メルマガ:面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)
タイトル:[ROADSHOW REVIEW]185  2004/10/02


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==========================================ROADSHOW REVIEW=====

★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★
     2004/10/02  No. 185 (週刊)            前回発行部数:2,947

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
毎週見ているロードショー映画の感想です。出来るだけタイムリーに(上映
期間中に)おとどけします。個人的な趣味で選んでいるので参考になるか分
かりませんが、見たまま、思ったままを書きます。

お断り:この「感想」は、通常、一週間ほどかけて書いています。その間、記
憶違い、想像力の逸脱等から、本来作品には無かったような事を書いてしまう
場合があります。その際は御了承ください。
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バックナンバーと発行日は下記のホームページにてご覧いただけます。
★2003年分は、「感想」の下に移しました。2001〜2002年分につ
いては、サイトを御覧下さい。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html

すべては愛のために 01/03 ミシェル・ヴァイヨン 01/10
ミスティック・リバー 01/17 タイムライン 01/24
シービスケット 01/31 ハリウッド的殺人事件 02/07
ラブ・アクチュアリー 02/14 ロード・オブ・ザ・リング3 02/21
(旧)バイ・バイ・バーディー 02/28 マスター・アンド・コマンダー 03/06
レジェンド・オブ・メキシコ 03/13 ペイチェック 03/20
イノセンス/INNOCENCE 03/27 恋愛適齢期 04/03
イン・ザ・カット 04/10 ディボース・ショウ 04/17
オーシャン・オブ・ファイアー 04/24 映画館、邦画について 05/01
キル・ビル Vol.2 05/08 コールド マウンテン 05/15
ビッグ・フィッシュ 05/22 トロイ 05/29 
レディ・キラーズ 06/05 デイ・アフター・トゥモロー 06/12
ロスト・イン・トランスレーション 06/19 21グラム 06/26
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 07/03 ブラザーフッド 07/10
スパイダーマン2 07/17 ウォルター少年と、夏の休日 07/24
キング・アーサー 07/31 マッハ! 08/07
リディック 08/14 サンダーバード 08/21
華氏9/11 08/28 LOVERS 09/04
ヴァン・ヘルシング 09/11 テイキング・ライブス 09/18
アイ・ロボット 09/25 バイオハザードII アポカリプス 10/02
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★★お知らせ。9月25日〜10月16日の間、映画館が改装工事のため休館と
なります。この間の発行は、今の所、未定です。
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バイオハザードII アポカリプス (Resident Evil: Apocalypse)
U.S. Release Date: ?/?/04

■監督:アレクサンダー・ウイット
■キャスト:ミラ・ジョヴォヴィッチ/シエンナ・ギロリー/オデッド・フェール
■音楽:ジェフ・ダンナ
■字幕:太田直子
■お勧め度:★★★★

このシリーズは面白いかもしれない。先週の「アイ・ロボット」に欠けていたも
の、スリルとサスペンスとスピード感がある。第一作に関しては本誌083号参
照。物語りの背景を引用すると、

「アンブレラ社」は今や通信、医療、その他あらゆる分野で世界のトップ企業
となり、その実態は、政府ですらも把握できていない。その極秘業務は遺伝子
工学(モンスター製造のための)と「T-ウイルス」に代表されるウイルス兵器
の開発だった。T-ウイルスは、あらゆる方法で人に感染し、感染した人は死に、
ゾンビとして再生し、人を次々とゾンビ化していく。これらを開発していた施
設は地下にあり、スーパーコンピューターが監視/防衛している。物語りは、
悪意によるT-ウイルスの散布、職員の感染とゾンビ化、コンピューターを破壊
しようとして潜入した数名の特殊部隊、そして「アンブレラ社」の秘密を暴露
しようとして侵入した記者の、ゾンビ、そしてコンピューターとの戦い...」

第一作は完結していなかった。ゾンビだらけの研究施設は閉鎖され、生き残った
アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)と恋人のマットは会社の病院に収容された。
第二作はその数十時間後、アンブレラ社が再び閉鎖された研究施設を開け、新た
なる「計画」を開始する。その計画とは、「T-ウイルス」でアリスとマットを
超人化し、人間武器としての優劣を「研究」することだった。

