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タイトル:Daily Drama Express 2010/11/16 ギルティ (6)  2010/11/22


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/11/16 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル ギルティ 悪魔と契約した女
局  名 フジテレビ系
放映日時 金曜22時
キャスト 野上芽衣子(菅野美穂)
 真島拓朗(玉木 宏)
 宇喜田元(吉田鋼太郎)
 堂島基一(唐沢寿明)
 榎本万里(吉瀬美智子)
 鶴見真人(水上剣星)
脚  本 大久保ともみ
主題歌  JUJU「この夜を止めてよ」

あらすじ  真島(玉木宏)が刑事だと知って愕然とする芽衣子(菅野美穂)
は、落ち着く場所を求めてペットサロンに向かう。

 失踪した三輪(モロ師岡)を追いかけた真島が署に戻ってきた。万
里(吉瀬美智子)は芽衣子に関する捜査資料を見せろと要求、真島か
ら空き巣に資料をすべて奪われたことを聞き驚く。そんな二人を宇喜
田(吉田鋼太郎)は呼び、三輪を重要参考人として追う、と話す。

 金谷(山崎裕太)の自殺した時刻に、三輪らしき男が現場
から出てきた目撃情報があること、金谷の行動予定と併せて”計画実
行可能”と書かれたファイルが三輪のパソコンから出てきたこと、そ
れらを考え合わせた結果、重要参考人としたと言う。

 ペットサロンにアンと残った芽衣子は、アンを抱き寄せるとつぶや
いた。「真島さん、私のこと探りたいからあんなに優しかったんだね
・・・」そこにアンを引き取りに真島が訪れた。アンを引き取って帰
ろうとする真島を、芽衣子は食事に誘う。

 その頃、堂島(唐沢寿明)はホームレスの情報網を使って、ホーム
レスにまぎれて眠っている三輪を見つける。堂島に気付いた三輪は逃
げ出す。

 真島は芽衣子をいつものバーに連れて行く。19歳で服役したため、
お酒もこういう店も始めてだ、と話す芽衣子に真島は思わず微笑に、
その話に誘われるように真島も、自分の”罪”のために酒におぼれて
いた時期があったから今は酒を断っているんだ、と漏らす。

 しかし、バーテンの真人(水上剣星)は、宏太(川野直輝)を殺し
たのは真島さんじゃないんだから、”罪”なんて言うことはない、殺
人鬼には、家族や仲間を失った俺達の苦しさなんてわからないんだ、
と憎々しげに言った。思わず真人をにらみつける芽衣子。

 帰り道。芽衣子は真島に、自分が二人殺した罪で服役していた、で
も自分はやっていないし、家族のことも恨んでいなかったのだから殺
す理由なんて1つもなかったと話す。

 じゃあ、どうして君が犯人にされたんだ?と問い返す真島に、「そ
れが、わからないんです・・・」と芽衣子は答えた。さらに、真島な
ら信じてくれそうな気がして話した、すいません、と芽衣子は謝った。
真島の反応からすでに真島が事件のことを知っていたと芽衣子は悟る。

 真島の部屋の鍵を芽衣子は返そうとするが、真島はこの先また朝帰
りになりそうだからまだ持っていてくれ、と頼む。15年前の事件の
ことを知りながら自分のことを信用する素振りを見せる真島に、芽衣
子は「私のこと全然わかってない・・・」とつぶやく。その二人を影
から見つめる人物がいた。

 三輪のほかにもう一人芽衣子が恨んでいるのは堂島だ、と推理した
万里は堂島と接触する。次に芽衣子に狙われるのはあんただ、と万里
は堂島に警告するが、堂島はまったく取り合わない。自分はジャーナ
リストだから、スクープのために命を張ることくらい覚悟している、
と。呆れる万里。

 宇喜田が何者かと電話で話している。「今すぐやっていい、こっち
はうまくやっているから。お前を逃がすくらいの力はある。もちろん
裏切りはしない・・・」電話を切って一人笑う宇喜田。

