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タイトル:Daily Drama Express 2011/04/18 幸せになろう (1)  2011/05/18


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2011/04/18 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 幸せになろうよ
局  名 フジテレビ系
放映日時 月曜21時
キャスト 高倉純平(香取慎吾)
 柳沢春菜(黒木メイサ)
 矢代英彦(藤木直人)
 桜木まりか(仲里依紗)
 上野隆雄(綾部祐二)
 柳沢優次(玉森裕太)
 小松原進(大倉孝二)
 高原早苗(高畑淳子)
 河原新造(橋本さとし)
 松下みゆき(国仲涼子)
 高倉美津枝(原田美枝子)
 柳沢匠悟(小林 薫)
原  案 井上由美子
脚  本 古家和尚

あらすじ 1.あらすじ

 結婚情報センター『B−ring』のアドバイザーとして働く高倉
純平(香取慎吾)。
 今日も担当している小松原進(大倉孝二)のために、次のお見合い
の練習台として相談に乗っていた。

 そこへ純平の後輩の桜木まりか(仲里依紗)に連れられて小松原の
お見合い相手が現れる。相手の女性は小笠原を見てため息をついた。
戸惑う小笠原を目で純平は励ました。

 柳沢春菜(黒木メイサ)は、いろいろな高級ブティックへ来店し、
目に付いたものを片っ端から買っていく。その金額は1つの店当たり
何万円もするが、それを封筒に入った札束から次々に支払い、商品の
袋を受け取ると颯爽と出て行く。

 さらにエステ、ネールサロン・・・次の行き先を探している春菜の
目に、『B−ring』の看板が目に止まり立ち止まる。

 純平の独白。「誰にとっても結婚は一大事だよね。自分がどんなパ
ートナーと一緒になるかで、人生最後の時をどう迎えるのかさえ変わ
ってしまうかもしれない。これほど人生を左右することって他にはな
い。だから僕はこの仕事に誇りを持ってる。」

 純平は仕事を抜けると走って教会へ向かった。そこでは、純平の友
人である渡辺辰則(高橋努)と松下みゆき(国仲涼子)の結婚式が始
まるはずだったが・・・新婦が入場すると見たこともない妊婦の花嫁
であり、新郎も見たことがない八代英彦(藤木直人)だった。

 すぐに教会を出て係員に確認すると、渡辺・松下両家はすでに披露
宴へ移動したと言われ、披露宴会場に入る純平。

 テーブルには同じ東洋学院大学のラグビー部の仲間が集まっており、
親友である上野隆雄(綾部祐二)も待っていた。実は新婦のみゆきは
そのラグビー部時代のマネージャーであり、かつて純平の彼女だった
女性だった。

 純平はスピーチに呼ばれ前に立つ。

「・・・今までたくさんのカップルをお世話させていただきましたが、
おかげさまで離婚率は0。・・・僕が来た以上お二人が未来永劫幸せ
に添い遂げるのは約束されましたので、皆様どうかご安心ください。」

 さらにスピーチは続く。
「いつも僕は仲を取り持ったカップルこう申し上げています。初めて
会った日のことを忘れないでください。お互いがまだよく知らなかっ
たときのことを思い出せば、二人が会ったことを感謝できるからで
す。」

 披露宴を終えて純平が社に戻ると、まりかは結婚詐欺じゃないか、
と怪しむ入会希望者がいると言う。純平はとりあえず自分が会って見
る、と提案する。

 純平が話をしに行くと、春菜はお金に困らない生活をさせてくれる
人なら相手は誰でもいい、と話す。それを聞いた純平は、真剣に幸せ
を探そうとしていない方には入って欲しくないのでお帰りください、
と言う。カチンときた春菜は、怒って帰っていった。

 純平は、机の上に春菜が忘れたサングラスに気付くと、それを持っ
て春菜を追いかけた。一方、春菜も思わず怒って出てきたために、書
類記入のために借りた純平のボールペンを持ってきてしまったことに
気付く。

