メルマガ:幸福ニュース
タイトル:幸福ニュース第632号  2014/09/24


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幸福ニュース(しあわせニュース)第632号  2014年9月25日
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11月22日(土)23日(日)、くまもと森都心プラザ
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【病気と借金と妻】

正直に申し上げますと、こちらに伺う前までは、これまで私なり
に、違う観点から物事を見てきたつもりでしたので、「本当に病
気が軽くなるのか」と、あまり期待はしておりませんでした。

しかし、内観をさせて頂くうちに、自然と内観の意味が解ってき
たのだ、本当に病気を治したいという気持ちが強くなり、そんな
不安は忘れてしまいました。

最初に、母に対する内観を致しました。当初、小学校低学年の自
分を調べておりましたが、なかなか思い出すことが出来ず、苦労
しました。大きな怪我をして入院したことを思い出し、先ずはそ
こから調べていく事にしました。

三つの項目に素直に答えるだけでよいのに、当初は頭で色々考え
まわして、あれこれ混合して考えてしまい、うまく内観が出来て
いなかったと思います。

しかし、大山先生から助言を頂き、素直に三項目(してもらった
事、してあげた事、迷惑かけた事)について調べることができま
した。

すると、母に対して色々と返してきたとばかり思っていましたが、
自分の思いとは裏腹に、して頂いた事と迷惑をかけた事ばかりで、
返した事など無いに等しい程でした。

中学や高校ではサッカーに打ち込んでいただけですし、大学では
彼女とバイトに明け暮れて、母に対して何もお返ししていない事
に初めて気付かされ、何かに頭を強く打たれたようなショックを
受けました。

これまで毎日働いて下さり、食事を作って下さり、洗濯(一度ユ
ニフォームの泥をバケツで洗い落としてから洗濯)等をして下り
ながら、育てて下さいました。

それなのに、母に対して何かをして返そうなど、全く考えていま
せんでした。本当に身勝手な自分を反省するとともに、母に大変
申し訳なく思います。これからは、母には肩もみや、大掃除など
の手伝いをしに、時間を見つけて実家に帰りたいと思います。

また、これまで、自由な時間がありませんでしたので、ドライブ
などにも連れて行かせてもらおうかとも思います。

次に父について内観を致しました。母の時同様、小学生時代はな
かなか思い出せずに、中学と高校もサッカーの事しか思い出せま
せんでした。

しかし、大学卒業までにかかった経費を計算しました所、二千万
円以上という金額がかかっている事が解り、唖然としました。

次の瞬間、父が働いている姿が頭をよぎりました。(父は二つの
仕事をかけもちでやっている時期がありました。)それと同時に
目から涙があふれ出てきました。

母と同様に精一杯育てて頂きながら、何も返そうとせず、自分の
事しか考えていなかった事を反省するとともに、父からの愛情に
申し訳なく思い、あふれ出た涙だと思います。

これから父には、今私が抱えている負債の問題をなるべく早く解
決するとともに、その経過を報告させて頂き、安心をして頂く事
が、父に対するお返しの一つであると思っております。その問題
が解決した後には、父母を誘って旅行にでも出かけたいと思いま
す。

次に妻について内観を致しました。妻に対しては二回させて頂き
ました。妻に対する自分を二回調べましたが、私のこだわりと、
家計に関わろうとしなかった身勝手さで、妻には一人で家計のや
りくりを背負わせ、その結果負債ができ、その事すら妻の責任と
考えていた自分がいた事に気付かされました。

相談したくても相談ができない雰囲気をだしていたであろうし、
家計には全く関わろうともしない、もっと言えば、子供の養育費
にいくらかかっていたのか、光熱費にいくらかかっていたのかな
どについても全く知らなかった、知ろうとしていなかった自分が
いた事に気付かされました。

妻が昼のパートに出た後、子供達の幼稚園の送迎、食事の準備、
そして、夜の仕事にいたるまで、本当に苦労をかけた事と思いま
す。

私が家で子守や洗濯をやっていたとしても、妻のそれに比べれば、
当たり前の事です。本当に申し訳なく思います。

昨年の私が抑うつ状態になる前には、私の体調が悪いと感じて頂
き、妻からは珍しく、「会社やすんでいいよ」と言ってくれまし
た。その時のいやされた気持ちは今でも忘れません。

私がなかなか病院に行かないので、引っ張ってでも連れて行って
くれました。会社にも一人で乗り込んで、直属の上司と更にその
上の上司に私の状態と今後の事を話して頂き、療養を取れること
になりました。

その後回復には向かっておりますが、家で少しおかしい時には
「何かあったと?」と聞いて心配してくれますし、家中が暗い気
持ちにならない様に、明るく振舞ってくれています。


本当は妻が病気になってもおかしくないくらい尽くして頂いてい
ます。妻には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。


これから妻には、私も家計に関わり、妻一人に負わせるのではな
く、共に悩み、そして、共に改善策を考え、先ずは負債を返した
いと思います。

私は今幸せな事にも気が付きました。子供は二人、家も持ってま
すし、サッカーの指導にもあたっています。これは昔、私のした
かったものです。

妻と結婚していなければ、今の私はなかったでしょう。これだけ
の幸福は無償では手に入る訳ありません。ですので、負債ではな
く、幸福の代償として、これから妻にお返ししていこうと思いま
す。

長いようで短かった一週間、蓮華院の皆様、本当にお世話になり
ました。そして、本当にありがとうございました。

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*内観ビデオ
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【坂村真民詩集】

「 苦 」

苦がその人を
鍛えあげる
磨きあげる
本ものにする

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【名 言 集】

この世の王は、殺さず、盗まず、よこしまな愛欲を犯さず、偽り、
悪口、二枚舌、無駄口を言わず、むさぼらず、憎まず、あの世の
事まで考えて判断する。

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*虫の声を聞けるというありがたさ。涼しいいい季節となりまし
た。(にこにこ和尚)

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