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タイトル:Daily Drama Express 2010/08/25 GOLD (8)  2010/10/04


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/08/26(Thr) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル GOLD
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 早乙女悠里(天海祐希)
 早乙女洸(松坂桃李)
 早乙女晶(武井 咲)
 新倉リカ(長澤まさみ)
 蓮見丈治(反町隆史)
 早乙女惣一(夏八木勲)
 早乙女修一(水上剣星)
 蓮見丈治(反町隆史)
 明石辰也(寺島 進)
 早乙女廉(矢野聖人)
 相馬幸恵(賀来千香子)
 早乙女晶(武井 咲)
 保坂次郎(志賀廣太郎)
 早乙女朋(大江駿輔)
 丹羽聖子(エド・はるみ)
 丹羽 勝(水野真典)
脚  本 野島伸司
主題歌  Superfly『Wildflower』

あらすじ  第八回 母親失格----サヨナラ子供たち

 絵画展を訪れる早乙女悠里(天海祐希)と新倉リカ(長澤まさみ)。

 悠里は、早乙女朋(大江駿輔)とのごっこをリカに見られて、恥ず
かしくて、もうできない、と文句を言う。

 リカは、まだ悠里にはリカちゃん人形があるじゃないですか、と言
う。

 悠里は、そんなにやりたければ、リカ1人でやってなさい、と言う。

 そこに絵画の作者の女性がやってくる。リカは彼女に対して、「こ
の絵、すばらしいですね!」と大仰に賞賛する。

 すると彼女は、「その絵は200万。そんなに気に入ってくださっ
たのなら、買い手が決まっていたけれども、あなたに優先的にお譲り
しますよ」と言う。リカは、今それほどの持ち合わせがありません、
と言う。

 ならは、月々10万円でいいと彼女。「金ちゃんのローンもまだ」
と困るリカに、「そんなこと知らない」と彼女。

 彼女は、リカにはどのような色を混ぜて、この色ができているかわ
からないでしょ。遠近法も知らないでしょ。それなのに知ったかぶり
して、おべんちゃらを言う人が、一番嫌い、と言い切る。

 リカは素直に謝る。

 悠里が来て、リカはわたしの秘書。虐めてもいいのはわたしだけ。
ね、お母さん、と言う。

 彼女が悠里の母親・笠原真理恵(倍賞美津子)と知って、驚くリカ。


 悠里はリカに話す。真理恵は父・早乙女惣一(夏八木勲)と離婚し
た。元々子供の教育方針に対して、違う意見であったが、早乙女修一
(水上剣星)の死をきっかけに、別れた。

 惣一は、兄妹を競わせたが、真理恵は誰にでも、向き不向きがある。
その子のいいところを延ばしてあげればいいと言う。

 リカが、悠里は惣一派ですか?と訊くと、悠里は元々真理恵派だと
言う。でも、今は子供たちを競わせてますよね?とリカ。

 悠里は、修一が亡くなった時点で、早乙女の後継者は悠里1人だけ
だった。そこで必然的に、悠里は惣一の方針を踏襲せざるを得なかっ
た、と言う。

 そこに早乙女晶(武井咲)と蓮見丈治(反町隆史)がやってきて、
晶が悠里に文句を言う。カメラマン・宇津木洋介(綾野剛)がいなく
なっていた。悠里が裏から手を回して、宇津木を追い払ったのだろう、
と。

 冷静になりなさい。色恋に騒ぐのはみっともない。宇津木は晶にふ
さわしくない、と悠里。

 晶は、そんなこと、悠里には決められない、と言う

 宇津木は、金を受け取ったと蓮見。悠里に同意を求める。

 悠里は、宇津木が、金も地位もいらないと言ったら、従わせる方法
は無い。従ったのだとしたら、宇津木自身がそれを選んだと言うこと
ではないか、と言う。

 むしろ、宇津木が金を要求した、と蓮見。

 悠里は、リカと2人だけになると「嘘なの.....」とつぶやく。


 いものように、リカの作った料理を当然のように食べている明石と
廉。

 廉は世界地図を大切にしている。廉の夢は、バックパック一つもっ
て、世界中を旅すること。明石がそれって、パツキンのお姐ちゃんが
目的だろう、と言う。

 明石とリカは、そういえば廉には彼女がいない。どんな人が希望な
の?と訊く。

 スレンダーで、お料理が上手で、包容力があって.....と廉。

 明石とリカは同時に気づく。「それってマザコンじゃん!」と。否
定しようとして、できない廉。

 明石と廉は、バカはイヤだと言う。リカは、バカを感染してやる!
と脅す。


 悠里の講演会。今日の聴衆は、子を持つ母親たち。

 悠里は、まず年の近い兄弟、あるいは姉妹を作ってください、と言
う。年の近い兄弟姉妹がいれば、お互いじゃれ合う。動物は、じゃれ
合いを通じて、力の加減を覚えていく。

