メルマガ:面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)
タイトル:[ROADSHOW REVIEW]154  2004/02/28


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==========================================ROADSHOW REVIEW=====

★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★
     2004/02/28  No. 154 (週刊)            前回発行部数:2808

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
毎週見ているロードショー映画の感想です。出来るだけタイムリーに(上映
期間中に)おとどけします。個人的な趣味で選んでいるので参考になるか分
かりませんが、見たまま、思ったままを書きます。

お断り:この「感想」は、通常、一週間ほどかけて書いています。その間、記
憶違い、想像力の逸脱等から、本来作品には無かったような事を書いてしまう
場合があります。その際は御了承ください。
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バックナンバーと発行日は下記のホームページにてご覧いただけます。
★2003年分は、「感想」の下に移しました。2001〜2002年分につ
いては、サイトを御覧下さい。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html

すべては愛のために 01/03 ミシェル・ヴァイヨン 01/10
ミスティック・リバー 01/17 タイムライン 01/24
シービスケット 01/31 ハリウッド的殺人事件 02/07
ラブ・アクチュアリー 02/14 ロード・オブ・ザ・リング3 02/21
(旧作)バイ・バイ・バーディー 02/28
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バイ・バイ・バーディー (Bye Bye Birdie) (ミュージカル/コメディー)
U.S. Release Date: 1963

■監督:ジョージ・シドニー(George Sidney)
■キャスト:アン-マーグレット/ディック・バン・ダイク/ジャネット・リー
/ポール・リンド/モーリーン・ステープルトン/エド・サリバン
■音楽:曲チャールズ・ストローズ/詞リー・アダムス
■字幕:無し
■お勧め度:★★★

見る順番を間違えてしまった。「ハリウッド殺人事件」の前に「リクルート」を
見るべきだったのが、「リクルート」が「あれ?」という間に上映打切り、今週
は見るものが無いので旧作、「バイ・バイ・バーディー」というのを。

1963年というと、ケネディー大統領の時代、「古き良きアメリカ」、ミュー
ジカルが全盛だった時代。「コンラッド・バーディー」というロックスターがベ
トナム戦へ徴兵され、アメリカ中の女の子達が騒ぐなか、これをテレビに利用し
ようと、当時、一般には知られていないが実力派のスターを発掘してはテレビで
紹介して人気を博していた「エド・サリバン・ショー」にバーディーを出演させ、
アメリカ中の女の子を代表して一人にキスをするという企画が。その「一人」に
選ばれたのがキム(アン-マーグレット)、これはアン-マーグレットのデビュー
作でもある。物語りはリハーサルのためにオハイオ州の「Sweet Apple」という
町に来たバーディーが引き起こす騒動、そして果たしてキムやその家族は「エド
・サリバン・ショー」に出演できるのか、キムと彼女のボーイフレンドとの関係
は、また、バーディーの雇い主であるタレント事務所社長でありまた生物学者の
ディック・バン・ダイク、その秘書のジャネット・リー、この二人の結婚を、デ
ィック・バン・ダイクの母親役の老優モーリーン・ステープルトンが邪魔したり
と、ミュージカルにしては盛り沢山。キムの父親役でポール・リンドも絶妙な歌
と演技で笑わせてくれる。

アン-マーグレットはこの作品では高校生を演じているが、1941年、スウェー
デン生まれ、22歳だったことになる。映画デビューまではバーやレストランで
歌と踊り(とルックス)で生活し、歌手、ダンサーとしての実力は、翌年(19
64)の「ビバ・ラスベガス」でエルビス・プレスリーと共演し、アイドル時代
(=「前期」)のプレスリーが数本撮った似たような作品の中での相手役として
は、唯一、プレスリーと歌、踊りで対等に勝負できた。ただし、性格の関係から
かデビューまでの前歴からか、その悪女的な部分は既にこのデビュー作「バイ・
バイ・バーディー」でもほんの一瞬、見られ、1970年代以降は今日まで、例
えばアル・パチーノのヘビーなアメフト映画、「エニイ・ギブン・サンデー」
(Any Given Sunday, 1999)などでも、お世辞にも良い役には恵まれなかった。
女優としては結局「バーディー」と「ラスベガス」が全てだったような感じで、
この二作から受けたキュートなイメージ、歌の上手さ(歌詞の分り易さ)から、
一部、熱狂的なファンもいるらしく、そのようなメールをつい先日、いただいた。

