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タイトル:Daily Drama Express 2010/10/19 ギルティ (2)  2010/11/02


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/10/19 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル ギルティ 悪魔と契約した女
局  名 フジテレビ系
放映日時 金曜22時
キャスト 野上芽衣子(菅野美穂)
 真島拓朗(玉木 宏)
 宇喜田元(吉田鋼太郎)
 堂島基一(唐沢寿明)
 榎本万里(吉瀬美智子)
 鶴見真人(水上剣星)
脚  本 大久保ともみ
主題歌  JUJU「この夜を止めてよ」

あらすじ  15年前の毒殺事件の被疑者が野上芽衣子(菅野美穂)だと知っ
た真島拓朗(玉木宏)は、その事件で使われたチョコレートケーキを
売る”パティースリー立花”へと向かう。真島は話を聞こうとするが、
主人からは今更蒸し返さないで欲しいと邪険にされる。

 一方芽衣子は、他人の名前を語って”パティースリー立花”に連絡
をし、手馴れた様子で例のチョコレートケーキを配送してもらうよう
に頼んでいた。

 また、芽衣子はボランティアで訪ねた病院で、一人みんなの輪から
外れる心臓病の少女美咲(美山加恋)に声をかけて親しくなり、次は
アンと子供達の写真を持ってまた会いに来ると指切りをする。

 真島が事件現場である芽衣子の自宅へ行くと、家は荒れ放題の廃墟
となっており、外壁には”人殺し”と書かれた貼紙まで張られていた。

 フリージャーナリストの堂島基一(唐沢寿明)は警視庁の前で、榎
本万里(吉瀬美智子)と理事官の宇喜田元(吉田鋼太郎)を待ち伏せ
て、三輪(モロ師岡)は死んだのだろう?と鎌をかけるが相手にして
もらえない。

 松永征一法律事務所。松永(石丸謙二郎)は事務所に来た仕事を、
弁護士資格を持たない事務員である田辺厚(戸田昌宏)に、違法と知
りながらいつも押し付けていた。

 芽衣子が出先から勤務先のペットサロンに戻ると同僚の矢部彩乃
(滝沢沙織)がパソコンで勤務スケジュールを作っていた。まったく
パソコンの出来ない芽衣子は彩乃から馬鹿にされる。

 そこへ真島が訪れる。仕事を聞かれてとっさにSEだと嘘をついた
真島に、彩乃やオーナーは芽衣子にパソコンを教えてやってくれ、と
頼む。芽衣子は断ろうとするが、真島は芽衣子に近づくいい機会だと
思い、承諾する。

 次に真島は、先日駅のホームで服毒自殺した菅沼俊也(波岡一喜)
の事件を調べに所轄署に行く。菅沼についての資料を見た真島は、先
に飛び降り自殺した北村良和(浜田晃)との共通項として”桜葉館学
園”の文字を見つける。

 桜葉館学園を訪ねた真島は、14年前の卒業アルバムに当時理事長
だった北村と卒業生だった菅沼の両方が載っていることを確認すると、
そのアルバムを借りて帰る。

 芽衣子は、トリミングした犬を自宅に車で送る仕事の途中、一ヶ月
前松永の法律事務所に嘘法律相談で訪れたときにこっそり仕込んだ盗
聴器を使って、事務所内を盗聴していた。

 田辺が法律事務所から出たところに芽衣子は話しかけ、田辺がして
いることは非弁行為ではないか?と問いかける。さらに、弁護士会に
連絡したら調査すると言ってくれたので、今後の身の振り方を考えた
方がいいですよ?と話す。

 警視庁に戻った真島を、宇喜田が呼び出す。三輪の件を訊かれ、三
輪が残していった遺書のような書置きを見せる。

 さらに真島は、後輩の吉井宏太(川野直輝)に火をつけて殺した溝
口猛(金井勇太)が心神喪失で無罪になると知らされる。同僚の門倉
(RIKIYA)から自分のことだけでなく吉井のこともバカにされ
た真島は門倉を殴りつけ、宇喜田から謹慎を言いつけられる。

