メルマガ:面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)
タイトル:[ROADSHOW REVIEW]132  2003/09/27


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==========================================ROADSHOW REVIEW=====

★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★
     2003/09/27  No. 132 (週刊)            前回発行部数:2415

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
毎週見ているロードショー映画の感想です。出来るだけタイムリーに(上映
期間中に)おとどけします。個人的な趣味で選んでいるので参考になるか分
かりませんが、見たまま、思ったままを書きます。

お断り:この「感想」は、通常、一週間ほどかけて書いています。その間、記
憶違い、想像力の逸脱等から、本来作品には無かったような事を書いてしまう
場合があります。その際は御了承ください。
====================================================================
バックナンバーと発行日は下記のホームページにてご覧いただけます。
★2002年分は、「感想」の下に移しました。2001年分については、
サイトを御覧下さい。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html

K−19 1/04/2003    (旧作)風の谷のナウシカ 1/11
ゴーストシップ 1/18 オールド・ルーキー 1/25
ボーン・アイデンティティー 2/01 トランスポーター 2/08
レッド・ドラゴン 2/15 戦場のピアニスト
ロード・オブ・ザ・リング:二つの塔 3/01 007ダイアナザーデイ 3/15
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 3/29 ブラック・ダイアモンド 4/05
デアデビル 4/12 シカゴ 4/26
ドリームキャッチャー 5/03 X-Men2 5/10
あずみ 5/17 サラマンダー 5/24
トゥー・ウィークス・ノーティス 5/31 ハンテッド 6/07
ザ・コア 6/14 マトリックス・リローデッド 6/21
ソラリス 6/28 チャーリーズ・エンジェル フルスロットル 7/05
デッドコースター 7/12 ターミネーター3 7/19
マイ・ビッグ・ファット・ウェディング 7/26 トレジャー・プラネット 8/02
ハルク 8/09 パイレーツ・オブ・カリビアン 8/16
英雄 8/23 コンフェッション 8/30
ワイルド・スピードX2 9/06 座頭市 9/13
閉ざされた森 9/20 トゥームレイダー2 9/27
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トゥームレイダー2 (Tomb Raider: The Cradle of Life) 
U.S. Release Date: 7/25/03

■監督:ヤン・デ・ボン
■キャスト:アンジェリーナ・ジョリー/ジェラルド・バトラー/シアラン・
ハインズ他
■音楽:アラン・シルベストリ
■字幕:松浦美奈
■お勧め度:★

「トゥームレイダー」第一作(2001年、本誌045号)では、当時のPC
ゲームの中では異色だったポリゴン系の「乙女」(と言っていいかは各自の主観
の問題になるが)が腰の二丁拳銃だけでモンスターと戦い、あるいは迷路の仕掛
をクリアしていくという、主に「DOOM」に始まる「一人称」の血なまぐさい
ゲームが全盛だった当時のことを考えると、「ひ弱」なヒロイン、「ララ・クロ
フト」が、アンジェリーナ・ジョリーというパワフルな女優に「変身」しての映
画化という魅力があった。小道具なども含めて、ゲームのノリをそのまま映画化
するだけで面白かった。「トゥームレイダー2」の場合は状況が一変した。「ト
ゥームレイダー」は既に過去のもの、当時のゲーム事情でたまたま流行ったもの、
ゲームのノリはもう使えない。

「トゥームレイダー2」での「ララ・クロフト」は、古代文明を探索中、「パン
ドラの箱」の在りかを示すオーブ(珠)を発見、しかし中国マフィア、そして
「パンドラの箱」を細菌兵器として売ろうとする武器商人(シアラン・ハインズ)
に奪われ、奪いつつ、やがて「パンドラの箱」の眠るアフリカの「生命のゆりか
ご」と呼ばれる地へと辿り着く。案内役として元彼のシェリダン(ジェラルド・
バトラー)を「相棒」にするが、恋物語にはならない。

