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タイトル:Daily Drama Express 2010/11/23 ギルティ (7)  2010/12/01


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/11/23 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル ギルティ 悪魔と契約した女
局  名 フジテレビ系
放映日時 金曜22時
キャスト 野上芽衣子(菅野美穂)
 真島拓朗(玉木 宏)
 宇喜田元(吉田鋼太郎)
 堂島基一(唐沢寿明)
 榎本万里(吉瀬美智子)
 鶴見真人(水上剣星)
脚  本 大久保ともみ
主題歌  JUJU「この夜を止めてよ」

あらすじ 「15年前の毒入りチョコレートケーキの事件では、周りの嘘によ
って芽衣子(菅野美穂)は犯人に仕立てられ、家族は崩壊し、本当の
罪人は誰一人咎められなかった。だから、私は復讐を始めた・・・」

 芽衣子は堂島(唐沢寿明)から受け取った次のターゲットの資料を
見る。警視庁捜査一課理事官の宇喜田元(吉田鋼太郎)。彼が15年
前の事件を裏で操っていたのだ。

 宇喜田は裏で真島の後輩、吉井宏太(川野直輝)を焼き殺した男、
溝口猛(金井勇太)とつながっていたことが堂島の写真からわかる。

 芽衣子は堂島に電話をし伝言を残した。「本当に手を引くの?やっ
と動き始めたの。私はずっとこの時を待ってた。これからよ、最高の
ネタが待ってるの。」

 傷の痛みをおして何とか出署した真島(玉木宏)に、万里は強盗に
奪われた不審な自殺の捜査資料を手渡し、おとなしくしているように
言う。逆に真島は、芽衣子を襲った犯人遺留品を鑑識で調べてもらう
様に万里に依頼する。

 真島は三輪から電話があり、芽衣子は冤罪であり警察関係者の誰か
が芽衣子を犯人仕立て上げた、と話していたことを万里に漏らす。

 真島は、わざと宇喜田を怒らせるような態度をとり、宇喜田に
15年前の事件の担当者だったこと、なぜか資料からそのことが漏れ
ていたこと、事件後異例の出世を遂げたこと、15年前の事件が冤罪
の噂があること・・・それらを宇喜田に突きつける。

 さらに、この間こそ泥が家から捜査資料を盗んで行ったのだが、ど
うするつもりだったのか・・・?と宇喜田に問いかけて、真島は部屋
を出て行った。

 ペットサロンに芽衣子宛ての三輪からの手紙が届く。芽衣子はサロ
ン周辺に三輪を探すがもう姿はなかった。

 三輪からの手紙を芽衣子が開けると、中には手紙と芽衣子が服役し
ていた間毎月お金を溜め続けていた預金通帳が入っていた。手紙には、
申し訳ないことをした、謝っても許されることではないけれど謝らず
にはいられない・・・etcと書かれていた。

 真島は、本庁ではもう事件の話しはしないほうがいいと、万里を喫
茶店に呼び出す。万里は、自殺をした四人のすべての現場に黒い羽の
印刷された赤い封筒や包装紙があったと話す。「まるで犯行声明だな。
誰かに気付いて欲しがってるとしか思えない・・・」

 そこへ真島の携帯に三輪から電話があり呼び出される。
 三輪は、15年前、出世と引き換えに証拠の捏造に手を貸して嘘の
報告書にサインした、それからは弱みを握られたまま黙ってきた、と。
そして、その首謀者が宇喜田であると話す。

 一連の不審自殺事件はすべて芽衣子への償いのために自分がやった
と言う。芽衣子を庇ってそんなことを言ってるんでしょう?と迫る真
島に、三輪は、芽衣子に普通の人生を送らせてやりたいんだ、頼む!
と言って頭を下げるだけだった。

 宇喜田は溝口が潜伏するアパートを訪ねる。溝口に金を渡し、一番
欲しがる薬をエサに”おれに盾突くやつ”からやってくれ、と命令す
る。

 真島のアパートに万里が訪ねてくる。真島は三輪との一連の話を告
げ、宇喜田の背後にはもっと大物が隠れているはずだ、と話す。
 犬を引き取りに行くと言う真島に、「事実から目を背けないで!野
上芽衣子の犯行の可能性が高まったって事よ」と万里は忠告した。

 真島を見て怪我を心配する芽衣子。真島は芽衣子に自分が警視庁捜
査一課の刑事であることを告白する。

 15年前の芽衣子の事件の関係者の不審死を捜査しており、そのた
めに芽衣子に近づいたから刑事であることを隠していたこと、その捜
査の過程で、芽衣子には冤罪の可能性があることや家族が不幸な目に
遭ったことを知ったこと・・・

 それらをすべて話した上で嘘をついていたことを真島は謝り、三輪
が君への償いのためにすべて自分がやったと言っているがそれは嘘だ
と思っている、不審死事件の犯人は君なのか?と芽衣子に尋ねる。

「そんなこと・・・私は知りません。」芽衣子は真島の目を見て答え
た。「わかった。俺は君を信じる。」そう言うと真島はアンを連れて
サロンを出て行った。芽衣子はその場に泣き崩れた。「ここで終わら
せるわけにはいかないんです。すいません・・・」

 真島の部屋に残った万里は、微笑みながら部屋の片づけをしていた。
そこに溝口が侵入、万里を襲う。抵抗した万里は絞め殺される直前に
部屋になる警報ブザーを押し、溝口は逃げ出す。そのまま意識を失い
ながらも万里は真島の携帯に連絡する。