 午前半休で純平が寝ていると母の美津枝(原田美枝子)が起こしに
来る。こんな生活していないで早く結婚しろ、入会希望のいい子を捕
まえちゃえばいい、と気楽に話す美津枝に、会員と付き合うのはタブ
ーだからそんなことをしたらクビだ、と純平は答える。

 純平が出社すると会社の入り口に春菜が居た。お互い忘れ物を返し、
帰ろうとする春菜に、純平はもう一度きちんと話をしてから判断する
からもう一度入会を考えてみてくれ、と提案、春菜も受け入れる。

 春菜の話を聞く純平。勤めは一部上場企業のSE、父親は服飾関係
の会社を経営する社長、母親は離婚しているためいず、高校二年の弟
が居ると言う。相手の条件の話になると、春菜は昨日と同じく、お金
に困らない生活をさせてくれる人なら誰でも、と答えた。

 結婚はお金だけじゃない、必ず柳沢さんがときめく相手を見つけて
みます、と熱く話す純平に、つれなそうに、期待してます、と春菜は
答える。

 春菜のプロフィール用の写真を撮影していた純平は、歯に痛みを感
じ、隆雄のところに診察してもらいに行く。春菜の話を聞いた隆雄は、
どうせ冷やかしじゃないか、と言いながらも春菜に興味を持つ。

 春菜が帰宅すると、父の匠悟(小林薫)が酒を飲んで趣味に没頭し
ていた。弟優次(玉森裕太)は回転寿司に行くから金をくれ、と言っ
てくる。実際には、春菜の父は仕事をしておらず、細々と暮らしてい
た。

 純平は春菜と小松原との美術館デートをセッティングする。しかし、
春菜の美しさに怖気づいておなかを壊して帰ってしまう。帰ろうとす
る春菜を、純平はシミュレーションデートとしてスポーツデートに強
引に連れ出す。

 春菜は純平がなぜ結婚相談所に勤めることになったのかを尋ねる。
純平は大学卒業後商社を5年で辞め、その後入社したのがこの相談所
だったのだが、最初はまったくやる気がなかったと話す。

 しかし、初めて結びつけたカップルの結婚式で、自分が頑張ったこ
とで相手が幸せになれるように頑張る、と思ってくれるなんていい仕
事だなぁ、と思って気持ちが変わったと言う。

 逆に、純平はなぜ春菜が相談所に入会したのかを尋ねる。かなり恋
愛下手だから彼氏も居ない、と漏らす春菜を見て、純平は「じゃあ、
僕が頑張って柳沢さんにぴったりの相手を探そう!」と言った。

 純平が残業しながら春菜の今後について悩んでいると、同じように
残業していたまりかが現れる。純平に気のあるまりかは、純平が春菜
に力を入れていることが気に入らない。気のある態度を取ってもまっ
たくつれない純平を置いて、まりかは先に帰る。

 まりかが純平の文句を言いながら歩いていると、英彦が声をかけて
きた。「かわいいね。元気出して。バイバイ!」そう言って車で走り
去る英彦。その足で英彦は、新妻がベビー用品を選んでいるところに
合流する。

 まりかは地元の駅で春菜を見かける。思わず後をつけたまりかは、
春菜が入っていった家が家賃10万8000円の3DKだったことを
知り、驚く。

 家に帰った純平は、若い頃モテモテだった母の美津枝が、なぜしが
ないサラリーマンだった父と結婚したかを尋ねた。美津枝は「なんと
なく。なんとなくが一番強いのよ。」そう言って笑った。

 翌日、出社した純平に、まりかは昨日の一件を話す。やっぱり柳沢
春菜は結婚詐欺に違いない、と。純平は、自分が確かめるからそれま
で他の人には言わないように、とまりかに口止めする。

 まりかに教わった春菜のマンションを純平が訪ねると、部屋から匠
悟が出てくる。思わず後をつける純平。公園で猫と戯れる匠悟から声
をかけられた純平は、匠悟がもう十年も仕事をしていないことを聞か
される。

