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■キャスト:アンソニー・ホプキンス/エドワード・ノートン/レイフ・ ファインズ/ハーヴェイ・カイテル/エミリー・ワトソン ■音楽:ダニー・エルフマン ■字幕:戸田奈津子 ■お勧め度:★ 「人食い殺人鬼・ハンニバル・レクター」シリーズの第一作目。この後、 「羊たちの沈黙」と「ハンニバル」(本誌017号、監督:リドリー・スコット) が続く。 この三部作の流れは、本作品で人肉を食べていた天才精神科医、連続殺人犯、 ハンニバル・レクター(ホプキンス)がFBI捜査官ウィル・グレアム(旧カ ナ遣い:グラハム)(エドワード・ノートン)に捕まり、グレアムはレクター の助言を頼りに別の殺人鬼「レッド・ドラゴン」を追う。グレアムは優秀とは 言え「凡人」。レクター問題に嫌気がさして現役を退く。「後任」に抜擢され たのが、第2作「羊たちの沈黙」と第3作「ハンニバル」で、やはりレクター の力を借りて別の殺人鬼を追う「クラリース・スターリング」(ジョディー・ フォスター→ジュリアン・ムーア)。「羊」ではまだ学生/新米のクラリース が、その事と、その非凡さのゆえにレクターの興味を惹き、「ハンニバル」で は二人の関係は愛情にまで発展する。 ということなので、本作品は、三部作の都合上、「羊」「ハンニバル」を見た 後では、つまらないし見る価値は無い。グレアム捜査官は敢て「平凡」、役柄 的にも目立たないような捜査官である必要があるし、殺人鬼「レッド・ドラゴ ン」は、この三部作のパターンを作る補助的な役割、存在に過ぎない。レクタ ーが何故、人肉を食べるに至ったか、その彼に対するクラリースの存在、役割 は、2作目以降のテーマになる。本作品はその伏線。メチャクチャ多い台詞で レクターの人物像や天才性を押し付けるような内容になってしまっている。し かし、これらを知るに、本作品を見る必要は全く無い。強いて目立つ存在とい うと、殺人鬼「レッド・ドラゴン」(レイフ・ファインズ)、それが抱える精 神病、彼に興味を抱く盲目の女性(エミリー・ワトソン)との関係。小説の三 部作の都合上、「面白さ」の面から、本作品を「後回し」にせざるをえなかっ た、その上、逸脱は許されない。本作品を単独の作品として評価するのは無意 味なような気がする。 レクターはなぜ人肉を食べるに至ったのだろうか。その天才性、かつ精神科医 (「人」=「患者」、治療の「対象」)ということから、孤立し、人との通常 のコミュニケーションの手段を失い、人肉を食べるということが、唯一、彼に とっての人、あるいは社会との関わりだったのではないか。人を人とも思わぬ 冷酷非道ぶり、しかしそれは、彼にとってすでに「人」は存在すらしないもの になっていた事の帰結に過ぎない。そんな彼にとって最初のクラリース(ジョ ディー・フォスター)は、娘ないし孫のような存在、それが「ハンニバル」の ジュリアン・ムーアでは、一人の(人間の)女性として認識=「社会復帰」の 道が開ける。天才が故の「精神病」、それを救う愛、これが「ハンニバル・レ クター」三部作を通して見た上での主要なテーマのように思われる。その役を 演じるホプキンス、またフォスター/ムーアが映画作品としての本シリーズを 支えている。ということは、第一作である本作品では、「パートナー」役のグ レアム捜査官は、ハンニバルを逮捕したという役割以上の役割を与えることは 出来ないし、「レッド・ドラゴン」にあまり活躍されても困るという苦しい状 況がある。そこで、レクターを中心に据えるため、レッド・ドラゴンをレクタ ーのファン、崇拝者にするという操作がなされる。しかし、両者の間では、精 神異常の種類がまったく異なり、この操作には無理がある。 「羊」「ハンニバル」が面白いと思った方は、見ても害は無いだろうが、なん の得も無いかもしれない。見て無い方は、見ないか、万が一見てしまった場合 は、「羊」「ハンニバル」をレンタルすれば、これらの作品の面白さが増すか もしれない。「羊」のフォスターは、理知的な、物事をてきぱきとやる役は上 手いように思われ、天才レクターとつり合いが取れている。逆に「ハンニバル」 の世界ではフォスターでは無理、「大人の女」タイプのジュリアン・ムーア (等)が必要になってくる。そしてこの3作品を引っぱる名優、ホプキンス演 じるレクター像を、単なる「精神異常者」「殺人鬼」「サイコ・キラー」とい うことで片付けられるだろうか。現代社会では、だれでも「ハンニバル・レク ター」になる可能性を持っている。そして常に、「クラリース」を探し求めて いるのではないだろうか。 全編、台詞だらけ。戸田奈津子さん、御苦労さま。映像的に見るところが無い ので、字幕、しっかり読ませていただきました。物語りが2カ国語で同時進行 するというのも、面白いものだと気付いた。 