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2/15 戦場のピアニスト ロード・オブ・ザ・リング：二つの塔 3/01 ００７ダイアナザーデイ 3/15 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 3/29 ブラック・ダイアモンド 4/05 デアデビル 4/12 シカゴ 4/26 ドリームキャッチャー 5/03 Ｘ-Ｍｅｎ２ 5/10 あずみ 5/17 サラマンダー 5/24 トゥー・ウィークス・ノーティス 5/31 ハンテッド 6/07 ザ・コア 6/14 マトリックス・リローデッド 6/21 ソラリス 6/28 チャーリーズ・エンジェル フルスロットル 7/05 デッドコースター 7/12 ターミネーター３ 7/19 マイ・ビッグ・ファット・ウェディング 7/26 トレジャー・プラネット 8/02 ハルク 8/09 パイレーツ・オブ・カリビアン 8/16 英雄 8/23 コンフェッション 8/30 ワイルド・スピードＸ２ 9/06 座頭市 9/13 閉ざされた森 9/20 トゥームレイダー２ 9/27 Ｓ．Ｗ．Ａ．Ｔ． 10/04 ジョニー・イングリッシュ 10/11 リーグ・オブ・レジェンド 10/18 ==================================================================== リーグ・オブ・レジェンド （League of Extraordinary Gentlemen, The） U.S. Release Date: 7/11/03 ■監督：スティーブン・ノリントン ■キャスト：ショーン・コネリー／スチュアート・タウンゼント／ジェイソン・ フレミング／ペータ・ウィルソン他 ■音楽：トレバー・ジョーンズ ■字幕：林完治 ■お勧め度：★ 時は１８９９年、ヨーロッパの雲行きが怪しくなりだした頃、「ファントム」と 名乗る正体不明の人物とその組織が最新兵器を開発してはイギリス／ドイツで悪 事を働き両国、そして世界を戦争に導き、武器商人として一儲けを企む。ベニス で国際会議が開かれる。これがファントムの企てで失敗に終われば、世界戦争は 必至。そこでイギリス（諜報部）は伝説的な冒険家、アラン・クォーターメイン その他、時の「伝説」の人物達にファントム退治を依頼する。その「伝説」の人 物とは、 １）クォーターメイン（冒険家、ショーン・コネリー） ２）ジキル博士（とハイド氏、ジェイソン・フレミング） ３）「不死身の男」（スチュアート・タウンゼント） ４）女バンパイアのミナ（ペータ・ウィルソン） ５）トム・ソーヤー（の大人） ６）ネモ船長（「ノーチラス号」を作った科学者） ７）透明人間（になる薬を盗んだヤツ） 作品はコミックが元になっているらしく、上の人物、および作品は、そのような ノリになっている。たとえば「ジキル博士」が変身すると、「超人ハルク」のよ うな、というかそれのパクリ的な大男になる。また、本来は「悪者」のジキル博 士やバンパイアが共同してファントムとその一味と戦うというのは、ユーモラス ではある。ファントムの手下の首にガブりと噛み付き、顔に付いた血をそそくさ と化粧直しするバンパイアのミナなど。しかし、ジキル博士などは、途中まで本 来のモンスター、ハイド氏であるのが、後半になるとハイド氏に変身した後も正 義のヒーローになるなど、一貫性が無い、というかわざとらしい部分もある。 物語り的には、実はこの中に裏切り者がいて、各々の「特殊能力の元」を盗み、 それによってファントム（実は.....！）が「伝説のヒーロー軍団／兵器」を開発 して国々に売り込もうとする、という一ひねりがあるものの、内容的には「コミ ック」の域を出ない。また、例によって製作者の安易な「００７シリーズ」頼み （あえて「パロディー」とは言わない）がある。英国諜報部のボスが「Ｍ」だっ たり。いいかげん、「００７シリーズ」は過去の物として葬って欲しいような気 がする。しらけるだけだ。 コミック的なノリのゆえ、人物描写が物足りない。たとえばバンパイアのミナと 「不死身の男」（自分の肖像画が歳をとる代わりに、自分は永遠に若く不死身） は訳ありな関係のようだが、それがごく表面的にしか描かれていない。はっきり 言って「お子様向け」作品と言っていいかもしれない。 アクションの撮り方に問題がある。最新技術を「多少」利用している程度だが、 たとえば、御歳７２歳のコネリーが、「スピード感溢れる格闘アクション」を演 じる（ような撮り方をする）というのは、どう見ても不自然だ。逆に、ちょうど 年頃の（＝妙齢の）バンパイアのミナの噛み付き攻撃やコウモリ軍団を使った戦 いは面白い。しかし、「善人」のバンパイアは普段は誰、何の血を吸っているの だろうかといったような考えは、意識的に押し殺さないと見ていられない。「ハ ルク」いや「ジキル博士」の件もしかり。 １８９９年が舞台という事で、当時の英国の町や部屋の内装はかなり本物っぽく て見応えあるが、これは単に実物が有るというだけとも言える。出て来る特殊兵 器は、この時代の物であるという事を考慮しても、チャチい（「スターウォーズ」 の化石、みたいな）。と考えると、制作費の多くをショーン・コネリーのギャラ に費やした低コスト作品、かもしれない。 コネリー・ファンとしては、上のアクション・シーンの問題でしらけるのと、や はりコミック・ベースの作品で役者として目立つ演技をする訳にはいかないとい ったような制約があったようで、コネリーを見るための作品では無い。コネリー というと、個人的には「アンタッチャブル」、あるいはキャサリン・ゼタ=ジョー ンズと共演の「エントラップメント」（１９９９年）とかは、いいなと思う。そ れと比べると、なんか年老いたな〜という感じがするのは、「監督がタコだから」 と思いたい。 ---------------------------------- ＊発行者の方へ。サイトの「メルマガ発行システムの状況」を更新し、「翻訳メ ルマガ」第182号で「メルマガ発行スタンドの推移」としてまとめました。