 芽衣子は一人で真人のバーを訪れ、1年前の事件について尋ねる。
事件のとき、真島は他の人を助けるために仕方なく、真人の親友であ
り真島の後輩の宏太を置いていったのに、それを堂島が面白がって記
事にして真島を追い込んだ、と聞かされる。

 芽衣子は堂島に連絡し、近々会おう、と約束させる。電話を切ると、
芽衣子は、堂島が会いたがっている高校生の息子基晴(澤田怜央)の
写真を撮る。

 堂島が自分の小屋に戻ると、堂島の書いた芽衣子に関する原稿を三
輪が読んでいた。「ここに書いてあることは全部事実なのか?」
 すべて芽衣子の後を付けて調べた事実だ、という堂島の答えに唖然
とする三輪。

 三輪は、殺人には手を貸すようなことはしていない、自分でけじめ
をつけるために失踪したんだと話すが、堂島は、そのせいではめられ
て今は金谷殺しの重要参考人にさせられて捜査一課に追われているよ、
と三輪に教える。

 さらに、早く動かないと俺達二人も殺される、やられたくなかった
らやるしかないんだよ、と三輪をけしかける。

 真島の携帯に三輪から連絡が来た。どこにいるのか?と尋ねる真島
に「宇喜田たちの捜査を妨害してくれ、あとちょっとであの子の冤罪
をはらしてやれるんだ。終わったら必ず会いに行く、そのとき輪っぱ
を掛けてくれ。」そう言うと三輪は電話を切った。

 その晩、芽衣子は堂島に会いに小屋を訪ねる。堂島が留守なのを見
ると、携帯の留守電にメッセージを残し、赤い封筒を扉に挟んで帰っ
た。「素敵な息子さんね、甥っ子も生きていたらこの位になっていた
のに・・・絶対に許せない!」

 アンを連れて帰る芽衣子の後をつける足音が。怖くなって走る芽衣
子に、宇宙人の仮面をかぶった人物がスタンガンを持って襲ってきた。
逃げてきたアンを、アンを受け取りに来た真島が見つけ、芽衣子の叫
び声が聞こえた。

 真島が走っていくと、犯人は今度は真島を襲ってきた。もみ合うう
ちに真島にスタンガンが当たってしまい、倒れた真島はさらに蹴られ
てしまう。犯人は次に芽衣子に近づく。「やめろ、その子には手を出
すな!」

 犯人は、芽衣子の目の前に来ると、芽衣子を見つめて手を振って逃
げていった。
 泣きながら真島に走り寄った芽衣子は、救急車を呼ぼうとするが真
島は必要ないと引き止めた。

 宇宙人の仮面を取った男は溝口猛(金井勇太)で、携帯で襲撃が失
敗したことを、マッチに火をつけながら報告していた。「次はちゃん
とやるから。だからさ、ちゃんと殺すやつたくさん用意しといてよ、
宇喜田さん!」「なめんじゃねえぞ、ガキが・・・」

 なんとか真島の家に戻り、真島をベッドに寝かせた芽衣子。痛みに
苦しむ真島に、「私なんて怪我までして助ける価値ないのに・・・」
とうつむく。一人で帰るのは危ないから今夜はここにいろ、もし嫌な
ら今すぐ送っていく、と無理をしようとする真島に、芽衣子はここに
残る事を承知する。

「帰んなよ・・・助けられてよかった・・・」そう言うと、真島は安
心して眠りに着く。眠りながらも痛みにうなされる真島の頬を、芽衣
子は思わず撫でようとするが、堂島の「あんたは恋なんか出来る人間
じゃないんだよ!」と言う言葉を思い出して手を引っ込める。

 朝、真島が目を覚ますと部屋にはすでに芽衣子の姿はなく、痛み止
めの薬と起きたら飲むように、との書置きが残されていた。一方、真
島の部屋からアンを連れて出た芽衣子は、真島に会いに来た万里とば
ったり会ってしまう。

