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タイトル:Daily Drama Express 2011/09/02 美男(イケメン)ですね (8)  2011/09/09


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2011/09/02 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 美男(イケメン)ですね
局  名 TBSテレビ系
放映日時 金曜22時00分
キャスト 桜庭美男(兄)/美子(妹)(瀧本美織)
 桂木廉 (玉森裕太)
 藤城柊 (藤ヶ谷太輔)
 本郷勇気(八乙女光)
 NANA(小嶋陽菜)
 出口  (六角精児)
 橋本  (山崎樹範)
 馬場  (清水 優)
 トオル (楽しんご)
 沢木弓子(能世あんな)
 RINA(片瀬那奈)
 桜庭シゲ子(井森美幸)
 馬淵始  (柳沢慎吾)
 安藤弘  (高嶋政伸)
 水沢麗子(萬田久子)
原作   韓国ドラマ「美男(イケメン)ですね」(韓国SBS)
脚本   高橋麻紀 ほか
主題歌  Kis-My-Ft2「Everybody Go」

あらすじ 第8話「チャングンソク遂に登場!!」

 芸能マスコミが、柊( 藤ヶ谷太輔(Kis−My−Ft2))の
恋人のことで取材に押しかけて来た。安藤(高嶋政伸)は美男(瀧本
美織)を双子の妹美子と言い訳をし、取材に応じた。受け答えは柊が
行った。柊の答えぶりから美男は好きな人を思って答えているように
見えた。

 美男は柊に、廉(玉森裕太(Kis−My−Ft2))に気持ちを
気付かれたことを柊に話した。柊はさびしそうな表情をしていた。

 シゲ子(井森美幸)が柊と美子の記事を見て、電話をしてきた。美
子が美男としてA.N.JELLに加入していると聞いてシゲ子は驚
いた。シゲ子は、麗子(萬田久子)のことを話し、間を取り持った。
麗子が美男の父とかかわりがあり、廉がアレンジしている「miss
 you」という曲は美男の父が作詞、作曲したものだった。

 美男は麗子に母親のことを尋ねたが、麗子は知らないと言う。ただ
美男の父は親しい友人だったからできる限りのことはしたいと言った。

 NANA(小嶋陽菜(AKB48))が合宿所に押しかけてきて、
美男のことをネタに料理を作れと言ってきた。廉たちは料理を作り始
めたが、廉と和気あいあいと料理する美男を見て、柊の気持ちは複雑
だった。

 それを感じ取ったNANAは柊に廉と美男は本当にくっついちゃう
かもよと焚きつけた。柊が無視すると、NANAは美男を引っ張り出
し、柊が以前美男に贈ろうとして渡せなかった靴を履かせ、廉たちの
前に引きずり出した。
「この靴、美男にぴったりねぇ」
 NANAは意地悪い笑みを浮かべた。
「柊さん、ごめんなさい」
 慌てて、美男は脱ごうとした。柊はやりきれない思いにとらわれ、
出ていってしまった。柊を侮辱され、廉は激怒し、NANAを追い払
った。美男のことをばらすと言ったが、廉はたとえそうなっても構わ
ない、俺がA.N.JELLを守ってみせると言い切った。

 美男は柊に謝り、自分が役に立てるならなんでもすると言った。柊
はため息交じりに笑ったが、今回の記事のことで馬淵(柳沢慎吾)と
両親に説明に行くからついてきてほしいと言った。

 美男がそのことを廉に言うと、廉は余計なおせっかいはやめろと言
い出した。美男はそういうわけにはいかない、柊の彼女に迷惑をかけ
ているしと言った。
「お前は何もわかってない!」
 廉は怒りを爆発させた。柊と美子の記事の親密さぶりにいら立って
いたのだった。

 翌日、馬淵は急用でついていけなくなったと言った。美男が柊を好
きだと思っている馬淵は気を利かせたのだった。2人で柊の実家に行
くと知って、廉は不安を掻き立てられた。

 空港での待ち時間、柊は美男が元気がないのを見て言った。
「廉となんかあったんだろ」
 昨日の廉とのけんかを美男は引きずっていた。
「なあ、美男、俺たち付き合わないか?」
「えっ、でも柊さんもあたしも好きな人がいるじゃないですか」
「でも、美男、お前の思う人はお前のことをわかってくれるのか?」
「……」
「美男、俺が好きなのは君なんだ」
「えっ?」
「もちろん、今すぐにとは言わない。少しずつでいい。もしその気が
あるんだったら、一緒に行こう」
 そう言うと柊は席を立った。美男はいまさらながらに柊がいつもそ
ばにいて優しく接してくれたことを思い出した。そう思うと、美男は
自然と席を立った。

 そのときだった。アナウンスが流れた。
「ブタウサギ様、外の空をご覧ください」
 美男が見ると、飛行機が旋回して、大きな星を描いていた。

 美男はすぐ廉のところに走って行った。廉は美男を見ると抱き寄せ
て、耳元で囁いた。
「お前が好きだ」
 それを聞いて美男に至福の感情が湧いた。

 その頃シゲ子は麗子に呼ばれ、改めて美男と美子の2人に合わせて
ほしいと頼んだ。シゲ子が勿体つかせていると、麗子はありのままに
話した。かつて美男と美子の父親と自分が恋愛関係になり、そのせい
で2人の母親を死なせたと。


寸  評  廉、柊、美男の三角関係に決着がついたと思いきや、もう一波乱
起こるわけですね。けれど、何があっても廉と美男の関係は不動でし
ょうから、間延びしてしまう感じがしてしまいます。柊と一緒に飛行
機に乗って実家へ行くくらいの波乱があってもいいのではないかと思
います。

執 筆 者 けん()

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2. 編集後記
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 最近綿矢りささんの本を読みました。芥川賞を受賞してから7年くらいたっ
たでしょうか。当時『蹴りたい背中』を読んで、青春小説っぽくない青春小説
に清新さを感じたのを覚えています。今回読んだのはチャイルドモデルの栄光
と転落を描いた長編で、一気に読める文章力は相変わらず健在でしたが、『蹴
りたい背中』に比べると狭いという印象を受けました。『蹴りたい背中』は何
の変哲のない日常生活が舞台なので、普遍的な感じがしたのですが、今回読ん
だのは、芸能界ならでは話で普遍的な話ではなかったと思います。芥川賞受賞
後第1作にあたるそうですが、多くの作家同様、受賞後第1作というのは、ど
うしても内容が弱くなってしまうものだなと思いました。(けん)

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