 バーで飲む宇喜田のもとに三輪から連絡が入る。明日の朝、倉庫に
来るように呼び出す。

 翌日、宇喜田が本庁で拳銃を準備していると芽衣子から連絡が来る。
宇喜田が裏でやっていることを世間に公表し、あんたを今いる場所か
ら引き吊り下ろしてやる、そう言って芽衣子の電話は切れた。「おと
なしくしてりゃいいものを・・・」

 宇喜田は車で三輪との約束の倉庫へ向かう。三輪は、冤罪の捏造を
一緒に告白してくれ、と宇喜田に迫る、宇喜田は相手にせず三輪に銃
口を向け、ひるんだ三輪を殴りつけた。気を失った三輪の横で、宇喜
田は溝口に連絡し、三輪を処分するように命令する。

 一連のやり取りを、宇喜田の後を付けていた芽衣子がデジカメに録
音していた。

 病院に入院した万里。付き添う真島の下に、科捜研に出していたラ
バーマスクの鑑定結果が出たと報告が来る。DNA鑑定の結果、芽衣
子を襲った犯人は溝口だと言う。さらに、目を覚ました万里が、自分
を襲ったのも溝口だと伝え、真島は病室を飛び出していった。

 真島の下に、鶴見真人(水上剣星)から連絡が入り、溝口を見つけ
たから後をつけており、大井埠頭倉庫近くにいるという。真島は危険
だからやめろ、と言うが、行き先がはっきりしたらまた連絡するとい
って、鶴見は電話を切った。

 溝口の行き先が大井埠頭の東湾倉庫だと真島に連絡した鶴見は、電
話を切った途端、溝口に襲われる。

 溝口が、鶴見と三輪を縛り上げたのを確認すると、宇喜田は倉庫を
後にした。宇喜田が車に戻ると、黒い羽の模様の赤い封筒があった。

「刑事が刑事に拳銃を向け暴行を加えています。冤罪ねつ造の事実も
語られています。捜査一課には溝口と仲良くしている写真をFAXし
ておきました。・・・もう少し、もう少しで私はあんたを追い詰める。
あんたの命で罪を償わせてやる。」

 そこに真島が到着する。すると真島の携帯に溝口から連絡が入る。
「お待ちしてました。3番倉庫へどうぞ。」

 真島が三番倉庫へ入っていった。中を覗いた芽衣子は、110番す
るかどうかで迷っていた。

 真島を挑発する溝口は、三輪の腹を刺す。さらに溝口は、真島の足
元にあるポリタンクの灯油をかぶれ、変なことをするなら鶴見の首を
切ると脅す。

 ポリタンクを手に取った真島は頭から灯油をかぶった。溝口はマッ
チを拾って火をつけるように命令する。観念した真島がマッチに火を
つけようとしたそのとき、パトカーのサイレンが聞こえてきた。

「また助かっちゃっうんだ、運がいいね〜!真島さん、お先に〜!」
溝口は逃亡し、真島は急いで三輪の縄を解いた。「三輪さん!三輪さ
ん!しっかりしてください!」

 三輪が芽衣子に宛てた手紙にはこう書かれていた。

 〜あの事件の実行犯および冤罪の首謀者は必ず私が告発します。そ
して、あなたが犯した罪はすべて私が償います。冤罪の核心に迫った
時その背後にいる大きな力によってあなたに危険が迫るでしょう。そ
の時には私の一番信頼できる部下、真島拓朗を頼るといい。

 彼ならあなたの痛みを理解し、きっと力になってくれるはずです。
お願いです。
 あなたの人生を生きてください。三輪周平〜

 真島の必死の呼びかけに三輪の意識が戻る。三輪は真島の手を握る
と、「あの子を頼む・・・」と絞り出すように言った。「わかってま
す!」真島の返事を聞いた三輪は少し笑顔を見せると、力なく崩れ落
ちた。「三輪さん、三輪さん!・・・溝口!」

 病院で寝ている万里の下に、門倉(RIKIYA)が訪ねてた。三
輪が溝口に刺されたこと、現場には真島もいたこと、現場近くで宇喜
田の車が乗り捨てられていたこと、捜査一課に溝口と宇喜田が一緒に
いる写真が送られてきたこと、一般人からの通報により真島は助かっ
たこと・・・

 それらを聞いた万里は、通報した一般人の特定をするように部下に
命じる。

 芽衣子は、宇喜田の事をとうとう追い詰めたから、次に溝口猛の情
報をよこすように、と堂島の携帯に電話をして頼んだ。



寸  評  三輪が出世のため、という名目で、まだ十代だった芽衣子の人生
を狂わせた、というのはとても重いことです。それを償うために芽衣
子のすべての罪をかぶると言いました。どちらにとっても悲しい選択
です。出世がそれほど大事なのか今の私にはよく理解できませんが、
仕事の出世は確かに人生の大きな岐路ですね・・・

執 筆 者 フラ()

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2. 編集後記
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 我が家もクリスマス一ヶ月前ということで、ツリーを出しました。子供達は
めいめい、画用紙で靴下を作って、そのなかに欲しいものを書いた、サンタさ
んへの手紙を書いて入れました。もっと小さい頃はみんなオモチャを書いてい
ましたが、今年はもう、上の二人はゲームソフトになり、一番下の娘だけが青
いレゴと書いていました。ソフトは場所をとらないですが、少し寂しいですね。
(フラ)

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