 芽衣子が一晩中真島の部屋にいたことを察した万里は、真島を破滅
させたくないならこれ以上真島に近づくな、彼のことは自分が全力で
守って見せる、と芽衣子に迫る。

「これ以上近づいちゃいけないって判ってます。でもどうすることも
出来ないんです。どうしたらいいですか?」そう漏らした後に、ハッ
と正気に戻った芽衣子は足早に万里の前から去っていった。

 真島の部屋を訪れた万里は、真島が怪我をしていることに気付く。
理由を聞く万里に、真島は宇宙人のお面をかぶった男に襲われた件を
話す。

 芽衣子が朝までいたこと、真島が怪我をした事を考えて併せて、芽
衣子が襲われて、真島が命がけで助けた、と言うことを知り怒った万
里はついに「あなたを犯罪者と恋愛させるために別れたんじゃない!」
と怒鳴り、部屋から出て行った。

 車に戻り一人になった万里は憎々しげにつぶやいた。「野上芽衣子
・・・」

 芽衣子は堂島の小屋を訪れる。堂島は、芽衣子に頼まれていた次の
ターゲットについての資料を芽衣子に手渡す。

 芽衣子は堂島の高校生の息子の写真を堂島に赤い封筒で送りつけて、
堂島に資料を出すよう脅していた。仲間なのに赤い封筒で届いたら焦
るだろう、ひどいなぁ、と堂島は笑いながら答えた。

 これを聞いた芽衣子は逆に、真島が刑事であることを黙っていたと
堂島を非難する。しかし堂島は、俺達は50−50の関係なのだから、
と答える。

 実際に、芽衣子は自分が”いつ”、”どこで””誰を追い詰めるの
か”をすべて堂島に教える代わりに、ターゲットの資料を堂島に用意
させていた。堂島はその話を元に現場に赴いてすべての写真を撮り、
記事を書いてきたのだった。

 もちろんそれは助かったのが、その分こちらからもサービスをした、
と堂島は開き直る。「恋なんかするなって忠告したのに、真島のを好
きになちゃって、あぶなっかしいったらありゃしない!」

 更に堂島は続けた。「だから、失踪した三輪を利用して、三輪が金
谷殺しの重要参考人としてあんたのかわりに追われてるんだ。」と情
報を漏らした。

 それを聞いた芽衣子は「自分の罪は自分で償う。自分の罪を誰かに
擦り付けるなんて絶対いや!それがたとえ復讐したい相手でも。」と
激怒した。

 そんな助けならいらない、私は私一人のやり方でやる、と言い放つ
芽衣子に見切りをつけた堂島は、自分は完全に手を引くことにすると
言う。「野上芽衣子、今度はまたあんたが追い詰められる番だ」

 真島は宇喜田に連絡し、三輪から依頼があったように、高輪で目撃
されたと嘘の情報を流す。

 その後、昨日襲われた現場に戻った真島は、宇宙人のマスクが落ち
ている周辺にマッチの燃えカスが何本も落ちていることに気付く。
「まさか・・・」真島は溝口猛を思い出していた。その姿を影から溝
口が見ていたが、その溝口の携帯にまた電話が入る。

「はいはぁい、じゃあそっち先にやっちゃっていいんだね?ふふふっ、
ラジャー。」そう答えた溝口。



寸  評  なんと本筋に、あの溝口が絡んできました。本当の黒幕は誰なん
でしょう?15年前の事件と1年前の事件がリンクしていたりするの
でしょうか?なんにしても、15年前の事件で黒幕の狙いがわかりま
せん。事件を起こして芽衣子に罪を着せて得をした人物と言うのがま
ったく思い当たりません。今後どうなるのでしょうか?

執 筆 者 フラ()

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2. 編集後記
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 娘が習い事で、新川和江さんの「どこかで」という詩を覚える、と言うこと
をやりました。一緒になんどもなんども読み上げて覚えたのですが、詩を読む、
と言う作業がとても久しぶりで新鮮でした。子供の頃には判らなかった詩の世
界が、大人になってからとても心に響いてきました。面白いものです。(フラ)

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