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タイトル:Daily Drama Express 2011/02/07 スクール!! (4)  2011/02/09


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2011/02/06 (Sun) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.日曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 日曜日の連続ドラマ
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タイトル スクール!!
局  名 フジテレビ系
放映日時 日曜21時00分
キャスト 成瀬誠一郎(江口洋介)
 桐原伊織(西島秀俊)
 武市かの子(北乃きい)
 大橋 仁(塚本高史)
 岡本幸恵(市川実和子)
 本木友一(三浦翔平)
 村上美香子(ふせえり)
 柏葉太一(田窪一世)
 西園寺綾(吉井有子)
 脇谷九十郎(塩見三省)
 吉村百合子(堀内敬子)
 武市幹城(岸部一徳)
脚  本 秦建日子 他
主題歌  サンボマスター「希望の道」

あらすじ 第4話「教師の不登校って何なんだ」

 民間人校長を登用したことから新宮小は注目を集め、区長が教育委
員会の人とともに視察に来ることになった。成瀬(江口洋介)は力む
ことはない、ありのままを見せればいいと言い、桐原(西島秀俊)も
カリキュラム通り授業をこなせばいいと指示した。

 大橋(塚本高史)が学校を休んだのはその数日後からだった。初日
は病気の連絡があったが、その次の日からは何の連絡も来なくなった。
教職員の間に不安がよぎる中、桐原が切り出した。
「大橋先生はもう来ないでしょう。教師の不登校です。残念ですが大
橋先生は二度と戻って来ないでしょう」
「ちょっと待て、まだ決まったわけじゃないだろう」
教師が不登校になるなんて成瀬には信じられない話だった。
「平成21年度の調査では精神疾患による休職者は5448名にのぼ
るんです」
 かの子(北乃きい)も付け加えた。
「5年生は学級崩壊している可能性があります」
 桐原が厳しい口調で言った。

 桐原はすぐに新しい先生を採用するように言った。しかし成瀬は大
橋に会って話を聞くまでは決められないと言い、すぐさま大橋のアパ
ートに向かうとともに、大橋の代理をかの子に任せることにした。

 大橋はアパートにいたが、成瀬の呼びかけに応じなかった。成瀬は
仕方なく明日は来てくれと紙に書いてドアの隙間に挟み込み、学校に
戻った。大橋が来ないと知って、すぐさま新しい教員の採用をと脇谷
(塩見三省)が言ってきたが、成瀬はもう少し待ってくれと頼んだ。

 一方かの子は1時限受け持っただけで、音をあげていた。言うこと
を聞かず、騒ぎ立てる児童を収拾することができなかったのだ。「な
らば俺が授業をやります!」と成瀬は言った。成瀬は免許も持たない
ので、引き続きかの子を服担任として同行させることにした。

 ところが成瀬が教室に入ってくると、児童たちは静まり返って大人
しく授業を聞き出した。5年生は組織的に授業を妨害したり、教師を
困らせてきたのだった。
「お前ら、騒ぎたいなら騒げよ」
 成瀬は挑発的に言った。しかし児童たちは黙っている。
「なら授業を続ける」
 成瀬は黒板を向いた。するとペンケースが床に落ちる甲高い音がし
た。
「すいませ〜ん、手が滑っちゃって」
 にやにやしながらあらかわちか原翔子が言った。宣戦布告だった。

 成瀬が大橋の机を見ていると、1冊のノートが出て来た。見て見る
と、そこにはクラスの児童1人1人を細やかに記した日記が書かれて
おり、成瀬は深い感動を覚えた。脇谷や桐島は早く新しい教員を呼ぶ
ように急きたててきたが、成瀬はここに書かれている愛と情熱がある
限り、大橋の復帰を信じると成瀬は言い切った。

 成瀬は授業中、白石和澄から「先生はなぜ校長先生になったんです
か?教えてもらえないと授業に集中できません」と言いだした。成瀬
は和澄がオドオドしているのを見て取り、床に消しゴムが落ちている
のに気付いた。
「お前はいつから消しゴムを当てられ、こんなくだらない質問をさせ
られているんだ?」
 成瀬は児童を見渡した。
「いいか世の中で一番悪いのは、人の背中にものを投げる奴だ。こそ
こそせず、俺の顔に向けて投げろ!俺は8カ月もお前たちに向き合っ
てきた大橋先生を尊敬する。そしてこんなことをしているお前たちを
心から軽蔑する」
 教室内は静まり返った。だが、そこへ桐原と本木(三浦翔平)が入
って来て、大橋が警察に連行されたことを伝えた。

 すぐ警察に行くと、大橋は自分は教師でないと頑なに言い通し、警
察を困らせていたのだと言う。また本木のクラスの児童がちょうど実
家に帰ろうとしていた大橋に会っていて、保護されていた。身元の確
認が取れたので警察は大橋を引き渡してくれた。

 大橋は郵送で辞表を出したと言い、1人でさっさと行こうとした。
「待ってくれ!」
 成瀬は大橋のノートを読み上げた。みんなで桜の木の下で食べた給
食の思い出など次々と声を出して読むと、大橋は感情を高ぶらせ、ノ
ートを奪い取り、「こんなもの!こんなもの!」と足で踏みつけた。
「おいここにはあんたのピカピカの愛情があるじゃないか!」
「俺は教師をやめるんだ!」
 ノートを見ると一面に「嫌だもう嫌だもう」とびっしり書かれたペ
ージが開いていた。それでも成瀬は大橋を励まそうとした。すると桐
原がたまりかねたように成瀬につっかかってきた。
「あんたには人の心がわからないのか!人を最後に追い詰めるのは、
無知で無邪気な誠意なんだよ!!」
 大橋は泣きじゃくっていた。そして桐島は怒りというより憎悪に満
ちた眼差しを成瀬に向けた。成瀬はそれでも一歩も引く気はなかった
が、返す言葉がなかった。


寸  評  学級崩壊は関心の高い社会問題で、その対策に苦慮しているのが
現状です。なので成瀬が5年のクラスを受け持つと言った時はどう立
て直すのか興味が引かれたのですが、話は大橋の方に向いてしまった
ので少し残念でした。今日の様々な教育問題が教師の側にあるのはそ
の通りだとしても、もっと児童と向き合ってもいいのではないかと思
います。

執 筆 者 けん()

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2. 編集後記
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 最近腹痛に見舞われています。たぶん数週間前の長ネギをずっと凍らせてい
たからと思って食べたのがいけなかったのかなと思います。たぶん傷んでいた
と思います。症状は軽いのですが、なかなか完治しません。最近ケガとかもそ
うですが、治るのが遅いというか治りにくくなっています。身体の免疫が衰え
ているのでしょうか。(けん)

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