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タイトル:Daily Drama Express 2011/11/11 11人もいる (4)  2011/11/28


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2011/11/11 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 11人もいる
局  名 テレビ朝日系
放映日時 金曜23時15分
キャスト 真田一男(神木隆之介)
 真田実 (田辺誠一)
 真田恵 (光浦靖子)
 真田二子(有村架純)
 真田三子(金井美樹)
 真田四郎(平岡拓真)
 真田五月(赤石那奈)
 真田六助(福島北斗)
 真田七男(福島海斗)
 真田才悟(加藤清史郎)
 真田メグミ[享年30](広末涼子)
 鈴木ソアラ(野村麻純)
脚本   宮藤官九郎
主題歌  NICO Touches the Walls「バイシクル」(キューンレコード) 

あらすじ 第4話「もう一人増えた気がする」

 ソアラ(野村麻純)のイカツイカレシが突然現れて、一男(神木隆
之介)は震えあがったが、カレシは草野球のメンバーが足りないから
都合つくかと聞きに来ただけだった。一男は反射的に首を縦に振った。

 試合当日、一男は縮こまって送りバントばかりしていた。「振って
もいいんだぜ」と言われても愛想笑いを浮かべるだけだった。ソアラ
も見に来ていて、一男に「病院行ったら6週間だって」と心細そうに
打ち明けた。一男は「とりあえず正直に(カレシに)話しましょう」
と緊張の面持ちで答えた。

 四郎(平岡拓真)が学校からアンケートが来ていると出した。 い
じめに関するものだった。アンケートには、暴力をふるわれた、服を
脱がされた、物を盗られた、お金をせびられた、無視されたという項
目について、四郎はいずれも該当すると言った。しかし四郎は「僕は
いじられ役のポジションだから」と笑い飛ばしていた。いじめられて
いるという自覚がないらしい。

 実(田辺誠一)と恵(光浦靖子)はすぐに担任に相談した。担任は
すぐ調査すると言い、いじめっ子たちとの話し合いの場をセッティン
グした。いじめた側は事実を認め、謝った。しかし四郎はきょとんと
していてあまり進展がなかった。

 それどころか、そのあと四郎はみんなからからまれなくなり、かえ
ってさびしいと思え、ため息をついていた。

 四郎と比べると一男は面倒くさいなあとメグミ(広末涼子)は才悟
(加藤清史郎)につぶやいた。一男もいじめられたが、その時「いじ
められるってことは自分の側に責任がある」と自分で背負いこんで、
自分で解決したのだった。「でもね、そういう面倒なことを背負い込
んでくれる人がいるから、あんたらはのほほんとしてられるのよ」と
笑った。

 それを聞いて、才悟は「これからはメグミの言いたいこと、僕が伝
えようか?見てるだけじゃつまらないって言ってたでしょ」と言った。
メグミはちょっと驚いた風な顔をしたが「やさしいね」とにっこりし
た。

 四郎が所属している野球部の部員たちがやってきて、最近四郎が部
活に出てこないと話してくれた。四郎はセンスが良く、2年生で1人
ベンチ入りの可能性もあると言う。

 四郎が三丁目のコンビニにいると言う話を聞いて、一男はすぐ駆け
つけた。すると他校の生徒に「アイス3秒で食えなかったら、眉毛全
剃りな」とおちょくられている四郎がいた。

 一男は四郎を連れて帰った。そして家族会議が開かれた。四郎は、
学校で気を遣われ、部活で期待されて居心地が悪いと言った。それく
らいならいじられてた方が楽だと言う。
「それじゃだめだ。逃げずに自分と向き合えよ。自分にとっていい方
向に、相手とぶつかって少しずつ変えていくことが大事なんだ」
 一男は熱弁をふるった。すると恵が言った。
「一男さんも自分と向き合ってください。大学受験とか将来のことは
どうなっているのか心配なんです」
 話が収拾つかなくなったとき、この日同窓会で東京に出て来たつい
でに寄ってきて、会議に参加していた恵の父親が「よーし、それなら
決闘で決着付けろ!」と言いだした。

 四郎は已む得ず果たし状を送り、学校のいじめっ子に決闘を申し込
んだ。相手も気乗りしないが、仕方ない。とりあえず形だけ殴り合っ
てすまそうとした。しかし実際殴り合ってみると無性に腹が立ってき
て、お互い本気で取っ組み合いを始めた。見に来ていた才悟は慌てて
止めようとしたが、一男がとめた。
「見てろ。四郎、かっこいいな」
 そして、以前はこんな風に単純に割り切れてたのに、いつの間にか
面倒くさくなっちゃったと一男はつぶやいた。
「でもね」
 才悟が言った。面倒くさいことを引きうけてくれる人がいるから、
僕らはのほほんとしていられるんだってと。
「誰が言ったんだ?」
 一男が聞いたが、才悟はにこにこしているだけだった。

 数日後、一男の担任教師が家庭訪問してきた。一男が大学への推薦
入学を辞退してきたという。

 そのころ、一男はまた草野球の試合に参加していた。一男は送りバ
ントせず、強振して、ランニングホームランを打った。そしてその勢
いで、ソアラに「結婚しよう。卒業したら働くから子ども産んでよ」
と叫んだ。そしてソアラのカレシにすべてを説明した。ソアラのカレ
シはジロリとにらんだかと思うと、いきなり一男に頭突きをくらわし
た。



寸  評  大家族のほのぼのした雰囲気が出ていて、いいなあという感じが
出ていると思います。ただ、やはりメグミが浮いているかなと。四郎
のいじめの家族会議でも、メグミがどう思っているのかが知りたかっ
たので、ちょっと残念でした。メグミはもっと話の中心に関わってく
るものだと思っていたのですが。

執 筆 者 けん()

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2. 編集後記
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 土曜の夜23時から、NHKで坂本龍一の「スコラ」という番組が放送され
ています。坂本龍一と言うと、80年代のイメージしかなかったのですが、今
はクラシックからジャズ、民族音楽まで取り上げて、まるで学者のような感じ
がしました。(けん)

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