 行きつけのバーで真島が悔しさをかみ締めていると、宏太の父親で
ある吉井孝(大鷹明良)が現れる。判決を受けて、孝は溝口への復讐
を切り出すが、真島は思いとどまらせようとする。

 宏太の無念が晴らせるのであれば、犯罪者にだって死刑にだってな
ってやる!と孝は言い放つが、宏太のおやじさんを犯罪者にはできな
い、と真島は協力を拒む。「あんた・・・また何にもしてくれないん
だな・・・」

 パソコンを教わるために店で真島を待つ芽衣子。看板をしまいに店
の前に出ると、堂島がカメラを向けてくる。「少女A、野上芽衣子!」
にらみつける芽衣子にさらに堂島は、「あんた、恋なんて出来る人間
じゃないんだよ!」そう言い放つ。

 夜の街をさ迷う真島は、ポケットに三輪からもらった飴玉が入って
いることに気付く。
「考えすぎの頭には甘いものが一番、考えたって宏太は戻ってこない
悔しいなら平気で人を殺そうやつを捕まえろ、それが出来るのは刑事
だけだから」と三輪が話していたことを思い出す。

 真島はそのままペットサロンへ行く。すっかり約束よりも遅れたに
もかかわらず芽衣子は真島待っていた。吉井のことでボーっとする真
島を気遣う芽衣子に、真島は思わず話す。

「判決が出たんだ、俺の友達を殺したやつの。麻薬の常習者で善悪の
判断がつかなかったとかで無罪になりやがった。あいつが心神喪失な
んてありえない・・・」そう無念そうに話す真島。

「人を殺したって判ってるのに無罪にするなんておかしいですよ!罪
を犯した人間は罰を受けるべきなのに!警察がちゃんと調べたら判る
はずなのに・・・警察なんて嫌い!」芽衣子はもらした。

 帰り道。芽衣子と真島は警察について話す。真島は警察なんて大嫌
いだ、そもそも警察なんて好きなやついるのか?と毒づく。二人は笑
顔で明日の約束をして別れる。その姿を通りすがりのタクシーの中か
ら、宇喜田とのまずい酒を飲んだ帰りの万里が見ていた。

 翌朝、真島がマンションを出ると堂島が近づいてきた。芽衣子のこ
とをほのめかしながら、堂島は三輪の情報が欲しいそぶりを見せる。
真島はその場を何も言わずに去っていった。

 松永の事務所に芽衣子から電話が入る。「やっぱりお前か・・・」
芽衣子は、松永の悪行をすべて弁護士会に報告したから手紙が来てい
るはずだと語る。その通り、松永の元には懲戒請求書が送られてきて
いた。

 14年前、芽衣子の弁護をしていた松永は、自分はやっていないと
主張する芽衣子に、死刑になりたくなければ罪を認めろ、と迫った人
物だった。

 松永は、一方的に田辺に向かってすべてお前のせいだと罪を擦り付
けて姿を消すように言い渡す。松永が事務所を出たのを確認すると、
芽衣子は呆然と座り込む田辺の前に現れ、松永が持つ隠し財産を持ち
逃げするようにそそのかす。

 東京拘置所の出口で溝口の出所を待つ真島。万里は無駄なことだと
諭すが、真島は溝口を護送する車の前に飛び出す。

 真島に向かって溝口は、なぜあんなひどいことが出来たのかわから
ない、と一瞬反省した言葉を話すが、途中から一転、ぺろりと舌を出
し「ざまぁ!」と嘲り笑う。そのまま怒りに震える真島を残して護送
車は走り去っていった。「溝口!!」

