メルマガ:屋久島発 田舎暮らし通信
タイトル:屋久島発 田舎暮らし通信  2003/08/16


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  2003/08/16
『世界自然遺産の島』   屋久島発・田舎暮らし通信(第83号)

      http://www.yakushimapain.co.jp/  屋久島パイン株式会社
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このメールマガジンは、北海道から屋久島に移住し、現在弊社屋久島支店の社員が
本人の移住経験を踏まえまして、屋久島の日常を発信しています。


●[安全地帯]
杉本詔弘さん(55歳)は、[安全地帯]というお店を、お盆明けにオープンさせるそ
うだ。
宣伝はしない、静かなオープン。
奥さんのはつえさん、詔弘さんのお母さんの愛子さん、息子さんの幸一郎さんが、
忙しそうに開店準備に追われている。
作業服、白衣、ユニホームのお店。

東京出身の杉本さんは、15年程前、田舎で暮らしたいと思い、大分、宮崎、鹿児島
を中心に、暖かい南の地方を探し始めた。
ご家族全員、自然が大好きなのであった。
洋品店を営んでいた杉本さんが、鹿児島県国分市に作業服店を開いたのが、10年程
前のことだった。

「当時、屋久島も考えたのですが、当時は生活のことを考えて、国分に落ち着きま
した。」と杉本さん。
国分で軌道に乗ったので、以前から興味があった屋久島にも、お店を出すことにな
ったそうである。
今まで、コツコツ礎を築いてきた結果なのだろう。

「当時と違って、今なら屋久島でもやっていけそうだったので。」とのこと。
屋久島店の方は、息子さんである幸一郎さんが切り盛りすることになった。
国分のお店は、そのまま杉本さんご夫妻が営んでいき、たまに島来するつもりだ。
幸一郎さんは20歳。
もちろん、海も山も好きな行動派。

「将来的には、家族みんなで屋久島に住むのが、理想だと思っています。」という詔
弘さん。
屋久島で店をやりながら、畑をやりたいとも思ってはいるが、そこまで手がまわる
かどうかはわからないそうだ。
「屋久島で、商売として必ず成り立つかどうかは、わからないけれど、試してみよ
うと思いました。やってみなければ、誰にも分からないし、大切なことは、身分相
応で決して無理せずにですが、とにかくやってみて、結果はその都度考えればよい
のですよ。人生はどう転んでも、それを楽しむつもりです。プラス思考ですよ。」と
杉本さん。

[安全地帯]というお店の名前は、工事現場のイメージだろうかと思って、由来を聞
いてみた。
「昔、[安全地帯]という歌手のグループがいたでしょう。そのファンだったのです
よ。」とのこと。
詔弘さんと同じく、私も[安全地帯]が好きだったのだ。
こんなところで、話が合ってしまった。
お店には、作業服らしくないおしゃれな作業服も置いていますので、見にきてくだ
さいとのことだった。

長靴、合羽、安全靴、ユニホーム、肌着、帽子、軍手、軍手、地下足袋などもあり
ます。
屋久島の普段の生活に、欠かせないものも多い。
中でもおすすめが、頭巾のような、タオル生地で出来たかぶりものは便利そうだ。
日よけにも汗取りにもなるので、麦藁帽子の下にかぶっても良し、そのまま、頬か
むりにしてもぴったり。

営業時間は朝7時〜夜8時まで、定休日は金曜日と、第二と第四の土曜日。
原集落の屋久島パイン事務所の近く。
県道面の、二階建ての家の一階部分がお店になっている。
[安全地帯] http://www.yakushimapain.co.jp/anzentitai.htm



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屋久島パイン株式会社   http://www.yakushimapain.co.jp/
発行責任者  角谷和雄   kakutani@yakushimapain.co.jp
本      社       東京都千代田区麹町1丁目8番14号
屋久島支店       鹿児島県熊毛郡屋久町原914番地
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