 次に純平は春菜の会社を訪ねる。システム設計をしているという春
菜の話とは裏腹に、春菜はショールームでコンパニオンをしていた。
彼女の嘘を確信してショックを受けた純平はまた歯が痛くなる。

 純平は隆雄から、お前の歯の痛みは虫歯じゃない、昔からお前は恋
をすると歯が痛くなっていた、今回のお相手は誰だろうねぇ?とから
かわれる。

 春菜が家に帰ると、離婚した母の高原早苗(高畑淳子)がお金を持
って来ていた。早苗は10年以上前、匠悟がデザイナーをしていた会
社が倒産した後、離婚して自分で事業を起こして成功していた。

 匠悟はそんな金を受け取るな、と突き返すが、結局早苗は春菜にお
金を握らせ帰っていく。早苗を追いかけてきた春菜に、早苗は、どん
な大恋愛でも一生続くものではない、でも親子の愛情を一生続くわ、
と春菜に言い残して帰っていく。

 入会希望者がいると言われて受付にまりかが行くと、そこには英彦
がいた。年収2500万円の弁護士、両親共に死亡、相手の希望はと
にかくきれいな女性、と言う英彦に戸惑うまりか。

 純平は昨日スポーツデートしたグラウンドに春菜を呼び出す。プロ
フィールに偽りがありましたね?と直球で純平は春菜に尋ねた。

 父は経営していた会社が人手に渡って以来働いてはいないが名義上
は自分の会社のままだし、自分はショールームで働いているのだから
偽ってはいない、と言い訳する春菜に、純平は、嘘をつくような人に
他のお客様を紹介は出来ない、と言い放つ。

 自分の条件が安っぽければ安っぽい人としか出会えない、本当のこ
とを全部話したからと言って幸せになれるわけじゃない、どんなに愛
し合ったっていつかは別れるものだ、と逆に春菜は言い返す。

 さらに春菜は続ける。自分には結婚を誓った人がいたが二股かけら
れて負けた、相手から手切れ金100万円をもらい、それで衝動買い
をしたが丁度20万余り、それを入会金にしてB−ringに入会し
て、金持ちと結婚して見返してやろうと思ったのだ、と。

 春菜の話に呆れながらも、純平は、自分は運命の相手と愛し合う幸
せを感じてもらいたくてこの仕事をしている、と言い切る。なんてお
めでたい人だ、と逆に純平に呆れる春菜。

 あなたは本当に人を好きになったことがないんだろう、人を好きに
なることはつらくて苦しいことで幸せなんかじゃ全然ない、だから結
婚に恋は邪魔で、嫌いじゃないくらいがちょうどいい、そう言い残し
て春菜はその場を去った。

 純平は何も言えずにその後ろ姿を見ていた。純平自身が、人を好き
になることがつらくて切ないことなのを良く知っていたからだった。
しかし、思い直した純平は春菜を追いかけて、その後ろ姿に怒鳴った。

「人を一番幸せにするのは恋だと思う!君がときめくような男を俺が
捜してやる。それで君が誰かを好きになる幸せを感じさせてやる!俺
が絶対に、君を幸せにして見せる!」それを聞いた春菜は振り返って
悲しい眼で純平を見つめた。

 純平の独白(・・・僕は怖くなった。本当に彼女を幸せに出来るん
だろうか・・・)




寸  評  純平があきらかにアドバイザーの立場以上に明らかに春菜に入れ
込んでいます。
 まりかがやきもきする気持ちが良くわかります。
 やっぱり美人は得なのでしょうかね・・・?


執 筆 者 フラ()

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2. 編集後記
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 今クール、「幸せになろうよ」を担当させていただくことになりました。恋
愛ドラマの楽しい部分、苦しい部分をうまく伝えられるように頑張りたいです。
読みにくいところもあるかと思いますが、お付き合いください。よろしくお願
いいたします。(フラ)

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