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タイトル:Daily Drama Express 2011/6/20 幸せになろうよ (10)  2011/07/28


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2011/06/20 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 幸せになろうよ
局  名 フジテレビ系
放映日時 月曜21時
キャスト 高倉純平(香取慎吾)
 柳沢春菜(黒木メイサ)
 矢代英彦(藤木直人)
 桜木まりか(仲里依紗)
 上野隆雄(綾部祐二)
 柳沢優次(玉森裕太)
 小松原進(大倉孝二)
 高原早苗(高畑淳子)
 河原新造(橋本さとし)
 松下みゆき(国仲涼子)
 高倉美津枝(原田美枝子)
 柳沢匠悟(小林 薫)
原  案 井上由美子
脚  本 古家和尚

あらすじ 第10話「もう会わない・・・」

 昨晩、雨の中純平(香取慎吾)から別れを告げられた春菜(黒木メ
イサ)は、考え込んでしてしまい何も手につかない。

 一方、純平はもともとの予定通り最後の大仕事である小松原のため
のお見合いパーティーの準備に余念がない。そこへまりか(仲里依紗)
が昨日の春菜とのデートについて聞いてきたので、正直に純平は別れ
たと話す。

 小松原(大倉孝二)と今度のお見合いパーティーの打ち合わせをす
る純平。小松原から、本当は会社を辞めて欲しくないが、春菜のため
に純平が決めたことなら仕方がない、と言われて純平は返す言葉に詰
まりつつ、お茶を濁す。

 純平と小松原が部屋を出ると、隣の部屋で純平が別れた話をしてい
たまりかと上野隆雄(綾部祐二)に出会う。上野は小松原の前で容赦
なく、純平が春菜と別れた話をしてしまう。驚く小松原。

 残業をしている純平を、まりかが上野と皆で飲みに行こうと誘いに
来るが、色々詮索されたくない純平は仕事を理由に断る。さらに、春
菜と別れても気持ちのけじめとして会社は辞めるから、上司には何も
言うな、と純平はまりかに釘を刺した。

 そこへ、春菜から電話が掛かってくるが、純平は電話に出なかった。

 純平の独白「もう彼女とは連絡は取らない。僕はそう決めていた。
話せばまた、自分お気持ちを隠すための言葉が必要になる。だからも
う会うつもりもない。」

 そう思いながらふと振り返ると、春菜が純平に会いに来ていた。

 春菜は、なんとか話をしたいと思って来たのだが、純平は、上司に
は春菜とは別れたから会社に残ると話したから帰ってくれ、と追い返
す。

 純平の独白「これでよかったんだ。アドバイザーとして僕は彼女と
矢代さんの幸せを願っていたから。」

 匠悟(小林薫)は昔のなじみの小さな会社に面接に行っていた。
「とりあえず今やれることを精一杯やりたいんです。」そう言って匠
悟は頭を下げた。

 春菜は英彦(藤木直人)のお見舞いに行く。純平のことを心配する
英彦に、きちんと話をしたから純平とは大丈夫だ、と春菜は嘘をつく。

 そして、来週退院したらもう会わないから、それまでにもう大丈夫
だと言えるようになって、新しい場所で新しい生き方を見つけて欲し
い、と春菜は英彦に話した。

 純平が家に帰ると、隆雄、まりかだけでなく小松原も上がり込んで
純平の帰りを待っていた。

 純平にひたすら絡む小松原をよそに、まりかは冷静に今の状況を確
認すべく、英彦にメールをしていた。「先輩とあの女を完全に引き離
す絶好のチャンスですから。」

 酔っ払った小松原が隆雄に絡んでもみ合ううちに、立ててあった雑
誌をひっくり返してしまう。偶然その雑誌が匠悟の載った雑誌で、み
んなは春菜のお父さんだ、と口々に話す。それを聞いた美津枝(原田
美枝子)は、匠悟が春菜の父親だと知り動揺する。

 春菜が帰宅すると、母の早苗(高畑淳子)来ていた。春菜の顔から
事情を悟った早苗は、派遣を辞めて自分の仕事を手伝わないか、と誘
う。匠悟のことを気にする春菜を、早苗は、彼なら吹っ切れたみたい
だからあなたが居なくても大丈夫、と励ます。

 まりかは英彦の見舞いに行き、純平と春菜が別れたことを教える。
そして、今こそチャンスなのだから、春菜とやり直すべく春菜の心を
取り戻すんだ、とプッシュする。戸惑う英彦。

 匠悟は美津枝と食事をしていた。匠悟は、昨日面接を受けに行った
が、すごく今は前向きな気持ちに慣れている、それもすべてあなたの
おかげだ、と笑顔で話す。そして匠悟は、今度うちの子供たちに会っ
てほしい、と美津枝に頼む。

