メルマガ:面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)
タイトル:[ROADSHOW REVIEW]163  2004/05/01


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==========================================ROADSHOW REVIEW=====

★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★
     2004/05/01  No. 163 (週刊)            前回発行部数:2902

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
毎週見ているロードショー映画の感想です。出来るだけタイムリーに(上映
期間中に)おとどけします。個人的な趣味で選んでいるので参考になるか分
かりませんが、見たまま、思ったままを書きます。

お断り:この「感想」は、通常、一週間ほどかけて書いています。その間、記
憶違い、想像力の逸脱等から、本来作品には無かったような事を書いてしまう
場合があります。その際は御了承ください。
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バックナンバーと発行日は下記のホームページにてご覧いただけます。
★2003年分は、「感想」の下に移しました。2001〜2002年分につ
いては、サイトを御覧下さい。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html

すべては愛のために 01/03 ミシェル・ヴァイヨン 01/10
ミスティック・リバー 01/17 タイムライン 01/24
シービスケット 01/31 ハリウッド的殺人事件 02/07
ラブ・アクチュアリー 02/14 ロード・オブ・ザ・リング3 02/21
(旧)バイ・バイ・バーディー 02/28 マスター・アンド・コマンダー 03/06
レジェンド・オブ・メキシコ 03/13 ペイチェック 03/20
イノセンス/INNOCENCE 03/27 恋愛適齢期 04/03
イン・ザ・カット 04/10 ディボース・ショウ 04/17
オーシャン・オブ・ファイアー 04/24 映画館、邦画について 05/01
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映画館、邦画について 

その前に、
*次週は「キル・ビル2」です。昨晩、見ました。最高に良かったです。見る方は
「キル・ビル1」(本誌137号)の感想を読んでからの方が良いかと。「1」とは
全然、違うので。お勧め度:★★★★。

■監督:
■キャスト:
■音楽:
■字幕:
■お勧め度:

大幅に予定が狂ってしまった。GW中は割引券が使えないので、今週中に2本見
ようと思っていたら、なんと月〜木まで、行きつけのシネコンが店内改装で休み。
シネコンはもう一個あるが、こちらは遠いのでレートショーは無理だ。そこで、
いつもなら旧作を紹介するところ、読者も増えたことだし、行きつけのシネコンの
ことを少しと、最近、オークションのおかげで邦画に走っているので、いくつか面
白かった作品の紹介など。GW中、見る作品(の感想)に期待してた方にはごめん
なさい。

このシネコンは「マイカル松竹シネマズ本牧」というが、店内改装で名前も変るら
しい。おそらく他のマイカル系シネコンと同じ、劇場数は8、レートショー120
0円、1の日1000円、水曜日は女性に限り1000円だったか、その他にもシ
ニア割引き、身障者付き添い割引き、それに平日のみの「コンプリメンタリーカー
ド」割引きは、6回見ると1回、タダになるといった割引きがある。通常は「コン
プリメンタリーカード」でレートショーを見ると、平均した鑑賞料は1000円に
なる。作品は月曜日に見ているので特に空いていて、1000円なら、そう割高感
は無い。ちょうど「千と千尋」の頃、大映画ブームがあって、日曜日などは、駄作
でも全席指定、満員で極めて不快な状態で作品を見ることがあったが、その前、あ
るいは特に最近は、あの映画ブームは嘘のように観客は少なく、話題作であっても
月曜日などはガラガラ、極めて居心地の良い状態で作品を見られる。このシネコン
が近くになかったら、劇場で映画を見ることはなかった(料金が高いし字幕がウザ
い)し、このメルマガを出すことも無かった。見るのは常に前から2列目、大きい
劇場でも3列目。前や回りに人がいると気が散って嫌なのと、視界一杯にスクリー
ンがないとつまらない。これを家で再現しようとホームシアターを作ったが、一つ
の問題に気付いた。80インチのスクリーンかつアンプ、スピーカー類を厳選した
ため、気楽に、あるいはなんとなく見るという事が出来なくなり、一本、作品を見
ると非常に疲れる。おまけにホームシアターがあると、普通のテレビでは、勿体無
くて映画もドラマも見られなくなった。21インチのフラットテレビは、今、スー
ファミにしか使ってない。ホームシアター導入の計画のある方は、「そこらへんの」
小型のもので満足しておいた方がいいかもしれない。(ホームシアター使用機器:
5.1チャンネル、ドルビーシステムではなく、フロント2本だけのもので、アンプ
とスピーカーは映画の音と台詞が一番、聴き易くなるものを、最大で3セット(+
ウーハー)積み上げ、アンプも選び、分かる人用に書いておくと、パワー、スケー
ル感と繊細さを求めてmarantz Model 1250+ONKYO D−
77+ONKYO Liverpool+トリオの20cm、後者2セットが高音
補正用)。

邦画について

新作が無い週、今まで何本か邦画を紹介したが、邦画は基本的にパスしていた。こ
れは旧角川映画が面白かったこと、それに比べると他作品は、見ている途中で嫌に
なってしまうこと、また宮崎作品のアニメの方が遥かに面白いこと、そして決定的
なのは映画俳優の欠如。しかし、最近のハリウッド作品が、特撮作品が出尽くし、
方向性を失っているような感があり、どう考えても低調なことから、オークション
で女優単位で作品を一本釣りして見ることが多くなった。好きな女優の作品なら、
映画はつまらなくても、損した感じはしないだろうという、単純な理由から。これ
が意外と好結果につながり、割と面白い作品と巡り合えている。以下、女優を中心
とした作品の感想をいくつか。

