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━━━[PR]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[PR]━━━ ★★★↑↑↑「ヘッダー広告」募集中です。料金等、詳細については、一番下を 御覧ください。 ==========================================ROADSHOW REVIEW===== ★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★ 2007/05/26 No. 323 (週刊) 前回発行部数:3,128 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 毎週見ているロードショー映画の感想です。出来るだけタイムリーに(上映 期間中に)おとどけします。個人的な趣味で選んでいるので参考になるか分 かりませんが、見たまま、思ったままを書きます。 お断り:この「感想」は、通常、一週間ほどかけて書いています。その間、記 憶違い、想像力の逸脱等から、本来作品には無かったような事を書いてしまう 場合があります。その際は御了承ください。 ==================================================================== バックナンバーと発行日は下記のホームページにてご覧いただけます。 ★2006年分は、「感想」の下に移しました。2001〜2005年分につ いては、サイトを御覧下さい。 http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html 犬神家の一族 01/06 シャーロットのおくりもの 1/13 ラッキーナンバー7 1/20 マリー・アントワネット 1/27 幸せのちから 2/03 墨攻 2/10 守護神 2/17 ドリームガールズ 2/24 ディパーテッド 3/03 蒼き狼 地果て海尽きるまで 3/10 どろろ 3/17 ステップ・アップ 3/24 ホリデイ 3/31 デジャヴ 4/07 大帝の剣 4/14 フラガール 4/21 ラブソングができるまで 4/28 スパイダーマン3 5/05 バベル 5/12 俺は、君のためにこそ死ににいく 5/19 眉山 -びざん- 5/26 ==================================================================== 眉山 -びざん- (2007) ( ) U.S. Release Date: ■監督:犬童一心 ■原作:さだまさし 『眉山 -BIZAN-』(幻冬舎刊) ■キャスト:松嶋菜々子/宮本信子/大沢たかお/永島敏行/夏八木勲 ■音楽:大島ミチル ■字幕: ■お勧め度:★★(★) 「さだまさしの同名小説を「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」の 犬童一心監督が映画化した感動ドラマ。ガンに冒されながらも気丈に振る舞う母 と、そんな母の秘められた過去の恋を辿ってゆく娘の強い絆を描く。出演は「犬 神家の一族」の松嶋菜々子と「子ぎつねヘレン」の大沢たかお、そして10年ぶり の映画出演となる宮本信子。 東京で旅行代理店に勤める咲子は、徳島で一人暮らしをしている母・龍子が入 院したとの報せを受け、久しぶりの帰郷を果たす。咲子はそこで母が末期ガンで あることを知る。元々江戸っ子の龍子は入院してもなお、何でも自分で決めてし まう。そんな母に寂しさを感じながら看病を続けていた咲子は、医師の寺澤と出 会い、少しずつ心を癒されていく。そんな中、母からは死んだと聞かされていた 父が今も生きていることを知った咲子は、母の人生を知りたいと、まだ見ぬ父の もとを訪ねるのだが…。(allcinema.net/より。) ちょっと違うような。 母親と娘というのは、そもそも絆というものを築くのが難しいのじゃないだろう か。母親と息子であれば「マザコン」や「エディプスコンプレックス」だし、父 親と娘であれば「エレクトラコンプレックス」というような説があるが、母親と 娘というのは友達のような関係になってしまう場合、女としてライバル関係にな ってしまうような場合、本作品ではむしろ娘がどうやって母親と関係したらいい か、それを模索するのがテーマのような。実際、咲子は父親と合いたいと思って いるにしても、最終的には、母親の龍子(「お竜さん」)が惚れていた妻子ある 男性(夏八木勲)と再会させるというのが、咲子が見つけた母親との絆、のよう に描かれる。そのため「医師の寺澤との出会い」というのがひどく余計な展開の ように思えてしまう。母親がこれから死ぬという時に恋愛は無いだろう。むしろ この成り行き的な恋愛感情が触媒となって、咲子をして父親を探す本当の動機の 伏線になっていると見たい。というような事を考える方が余計かもしれないが。 しかしそうでないなら、何も内容が無い作品になってしまう。松嶋菜々子の使い 方にしても、かなり押えているような感じで、いくつか見たテレビドラマとは全 く印象が違う。「犬神家」で紅一点的に輝いていたのに比べると地味だし、かな り難しそうな役をやっているという感じで、スタイルの良さに注目していたかっ たものの、むしろ上のような事を考えさせられてしまう。ここらへんの微妙な所 を阿波踊りの大スペクタクルでカモフラージュしたような感じで、これはしかし 好対照。阿波踊りにも色々と踊り方があるのだと初めて知った。何のために映画 を見ているんだか分らないが。 松嶋菜々子は大根で構わないし、もっと勘違いして、大女優のように思い上がっ て楽しい作品を作ってくれる方に期待したい。誰のことかと言うと松坂慶子。勘 違いとヨイショは女優を育てるのではないだろうか。その意味では本作品はなん の貢献もしていない。むしろ最後の方で咲子の役割が明確になるあたりが感動も の。