 一人っ子では、力の加減がわからず、大きくなってから突然キレる。
殺人を犯すこともある。

 子供のじゃれ合いを通じて、まず自分の体の痛みを知る。そして、
相手の痛みについて知ることになる、と悠里。


 蓮見が丹羽聖子(エド・はるみ)の家を訪ねる。そして、息子・丹
羽勝(水野真典)の部屋に入る。勝は、「ババア、こいつ誰なんだよ。
なんで入れたんだよ」と聖子に突っかかっていく。

 蓮見は、母親に「ババア」などというのは、いけないとたしなめる。

 勝は蓮見をパンチする。それでも「いいパンチだな」と言って、出
て行かない蓮見に対して、勝は机の中からカッターナイフを取りだし、
構える。

 蓮見は、勝のカッターナイフを持った腕ごと、押さえこむ。

 蓮見は、聖子と勝と一緒に、聖子の手料理を食べる。

 蓮見がご飯のおかわりをする。勝もおかわりをする。聖子は、勝が
ご飯をおかわりしてくれたことに感謝し、山盛りにする。こんなに食
べられないよ、と勝。


 悠里は聴衆に対して、子供が2人以上いるときに、母親がやっては
いけないことがある。それは何かと問いかける。リカも、何だろう、
と考える。

 手を上げた人を悠里が指すと、「えこひいき」と答える。悠里は、
そうですと言う。母親がやっていけないこと。だけど、それは家庭が
平和なときの話。離婚の危機や家庭崩壊になったら違う。えこひいき
をしてもいい。母親だって、万能ではない。ただし、それは一介だけ。
母親のリーサル・ウェポンだ、と言う。


 歩きながら、ぶつぶつ言っている洸。修一は事故ではなかった。た
った一度のオリンピックで、人生を棒に振るのはもったいない。ちょ
っと怪我をする。選考会に間に合わない程度に.....と。洸は、携帯
電話に向かってしゃべっていた。相手の沙織は、洸くんだよね、と必
死に呼びかけていた。


 病院に駆けつける悠里とリカ。病室の前では明石が待っていて、た
いした怪我ではない、と言う。

 リカは、驚いて胸がつぶれるかもしれないと思いました、と言う。

 悠里が病室に入ると、洸がいない。代わりに真理恵がいた。そして
悠里に、子供たちをどうしているの。なんですぐに連絡が取れないの、
と言う。

 洸は今、事情聴衆を受けていると聞いて、こっちは被害者なんだか
ら、すぐ止めさせるべき、といきりたつ悠里。

 明石が、ちょっと複雑なのだ、と言う。なんでも、洸の方から飛び
込んできたらしくて、と。

 蓮見に連絡を取ろうと、病院のロビーに向かう悠里とリカ。

 そこに沙織と麻衣子の姉妹が駆けつけてきた。沙織は、洸から事故
直前電話を受けたので、心配になって、と言う。

 悠里はお礼を言って、2人を連れて洸の病室に入る。

 洸も戻ってきていた。洸は手足や頬に包帯をつけている。

 洸がこんなことをやったのは、沙織に言われたから。傷が付くくら
いなら、オリンピックに出なければいい。そのためには、選考会に出
られない程度の怪我をすればいいと言ったから、と。

 だが沙織は、そんなことは言っていないと言う。

 洸は、一緒にお昼を食べたときに、と言う。

 しかし沙織は、洸とは食事なんてしていない。麻衣子と一緒にプー
ルへ行き、その後一緒に帰ったのだから、と。麻衣子も否定しない。


 その頃蓮見は、丹羽聖子(エド・はるみ)に駅まで見送って貰って
いた。聖子は、また来てくださいと蓮見に言う。そして、蓮見から借
りたハンカチを差し出す。蓮見がいいのに(洗濯しなくても)と言う
と、それではください。希望にします、と聖子。

 それからまた会うことを約束して、別れる。


 晶は1人でクラブに来ていた。そして、ひこにいたカメラマンに宇
津木の行方を知らないか訊く。

 知っているよ、と言われる。


 隠れ家で1人飲んでいる悠里。やってきた蓮見を、「遅かったわね。
今までどこへ行っていたの?」となじる。

 洸の状態は、左足の骨折と靱帯損傷。洸が怪我をしたとき、一番最
初に連絡したのは、真理恵だった。悠里よりも早く。今までも連絡し
ていたのだ、と悠里。

 蓮見は、離婚したっていったって、洸の祖母には変わらないし、オ
レや悠里と違って、気持ちを打ち明けても、泣き言にならない。洸に
も、弱音を吐き出すところが必要なのだ、と言う。

 悠里は、洸のことをちゃんと見ていなかった、と言う。

 メールまでチェックするのかよ、と蓮見。

 悠里は、これは休養なのよ。選考会には間に合う、と言う。

 蓮見は、洸は靱帯を断裂しているし、心理的にもつらいのではない
か、と言う。

 悠里は、否定的なことは言わないで。洸は今まで遊びたいときにも
練習に励み、勉強にも頑張った。ちょっとだけ休んでもいい、と言う。


 晶は、宇津木の居場所を知っていると言う男に付いていく。宇津木
の居場所を訊くと、世界中の全部の人物を知っていると言える。だか
ら、宇津木のことも知っていると言いながら、晶に襲いかかる。

