メルマガ:だんまる 夢工房
タイトル:[ だんまる 夢工房 第223号 ]  2004/06/28


━≪P R≫━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  飛行機は非耕運機
   
 本日の得点   3点 
        ~~~~~~~~
 (頭が回転いたしません。)

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/// Dannmaru Dream Factory 223号 ///


        だんまる 夢工房


              //// さよなら号 //////

■人生の何気ない一瞬「日常の中の非日常」を、時に詩
 のような或いはエッセイのような、はたまた小説のよ
 うな形でお贈りします。

 

★今日の詩のようなもの 1篇


  二つの薄い鉄板がスライドする


 すれすれですれ違う。見た目と違って接地面がない
ものだから、音もまったくしないよ。縦にすれ違う、
薄い鉄板。それはもう本当に薄いものだから、僕の目
にはもう、透明に見えてしまう。プラスチックか何か
だと錯覚するくらい。でもそれが鉄だろうがプラスチ
ックだろうが、関係ないよね。スライドする鉄板は、
完全にすれ違うのかと言えば、そうではない。記憶が
途切れたように、途中で映像が止まってしまう。止ま
っているというよりはとんでいるって感じ。映像ばか
りでなく、僕の記憶、思考自体も止まっている、とん
でことに気付く。これにはどんな意味があるのだろう?
なんて、僕以外には考えもしないだろう?意味分かん
ね。それで済ませる問題だろう?だから、分析するこ
とに意味なんてないんだ。面白いから考えてみたりも
するけど、正確な唯一つの答えのない問題に正答でき
るわけないじゃない。問うのも問われるのもやめよう
とすると、突然非難されたりする。こういうことって
とてもわらえることです。二つの薄い鉄板がスライド
し始める。そして、その途中で

 
 
〜〜〜〜〜〜 @今日の「 」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 私はあなたの恋人じゃないの

  は、はあ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


★今日のだんまる  6/27  20:00  新千歳空港

           − みなさんさようなら −

 どうも。だんまるです。長い呪縛から解き放たれよ
うとしています。思えば十年くらい悩み続けてきたな
あ。馬鹿だなあとか思いますが、しょうがない。

 私は精神を病んでいます。と、同時に、皆さんも精
神を病んでいます。この仮説(というか、もう確信に
近い)は私に新しい衝撃を及ぼしました。そして、や
っと、大嫌いな自分を抱きしめることができました。
私は、私を、社会に適応できないからと言って、嫌う
必要はなかったんですね。そして、私以外のその他大
勢の人と、違う考え、感性を持っているからといって、
劣っているとか、矯正しなければいけない、と思う必
要もなかったわけです。

 周りと自分との価値観があまりに違いすぎるため、
私が正気を保つには価値観を曲げる必要がありました。
世の中に適応しなければと思っていたからです。
 私から見れば、世の中には不自然なことが多すぎま
す。誰かの手によって巧妙に設置された、悪意のある
プログラミングを感じます。私の目で見れば、正常も
異常に映ります。異常者が見ると健常者こそ異常者な
んです。だから健常者ばかりの世界に迎合する必要な
んてなかったんです。健常者などという概念も、私に
とっては、ただのその他大勢に過ぎないのですから。
 私は精神を病んでいる、と同時に、皆さんも精神を
病んでいる。そこには違いがあるだけ。善悪も正誤も
ない。だから、誰もが誰をも否定することは出来ない。
単純なことでした。

 生まれてきた意味って、何?
 私は学ぶ必要がある。
 成長しなければならない。

夢か現か分からないものに意味を見出すこの行為こそ
が私の問題でした。

 そうです。人生に意味なんてありません。この世で
学ぶ必要も、成長する必要もないわけです。私は、た
だ、生まれてきた。それだけなわけです。
 だから、私は私をムリに変えるのをやめました。必
要を感じたり、嗜好の関係で変えようとはするかも知
れないけれど、コミュニティのために自分を捻じ曲げ
ることは、やっぱり間違っていたのだと思っています。
だって、今だって、十分過ぎるほどに、周囲から愛さ
れているのですから。

 本当に馬鹿でした。なぜこんな単純なことに気付か
なかったのでしょう。

 そして、もうひとつ。私は自分を幸せな人間だと思
ってきました。楽しい時も鬱な時もです。本当に幸せ
です。でも、人生はくそったれです。いつかは終わる
ファッキンライフですよ。ばら色と言うには失うこと
が多すぎます。だから、せいぜい楽しまないとね。世
の中に対し抱いていた怒りを、楽しむ方向に向けて、
転換させてゆきます。ゆえに、みなさん。さようなら
です。

 また、夢工房でお会いしましょう。


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○電子メールマガジン「だんまる夢工房」2004/6/28
 
発行者:だんまる
 
私自身の、かなり変わった日常をベースに構成された、
詩のようなものをお贈り致します。超まじめなものから
シュールなノリのものまで幅広く目まぐるしく変わりま
すので、不快な事もあるかと思われます。本人は至って
まじめですので、予め、ご了承下さいませ。
 
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