メルマガ:面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)
タイトル:[ROADSHOW REVIEW]380  2008/06/28


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★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★
     2008/06/28 No. 380 (週刊)            前回発行部数:2、922

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
毎週見ているロードショー映画の感想です。出来るだけタイムリーに(上映
期間中に)おとどけします。個人的な趣味で選んでいるので参考になるか分
かりませんが、見たまま、思ったままを書きます。

お断り:この「感想」は、通常、一週間ほどかけて書いています。その間、記
憶違い、想像力の逸脱等から、本来作品には無かったような事を書いてしまう
場合があります。その際は御了承ください。
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バックナンバーと発行日は下記のホームページにてご覧いただけます。
★2007年分は、「感想」の下に移しました。2001〜2006年分につ
いては、サイトを御覧下さい。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html

AVP2 エイリアンズVS. プレデター 01/05 茶々 天涯の貴妃 01/12
アース 01/19 シルク 01/26
母べえ 02/02 アメリカン・ギャングスター 02/09
テラビシアにかける橋 02/16 エリザベス:ゴールデン・エイジ 02/23
チーム・バチスタの栄光 3/01 ライラの冒険 3/08 
バンテージ・ポイント 3/15 ジャンパー 3/22
マイ・ブルーベリー・ナイツ 3/29 明日への遺言 4/05
モンゴル 4/12 王妃の紋章 4/19
大いなる陰謀 4/26 紀元前1万年 5/03
少林少女 5/10 最高の人生の見つけ方 5/17
チャーリー・ウィルソンズ・ウォー 5/24 
ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛 5/31
隠し砦の三悪人 6/07 ザ・マジックアワー 6/14
ランボー 最後の戦場 6/21 インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull

U.S. Release Date: 2008

■監督:スティーヴン・スピルバーグ
■製作総指揮:ジョージ・ルーカス/キャスリーン・ケネディ
■キャスト:ハリソン・フォード/シャイア・ラブーフ/ケイト・ブランシェット
/ジョン・ハート
■音楽:ジョン・ウィリアムズ
■字幕:戸田奈津子
■お勧め度:★★★(★)

 「ハリソン・フォード、スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカスの
黄金トリオで19年ぶりに復活した人気シリーズ第4弾のアクション・アドベンチ
ャー。今回は米ソ冷戦下の1950年代を舞台に、インディが宇宙の神秘を解く力を
持つ秘宝をめぐって熾烈な争奪戦を繰り広げる。
 1957年、アメリカ国内で米兵に扮した女諜報員スパルコ率いるソ連兵の一団が
米軍基地を襲撃。彼らは、宇宙の神秘を解き明かす力を秘めているという“クリ
スタル・スカル”を探し求め、その手掛かりを辿っていた。そしてそこには、な
んとインディが捕らえられ、クリスタル・スカルの捜索を強要されていたのだっ
た。しかし、スキをみて脱出を図り、何とかスパルコの手を逃れたインディは考
古学教授として赴任している大学へと舞い戻る。すると今度は、彼の前に一通の
手紙を携えたマットという青年が現われるのだが…。」(allcinema.net/より。)

冒険物のスペクタクル作品というより(ハリソン・フォードが年老いたせいか)
アナログ性を重視した探検物。コメディっぽい部分もかなりあって、その意味で
はかっこいいだけの旧シリーズより面白い。かなり長い作品ながら見どころたく
さんで飽きない。若い頃に比べると、いまいち思い通りに動けない「インディ・
ジョーンズ」というのがそもそも面白いし、キャスト的にも個性派を集めたよう
で、特に最初はただのガキとして登場のマット(シャイア・ラブーフ)が実はイ
ンディの息子だった、という事が判明するクダリが面白い。若そうだが、シャイ
ア・ラブーフ、かなりいい。前作までのメンバーもいるが、製作者としてのヒッ
トはソ連、スターリン政権下の「女諜報員スパルコ」役で登場のケイト・ブラン
シェットだろう。「エリザベス:ゴールデン・エイジ」に続いて強い女、しかし
必ずしも悪者とは言えない役所で、ロシア語なまりも、下手そうでキャラ的に面
白い。特にまったく似合ってないおかっぱ頭。物語りがちょっと複雑なだけに、
笑える部分と人物の面白さだけでも充分、観られる。

