メルマガ:幸福ニュース
タイトル:幸福ニュース第340号  2005/12/26


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幸福ニュース(しあわせニュース)第340号 2005年12月26日
幸せへのヒント満載です。友達にも教えて皆幸福に!
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【除夜の鐘・初参りは蓮華院誕生寺の奥之院で!!!】

 世界一の大梵鐘「飛龍の鐘」や五重塔や大仏様に新年の御祈願
をされてください。ホームページでも世界一の大梵鐘を祈りなが
ら撞けます。どうぞご家族でお参りください。
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 今回も、心理学・教育学・社会学の博士号を持ち、心学研究家
である「小林正観師」の最新刊『究極の損得勘定Part2』(宝来
社)を紹介させていただきます。

 小林師はコンセプター(基本概念提案者)として、「ものづく
り・ひとづくり・宿づくり・町づくり」にもかかわり、旅行作家
として、また「幸せの講演者」として、日本全国を飛びまわって
活躍されておられます。

 幸福になる為の「宇宙法則」の使いこなし方をこの本で紹介し
ておられます。幸せになりたい方必読の本です。皆様も是非読ま
れて楽しい毎日を送られて下さい。

     『究極の損得勘定Part2』(その2)

 悩み、苦しみ、苦悩、煩悩とは、何かを自分の思い通りにしよ
うとした瞬間に生まれるのです。私達の悩み苦しみは、自分だけ
の力で自分の人生をつくっていると思っているところから、起き
ているのではないでしょうか。

 最終的に売れるとか、広まるとか、成功するということは、本
人の力ではありません。決定的な部分はすべて、周囲のおかげ、
また目に見えない四次元の存在のおかげ、ということがわかった
ら、あとはただ、感謝であり、ありがとうと手を合わせることが
できるのです。

 師匠が偉大かどうかというのは、その弟子が周囲の人から尊敬
される人物だったかどうかによって決まります。

 親鸞の悪人正機説の小林先生の解釈・・・自分を善人で立派な
者だと思っている人は、大往生を遂げるかもしれない。しかし、
自分は悪人でどうしようもないやつだと思っている人のほうが本
当の仏である。自分で自分の事を善人だと思っている人よりも、
自分を悪人だと思って苦しんでいる人のほうが、より仏に近い。

 「正義感」「使命感」はマイナスのエネルギー。戦争とは、自
分が善人で正しいと思い込んでいる人間どうしの闘い。「自分が
間違っているかもしれない。」と思ったら、闘いや争いにはなら
ない。憎しみや恨みというものは、すべて自分が正しいと思った
ところから始まるのです。正義感は悪魔の側にあるように思えま
す。

 「許す者は許される。許さぬ者は許されない。裁く者は裁かれ
る。裁かぬ者は裁かれない。」(キリスト)正義感や使命感が強
ければ強いほど、生きるのが苦しいようにできている。自分以外
の人を許せないからです。「許せない。許せない。」と狭い心で
糾弾しているよりは、自分の心の許容範囲を拡げて、「そういう
こともあるよね。」と、ニコニコ生きているのが楽なように神様
は人間をつくったようです。

 究極の損得勘定とは、自分に楽しいことが宇宙から降ってくる
という人生がほしいのであれば、たくさん投げかけること。喜ば
れるように投げかけると、自分にとって喜べるようないろんな現
象が降ってくる。嫌がられるようなものを投げかけていると、自
分にとって嫌な状態に囲まれて生きていくことになる。次から次
へと面倒くさいことが起きてきます。

 どうやって儲けようかと考えるより、「うれしい、たのしい、
幸せ」だけ考えていれば、よい。どうしたら売上があがるのか?
人が来るのか?という問い自体が間違っている。「いかに自分が
いい思いをするか」ではなくて、先ず「どうしたら喜ばれるか」
だけ考えていればいい。

 病気や事故や災難ということを通して、幸せの本質に体験的に
気が付いてしまう人が1パーセントいます。その人たちは何かを
手に入れなくても幸せに感じられるようになった。毎日すべてが、
ありがたくてありがたくて手を合わせることができるという状態
です。

 「今のままで充分幸せだよね、必要なものは全部いただいてい
る。」ということに気付いた。自分も、目の前の相手も、今のま
まですでに百点満点であると思えるわけです。

 執着がなくなった人を「解(ほど)けた人」と呼び、それが
「ほとけ」の語源となりました。「執着」から解き放たれていな
い人たちが、世界の住人の99パーセントということです。

