メルマガ:だんまる 夢工房
タイトル:[ だんまる 夢工房 第222号 ]  2004/06/20


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  どんなモニターも似たり寄ったり
   
 本日の得点  16点 
        ~~~~~~~~
 (このコーナー考えるの、とても疲れるのよ)

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/// Dannmaru Dream Factory 222号 ///

        だんまる 夢工房

         //// 定点観測 4番カメラ //////

■人生の何気ない一瞬「日常の中の非日常」を、時に詩

 のような或いはエッセイのような、はたまた小説のよ

 うな形でお贈りします。

 

★今日の詩のようなもの 1篇


  必死


 僕達は死まないんだよね
 彼は言った

 僕も兄ちゃんも
 母ちゃん父ちゃんばあちゃんじいちゃん
 みんな死まないんだよね

 尋ねているのか宣言しているのか
 ともかく彼はそう繰り返したものだった

 無邪気な言葉を思い出すと
 実際そうなりそうな
 みんな
 死まないような気がしてくる

 だけど厳然たる事実が記憶とともに突きつけられる

 君たちの弟は死んでしまった
 いや
 殺されてしまった

 彼への想いは今でも僕の中で渦巻いている

 僕達は死まないかも知れない
 だけど
 肉体あっての僕達に
 その可能性は低い

 ここは神話よりも生々しい世界だから

 
 
〜〜〜〜〜〜 @今日の「 」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 朝と服が違うの

   なんかドキッとする台詞でしょ?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


★今日のだんまる  6/19  19:30  六本木の事務所

                  − 散策 −

 どうも。だんまるです。せっかくの休日だと言うの
に、手持ちが100円未満。これはうだうだ寝てるか、
近所にハイキングかと思っていたら、子らは浜松の方
に遊びにいくとのこと。ううむ。うだうだコースか?
と思っていたら、収入がありました。小金を見て、思
うこと。やっぱり貧乏はつまらない。貧乏やめようと
思いました。はい。
 さあて、小金も手に入ったので、やっぱり会社に行
くことにしました。せっせせっせとおにぎりをこしら
えて、外に出る。う〜ん。いい天気だ。散歩でもしよ
うか、と。
 んで、えっちらおっちら電車を乗り継いで、原宿ま
でやってまいりました。原宿は天下の竹下通りを抜け、
人込みを避けるように東郷神社に入る。東郷神社って、
もしかして、歴史で習った、平八郎さんのことだろう
か?とか思いながら境内を進むと、日本海海戦100
周年記念みたいな大きな看板が…。

 皇国の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ

とかカッコ良さげに書いてある。一応、申し訳程度に
その下に、日本、ロシアのこの戦いでの殉国者を悼む
というような文章が「添えられて」いたが、どちらが
主役なのかは、一目瞭然。ううむ。戦争奨励の神社と
はいったい…。とか思いました。戦争の功労者を神に
祭って何をしたいのでしょうか。まあ、いいけど。

 それにしても、殉国者って…。

東郷神社を抜け、明治通りに出て、千駄ヶ谷方面に向
けて歩く。少し買い物などして、さらに、神宮外苑の
方に向けて坂をあがってゆく。昔よく食事をした、交
差点角のおいしいお店がなくなっているのに気付く。
俺も変わったもんなぁ。街だって変わるよなあなどと
思いながらキラー通りをゆく。青山ってすごいって思
います。道の名前がキラーですからね。ちょっとやで
すね。由来は諸説あるようで、殺人的な渋滞をするか
らとか、店が次々と入れ替わり、経営者殺しだからと
か、墓が近くにあるからとか、どうでもいいけど、本
当にすごい名前です。道幅自体はかなり狭く、車がす
れ違うのも大変なほど。まあ、一方通行だから関係な
いんですけどね。結構おしゃれな通りです。んで、そ
のまま青山通りまで抜けた所で、気づく。

 ああ、俺、作ったおにぎり家に置いてきてしまった。

それに気づくと、急激にお腹がすいてくる。懐には、
諭吉が数人いる。よっしゃ。どっかで飯食おう!青山
通りを赤坂方面に向かって歩き出す。表参道に行った
方が確実に店はあるのだが、麻布十番の事務所に出る
には青山一丁目まで歩いた方が得策なのだ。
 私は自分に、これは無駄遣いではない、無駄遣いで
はないと言い聞かせながら、ふらふらと、それでいて
獲物を狩るハンターのような目で店を探す。特定の誰
かさんと行きたいような店はあっても、一人で入るよ
うな店はあまりない。仕方ない。昨日食べたかったが
懐事情で食べられなかった「吉ぶー」にでも行こう。

 私が吉ブーに入ると、地味なおねえさんがいた。し
かし、その笑顔は私の金銭にいや、琴線に触れた。彼
女は楽しそうに仕事をしていた。奥の店員と話す様子
では、どうやら新人らしい。が、その接客はパーフェ
クト以上のものだった。正直、また来たい。と思わせ
るサービスがそこにあった。私が食べた、角煮きのこ
丼のまずさなど、もうどうでも良かった。元気を沢山
いただいてしまいました。
 ここでふと考える。私も彼女のような人になりたい。
なんか、失った夢の欠片を見つけたような気がした。
現状では程遠いが、人に元気をあげられる人になりた
いと、そう思ったお散歩でした。

 また、読みにくい文章を書いてしまったが、校正は
しない。だって、めんどいんだっも〜ん。
だんまるでした。



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○電子メールマガジン「だんまる夢工房」2004/6/20
 
発行者:だんまる
 
私自身の、かなり変わった日常をベースに構成された、
詩のようなものをお贈り致します。超まじめなものから
シュールなノリのものまで幅広く目まぐるしく変わりま
すので、不快な事もあるかと思われます。本人は至って
まじめですので、予め、ご了承下さいませ。
 
 *いつも、ご意見・ご感想、ありがとうございます!
 
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