、みんな散歩に出てくるという。
主人が現場で大工仕事をしていると、方々から人が寄ってきて、話しかけてくる。
暖かいほうが、人の表情も温かいらしい。

主人が、仕事帰りに行った平内海中温泉。
「みんな入ってます、入ってます。お湯に浸かっているみんな、お猿さんに見えま
す。特に三叔父さんは...」
http://www.yakushimapain.co.jp/tuwabuki.htm 「ツワブキの新芽」

しかしこの時期は、確定申告で主人は頭が痛い。
はじめてで、帳簿関係はいろんな人には聞いたものの、やっぱりわからない。
一通り自分でやってみて、はじめてわかるものなのかもしれない。
こういうことは、切羽詰らないとやらないものである。

平成16年4月1日から消費税法一部改正で、課税対象となる売上高の納税免除金
額が、3,000万円から1,000万円に、引き下げられるということだ。
(個人事業者は、平成17年1月1日から。これは15年度の売上高についてで、16
年度の売上高の分は18年度に納税。翌年ではなくて2年後になるのは手続き等、
ずれ込むので準備期間とのことで2年後。)

主人は、大工の仕事をしているので、売上高が年間1,000万円以上になる可能性は
ある。
純利益が少なくても、売上高に対する消費税なのだから。
今度からは、消費税分を考慮して請求することになるので、お客さんには、高いな
と言われるかも知れない。
でもその分は、所詮出て行く金額なのだ。

また、16年4月1日から、消費税が税込価格表示になる。
消費者から見て、わかりやすくてよいと言う意見と、無意味だと言う人もいる。
確かに、わかりやすくてよいとは思うが、本体価格は併記してほしいとは思う。
たとえば980円のものが、税込価格で1000円を超えて1029円と表示されたら、
割高感がある。

実際には、最終的に払う金額は同じなのに。
ところが金額が多くなれば、それだけ表示された金額に対してのイメージは、大き
くなる。
本体価格併用なら、改正した甲斐がありそうだ。

しかし、ラベルを張り替える程度ならば、将来消費税が変わったときにも対応でき
ようが、書籍などの場合だと、本に印刷されているので、それを変えるのは厄介。
その場合は、本に挟まれているしおりのような紙に、消費税込みの価格が、表示さ
れるところもあるようだ。
それなら消費税率が変わっても、それを差し替えるだけで済むという訳だ。
将来、消費税が高くなることは、予想されること。

そんなことを考えながら、スーパーで買い物をしてレジへ。
800円くらい買ったかなと思いながら、1000円札を出した。
するとレジのお兄さんが「ちょうどでーす。」と、消費税分も考えて買ったつもり、
と思いながら、レジの数字のところを見ると、777円ではないか。

やっぱりお釣りがあるじゃないと、お兄さんの顔を見たら、「ちょうどでーす。でも
景品はなんにもでませんよ。」
なるほど、お兄さんは、パチンコ屋さんから転職したのだろう。
やっと私が理解すると、お兄さんは安心して、次の人のレジ作業に精を出していた。



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発行責任者  角谷和雄   kakutani@yakushimapain.co.jp
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屋久島支店       鹿児島県熊毛郡屋久町原914番地
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