 人間の生活というものは、「苦(思いどおりにならない)」と
釈迦は悟りました。そして、その原因が「集」、つまり執着だと
言いました。「苦」そのものをなくすことはできないが、その元
となっている執着を「滅」すればよい。そして、日常生活の中で
その都度、執着が起きてきたら、ひとつづつ取り去るように実践
していくこと、それが「道」である、と教えました。釈迦はこの
悟りと実践によって、実際に「苦」から解き放たれ、解脱するこ
とができたということです。

 「苦」の正体は「思いどおりにならないこと」であって、それ
は自分の外側から降ってきているのではない。全部内側、自分の
「思い」の問題だった。それを思いどおりにしたいという「執着」
を持たなければ、人間はすべての「苦」から解放されるのです。

 人間の生きる目的とは、頑張ることや努力すること、何かを成
し遂げることではなく、「いかに喜ばれる存在になるか」です。

 肉体の死よりも「存在の死」を如何に遅らせるかが大事である。
存在の死とは、その人のことを語る人が誰もいなくなった時のこ
とです。釈迦もキリストも坂本竜馬もまだ、存在の死を迎えては
いないのです。

 人間関係の中で、相手が何か理不尽なことをしたちしても、こ
の人をどうにかしようと思うのではなくて、ただ丸ごと認めると
楽。この人をどうにかしよう、変えようと思うから苦しいのであ
り、思いどおりにならないのです。その都度、「ああ、そういう
人でしたか」と思えば気にならない。「受け入れられるような私」
を作ってしまったら、問題がどこにもなくなります。

 今自分がやるべき事というのは、自分の目の前にいる人を大事
にすることです。やるべきことがあったら、それをやることです。
今すべきことは、目の前の事、人、物を大事にするだけ。死ぬま
での間に、どれほどの人に喜んでもらえるかを、ひたすら考える
だけなのです。

 ガンで余命3ヶ月と宣言されてから、奇跡的にガンが治った人
の共通項は、「ガンをどう治すか、どう延命するか」ではなくて、
「残された3ヶ月という時間をどう生きるか」に考えを切り替え
た人である。

 宇宙の二重構造、裏返し構造・・・宇宙の仕組みは、「『執着』
しないと、その望みは叶うことがある」ということです。『執着』
があると全然叶いません。執着すればするほど、手にいらなくな
るどころか、反対の現象が迫ってくるという構造になっています。

「こうなったら嬉しい、楽しい、幸せ」と思うのはかまわないけ
れど、「そうでなきゃいやだ、ダメ、ねばならない」と思った瞬
間に、そうならなくなる。宇宙は二重構造。求めたものと反対の
ものが与えられる。与えると与えられる。

 人生相談の98パーセントは、「自分の理想や価値観に合わな
い人を、どうしたらいいでしょうか」というものです。他人を自
分の思い通りにするという考え方をやめて、自分がどう生きるか
だけを考える。世の中を暗い暗いと嘆くより、みずから光ってそ
の闇照らそう。評論する暇があったら、自分が光になること。自
分がどう光るかを考えるといい。光っている人とは、明るい人、
即ち実践している人のことです。(終)

 「宝来社」・・・『究極の損得勘定Part2』の出版社
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す。どうぞご覧ください。
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【仏語集】

 世界はそれ自体の実体を持っていない。心のはからいをなくす
道を得なければならない。外の形に迷いがあるのではなく、内の
心が迷いを生ずるのである。

 心の欲をもととして、この欲の火に焼かれて苦しみ悩み、無明
をもととして、迷いの闇に包まれて、愁い悲しむ。迷いの家を造
るものは、この心の他にないことを知って、道を求める人は、こ
の心と戦って進んでゆかなければならない。
       (仏昇とう利天為母説法経)
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【坂村真民詩集】

《 念じよう 》

ともされたあかりのなかに
うかびくるひとたち
悲しみは消えて
愛にかがやき
ひとみなごやか

信じよう
信は功徳の母という
この世で報われなかったひとも
あの世で報われることを
あかりをともして念じよう
詩縁のひとたちの幸せを
心をこめて念じよう

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*今年の最終号です。本年もお世話になり、本当にありがとうご
ざいました。心から感謝申し上げます。良いお年をお迎え下さい。
                           合掌

*皆様のご意見、ご感想、ご投稿を
  rengein@uproad.ne.jp 
 へどうぞお寄せください。お待ちしております。

*「投稿大歓迎!」 皆様の投稿は、できるだけ「幸福ニュース」
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