第一作が「インディアナ・ジョーンズ」っぽかったのに対して、本作はジェーム
ズ・ボンド、007もののような出来になってしまった。事実、ララは「パンド
ラの箱」の発見を英国諜報部に依頼され、「殺しのライセンス」を与えられ、ギ
リシャ、中国奥地、上海、香港、アフリカなど、まるで観光映画のように世界各
地を旅する。これが内容の無さを忘れさせてくれるが、内容の無さを風景でカバ
ーしようという意図は見え見えではある。

アクションも、良く言えば「オーソドックス」な、あまり「マトリックス」のよ
うな細工をしない、アナログ的なものになっていて、これはそれで新鮮味*を感
じたが、悪く言えば制作費節減としか思われない。筋書き的にも、「パンドラの
箱」を細菌兵器と単純化し、それを手に入れようとする武器商人、それらから箱
を守る「ジェーン・ボンド」、信用できない「相棒」、ぜんぜん面白くない特殊
装置、そして世界各地を点々とすることでスケール感を出そうという魂胆がある。

*香港の高層ビルからジャンプ・スーツで飛び下りるシーンがあるが、数キロ先
まで行けるらしい。見応えのあるアクションシーンというと、これぐらいかもし
れない。

「トゥームレイダー」は結局、第一作がゲームを映画化したことで、当時の遅い
PCでのポリゴン系のゲームでは表現できなかった「ララ・クロフト」像を動画
で発展、現実化し、この目的、意味ではアンジェリーナ・ジョリーが、たまたま
適役だったこと、それが面白かったのに対し、本作「トゥームレイダー2」では
「アンジェリーナ・ジョリー(のララ・クロフト)」に逆転し、ジョリーの魅力
に全面的に依存したような作品になってしまった。しかしこれは仕方のない事か
もしれない。あれだけつまらないボンド・シリーズでも、今なお作られている事
だし。「ララ・クロフト」はオリジナルのゲームの限界を超えることは出来ない
だろうし、そのため、第二作では「深化」するのではなくて横に広がるような形
で作品全体がぼけてしまった。久し振りに「Tomb Raider II Demo」をやってみ
たが、このゲームから第一作以上のものを期待するのは、どだい無理なような気
もする。

最後の最後でモンスターが出てくるが、これほどダサいCGは近年、見た事が無
いというような代物。やはり予算節減か。オリジナルのゲームあるいは前作の魅
力は全く無い。

ヒアリング度:★
感動度:★
二度以上見たい度:★★
劇場で見たい度:★
ビデオで欲しい度:★
ビデオで見た方がいい度:★★★★
ムカつく度:★
考えさせられる度:★
(「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合)

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-今後楽しみな映画:

★S.W.A.T.
★(場合により)釣りバカ日誌(高島礼子は「極妻」イメージを脱しきれるか?)

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2002年分:
バンディッツ 1/05/2002 スパイ・ゲーム 1/19
バニラ・スカイ 1/26 ラットレース 2/09
キリング・ミー・ソフトリー 3/02 アメリカン・スウィートハート 3/09
マルホランド・ドライブ 3/23 エネミー・ライン 3/30
オーシャンズ11 4/06 ブラック・ホーク・ダウン 4/20
ビューティフル・マインド 4/27 ロード・オブ・ザ・リング 5/11
アザーズ 5/18 スパイダーマン 5/25 
パニック・ルーム 6/01 サウンド・オブ・サイレンス 6/08
アリ 6/15 スコーピオン・キング 6/22
ワンス&フォーエバー 6/29 ニューヨークの恋人 7/06
マジェスティック 7/13    メン・イン・ブラック2 7/20
タイムマシン 7/27 スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 8/03
トータル・フィアーズ 8/31 オースティン・パワーズ 9/07
ウインドトーカーズ 9/14 バイオハザード 9/21
スパイ・キッズ2 10/05 サイン 10/12
エンジェル・アイズ 10/19    ロード・トゥ・パーディション 10/26
9デイズ 11/02    トリプル X 11/09    
ザ・リング 11/16 ショウタイム 11/23
ジョンQ 11/30 チェンジングレーン 12/07
ハリー・ポッター2 12/14 マイノリティー・リポート
ギャング・オブ・ニューヨーク 12/28

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