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ハリウッド的殺人事件 02/07 ラブ・アクチュアリー 02/14 ロード・オブ・ザ・リング3 02/21 (旧)バイ・バイ・バーディー 02/28 マスター・アンド・コマンダー 03/06 レジェンド・オブ・メキシコ 03/13 ペイチェック 03/20 イノセンス/INNOCENCE 03/27 恋愛適齢期 04/03 イン・ザ・カット 04/10 ディボース・ショウ 04/17 オーシャン・オブ・ファイアー 04/24 映画館、邦画について 05/01 キル・ビル Vol.2 05/08 コールド マウンテン 05/15 ビッグ・フィッシュ 05/22 トロイ 05/29 レディ・キラーズ 06/05 デイ・アフター・トゥモロー 06/12 ロスト・イン・トランスレーション 06/19 21グラム 06/26 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 07/03 ブラザーフッド 07/10 スパイダーマン2 07/17 ==================================================================== スパイダーマン2 (Spider-Man 2) U.S. Release Date: 6/30/04 ■監督:サム・ライミ ■キャスト:トビー・マグワイア(スパイダーマン、ピーター)/キルスティン ・ダンスト(メリー・ジェーン)/ジェームズ・フランコ(ピーターの「親友」) /アルフレッド・モリーナ(今回の「悪役」)/J.K. シモンズ(編集長)他 (前回と同じ) ■音楽:ダニー・エルフマン ■字幕:菊池浩司 ■お勧め度:★★★★ 「スパイダーマン1」に関しては本誌069号参照。といっても、キルスティン・ ダンストがカワイイというのが大半を占めるが。それ以外の部分から、 「スパイダーマンの信条は"With great power comes great responsibility"(伯 父が残した最後の言葉、「力を与えられた者はそれなりの責任を果たさなければ ならない」)。スパイダーマンになってしまった高校生のピーターは、この信条 の元、悪と戦う道を選ぶ。その力は彼にとってgift (天賦の才能)であると同時 に curse (呪い)。これはラストのシーンでの彼の言葉から。という事から、子 供の頃からの片思いだった「メリージェーン」(キルスティン・ダンスト)の愛 の告白を、「友だちで」という形で断わる、というところは、続編の予告か。」 069号でも書いたが、「スパイダーマン」は、原作のアメコミらしからぬ面白さ がある。特に「2」では、人物描写にかなりな部分が割かれる。現実的でもある。 スパイダーマン稼業が忙しいピーターは、遅刻しては仕事を首になり、大学の成 績も落ち、最愛のメリー・ジェーンにも愛を告白できない。(どこかで聞いたが) 「普通の男の子に戻りたい」と思った彼は、スパイダーマンの装束を捨てる。し かし、正義感の強さ、そして例によってメリー・ジェーンが悪者にさらわれるに 至ると、彼は再びスパイダーマンとなる。筋はこのへんにして、面白かった点、 良かった点など。 「1」に比べるとCGの使い方が自然になったし迫力も増した。これは技術的な 進歩もあるのだろうが、作品の構成に、アクション部分、人物描写部分、ロマン ス部分と、メリハリをきかせた事もある。したがってアクション部分が際立つ。 同じアメ・コミ・ベースの作品でも、「スパイダーマン」の良さは、悪者が単な る悪者ではなく、ありがちな正義のヒーロー対悪漢といった単純な物語りでは無 い。上に引用した運命とかの問題、そもそも「蜘蛛」という、多くの人が嫌う存 在にされてしまったこと、「使命」と自分の「人生」との矛盾、あるいは恋人と の事、これらにピーター/スパイダーマンは悩み、これらの解決が、本作の主要 なテーマになっている。 前作がスパイダーマンの生い立ちや人物紹介があったため窮屈になったのに対し て、「2」では、その分、余裕ができ、コメディっぽい部分がかなり多い。迷い、 悩みから能力を失ったスパイダーマンが『エレベーターで』ビルを降りる。乗り 合わせた男との会話。足音で家賃滞納のピーターを察知してはやかましく催促す る大家、編集長(J.K. シモンズ)の「編集長、奥様からお電話です。小切手帳 をなくされたとのことです。」「そうか、それはよかった!」ガチャン。等の歯 切れ良い台詞。 台詞もなかなか凝っている。英語の分かる人にだけ結末をバラすと、 メリー・ジェーン:「I can't survive without you.」で二人は結ばれ、ピーター の、恋人を巻き込みたく無いという悩みは解決されるが、「survive」は「live」 が普通なので、「survive」は、なんだかんだ言いながら、結局は災難に見舞われ、 ピーター/スパイダーマンに助けられるという、彼なしには「survive」できない メリー・ジェーンのダジャレともなっている。最後の台詞「Go get'em, Tiger!」 は、二人の決意、そして次作の展開を示唆している。 「バットマン」や「スーパーマン」あるいは「ハルク」がつまらない理由が、 「スパイダーマン」を見ていると分かる。現実性が有るということが大きい。ス パイダーマンの場合は精神を集中させ、あるいは精神力がある場合のみ、その能 力が使える。悩むピーターは、スパイダーマンになっても、時には蜘蛛の糸が出 ない、ビルから落ちて「腰が痛い」と言って退散したりと、精神と能力が関係し、 「スーパーマン」のような絶対的な超人では無い。ここらへんが、普通の映画作 品として見ていても面白いし味わいがある。ついでに適度に笑える。 メリー・ジェーンが、カワイイというより、上の台詞でも分かる(?)ように、 姐さん女房風になってきた。もしかすると、「3」ではパートナーっぽい役柄、 展開になるかもしれない。敵は「親友」のハリー(ジェームズ・フランコ)。 かなり期待できる。 ヒアリング度:★★★ 感動度:★★ 二度以上見たい度:★★★★ 劇場で見たい度:★★★★ ビデオ/DVDで欲しい度:★★★ ビデオで見た方がいい度:★ ムカつく度: 考えさせられる度:★ (「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合) -------------------------------------------------------------------- -今後楽しみな映画: ★ サイトのコンテンツ: -メルマガ発行システムの状況:名称/URL/コメント/現在13システムをカバー ★★最終更新:2004年03月04日←「カプライト」、「まぐまぐ」に大きく差 -映画のことなら Google search:英文タイトル入力で検索結果のトップに -劇場リンク:全国劇場案内 -字幕関連サイトリンク:字幕の「なぜ?」に答えるF&Qサイト(その他) -The Internet Movie Database (IMDb) 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