第一作がゾンビ退治に明け暮れたのに対して、本作では新しい要素がいくつか加
わった。上のアリスとマットの超人化もその一つであり、ゲームのキャラクター
であるジル・バレンタイン(シエンナ・ギロリー)、特殊部隊S.T.A.R.Sのメン
バーであり元米国陸軍デルタフォース隊員、また、アンブレラ社のバイオハザー
ド対策部隊員であるカルロス・オリヴェイラ(オデッド・フェール、「ハムナプ
トラ」シリーズ)など、ある意味で(数は少ないが)多彩なメンバーが加わる。
特にジル・バレンタイン(役のシエンナ・ギロリー)は、ゲームをやってないの
で分からないが、ショートパンツの両腰に2丁拳銃、タンクトップ姿という、初
期の頃の「トゥームレイダー」のララ・クロフトそのままの出で立ちで、特殊部
隊員としての強さよりも感情豊かな、そして弱さも含む人間性が重視され、とも
すれば無表情な主演のアリス/ミラ・ジョヴォヴィッチと好対照となっており、
これにカルロスが男っ気たっぷりなサポート役を演じる。この3人のそれぞれの
活躍や人間像などが大きなウエイトを占める。また、こうした作品のパターンで
ある「悪玉」の存在、それとの対決といったパターンとは少し違って、アンブレ
ラ社は結局今回の事態も原発事故と装って隠ぺいし、ラストでは更なる「計画」
を発動する。「III」に期待が持てるエンディング。

アクション・シーンが、ワイヤーロープやCGを使ったものより、カメラアクシ
ョンを使ったものが多い。前者にちょっと飽きが来ている分、こうしたアクショ
ンが妙に新鮮味、現実味がある。

物語りとしては、アンブレラ社が研究所の閉鎖を解いたことでゾンビが町にあふ
れ、町は閉鎖され、数時間後の夜明けには核ミサイルで町が消される。その中に
意図的に放置されたアリス、これに、町に閉じ込めらたジル・バレンタインとカ
ルロス・オリヴェイラが合流し、アンブレラ社のある技師との、自分の娘を救い
出す代わりに町からの脱出の仕方を教えるという交換条件のもと、3人と娘が脱
出地点へ向かう。したがってゾンビ退治は副次的な要素になり、3人、あるいは
4人の脱出劇が主になる。

人間兵器として超人化されたマット、これは強力、強靱ではあってもひどく不細
工なモンスターとして登場するが、上の3人を引き立たせるためにはしょうがな
いだろう。なにせ、本作の脚本は「エイリアン対プレデター」の監督。

モンスター映画ではありながら、今回は、ゾンビにしても、恐さを強調するので
はなく、同僚を各々ゾンビにやられ一人だけ取り残されたジルやカルロス、そし
て依然、実験動物扱いのアリスの孤独さといった、人間的な部分が印象に残る。
これに加え、作品のテンポの良さ、なにかこう、生きる勇気を感じさせられた作
品。「III」では、願わくばこの3人がチームを組んで、宿敵のアンブレラ社をな
んとかしそうな、あるいは「IV」に繋げるか、いずれにしても楽しみなシリーズ
になった。

シエンナ・ギロリーは1975年ロンドン生まれ。なぜかそれしか書いてないが、こ
の女優で「トゥームレイダー」を見たかった。ジョリーは強過ぎる。カナダ/英
国共同作品。

ヒアリング度:★★
感動度:★★★
二度以上見たい度:★★★★
劇場で見たい度:★★★★
ビデオ/DVDで欲しい度:★★★
ビデオで見た方がいい度:
ムカつく度:
考えさせられる度:★
(「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合)

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-今後楽しみな映画:



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2003年分:
K−19 1/04/2003    (旧作)風の谷のナウシカ 1/11
ゴーストシップ 1/18 オールド・ルーキー 1/25
ボーン・アイデンティティー 2/01 トランスポーター 2/08
レッド・ドラゴン 2/15 戦場のピアニスト 2/22
ロード・オブ・ザ・リング:二つの塔 3/01 007ダイアナザーデイ 3/15
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 3/29 ブラック・ダイアモンド 4/05
デアデビル 4/12 シカゴ 4/26
ドリームキャッチャー 5/03 X-Men2 5/10
あずみ 5/17 サラマンダー 5/24
トゥー・ウィークス・ノーティス 5/31 ハンテッド 6/07
ザ・コア 6/14 マトリックス・リローデッド 6/21
ソラリス 6/28 チャーリーズ・エンジェル フルスロットル 7/05
デッドコースター 7/12 ターミネーター3 7/19
マイ・ビッグ・ファット・ウェディング 7/26 トレジャー・プラネット 8/02
ハルク 8/09 パイレーツ・オブ・カリビアン 8/16
英雄 8/23 コンフェッション 8/30
ワイルド・スピードX2 9/06 座頭市 9/13
閉ざされた森 9/20 トゥームレイダー2 9/27
S.W.A.T. 10/04 ジョニー・イングリッシュ 10/11
リーグ・オブ・レジェンド 10/18 マッチスティックメン 10/25
キル・ビル 11/01 ティアーズ・オブ・ザ・サン 11/08
マトリックス レボリューションズ 11/15 ブルドッグ 11/22
フォーン・ブース 11/29  バッドボーイズ2バッド 12/06
ラスト サムライ 12/13 (旧作)ネイティブ・ハート 12/20
ブルース・オールマイティ 12/27

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