 芽衣子は約束どおり、アンと子供達の写真をもって美咲(美山加恋)
の病室を訪ねる。もうすぐ手術かもしれないんだ、と不安を口にする
美咲。

 ペットサロンから電話をもらって芽衣子が戻ると、飼い主から虐待
されて凶暴化したレオンが、ついに客と彩乃を襲って怪我をさせてい
た。オーナーの小山内(横山めぐみ)から愛護センターで殺処分にす
るように言われた芽衣子は、泣く泣く自分で連れて行く。

 愛護センターで殺処分の書類へのサインをためらっていた芽衣子を
振り返りながら、レオンはセンターの職員に連れて行かれた。
「ごめんね、守ってあげられなくて・・・」涙する芽衣子。

 真島がペットサロンを訪ねると、座り込む芽衣子がいた。事情を話
す芽衣子。こんなことなら初めからセンターに連れて行けばよかった、
一生懸命やっってるのに悪くなる、私のせいでみんな不幸になる・・


 そう涙する芽衣子に真島は、自分も同じようにたくさんの人間を不
幸にしてきた、あの時殺しておけばよかったって何度も思った、と話
す。

 そのときサロンの外で物音が聞こえる。外に出てみると、サロンの
白い外壁に、”殺”、”罪”、”狂犬”といった中傷する文字が書か
れていた。こんなものを書かれるならこうする方がマシ、と言って、
白いペンキで上から塗り消す芽衣子を見て、真島も無言で手伝い始め
る。

 一緒に作業をすることで二人の間に妙な連帯感が生まれる。見詰め
合いながらも無言で作業をつづめる芽衣子と真島。その晩、真島は堂
島に電話をし、情報を提供しあう取り引きを持ちかけるた。

 翌朝、事務所に出勤した松永は田辺が隠し財産を持ち逃げしたこと
に気付く。そこに芽衣子からの電話が入る。

 松永は、芽衣子だとわかった上で、こんなことをしたことを後悔さ
せてやる、と脅すが、実は松永の銀行口座の2億円以上の金も田辺は
奪ってしまっていたことを逆に芽衣子から知らされて、松永は呆然と
なる。

「これで終わりじゃない。やっと始まったのよ。」ニヤリと笑って電
話を切る芽衣子。

 万里は宇喜田から、真島を監視するように命令される。(真島を監
視する)理由がわからない、とごねる万里を「要注意人物だから」と
宇喜田は一喝した。

 都内某競馬場。真島は堂島と密会していた。真島は、三輪の情報と
して、三輪が最後に書き残した書置きを堂島に見せる。その見返りと
して、堂島は15年前の芽衣子の「毒入りケーキ事件」の雑誌の記事
を見せる。

 この記事は当時世間でとても騒がれ、芽衣子の逮捕に大きく貢献し
たのだと言う。なぜそんなに詳しいのかいぶかる真島に、堂島は、そ
の記事を書いたのは自分だから、と大笑いしながら明かした。

 病室で、美咲は芽衣子が届けた子犬のCDを見ていた。「パパ、見
て!」美咲が呼んだ人物は、あの松永だった。芽衣子は松永の娘と知
って、美咲に近づいたのだった。



寸  評  唐沢寿明さん演じる堂島がいい味を出しています。いかにも、ち
ょっと”いっちゃった”ジャーナリストという役どころですが、白髪
交じりの長髪や、ヤニで黄色くなった歯など、すごく役に似合った風
体をしています。さすが、ダイワマンEXを快諾するだけあります。
(笑)

執 筆 者 フラ()

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2. 編集後記
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 海外からの留学生が、大麻を大学の敷地内で栽培していた、というニュース
が報道されました。さらに、関西地区の大学の新入生対象の調査では、六割以
上が大麻を手に入れることが出来る、と答えたという調査結果が読売新聞に出
ていました。なぜ、大麻などに手を出すのでしょう?おばさんな私には、若者
の気持ちがまったく理解できません・・・(フラ)

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