メルマガ:カル王子の王宮音楽院
タイトル:王宮音楽院 vo.1  2003/01/06


▲カル王子の王宮音楽院
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王宮音楽院では作詞・作曲・アレンジ術についてを語ったり音楽チャート、
アーティスト・楽曲等の分析やその魅力等に迫ります。毎回、気まぐれコラムを
メールマガジンでお贈りしています。ではお楽しみに!

―――TOPICS――――――――――――――――――――――――――――――
■王宮音楽院/芸術学部/作曲科/作曲・アレンジ講座
■カル王子主任調査員のチャートコラム
■カル王子とゆかいな仲間達メンバー募集
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■王宮音楽院/芸術学部/作曲科/作曲・アレンジ講座
今日の先生はアメリカを代表する女流ソングライターで沢山の全米ヒットを
かっ飛ばして、駄作なんてなしという正真証明のヒットメーカー。
ダイアン女史の最近の代表曲の一つにはエアロスミスの大ヒット曲「ミスシング」。
アメリカが生んだ天才シンガー、リアン・ライムスの「HOW DO I WILL」があります。 

ダイアン・ウォーレン先生の公式Webサイトはこちら↓
http://www.realsongs.com" 

※参考にしてみてくださいな。 
次回はカル王子の簡単作曲講座です。ではでは。


■カル王子主任調査員のチャートコラム
1980年代から現在の至るまでのビルボードTOP100やオリコンのチャート評。
懐かしのYesterHitsなども必見ですぞよ!!
初回はジョン・レノンの息子「ジュリアン・レノン」の魅力に迫ります。

1984年深夜、いつものように小林克也「ベスト・ヒット・USA」をかじりつく
ように見ていた。その当時の僕は、日本のアイドル主流の音楽情勢に落胆し 
自然と海外の音楽の魅力に憑り付かれていた。FMや深夜AMにじっと耳を傾けて
せっせと新着ソングのエアチェックしていた。
毎週、発表される音楽チャートは実に変動激しく、中でもアメリカで最も権威のあると
言われているランキング誌の「ビルボード」は、まさに本に穴が開くほど
読み尽くした。そして僕のバイブル的雑誌だった。この頃僕の英語の成績が 
飛躍的に伸びて行った。
先述の「ベスト・ヒット・USA」は、ローカルに住んでいた僕にとって、TVでは
唯一海外音楽情勢が分かる音楽番組だった。当時の小林克也さんは、
そんな僕のカリスマでもあった。
その小林克也さんが「まさに父親の生き写し」と評していたことをなつかしく思い出す。
デビューシングル「ヴァロッテ」のプロモーションビデオが目の前で流れていた。
彼は古びた家の軒先でアコースティックギターを抱えていた。

父親のジョン・レノンが殺害された時には、一体何のことやらさっぱり分からなかった。
これが大変なことであるのは彼がビートルズの一員だと分かった時
だった。そして「東京ラブストーリー」で知られている小田和正さん率いる
オフコースのヒット曲「I love you」は彼の死について追悼歌であったことを
後々になって知ることになった。ただ当時の僕は目の前に映るブルーバックの
ニュースが彼の死の悲しさの大きさを象徴してたんだなと思った。

〜ジュリアン・レノン「ヴァロッテ」を聴いて〜
さて、同名のデビューアルバムのレコーディングはプロデューサーの名人フィル・
ラモーンが担当し、メロディやフックの作り方も親父さんによく似せて作ったの
だとアルバムの至るところで匂わせている。彼の父親譲りの独特な声とメロディ
センスは当時の短調で情緒の感じられないアンチメタル派の僕の心を大きく
揺さぶった。
フランスで実在するの田舎町「ヴァロッテ」で書かれた表題曲は、今でも心の 
トップ10内に位置している。「sittin' on the doorstep...」で始まる叙述的な
歌い出しが、にわかに歌心を膨らませた少年の心情を揺さぶるには十分だった。

オリジナルにこだわり、コピー嫌いのカル王子であるが、もしもライブなどで 
カバーする日が来るのなら、何よりも真っ先にこの歌を選ぶでしょう。

(ヤバイ!ヤバイ!全然彼の事を書いてないよ!!!魅力に迫らずじまいかい!!)
※次回は記念すべき王宮音楽院・第1回講師のダイアン・ウォーレン女史です。
御楽しみに!! 

――FOOTERより愛を込めて―――――――――――――――――――――――――
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それじゃぁ、また来週、うんばばーー。
極東レコーズ 2003(C) (発行責任者)カル王子 王宮音楽院 極東レコーズ

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