メルマガ:面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)
タイトル:[ROADSHOW REVIEW]097  2003/01/07


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==========================================ROADSHOW REVIEW=====

★★★★★面白かった映画、つまらなかった映画(ロードショー)★★★★★
     2003/01/04  No. 097 (週刊)            前回発行部数:2275

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★お詫び:年末年始期間中は、劇場混雑のため、休刊となる場合があります。
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毎週見ているロードショー映画の感想です。出来るだけタイムリーに(上映
期間中に)おとどけします。個人的な趣味で選んでいるので参考になるか分
かりませんが、見たまま、思ったままを書きます。

お断り:この「感想」は、通常、一週間ほどかけて書いています。その間、記
憶違い、想像力の逸脱等から、本来作品には無かったような事を書いてしまう
場合があります。その際は御了承ください。
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バックナンバーと発行日は下記のホームページにてご覧いただけます。
★2002年分は、「感想」の下に移しました。2001年分については、
サイトを御覧下さい。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/syd/roadshowmm.html

K−19 1/04/2003
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K−19(K-19: The Widowmaker)
U.S. Release Date: 7/19/02

■監督:キャスリン・ビグロー
■キャスト:ハリソン・フォード/リーアム・ニーソン他
■音楽:クラウス・バデルト
■字幕:戸田奈津子+監修
■お勧め度:★★★

1961年、米ソは核戦争の一触即発状態にある(「キューバ危機」が1962
年10月、これに関しては本誌第001号を参照)。(旧)ソ連は新型原潜「K
−19」を建造し、海上からの核ミサイル試験発射を試みる。この任務に軍の上層
部に抜擢された艦長、Alexi Vostrikov(ロシア語が読めないので)(ハリソン・
フォード)、しかし「K−19」には元々の艦長であるPolenin(リーアム・ニー
ソン)とその忠実な、共産党員を含む部下達がいる。物語りはこれらの人間関係、
決断、英雄的行為、そしてこの「事件」が冷戦下、闇に葬られなければならなかっ
たゆえんを描く。

潜水艦映画で、実戦が全く無い割には、本作品は非常に本物っぽい。

「K−19」は、上記の目的から、建造が急がれ、必要な設備、部品が揃わないま
ま、処女航海、作戦行動を余儀無くされる。また、その建造過程で10名という
作業員その他が死に(「Widowmaker」、「未亡人メーカー」)、就航時のシャ
ンパンは割れないわで、「呪われた艦」。致命的だったのは、どうやら出航した
時点から原子炉の様子がおかしかった。「K−19」はその最初の任務である核ミ
サイルの試験発射を終え、米国東海岸へと向かうが、ここで原子炉に事故が起き
た。メルトダウンすれば核爆発、ちょうど運悪く、この事故が深刻化した海域は、
米国の基地のそばであり、「海難」と判断した米駆逐艦がそばに居る。ここで核
爆発を起こせば、モスクワに狙いを定められている米の核ミサイルが発射され、
即、核戦争になる。おまけに通信機の故障で作戦本部とは一切、連絡がとれない。
Vostrikov艦長、そして副官としてのPoleninとその部下達が、この危機的状況を
いかにして乗り切ったかが描かれる。

作品は、実際にこの事故を経験した元「K−19」乗組員の「証言を元に」製作さ
れているが、作品自体は「ハリウッド作品」なので、どこまでが「史実」で、ど
こからが脚色かは判らない。が、軍の上層部から送り込まれた新任の艦長役のハ
リソン・フォードは、終始、鉄の意志を持った冷静沈着な職業軍人として描かれ
るが、数分後に原子炉爆発の危機、通信の不能、既に被爆、米駆逐艦と基地、ま
た、最後にはPolenin以下の信頼を得るが、そうした孤独な状況下で下す決断が、
かなりなスリルと現実感、そして人間性を感じるものになる。従来の潜水艦もの
がチャチいと思われた方は、一見の価値があるかもしれない。潜水艦の場合の
「実戦」というのは、動きの鈍い艦、魚雷が走っているシーンと、それをソナー
(=テレビ画面)上の点として追うという以外、描きにくいかもしれない。これ
がチャチさになる。おまけに、最新の魚雷の場合は、当たればそれで終わりなの
で、呆気無く、サスペンス性に乏しくなる。交戦している艦の動きも良く分らな
い。「K−19」では、こうした実戦を描く必要が全く無く、その分、非常に現実
感と重みが有る。そしてその分、従来の潜水艦もの、古くは「眼下の敵」(The 
Enemy Below, 1957年)に代表されるような(潜水艦の)「閉鎖性」という都合
の良い設定を乱用する必要が無い。「人間ドラマ」的な部分が中心、かつ印象的
で、これには、フォードとニーソン以外の乗組員も、かなり厳選されたキャステ
ィングである事も貢献しているように思える。

「眼下の敵」は面白いが、他に潜水艦もので面白かったものというと、「レッド・
オクトーバー」はコネリー扮するロシア将校がアメリカに亡命するという、007
シリーズのパロディーっぽい部分だけ面白かったような気がするし、「Uボート」
は最後があまりにもミジメだし、「クリムソン・タイド」に至っては、記憶にすら
無い。もしかすると「眼下の敵」(独潜水艦対米駆逐艦の対決)とは対照的な意味
で、「K−19」は潜水艦ものとして同じぐらい面白いかもしれない。


ヒアリング度:★
感動度:★★
二度以上見たい度:★★
劇場で見たい度:★★★★
ビデオで欲しい度:★
ビデオで見た方がいい度:★
ムカつく度:★
考えさせられる度:★
(「ヒアリング度」は英語のヒアリングの勉強になるかどうかの度合)

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2002年分:
バンディッツ 1/05/2002 スパイ・ゲーム 1/19
バニラ・スカイ 1/26 ラットレース 2/09
キリング・ミー・ソフトリー 3/02 アメリカン・スウィートハート 3/09
マルホランド・ドライブ 3/23 エネミー・ライン 3/30
オーシャンズ11 4/06 ブラック・ホーク・ダウン 4/20
ビューティフル・マインド 4/27 ロード・オブ・ザ・リング 5/11
アザーズ 5/18 スパイダーマン 5/25 
パニック・ルーム 6/01 サウンド・オブ・サイレンス 6/08
アリ 6/15 スコーピオン・キング 6/22
ワンス&フォーエバー 6/29 ニューヨークの恋人 7/06
マジェスティック 7/13    メン・イン・ブラック2 7/20
タイムマシン 7/27 スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 8/03
トータル・フィアーズ 8/31 オースティン・パワーズ 9/07
ウインドトーカーズ 9/14 バイオハザード 9/21
スパイ・キッズ2 10/05 サイン 10/12
エンジェル・アイズ 10/19    ロード・トゥ・パーディション 10/26
9デイズ 11/02    トリプル X 11/09    
ザ・リング 11/16 ショウタイム 11/23
ジョンQ 11/30 チェンジングレーン 12/07
ハリー・ポッター2 12/14 マイノリティー・リポート
ギャング・オブ・ニューヨーク 12/28

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