ミュージカル映画というと、最近では「シカゴ」(本誌110号)があるが、「バ
ーディー」のようなミュージカルは絶対、作れない。ミュージカル作品の二つの
構成要素、歌とダンスが多様化、あるいは「若者化」して、万人に受けるような
歌やダンスというのは無いし、昔はいくらでも居た、歌って踊れる俳優というの
も過去の遺物になってしまった。1960年代から既に、例えば日本でもファン
の多いフランス作品、「シェルブールの雨傘」や「ロシュフォールの乙女たち」
では、カトリーヌ・ドヌーブといった有名女優には歌わせず、クチパクでプロの
歌手に歌わせるといったような試みがあった(製作ジャック・デミー/音楽ミシ
ェル・ルグラン)。

「エド・サリバン・ショー」というのは、プレスリー、ビートルズ、あるいはオ
ペラ界のプリマ、アンナ・モッフォなど、いわゆるサブカルチャー的なタレント
を発掘しては、まだテレビが高価だった時代、中産階級にショックを与えること
で好評を博し、認知させ、この作品でもキムのパパが歌う「エド・サリバンを讃
える歌」など、人気と影響力があった。登竜門というより、既に充分な実力を持
ったタレントをアメリカ中に紹介するといった番組だった。

ミュージカルに限らず、昔の映画というのは音楽、スクリーンテーマが呼び物で、
それらがいわゆる「スタンダード・ジャズ」というジャズの分野の定番として歌
い継がれてきたが、本作品からも何本かスタンダード曲が生まれた。「ワン・ボ
ーイ」などは数名のヴォーカルが歌っているが、それが「バーディー」でアン-
マーグレット(とジャネット・リー)が歌ったものだということを知っている、
ましてや意識しているヴォーカルは居ないようだ。スタンダード曲は原曲とは関
係なく一人歩きする。

今の映画文化、若者文化からすれば、そもそもミュージカルというジャンル自体
が時代遅れか無縁の存在なのだろうが、そうした今風の文化を一時離れて、一生
に一度ぐらいは古いミュージカルを見てみても損は無いのじゃないだろうか。ア
マゾン・コムで1,603円(円/ドル換算現在価格)で売っている。検索キーは
「Bye Bye Birdie」。字幕無しの輸入版だが、「ヒアリング度:★★★★」なの
で。作品としては「ラスベガス」の方が、プレスリーが出ている分、上かもしれ
ないが、中学か高校の頃、サマーキャンプで小さな映写機で見せてもらった「バ
イ・バイ・バーディー」、その時の感動がいまだに忘れられないといった個人的
な尺度でこの作品を紹介することにした。


ヒアリング度:★★★★
感動度:★★
二度以上見たい度:★★★★★
劇場で見たい度:★★★
ビデオで欲しい度:★(既に持ってる)
ビデオで見た方がいい度:★
ムカつく度:★
考えさせられる度:★
(「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合)

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-今後楽しみな映画:

★トロイ

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2003年分:
K−19 1/04/2003    (旧作)風の谷のナウシカ 1/11
ゴーストシップ 1/18 オールド・ルーキー 1/25
ボーン・アイデンティティー 2/01 トランスポーター 2/08
レッド・ドラゴン 2/15 戦場のピアニスト 2/22
ロード・オブ・ザ・リング:二つの塔 3/01 007ダイアナザーデイ 3/15
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 3/29 ブラック・ダイアモンド 4/05
デアデビル 4/12 シカゴ 4/26
ドリームキャッチャー 5/03 X-Men2 5/10
あずみ 5/17 サラマンダー 5/24
トゥー・ウィークス・ノーティス 5/31 ハンテッド 6/07
ザ・コア 6/14 マトリックス・リローデッド 6/21
ソラリス 6/28 チャーリーズ・エンジェル フルスロットル 7/05
デッドコースター 7/12 ターミネーター3 7/19
マイ・ビッグ・ファット・ウェディング 7/26 トレジャー・プラネット 8/02
ハルク 8/09 パイレーツ・オブ・カリビアン 8/16
英雄 8/23 コンフェッション 8/30
ワイルド・スピードX2 9/06 座頭市 9/13
閉ざされた森 9/20 トゥームレイダー2 9/27
S.W.A.T. 10/04 ジョニー・イングリッシュ 10/11
リーグ・オブ・レジェンド 10/18 マッチスティックメン 10/25
キル・ビル 11/01 ティアーズ・オブ・ザ・サン 11/08
マトリックス レボリューションズ 11/15 ブルドッグ 11/22
フォーン・ブース 11/29  バッドボーイズ2バッド 12/06
ラスト サムライ 12/13 (旧作)ネイティブ・ハート 12/20
ブルース・オールマイティ 12/27

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆↓↓これより下は、毎回、同じです。
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★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★
       2004/02/28  No. 154 (週刊) 
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