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━━━[PR]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[PR]━━━ ★★★↑↑↑「ヘッダー広告」募集中です。料金等、詳細については、一番下を 御覧ください。 ==========================================ROADSHOW REVIEW===== ★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★ 2007/07/14 No. 330 (週刊) 前回発行部数:3,110 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 毎週見ているロードショー映画の感想です。出来るだけタイムリーに(上映 期間中に)おとどけします。個人的な趣味で選んでいるので参考になるか分 かりませんが、見たまま、思ったままを書きます。 お断り:この「感想」は、通常、一週間ほどかけて書いています。その間、記 憶違い、想像力の逸脱等から、本来作品には無かったような事を書いてしまう 場合があります。その際は御了承ください。 ==================================================================== バックナンバーと発行日は下記のホームページにてご覧いただけます。 ★2006年分は、「感想」の下に移しました。2001〜2005年分につ いては、サイトを御覧下さい。 http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html 犬神家の一族 01/06 シャーロットのおくりもの 1/13 ラッキーナンバー7 1/20 マリー・アントワネット 1/27 幸せのちから 2/03 墨攻 2/10 守護神 2/17 ドリームガールズ 2/24 ディパーテッド 3/03 蒼き狼 地果て海尽きるまで 3/10 どろろ 3/17 ステップ・アップ 3/24 ホリデイ 3/31 デジャヴ 4/07 大帝の剣 4/14 フラガール 4/21 ラブソングができるまで 4/28 スパイダーマン3 5/05 バベル 5/12 俺は、君のためにこそ死ににいく 5/19 眉山 -びざん- 5/26 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 6/02 ザ・シューター/極大射程 6/09 300 <スリーハンドレッド> 6/16 ラストラブ 6/23 憑神 6/30 ダイ・ハード4.0 7/07 プレステージ 7/14 ==================================================================== プレステージ (The Prestige) U.S. Release Date: 2006 ■監督:クリストファー・ノーラン ■原作:クリストファー・プリースト 『奇術師』(早川書房刊) ■キャスト:ヒュー・ジャックマン/クリスチャン・ベイル/マイケル・ケイン /スカーレット・ヨハンソン/レベッカ・ホール/デヴィッド・ボウイ ■音楽:デヴィッド・ジュリアン ■字幕:菊池浩司 ■お勧め度:★★(★) 「世界幻想文学大賞を受賞したクリストファー・プリーストの傑作『奇術師』 を、「メ(ミ?)メント」「バットマン ビギンズ」のクリストファー・ノーラン監 督が映画化したミステリアス・ファンタジー・サスペンス。19世紀末のロンド ンを舞台に、マジックに人生の全てを捧げる2人の天才マジシャンが、互いに激 しいライバル心を募らせ壮絶な確執を繰り広げた末に行き着く驚愕の顛末を幻想 的かつトリッキーに描き出す。主演は「X-MEN」シリーズのヒュー・ジャッ クマンと「バットマン・ビギンズ」のクリスチャン・ベイル。共演にマイケル・ ケイン、スカーレット・ヨハンソン、デヴィッド・ボウイ。 19世紀末のロンドン。華麗かつ洗練されたパフォーマンスで魅せる“グレート ・ダントン”ことロバート・アンジャーと、天才的なトリックメイカー“ザ・プ ロフェッサー”ことアルフレッド・ボーデン。2人のマジシャンは、修業時代か ら互いを認め合いマジックの腕を競い合っていた。しかし、アンジャーの妻が脱 出マジックに失敗して命を落とすと、その原因がボーデンにあったことから、ア ンジャーは彼への復讐に取り憑かれていく。そんな中、ボーデンはサラと出会い 幸せな家庭を築く。一方のアンジャーも、美しく優秀なアシスタント、オリヴィ アを得て、その華麗なステージが評判となる。しかし、2人の確執は一層激しい ものとなっていくのだった…。」(allcinema.net/より。) 