 匠悟の娘が春菜のことなのを知っている美津枝は言葉に困る。さら
に、春菜の恋人(つまり純平)から父親としてもっとしっかりしろ、
と言われて怒鳴り返したという話を聞いて、いたたまれなくなった美
津枝は謝ってすべてを話してしまう。

「どうしましょう・・・」「どうしましょうねぇ・・・」困惑して思
わず黙り込んでしまう匠悟と美津枝。

 英彦から電話をもらった純平は英彦に会いに病室に行く。英彦は、
どうして分かれてしまったのか?と純平に尋ねた。

「二人には強い絆があるなと思いました。二人ならきっと幸せになれ
るな、と思ったんです。」そう話す純平に、英彦は本当にいいのか?
と尋ねる。しかし純平は、春菜の事を本当に幸せにしてあげてくださ
い、と頭を下げた。

 その会話を部屋の外で偶然立ち聞きしてしまった春菜は、涙を浮か
べながら呆然と家に向かう。そこでまたまりかと出会う。春菜は本当
は純平は会社を辞めるのでは?とまりかに尋ねるが、まりかはお茶を
濁す。

 春菜の様子から、まりかはまだ春菜が純平のことを好きなことに気
付き、それを尋ねた。春菜は、今でも好きだが純平が自分で決めたこ
とだから仕方がない、と肩を落としながら去っていった。

 純平の最後のお見合いパーティーの日。小松原は数日前に偶然で会
って優しくしてくれた女性を見つけてときめくが、どうしても一歩が
踏み出せない。それを見た純平は小松原を諭した。

「彼女がどう思ってるとかそんなこと関係ありません。一番大事なの
は、小松原さん自身がどうしたいのかです!幸せになるために頑張る
のは今じゃないですか!!」

 それを聞いた小松原は意を決して女性に話しかけに言った。一度は
女性の相手になっている男性に断られるものの、勇気を出して再び女
性を誘った。すると女性の方も、応じてくれ、無事にカップル成立と
なった。喜ぶ純平。

 小松原がカップル成立しパーティーが無事終了したことで純平の残
務がすべて終了した。そこへ河原所長(橋本さとし)がやってきて、
今日春菜が現れて自分達が別れたこと、純平にはアドバイザーを続け
て欲しいこと、を話に来た事を聞かされる。

 それを横で聞いていたまりかはついに言い放った。

「先輩は、ほんとにそれでいいんですか?・・・小松原さんに今日言
ってたでしょう?大事なのは自分気持ちだって。いい加減人の幸せば
っか追っかけてないで、自分の幸せ追っかけたらどうなんです?幸せ
になるために頑張るのは今なんでしょ?」

 まりかを見あげた純平は考え込むと、席を立って外へ飛び出してい
った。「アドバイザーやっちゃいました・・・」まりかは苦笑いで回
りに頭を下げた。

 純平の独白「僕は自分の気持ちから目を背けていた。自分より矢代
さんの方が彼女を幸せにしてくれる、そんなことを言い訳にして。逃
げていただけだ。自分が幸せになるためにがんばることから、そのた
めに勇気を振り絞ることから。」

 英彦の退院に付き添っていた春菜。別れようとしたそのとき、英彦
は春菜を呼び止めた。そのとき、春菜の携帯に純平から着信が入る。
しかし、英彦は純平から電話なら出ないで、と言って、春菜に伝えた。

「僕と結婚してくれないか?君がそばに居てくれて、一番大事なこと
がやっとわかったんだ。・・・でも1つだけ判っていることがある。
君と一緒にいれば僕は幸せになれる。だから僕と結婚して欲しい。」

 純平は一人、春菜に会うために街を走っていた。
 純平の独白「彼女に今すぐ伝えたかった。僕の彼女への本当の気持
ちを。」



寸  評  うまい(?)具合に、純平がその気になった裏で、英彦もプロポ
ーズしていました。でも、この話の流れから言って、春菜が英彦にな
びくとはとても思えません。一回切れた男とやり直すのはよほどの縁
でないと・・・

執 筆 者 フラ()

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2. 編集後記
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 梅雨が明けたとたん、あっという間に真夏が来ました。原発が次々と止まっ
ていく中、確実に電力はトラブルも重なって減ってきています。危険なのであ
れば原発は止めてしまえばいい、と言うのは簡単ですが、電力が不足してしま
えば確実に日本の経済力は落ちていくはずです。人口も減っている今、本当に
日本国の危機だと思います。(フラ)

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