興味 のある方はどうぞ。「翻訳メルマガ」発行サイト： http://member.nifty.ne.jp/SydHomePage ---------------------------------- ヒアリング度：★ 感動度：★ 二度以上見たい度：★ 劇場で見たい度：★★ ビデオで欲しい度：★ ビデオで見た方がいい度：★★★★ ムカつく度：★ 考えさせられる度：★ （「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合） -------------------------------------------------------------------- -今後楽しみな映画： ★（場合により）釣りバカ日誌（高島礼子は「極妻」イメージを脱しきれるか？） サイトのコンテンツ： -メルマガ発行システムの状況：名称/URL/コメント/現在１５システムをカバー ＊最終更新：２００３年１０月４日 -映画のことなら Google search：英文タイトル入力で検索結果のトップに -劇場リンク：全国劇場案内 -字幕関連サイトリンク：字幕の「なぜ？」に答えるF&Qサイト（その他） -The Internet Movie Database (IMDb) 映画のデータベース -------------------------------------------------------------------- ２００２年分： バンディッツ 1/05/2002 スパイ・ゲーム 1/19 バニラ・スカイ 1/26 ラットレース 2/09 キリング・ミー・ソフトリー 3/02 アメリカン・スウィートハート 3/09 マルホランド・ドライブ 3/23 エネミー・ライン 3/30 オーシャンズ１１ 4/06 ブラック・ホーク・ダウン 4/20 ビューティフル・マインド 4/27 ロード・オブ・ザ・リング 5/11 アザーズ 5/18 スパイダーマン 5/25 パニック・ルーム 6/01 サウンド・オブ・サイレンス 6/08 アリ 6/15 スコーピオン・キング 6/22 ワンス＆フォーエバー 6/29 ニューヨークの恋人 7/06 マジェスティック 7/13 メン・イン・ブラック2 7/20 タイムマシン 7/27 スター・ウォーズ エピソード２/クローンの攻撃 8/03 トータル・フィアーズ 8/31 オースティン・パワーズ 9/07 ウインドトーカーズ 9/14 バイオハザード 9/21 スパイ・キッズ２ 10/05 サイン 10/12 エンジェル・アイズ 10/19 ロード・トゥ・パーディション 10/26 ９デイズ 11/02 トリプル Ｘ 11/09 ザ・リング 11/16 ショウタイム 11/23 ジョンＱ 11/30 チェンジングレーン 12/07 ハリー・ポッター2 12/14 マイノリティー・リポート ギャング・オブ・ニューヨーク 12/28 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆↓↓これより下は、毎回、同じです。 ====================================================================== ★ヘッダー広告募集要領★ ヘッダー広告掲載のお勧め。利点： １）最大１０行まで、自由に広告文が書ける。 ２）他の広告主が現れるまで、何度でも掲載できる。 ３）安い。余っている、要らない、使えない「金券」でも払える。 一応、こういう事になってます。↓↓↓ 個人、法人、内容問わず、ただし「公序良俗」を害しないもの。 広告のサイズ（長さ）は、１０行まで。料金は、個人（的な）広告の場合、 一回５００円、法人は、一回１０００円。 「個人（的な）広告」といっても、例え商用であっても広告主が個人または グループの場合、全て「個人」扱いの一回５００円とさせて頂きます。 他にも、姉妹誌、『翻訳者のためのメールマガジン』＊、１６００部でも、広告 の掲載を受け付けております。両方に掲載をご希望の場合は、２２００部＋ １６００部＝３８００部強をワンセットで一回５００円の超破格値でご提供い たします。＊http://member.nifty.ne.jp/SydHomePage/ 金券（図書券等、ただしＱＵＯカード、ＶＩＳＡギフトカードなどは大歓迎）で のお支払いの場合は、おって住所をお知らせしますので、簡易書留（等）でご送 付ください。★★ 郵便口座の御利用もできるようになりました。 ★★広告文の作成の際には、メール本文に貼り付けるなどして、体裁を整えたもの を送ってください。 ====================================================================== ★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画（ロードショー）★★★★★ 2003/10/18 No. 135 （週刊） 発行者：シド（syd@kotoba.ne.jp） このメールマガジンは（主に）以下の配送システムを利用して発行しています。 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000056156.htm melma! http://www.melma.com/mag/70/m00032970/ Macky! http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=roadshow カプライト http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/1776.html メルマガ天国 http://melten.com/m/4480.html Pubzine 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