特撮技術はもちろん使っているにしても、アナログの良さみたいなものを久し振
りに感じさせられる作品。この事は意図的だろう。特撮っぽさを感じさせない作
品作りというのも、斬新さを感じる。最初の方だったと思うが、スパルコ一味に
追いかけられるインディが、当時のネバダ砂漠の原爆実験場に紛れ込んでしまい、
放射能を防げる鉛入りの冷蔵庫に隠れることで難を逃れるシーンがあるが、これ
は実験場なので、現場には家が建てられ、マネキンが並べてある。なんかこのシ
ーンが製作者の意図を象徴しているようで、それ自体はなんでもないシーンなが
ら、その事を考えると印象に残る。それと「クリスタル・スカル」というのが実
は「物」ではなくて「者」だったというあたりにスピルバーグっぽさが感じられ、
ちょっと旧作とは違った部分があるかな、という面白さがある。

このシリーズの旧作というのはテレビかビデオでしか観たことがないはずで、あ
まり記憶に無いが、それこそ若い頃のハリソン・フォードがヒーロー的に活躍し、
共演といったら印象に残っているのは本作で写真が出るショーン・コネリーぐら
いだったように思うが、本作ではかなり内容があって、セットを見せたり蛇だら
けの洞窟とかで怖がらせるというようなパターンを脱っしている。ラストはやっ
ぱり宇宙に飛んで行って欲しかったというような気がするが、それだとSF化け
か。しかし古代文明の謎、エジプトのピラミッドやナスカの地上絵などは、やは
り宇宙人を絡めてくれた方がロマンがあるような気がする。とはいえ、最後の
「物体」はどう見ても「UFO」なので、「スカル」は宇宙人だったことにすれ
ば、充分、満足。「19年ぶりに復活」。ネタ切れの苦しまぎれのシリーズ復活で
はない事は確か。


ヒアリング度:★★
感動度:★★★★
二度以上見たい度:★★★
劇場で見たい度:★★★★
ビデオ/DVDで欲しい度:
ビデオ/DVDで見た方がいい度:★
ムカつく度:
考えさせられる度:
(「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合)

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-今後楽しみな映画:

★ナルニア国物語/第3章

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2007年分:
犬神家の一族 01/06 シャーロットのおくりもの 1/13 
ラッキーナンバー7 1/20 マリー・アントワネット 1/27
幸せのちから 2/03 墨攻 2/10
守護神 2/17 ドリームガールズ 2/24
ディパーテッド 3/03 蒼き狼 地果て海尽きるまで 3/10
どろろ 3/17 ステップ・アップ 3/24
ホリデイ 3/31 デジャヴ 4/07
大帝の剣 4/14 フラガール 4/21
ラブソングができるまで 4/28 スパイダーマン3 5/05
バベル 5/12 俺は、君のためにこそ死ににいく 5/19
眉山 -びざん- 5/26 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 6/02
ザ・シューター/極大射程 6/09 300 <スリーハンドレッド> 6/16
ラストラブ 6/23 憑神 6/30
ダイ・ハード4.0 7/07 プレステージ 7/14
シュレック3 7/21 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 7/28
ピアノの森 8/04 トランスフォーマー 8/11
オーシャンズ13 8/18 ベクシル 2077 日本鎖国 8/25
ラッシュアワー3 9/01 怪談 9/08
釣りバカ日誌18 9/15 HERO 9/22
ファンタスティック・フォー:銀河の危機 9/29
幸せのレシピ 10/06 ローグ アサシン 10/13
パーフェクト・ストレンジャー 10/20 グッド・シェパード 10/27
スターダスト 11/03 ブレイブ ワン 11/10
バイオハザード III 11/17 ボーン・アルティメイタム 11/24
モーテル 12/01 ベオウルフ/呪われし勇者 12/08
マリと子犬の物語 12/15 アイ・アム・レジェンド 12/22
ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記 12/29 

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