適度にネタバレ進行で、ミステリー嫌いでも多少は楽しめる作品。それ以外は、 「バットマン」と「X-MEN」のどっちが強いかぐらいしか興味が涌かない。 そもそも「バットマン」を撮った監督だからして、どっちが勝つかは想像できる。 というような低レベルの推理力でも、騙されるという事がない親切な作品。 ボーデン(クリスチャン・ベイル)が終始、多重人格のように描かれる。特に妻 (レベッカ・ホール)との関係。これに「人間転送マジック」のタネを考えれば、 結末は想像できる。一方、アンジャー(ヒュー・ジャックマン)は、同じマジッ クで替え玉を使うが、替え玉がずっと替え玉役で満足している事はないという台 詞から、これも結末が想像できる。少し考えればタネの分るトリックの連続で、 一つ後の展開から、その前の展開が分るという、マジックというよりそのタネが 分るところが面白い作品。 しかしこの頃のマジックのタネというのはこんなにチャチかったのかと思うこと が何度か。鳥を消すマジックで、折り畳み式の鳥籠で鳥を畳み殺して、後で別の 鳥を出してみせるというのは、まさか今はやらないだろう。「弾丸つかみ」とい うマジックにしても、弾は予め抜いておくものの、火薬は入っているので、もし 「客」が銃口に何かを入れたら、ただじゃ済まなくなる。実際、それでボーデン はアンジャーに復讐されかけるが、これも安全性を考えたら、今ではできないだ ろう。 あまり考えるとアラが目立つことになるかもしれない。多重人格っぽいボーデン が実は....だったという事が、妻にも、若い頃から一緒だったアンジャーにも分ら なかったというのは無理があるし、替え玉ではなくて実際に人を転送する装置、 これはデヴィッド・ボウイ演じる科学者が開発したものという事になっているが、 それを使うアンジャーの替え玉は、その事は当然、知っていただろう。とすると、 水槽で殺されたのは、どちらなのか。これは、結末で分るにしても、替え玉が本 物以上に....というのも不自然な感じがする。 見所はむしろヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベイルの役者としての対決 だろう。マイケル・ケインがいいサポート役を演じている。なぜか「解説」の 「共演」に抜けているが、アンジャーの妻役のレベッカ・ホールも、役者として 見たら、一番、印象に残る。「多重人格」(というのは嘘だが)の夫に自殺に追 い込まれる、疑うという事を知らない純真な女性として描かれる。全体的にはち ょっと親切すぎて、ミステリー度が足りない作品になってしまったかもしれない。 ヒアリング度:★★ 感動度:★ 二度以上見たい度:★ 劇場で見たい度:★ ビデオ/DVDで欲しい度: ビデオ/DVDで見た方がいい度:★★★★ ムカつく度: 考えさせられる度: (「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合) -------------------------------------------------------------------- ★★★発行者よりのお知らせ★★★ ヤフーオークション、eBay(アメリカ)にて出品落札代行しております。売りた い物、買いたい物のある方、ご連絡ください。 直接販売も行っております。海外発送、承ります(支払い方法:「PayPal」、 国際郵便為替)。-> s_mori@sa2.so-net.ne.jp (神奈川県 公安委員会 古物商 許可 第451320001094号) ==================================================================== -今後楽しみな映画: ★ サイトのコンテンツ: -メルマガ発行システムの状況:名称/URL/コメント/現在12システムをカバー ★★最終更新:2006年05月28日 -映画のことなら Google search:英文タイトル入力で検索結果のトップに -劇場リンク:全国劇場案内 -字幕関連サイトリンク:字幕の「なぜ?」に答えるF&Qサイト(その他) -The Internet Movie Database (IMDb) 映画のデータベース -------------------------------------------------------------------- 2006年分: 痩身男女 01/07 長恨歌 01/14 THE 有頂天ホテル 01/21 レジェンド・オブ・ゾロ 01/28 フライトプラン 02/04 ミュンヘン 02/11 ジャーヘッド 02/18 ナイト・オブ・ザ・スカイ 02/25 ダイヤモンド・イン・パラダイス 03/04 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