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タイトル:Daily Drama Express 2011/12/02 11人もいる (7)  2011/12/27


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2011/12/02 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 11人もいる
局  名 テレビ朝日系
放映日時 金曜23時15分
キャスト 真田一男(神木隆之介)
 真田実 (田辺誠一)
 真田恵 (光浦靖子)
 真田二子(有村架純)
 真田三子(金井美樹)
 真田四郎(平岡拓真)
 真田五月(赤石那奈)
 真田六助(福島北斗)
 真田七男(福島海斗)
 真田才悟(加藤清史郎)
 真田メグミ[享年30](広末涼子)
 鈴木ソアラ(野村麻純)
脚本   宮藤官九郎
主題歌  NICO Touches the Walls「バイシクル」(キューンレコード) 

あらすじ 第7話「涙の大家族!! 亡母の真実」

 「あたしを殺した男よ!」
 メグミ(広末涼子)は才悟(加藤清史郎)に説明した。
「そのことは、言い訳のしようがありません」
 スーツ姿の男性はまた頭を下げた。ポカンとしている恵(光浦靖子)
に男性は名刺を渡した。外山という名前だった。

 メグミは交通事故で死んだ。外山が運転したトラックに轢かれたの
だった。ただ、メグミが信号無視をしていたなど落ち度があったため、
懲役3年にとどまった。

 外山は服役中にメグミが頻繁に現れたことを話した。女っけのない
服役生活のせいか、外山は次第にメグミに惹かれた。雑居房でいざこ
ざを起こしては独居房入りし、メグミと二人きりでおしゃべりをする
のが楽しみになっていった。

 出所後、外山は家族のもとに帰り、働き始めたが、メグミへの思い
が募り、頻繁にデートするようになっていった。ある日外山は偶然実
(田辺誠一)に会った。外山は後日改めて線香をあげに行くと申し出
たが、実は再婚したのでそっとしておいてほしいと断った。

 実はそのとき、外山はメグミと一緒にいた。実が再婚したと知った
メグミは強いショックを受けたようだった。それからしばらしくして
メグミは姿を消した。メグミを忘れようとしたが、忘れられず、外山
は実の家にやって来た。メグミにプロポーズするために。恵はどうか
していると思ったが、外山の気持ちは変わらなかった。

 帰り際、外山は才悟に「君にはメグミが見えてるだろ」と言った。
そして今度は実がいるときに来ると言って帰って行った。

 恵は、実にすべて話した。才悟にメグミが見えることも含めて。メ
グミが見えると知って一男(神木隆之介)は驚いて才悟に確認した。
才悟はうなずき、今も柱のそばにいると言った。
「なんで才悟に見えるんだよ。血がつながってないのに」
 一男はいらだった。

 だが、実は、すでに恵と再婚し才悟もいる。前を向いて生きるため
に、メグミは帰ってほしいと頭を下げた。
「帰らなくてもいいです!」
 恵が怒鳴った。すでに8年間子どもたちの母親をしているんだから
メグミがいてもぶれない自信がある。別に悪さをするわけでもないの
だからそっとしておきましょうと。
「いいのか?」
 実が聞いた。恵はうなずいた。それに実は恵もメグミが見えていた
のだという。そのときからそっとしておこうとしていたのだった。
「よし、胴上げだ!」
 実の掛け声とともにみんなが立ち上がり、ちゃぶ台を持ち上げてメ
グミの胴上げの代わりとした。こうしてメグミは正式に受け入れられ
たのだった。

 数日後兎(きたろう)は恋人と一緒に暮らすことになり、実の家を
出て行った。

 それからまた外山がやって来た。メグミは家族と一緒に暮らすこと
にしているからと、外山のプロポーズを拒否したが、外山の気持ちは
変わらなかった。

 一男はサムに会って、ソアラ(野村麻純)の様子を聞いた。サムは
いつまでもソアラの面倒なんか見てらんねえよと言い、一男の携帯を
借りると「明日デートだ!ガソリンスタンドまで来い!」とメールを
打ってしまった。

 どこに行けばいい?一男は悩んだ。ディズニーリゾートはお金がか
かりすぎるし……。一男は才悟に頼んで、メグミと話をした。自分の
好きなところ、好きな食べ物、家計を支えるのに追われて、自分では
わからなかったのだった。

 一男はソアラを浅草に連れて行った。メグミは子どもの面倒を一男
に見させていた。なので、接待として月に1度浅草に連れて行って、
好きなものをたべさせていたのだった。

 一男はメグミの思い出を話し、名物の「ハイカラ丼」をソアラと一
緒に食べたりした。メグミの話をソアラは楽しそうに聞いていた。そ
して「ごめん、この間は言いすぎた。今日はマタニティピンクかな?
今日の一男君はなんか好き」とにっこりした。
「ねえ、一男君、大学行けば?なんとかなるよ」
 一男はちょっとためらったが、ソアラの笑顔に受けてみるだけ受け
てみようと思った。一男はソアラとともに、実の家に帰ることにした。

 再び外山がやって来た。しかしメグミとはもう会わないことにした
と告げ、すぐに帰ろうとした。恵は、記念にと写真を撮ることを勧め
た。メグミは写らないかもしれないけれど。

 実はメグミを諦めてもらおうと、外山に会いに行った。ところが、
外山は半年前に脳こうそくで亡くなっていたのだと言う。慌てて帰っ
てくると、メグミの撮った写真があるというので、すぐ現像した。出
来上がってみると、メグミはもちろん外山も写っていなかった。なん
だか不思議な感じのする出来事だった。

 夜が明けてまたいつもの日々に戻った。才悟はメグミと宿題をしよ
うと思って呼んだが、返事がない。恵も朝からメグミがおらず気にな
っていた。

 メグミは家の外に佇んでいた。そしてゆっくりと歩きだして行った。



寸  評  メグミの謎が解ける展開でしたので、最後までのめり込んでみる
ことができました。幽霊だろうがなんだろうが受け入れてしまう真田
家の大らかさがいい味を出していたと思います。けれど外山がメグミ
への未練を断ち切ったことでメグミは複雑な心境のようです。実も前
を向いて生きなくてはならないと思ってたりもしますし。やはりそれ
ぞれの思いがあって、折り合いをつけなくちゃいけない。それとなく
家族のためにどうすることが一番いいのかということをみんなが考え
ているのがうかがえて、ほのぼのとした雰囲気の中にもしみじみとし
た深みがあるように思います。

執 筆 者 けん()

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2. 編集後記
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 新しい着る毛布を買いました。今度はすっぽりとかぶるタイプのハッピーウ
ォーミーと言う商品です。裾を引きずらない程度の長さ(190cm)で、首
回りもカバーされている優れモノです。唯一の難点は袖が半そでであること。
長いと食事中に袖が汚れることへの配慮のようですが、長袖の方がよかったで
す。前買ったのは長袖なので、結局2枚重ね着しています。結構あったかいの
でこれで今年はエアコンなしでいけるかもしれません。(けん)

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