ヒアリング度:★ 感動度:★ 二度以上見たい度:★ 劇場で見たい度:★ ビデオで欲しい度:★ ビデオで見た方がいい度:★★★★★ ムカつく度:★ 考えさせられる度:★ (「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合) -------------------------------------------------------------------- -今後楽しみな映画: ★ サイトのコンテンツ: -メルマガ発行システムの状況:名称/URL/コメント/現在14システムをカバー -映画のことなら Google search:英文タイトル入力で検索結果のトップに -劇場リンク:全国劇場案内 -字幕関連サイトリンク:字幕の「なぜ?」に答えるF&Qサイト(その他) -The Internet Movie Database (IMDb) 映画のデータベース -------------------------------------------------------------------- 2002年分: バンディッツ 1/05/2002 スパイ・ゲーム 1/19 バニラ・スカイ 1/26 ラットレース 2/09 キリング・ミー・ソフトリー 3/02 アメリカン・スウィートハート 3/09 マルホランド・ドライブ 3/23 エネミー・ライン 3/30 オーシャンズ11 4/06 ブラック・ホーク・ダウン 4/20 ビューティフル・マインド 4/27 ロード・オブ・ザ・リング 5/11 アザーズ 5/18 スパイダーマン 5/25 パニック・ルーム 6/01 サウンド・オブ・サイレンス 6/08 アリ 6/15 スコーピオン・キング 6/22 ワンス&フォーエバー 6/29 ニューヨークの恋人 7/06 マジェスティック 7/13 メン・イン・ブラック2 7/20 タイムマシン 7/27 スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 8/03 トータル・フィアーズ 8/31 オースティン・パワーズ 9/07 ウインドトーカーズ 9/14 バイオハザード 9/21 スパイ・キッズ2 10/05 サイン 10/12 エンジェル・アイズ 10/19 ロード・トゥ・パーディション 10/26 9デイズ 11/02 トリプル X 11/09 ザ・リング 11/16 ショウタイム 11/23 ジョンQ 11/30 チェンジングレーン 12/07 ハリー・ポッター2 12/14 マイノリティー・リポート ギャング・オブ・ニューヨーク 12/28 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆↓↓これより下は、毎回、同じです。 ====================================================================== ★ヘッダー広告募集要領★ ヘッダー広告掲載のお勧め。利点: 1)最大10行まで、自由に広告文が書ける。 2)他の広告主が現れるまで、何度でも掲載できる。 3)安い。余っている、要らない、使えない「金券」でも払える。 一応、こういう事になってます。↓↓↓ 個人、法人、内容問わず、ただし「公序良俗」を害しないもの。 広告のサイズ(長さ)は、10行まで。料金は、個人(的な)広告の場合、 一回500円、法人は、一回1000円。 「個人(的な)広告」といっても、例え商用であっても広告主が個人または グループの場合、全て「個人」扱いの一回500円とさせて頂きます。 他にも、姉妹誌、『翻訳者のためのメールマガジン』*、1600部でも、広告 の掲載を受け付けております。両方に掲載をご希望の場合は、2200部+ 1600部=3800部強をワンセットで一回500円の超破格値でご提供い たします。*http://member.nifty.ne.jp/SydHomePage/ 金券(図書券等、ただしQUOカード、VISAギフトカードなどは大歓迎)で のお支払いの場合は、おって住所をお知らせしますので、簡易書留(等)でご送 付ください。★★ 郵便口座の御利用もできるようになりました。 ★★広告文の作成の際には、メール本文に貼り付けるなどして、体裁を整えたもの を送ってください。 ====================================================================== ★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★ 2003/02/15 No. 103 (週刊) 発行者:シド(syd@kotoba.ne.jp) 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