 晶はおそわれている間、宇津木の肩の蝶のタトゥーを思い出して耐
えていた。


 ブティックに入った神代姉妹。沙織は、次々と服を選ぶと、麻衣子
に持たせる。

 沙織は文句を言っている。いくら早乙女の王子様だっていったって、
人のせいにしちゃ、ダメね。わたしのお古でわければ、あげるわよ、
と言う。

 「いいの!?」と顔を輝かせる麻衣子。


 社長室で悠里は、晶が夕べ帰ってこなかった。外泊だ。娘なんて、
持つもんじゃないわ、と言う。リカは「社長」と呼びかけ、振り向く
悠里。リカは、ただ呼んだだけ、と言う。悠里は、そんなこと、彼氏
にでもやってもらいなさい、と言う。

 リカが、晶が手を振ってるという。疑わしそうな眼の悠里に、プー
ルサイドを映しているモニターを見せる。

 悠里は、晶に会ってくると言う。そしてリカにはアイスティーを飲
んでいいと言う。

 喜ぶリカに、「リカ」と呼びかける悠里。でも、単に呼んでみただ
け、と。


 プールサイドに現れた悠里とリカ。晶は悠里に見て欲しいものがあ
る、と言う。高飛び込みなら、蓮見も呼ばなくちゃ、と悠里。

 だが晶は、悠里にだけ見て欲しいと言って、肩に羽織っていたバス
タオルを外す。水着の肩紐から出ている晶の左肩には、蝶のタトゥー
があった。

 悠里は晶の頬を叩く。何度も何度も。ついにバランスを崩して、悠
里の体を押さえていたリカもろとも、プールに落ちる。

 悠里は、女の子が、親から貰った体を傷つけてはいけない。理由は
二つある。一つは自分のため。もう一つは、母親になったときのため
だ、と言う。そして、もう晶はオリンピックにエントリーさえもでき
なくなった、と。


 悠里は真理恵のところに文句を言いに行く。

 真理恵は、悠里が忙しくしすぎているのが悪い。悠里は洸の気持ち
を聞いてあげていないではないか、と言う。

 悠里は、オリンピックの選考会に間に合わせるために、今日からリ
ハビリをはじめさせる、と言う。

 それに対して真理恵は、洸はパリに連れて行く。そして向こうでリ
ハビリを受けさせる、と言う。


 自宅のリビングにいる悠里と蓮見。悠里は、1人では、この家は広
すぎる、と言う。蓮見は、そんなに落ち込むなと励まそうとする。そ
して、晶はしばらく自分のところで預かる、と言う。


 翌朝、悠里が社長室へ入ると、たくさんの風船が浮かんでいた。

 悠里の誕生日に、リカが用意したのだ。リカが昔つきあっていた男
が、作ってくれたことがある。メルヘンでよかった。だから作ってみ
た。一つずつ息を吹き込んで、膨らませるのは、大変だったと言う。

 一晩、ここに泊まって作ったの?と悠里。はい、とリカ。残業代、
出ないわよ、と悠里。いいですよ、とリカ。

 リカは、この風船を一気に破裂させてください。悠里は、きっとリ
カと同じ気分だから、と。

 悠里は、一つ割ってみる。リカの気分なんて、自分に比べれば.....
と言っていたが、やがて、同じかもしれない、と言い出す。

 それからリカと割る数の競争をする。

 2人で無心に風船を割っていく。悠里の気も晴れる。


 悠里は廉に会いに行く。


 蓮見はリカから話を聞く。やっぱりメルヘンですよね、とお気楽な
リカに対して、まずいことになったかもしれないと頭を抱える蓮見。


 悠里は廉に会うと、廉の眼を見つめて、頼れるのは廉だけだ、と言
う。

 廉は、悠里がそう言ってくれるのを待っていたという。

 これは、悠里が講演で、えこひいきするときのやり方として言って
いたものだった。



寸  評  廉は心臓病なのに、悠里にはそのことを言っていません。

 悠里は当然、廉にオリンピックに出てくれと頼むのでしょうね。廉
は、どうやって心臓のことを言うのでしょうか。

 廉を頼りにするよりも、晶の入れ墨を消させた方がずっと早いと思
うのですが。今、深く彫っていなければ、入れ墨はレーザーで消せる
といいます。

 悠里も、戦略を立てるには、まず、正確な情報を収集しなければ。
その収集できるかどうかも、大事な能力だと思います。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 この間までの高温が以上だったせいか、どれぐらいが過ごしやすい気温と言
えるのか、もう体がわからなくなってしまっています。

 涼しいと言われている日でも歩くと暑いし、食事の用意をするのにガスを使
った後は、冷房を入れないと、額や首筋を汗がしたたります。

 どうしたらいいのでしょう。
 まもなく、すごく寒い時期がやってきて、汗ばむってなんですか? ぐらい
のことが起こるのかも、しれませんが。(鈴木)

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