メルマガ:屋久島発 田舎暮らし通信
タイトル:屋久島発 田舎暮らし通信  2004/02/14


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  2004/02/14
『世界自然遺産の島』   屋久島発・田舎暮らし通信(第96号)

      http://www.yakushimapain.co.jp/  屋久島パイン株式会社
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このメールマガジンは、北海道から屋久島に移住し、現在弊社屋久島支店の社員が
本人の移住経験を踏まえまして、屋久島の日常を発信しています。


●誕生日

屋久島でも、お酒の安売りをする店が増えてきた。
個人の酒屋さんは、打撃を受けているに違いない。
主人には、移住してからずっと、顔なじみの酒屋さんがある。
だから、安売りの店より多少高くても、なじみの店から買うことが多いという。
多少とは言うものの、毎日買うと、大変な金額の違いになる。

主人が言うには、「安いに越したことはないが、店の人と会話をしたいからだ。」
それは何も、お酒の店に限ったことではない。
安売りのスーパーで買うと安いが、あえて高いと知りつつ、個人商店で買うことも
ある。

それは、「一円でも安ければ良いという考えの人には、理解できないだろうな。値切
って安く買って良かったと、単純に思う人にはわからないことだよ。自分にも生活
があるから、安いに越したことはないけど、相手にも生活があるし、今日自分が得
をしたら、明日は相手に得をさせてあげるべきだろう。」ということらしい。

まあ、屋久島の店で値切って、物を買うという人は少ないだろうけれど。
田舎暮らしでは、高いとわかっていても、高い店から買うことも必要かなとおもう。
それは付き合いというか、目先の金額だけでは、計り知れないものもあるからだと
思う。

主人がなじみの店で、いつものように缶ビールを、仕事帰りに二本買う。
そして、家の前までとりあえずたどり着く。
待ちきれず、車から降りることなく、一本目のビールを一気飲み。
「そんな暗いところで何してるの?」と、私が懐中電灯で照らすと、二本目のビー
ルを飲みながら「やあ」というだけ。
どうして家の中に入ってこないのか、いつも不思議に思う。

たぶん毎朝、「今日こそ家では、もう酒をやめる。」と言っていて、実行できないか
ら、車の中で飲んでいるのかもしれない。
別段、飲もうが飲むまいが本人の自由なので、私は小言なんて言ったことがないの
だが。
私がもう一度、「家に入ったら?」というと、「夜風に吹かれて、ビールを飲みなが
ら星が見たいからさ。」とロマンチックなセリフ。

にもかかわらず、クリスマス、結婚記念日は、まったく覚えていない。
バレンタインディは知っているけど、「ホワイトディってなに?」って感じだし。
しかも、2月24日は私の誕生日だが、プレゼントを主人から一度ももらったこと
がない。
主人は、自分の誕生日はしっかり覚えていて、「ケーキはないのか?」と、大騒ぎし
ている。

でも幸い、私の友達は、毎年誰かはプレゼントをくれる。
今年は、以前から欲しかったUSBハブを、すでにもらった。
あと、タブレットも欲しいところだが、結構高いので、こればかりは自分で買うし
かないだろう。
自分で自分に、タブレットをプレゼントしようと思っている。
B5判のものだと、けっこう高いが買うつもりだ。
冗談か本気かわからないが、友達が私の誕生日祝いをしてくれそうな感じなので、
それに期待しよう。

「雪の縄文杉とウィルソン株」
http://www.yakushimapain.co.jp/backno96joumonsugi.htm



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発行責任者  角谷和雄   kakutani@yakushimapain.co.jp
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