松坂慶子。これは20数年来のファンだが、映画作品を見ることは控えていた。理
由:日本きっての大根女優。しかし最近、「上海バンスキング」「グッバイ・ママ」
「五番町夕霧楼」を見た結果、やはり松坂慶子というのは日本では唯一の映画女優
ではないだろうか。「五番町」の、特に遊廓に上がる前の部分では、美しさに惚れ
惚れした。「バンスキング」は(監督の問題で)駄作だったが、「グッバイ・マ
マ」は、そこそこの演技で親近感を覚えた。当時は、どう考えても「子供」が似合
わない松坂と、転がり込んで来た前の彼氏の息子とのやり取りが面白い。緒形拳が
とぼけた愛人役で盛り立てている。「人生劇場」「蒲田行進曲」が楽しみ。

黒木瞳。決して映画女優とは言えないものの、演技の幅の広さには感心させられる。
「失楽園」「略奪愛」。前者は江戸時代の心中物のような、時代錯誤も甚だしいが、
役所広司とのコンビは嫌味が無い。「略奪愛」の後半、黒木は惚れた不倫相手の妻
(萬田久子)に嫉妬で狂い、殺害におよぶが、この狂い方がなかなか見応えあった。
こうした状況に至るまで、いくつか伏線があるが、意外と出来のいい作品かもしれ
ない(と言ってもこれは似たような作品がどこかにあったが)。エンディングテー
マを黒木が歌っている。これで元宝ジェンヌかな〜、といった印象だが、抑えてい
るのだろう。「阿部定の生涯」が面白そうだ。

飯島直子。あまり無いが、「ゼロ・ウーマン:警視庁〇課の女」を見た限り、きつ
い表情がむしろ面白いというかかわいい。実際、普通、あるいは平凡な役、たとえ
ばテレビドラマの「はこいりむすめ」や「バス・ストップ」ではつまらなく、「H
ERO」の最終回、ちょっと悪どい弁護士役では貫禄が(キムタクより)見応えあ
り、「恋何年」で「イッチャン」にベタ惚れ役といったような、ちょっと極端な役
をやらせると面白い。「メッセンジャー」が面白そうなので後回しにしている。

その他、ここ半年ほど小柳ルミ子(のLP)にはまっているので、「白蛇抄」を入
手したが、昭和58年というと、ちょうどLD(台湾産の海賊版DVD有り)、
「あつき血汐に」(ステージ後半は与謝野晶子の詩集を持ち歌にからめたもの)で
歌手/ヴォーカルとして完成した時代なので、ちょっと興味がある。小柳はデビュ
ー曲の「城下町」をまともに歌えるようになるまで10年近くかかっている。

やはり邦画というのは話題作とか大作は無視して、好きな女優(俳優)の作品を見
るというのが良いような気がする。理由がいくつかある。また例によって理屈っぽ
くなるが、テレビ俳優はいくらでも居ても、『映画俳優』が存在しない場合、映画
に映画作品としての期待をかけるのがそもそも間違っているのではないだろうか。
また、邦画の場合は監督の裁量が限られているようにも思われる。お金が無ければ
やりたい事も出来ないというが、そもそも「やりたい事」が無いのじゃないだろう
か。少なくとも、往年の角川映画のカリスマ性みたいなものは感じられない。とい
う事は、良い方に考えれば女優(なり)の個性がそのまま表れる、楽しめる、悪く
考えれば、ハリウッドでテレビ女優が映画女優に抜擢されて大きく成長するといっ
た事も無いとも言える。平凡な女優の持ち味を見い出し、大ブレークさせるといっ
た、ハリウッドでは日常茶飯事が、邦画の場合は無いのではないだろうか。だから
「映画女優」が居ない。松坂にしても、ウルトラQだったか忘れたが、ヌーッと出
て来て台詞を棒読みしたデビュー当時から、愛すべき名大根映画女優じゃなかった
だろうか。


ヒアリング度:
感動度:
二度以上見たい度:
劇場で見たい度:
ビデオで欲しい度:
ビデオで見た方がいい度:
ムカつく度:
考えさせられる度:
(「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合)

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-今後楽しみな映画:

★トロイ

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2003年分:
K−19 1/04/2003    (旧作)風の谷のナウシカ 1/11
ゴーストシップ 1/18 オールド・ルーキー 1/25
ボーン・アイデンティティー 2/01 トランスポーター 2/08
レッド・ドラゴン 2/15 戦場のピアニスト 2/22
ロード・オブ・ザ・リング:二つの塔 3/01 007ダイアナザーデイ 3/15
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 3/29 ブラック・ダイアモンド 4/05
デアデビル 4/12 シカゴ 4/26
ドリームキャッチャー 5/03 X-Men2 5/10
あずみ 5/17 サラマンダー 5/24
トゥー・ウィークス・ノーティス 5/31 ハンテッド 6/07
ザ・コア 6/14 マトリックス・リローデッド 6/21
ソラリス 6/28 チャーリーズ・エンジェル フルスロットル 7/05
デッドコースター 7/12 ターミネーター3 7/19
マイ・ビッグ・ファット・ウェディング 7/26 トレジャー・プラネット 8/02
ハルク 8/09 パイレーツ・オブ・カリビアン 8/16
英雄 8/23 コンフェッション 8/30
ワイルド・スピードX2 9/06 座頭市 9/13
閉ざされた森 9/20 トゥームレイダー2 9/27
S.W.A.T. 10/04 ジョニー・イングリッシュ 10/11
リーグ・オブ・レジェンド 10/18 マッチスティックメン 10/25
キル・ビル 11/01 ティアーズ・オブ・ザ・サン 11/08
マトリックス レボリューションズ 11/15 ブルドッグ 11/22
フォーン・ブース 11/29  バッドボーイズ2バッド 12/06
ラスト サムライ 12/13 (旧作)ネイティブ・ハート 12/20
ブルース・オールマイティ 12/27

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆↓↓これより下は、毎回、同じです。
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