で、結局のところは、母と娘の絆とは、という問題を考えるはめになる。か なり難しい作品のような。 ヒアリング度: 感動度:★★ 二度以上見たい度:★ 劇場で見たい度: ビデオ/DVDで欲しい度:★ ビデオ/DVDで見た方がいい度:★★★★ ムカつく度: 考えさせられる度:★ (「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合) -------------------------------------------------------------------- ★★★発行者よりのお知らせ★★★ ヤフーオークション、eBay(アメリカ)にて出品落札代行しております。売りた い物、買いたい物のある方、ご連絡ください。 直接販売も行っております。海外発送、承ります(支払い方法:「PayPal」、 国際郵便為替)。-> s_mori@sa2.so-net.ne.jp (神奈川県 公安委員会 古物商 許可 第451320001094号) ==================================================================== -今後楽しみな映画: ★ サイトのコンテンツ: -メルマガ発行システムの状況:名称/URL/コメント/現在12システムをカバー ★★最終更新:2006年05月28日 -映画のことなら Google search:英文タイトル入力で検索結果のトップに -劇場リンク:全国劇場案内 -字幕関連サイトリンク:字幕の「なぜ?」に答えるF&Qサイト(その他) -The Internet Movie Database (IMDb) 映画のデータベース -------------------------------------------------------------------- 2006年分: 痩身男女 01/07 長恨歌 01/14 THE 有頂天ホテル 01/21 レジェンド・オブ・ゾロ 01/28 フライトプラン 02/04 ミュンヘン 02/11 ジャーヘッド 02/18 ナイト・オブ・ザ・スカイ 02/25 ダイヤモンド・イン・パラダイス 03/04 ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 03/11 イーオン・フラックス 3/18 SPIRIT 3/25 サウンド・オブ・サンダー 04/01 ALWAYS 三丁目の夕日 04/08 プロデューサーズ 04/15 連理の枝 04/22 ニュー・ワールド 04/29 レント 05/06 Vフォー・ヴェンデッタ 05/13 明日の記憶 5/20 ダ・ヴィンチ・コード 5/27 夢駆ける馬ドリーマー 6/03 ポセイドン 6/10 インサイド・マン 6/17 バルトの楽園 6/24 ウルトラヴァイオレット 07/01 トリック劇場版2 7/08 M:i:III 7/15 日本沈没 7/22 パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 7/29 ゲド戦記 8/05 釣りバカ日誌17 8/12 東京フレンズ The Movie 8/19 スーパーマン リターンズ 8/26 UDON 9/02 マイアミ・バイス 9/09 X-MEN:ファイナル ディシジョン 9/16 出口のない海 9/23 イルマーレ 9/30 レディ・イン・ザ・ウォーター 10/07 ワールド・トレード・センター 10/14 ブラック・ダリア 10/21 ユナイテッド93 10/28 父親たちの星条旗 11/04 地下鉄(メトロ)に乗って 11/11 太陽 11/18 椿山課長の七日間 11/25 プラダを着た悪魔 12/02 007/カジノ・ロワイヤル 12/09 硫黄島からの手紙 12/16 エラゴン 遺志を継ぐ者 12/23 大奥 12/30 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆↓↓これより下は、毎回、同じです。 ====================================================================== ★ヘッダー広告募集要領★ 個人、法人、内容問わず、ただし「公序良俗」を害しないもの。 広告のサイズ(長さ)は、10行まで。料金は、個人(的な)広告の場合、 一回500円、法人は、一回1000円。連続掲載の場合は最大3回まで。 振込先:銀行、ぱるる、イーバンク(他行からの直接入金が可能になりました) ★★広告文の作成の際には、メール本文に貼り付けるなどして、体裁を整えたもの を送ってください。 ====================================================================== ★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★ 2007/05/26 No. 323 (週刊) 発行者:シド(s_mori@sa2.so-net.ne.jp) このメールマガジンは(主に)以下の配送システムを利用して発行しています。 カプライト http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/1776.html E-Magazine http://www.emaga.com/info/syd111.html メルマガ天国 http://melten.com/m/4480.html melma! http://www.melma.com/backnumber_32970/ Home Page (登録/解除/バックナンバー) http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html 【無断転載不可です。】 ==========================================ROADSHOW REVIEW====== |