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＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 幸福ニュース（しあわせニュース） 第423号 2008年7月30日 ＜『心』の分野で一番古いメルマガと『まぐまぐ』が認定！！＞ http://www.uproad.ne.jp/rengein/ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 【 内観 ３０才男性 】 内観を受けて、一番身近にいてお世話になったのは、母でした。 常に身近な存在であって下さったので、感謝の気持ちがおろそか になっていました。 生まれた時のことは覚えていないのですが、小学生になるまで の期間、すべてにおいて自分１人では何もできない状態であった と想像できます。 幼稚園の頃は少し覚えており、晴れた日は自転車で、雨の日は 徒歩で、まだ小さい弟を背負って送り迎えをして頂いていたのを 思い出しました。 けれども、自分は手伝うどころか弟を泣かせたりし、余計に迷 惑をかけていた覚えがあり、苦労の絶えない日々だったと思いま す。 小学校の頃は、朝晩の食事や洗濯物で大変だったと思います。 好き嫌いが多く、献立には苦労したのではないかと、今でこそ思 いました。お陰様で今では嫌いな物はないので、大変感謝してお ります。 小学校の夏休みは、川やプールで遊びまくった記憶しかないの ですが、川で泳ぐ時には必ず母が付いてきてくれており、見守ら れながら育ったのだなと、今になって思うばかりです。 中学生の頃は、親に対して反抗的でした。勉強せず遊びまわっ ていたので、常に叱られていたのを覚えています。 中学３年にもなると親に強硬手段にでられ、学習塾へ入れられ たので、しぶしぶ通っていました。後から分かったのですが、母 がその頃から働くようになり、家計の厳しかったことにようやく 思い至りました。 結局私立高校にしか受からず、迷惑をさらにかける状態になっ ていました。今思うと、怖いことですが、この当時、お金は何と かなるだろうとしか考えていなかった事に気づきました。どれだ け自分が無責任であったか、なさけないです。 その頃は何も気にすることなく、私立大学へ進学しました。今 思えば、奨学金を受けて今も返済している友人がいます。当時、 全く気にせず、普通に学生生活を送れたのは、両親のお陰です。 苦労の「く」の字もしらない自分がそこに居ました。 母については、母の子に与える安心感の凄さに感銘を受け、本 当に愛されていたことに気づかされました。 これからは心を入れ換えて、母に対して少しでもお返しをして いける様に、明るさ、思いやり、愛情を持って接していき、感謝 の心を忘れず、恩を返していきたいと思います。 それから、内観を受けて、父の存在がこれほど大きなものであ ったのかと、実感致しました。小さい頃からのイメージは、常に 怒られているというものでした。 しかし、今振り返ってみると、欲しい物は買ってくれ、一緒に 遊んでもらっている事実がわかりました。中学、高校になっても、 欲しい物や、やりたい事は全てやらせてもらっていた事に気づき ました。 中でも買ってもらったパソコンや教材セットは高価な物で、と ても父の１ヶ月の給料で足りるものではなかったのです。 今考えても、何故ここまでして貰えたのかは分かりませんが、 私のわがままな部分が家計を苦しめていた事は、間違いない事実 だったと思います。 父が私を育てるにあたり、自分の欲しい物やしたい事はすべて 後回しにして、なに不自由なく生活できるように、一生懸命働い て下さった事を理解しました。 これからは、父に対して、「ありがとうございました」という 言葉を胸に、望むべき物を渡していけるよう仕事に精を出し、昔 できなかった日常会話を増やして、恩を返していきたいと思いま す。 内観を受けて、兄弟、友人、先輩、後輩、上司、その他色々な 周囲の人にもお世話になっている事実があり、またお世話になり っ放しで別れていった事も多くあったと感じました。 今まで受けた恩は数えれば幾多にもなる量であり、すべて返せ るとは思いません。 けれども、内観を研修した事によって、自分は人から生かされ てきたのだと実感し、気づくことができた今日から、これからの 人生で出会う人皆に、今までお世話になった恩を返していくよう に心がけて接していきます。 内観を受けさせて頂きましてありがとうございました。 ---------------------------------------------------------- ＊坂村真民詩集、蓮華院御廟、れんげ農苑、大日新聞等を更新し ました。悩み相談・結婚相性判断・車のお祓い・御祈願や御供養 もできます。どうぞご覧ください。 http://www.uproad.ne.jp/rengein/ ＊心の健康ドック『内観』が毎月２回になり、家族割引も始めま した。詳しくは下記をご覧下さい。 http://www.uproad.ne.jp/rengein/naikan/naikan.html ---------------------------------------------------------- 【坂村真民詩集】 『 この二つを 』 小食であれ！ これは健康のもと 小欲であれ これは幸福のもと この二つのものをしっかりと身につけよう この世を悔いなく終わるため この世を楽しく生きるため ---------------------------------------------------------- ＊蝉が早朝より激しく鳴いています。真夏です。雨の恋しいこの 頃です。 ＊皆様のご意見、ご感想、ご投稿を rengein@uproad.ne.jp へどうぞお寄せください。お待ちしております。 ＊「投稿大歓迎！」 皆様の投稿は、できるだけ「幸福ニュース」 に掲載しようと思っております。読者と共にこのＥメールマガジ ンを作り上げていきたいと願っておりますので、御協力をよろし くお願い申し上げます。 ---------------------------------------------------------- コンサルティング・テンプル 蓮華院誕生寺 http://www.uproad.ne.jp/rengein/ rengein@uproad.ne.jp ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ |