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タイトル:Daily Drama Express 2010/08/13 うぬぼれ刑事 (6)  2010/09/21


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/08/13 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル うぬぼれ刑事
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト うぬぼれ(長瀬智也)
 日暮里恵(中島美嘉)
 本城サダメ(生田斗真)
 松岡征士郎(要 潤)
 穴井貴一(矢作 兼)
 栗林 誠(坂東三津五郎)
 ゴロー (少路勇介)
 冴木 優(荒川良々)
 葉造  (西田敏行)
脚  本 宮藤官九郎
主題歌  TOKIO 『 NaNaNa (太陽なんていらねぇ) 』

あらすじ  世田谷通り署に被害届を出したいと顔中血だらけになった女性が
訪れる。彼女の名前は、田尻えみ(小原正子)。元バトミントン日本
代表選手で、引退後はタレントとして活躍しているが、彼女が暴漢に
襲われたと言うのである。

 田尻えみは、自分を襲ったのは現役時代ペアを組んでいた萩尾ゆみ
(小雪)に間違いないと主張。現役時代12年間彼女は一度も自分に
心を開いたことはなく、ゆみは自分のことを引き立て役としか思って
いなかった、だから見返すために芸能界に入ったのだが、成功し始め
たら嫉妬したゆみからの嫌がらせが始まった、とえみは説明する。

 サダメ(生田斗真)が運命の女性についに出会った、と、バー
「I am I」に駆け込んでくる。うぬぼれ5のメンバーはどうせ
振られる、と相手にしない。

 それでも話を聞いてくれとしつこいサダメに、田尻えみと、萩尾ゆ
みのどちらのタイプに近い?と穴井が仕方なく尋ねた。「この人!」
サダメは萩尾ゆみを指した。驚く一同。

 サダメは訪れたネットカフェでゆみに会い、二人でお茶に出る。ゆ
みもホームレス、かつ、サダメと同じく物を知らないバカ、という共
通項から、二人は仲良くなる。

 昔のファンに昔は好きだったとか過去形で言われて今の自分は傷つ
くんだ、と寂しそうに話すゆみに、サダメは自分は今のゆみが好きだ、
と慰める。自分のどこが好きか?とゆみに質問されたサダメは、「ピ
ュアなところ」と答える。

 ゆみはお礼を言うと、サダメがバカでよかった、サダメに会えてよ
かった、と笑顔で答えた。

 連絡先を知りたいと言うサダメに、自分は携帯も家の電話もないか
らもう連絡することはない、とゆみは言う。縁が切れてしまうのを渋
るサダメに、ゆみはルームシェアを提案し、二人で同居することにな
る。

 同居を聞いたうぬぼれ5は盛り上がるが、一目見たときから萩尾ゆ
みが気になっていたうぬぼれ(長瀬智也)だけは気に入らない。
 しかも、その隣には同僚の冴木優(荒川良々)もおり、サダメの同
居話をどうせ騙されたんだ、と馬鹿にする。

 その通り、契約時にゆみは一緒に部屋を訪れたが、それ以来一度も
ゆみはその部屋には帰ってきていなかった。「自分は萩尾さんを待っ
てますから。」

 サダメからゆみがスポーツインストラクターのバイトをしているこ
とを聞いたうぬぼれと冴木は、えみが襲われた事件の捜査のために、
スポーツジムに由美を探しに行く。

 そこで、ゆみらしき人物を見つける。うぬぼれは手近のおもりで顔
を隠しながらゆみに近づくが、ゆみの顔をはっきり見た瞬間一目ぼれ
をして、おもりを落としてしてしまい、それにより冴木が足を骨折し
てしまう。

 うぬぼれはゆみに、えみを襲ったかを尋ねる。笑って否定するゆみ
に、うぬぼれはえみが襲われた時刻のアリバイを聞く。いつのアリバ
イを聞いてもトレーニングをしていたと答えるゆみ。

 引退したんじゃ?とうぬぼれが言った途端、ゆみは怒り出し、自分
にはバドミントンがすべてだ、と言い放つ。

 サダメの言った”ピュア”の意味が解らなかったゆみに、うぬぼれ
は意地悪をして「バカ」の意味だと答える。ゆみは、自分はバカなの
に、周りは見た目が災いしてそう言ってくれない、本当ははっきり言
って欲しい、と話す。

 それを受けて、うぬぼれが「バカ!」とゆみに向かって言うと、ゆ
みは、「うれしい」と言って笑顔を見せた。それが可愛くてますます
惚れてしまううぬぼれ。

 そんなゆみが気になって仕方がないうぬぼれは、ゆみに文通を申し
込んだと、捜査報告に来た冴木家で冴木に話すが、「ふん!やって
ろ!」と馬鹿にされる。

 冴木家からの帰り道、雨が降りそうだから、と里恵(中島美嘉)が
追いかけてきた。二人でしばらく歩いた後、うぬぼれは里恵に質問す
る。

 「最後に別れた時に「もう疲れた」と言い残したが、俺のなにがそ
んなにつかれさせたのか?そして、その疲れはもう取れたのか?」

 「人の好意を真正面で受け止めるところ、そして疑わないところ。
そこが疲れるけれど、うらやましいと思う、君に受け止めてもらえる
女が。」

 ネットの掲示板に、”はぎお”名義でえみの息子の殺害予告が掲載
され、えみが警察に訴えに来た。えみはやはり、ゆみの仕業だから早
く何とかしてくれと騒ぎ立てる。

 うぬぼれはゆみをスポーツジムで捕まえ、所沢の自分のマンション
に連れてくる。すると、そこには葉造(西田敏行)を尋ねてきたサダ
メもいた。仕方なく四人でなべを囲む。

 自分なんてサダメには合わない、と言うゆみに、サダメは年の差と
か収入とかそんなことでは諦めきれない、と訴える。食事を終えた後、
酔っ払ったサダメを、ゆみが手をつないで連れて帰った。

 二人が帰った後、うぬぼれは葉造に、彼女はえみの事件でクロか?
と尋ねるが、今日はそう言う目で見ていなかったから解らない、でも、
ゆみはおまえに惚れてるぞ、とニヤリと笑った。

 殺害予告の捜査の結果、12人の一般人が面白半分に”はぎお”名
義で書き込みをしたことが判明し、予告は狂言であり萩尾ゆみは犯人
ではないと判明する。

 そこに、うぬぼれ宛てにゆみからの封書が届く。急いで開けると、
「田尻の息子を頂く、8月13日PM5時」と広告の切り貼り文字で
書かれていた。今の時刻が、もうすぐ午後5時。うぬぼれはいそいで
部屋を飛び出した。

 その頃、車に息子のシンヤを残してちょっと田尻が車を離れた。用
事を済ませて車に戻るとシンヤはおらず、通りの向こうで黒ずくめの
人物がシンヤを抱きかかえて逃げるのが見えた。「シンヤー!!」

 バドミントン場にたたずむゆみの元に、うぬぼれが現れる。「田尻
シンヤ君は無事なんですか?」とぼけるゆみ。うぬぼれは、どうして
こんなことをするのか?と尋ねた。

 7年前、えみは突然自分を裏切って一方的にペアを解消して引退し
た、えみをを襲ったのは、たるんだ女のためのトレーニングだ、と由
美は説明した。

 それを聞いたうぬぼれは、ゆみが、えみの引退が悲しかったこと、
バドミントンがすべてだった由美は、えみのように器用に生きられな
かったことが、ねたましかったこと、を見抜いた。

 しかし、ゆみとしては、「この7年間、えみは自分を捨てて、男、
結婚、子育て・・・くだらないものにうつつを抜かした、私を犠牲に
したのだから、すべて私のもの、だからうばってやるの、いけない?」

 そこまで聞いたうぬぼれは、「あなたは大バカか女だ。そんなあな
たが大好きです。萩尾ゆみさん、僕と結婚してください。」まったく
うぬぼれのことを相手にしないゆみ。そこでうぬぼれは、さもなけれ
ば逮捕することを告げる。

 もともと捕まるつもりだった、もう気が済みました、そう言ってゆ
みは手首をうぬぼれに差し出した。「それじゃ僕の気が済まないんで
す!」

 うぬぼれはゆみをバドミントンコートに連れて行き、もしゆみから
1ポイント取れたら、僕と結婚するの刑に処す、と言い放つ。

 うぬぼれがサーブを打ち、懸命にラリーを続ける二人。うぬぼれの
フェイントがネットに引っかかりながらゆみのコートに落ちようとし
た瞬間、えみが拾い、ゆみのスマッシュが決まった。

 「おっせえんだよ、田尻」「うっせえ、ブス!」初めはにらみ合っ
てたものの、結局笑い合う二人。「シンヤはどこ?助けてやったんだ
から教えなよ!」

 その頃、家に帰宅したサダメは、部屋のクローゼットに縛られたシ
ンヤが押し込まれていたことを発見する。

 「萩尾さん!」パトカーに乗り込もうとするゆみをうぬぼれが呼び
止めると、「サダメ君によろしく」そう言い残して萩尾ゆみは去って
いった。葉造にしがみ付いて泣き崩れるうぬぼれ。

 萩尾ゆみを乗せたパトカーの前にサダメが飛び出した。「あなたを
失うくらいなら死んだほうがましだ!殺せーーー!」格好良く叫んだ
が、パトカーはバックして去っていった。

 うなだれたサダメが部屋に戻ると、そこにはぽつんと座るうぬぼれ
が。なぜ?と驚いていると、その後ろのクローゼットの中から、「ヘ
イ、ヘイ、ヘイ、ヘイ・・・」とうぬぼれ5のみんなとバーテンのゴ
ロー(少路勇介)が笑顔で現れた。



寸  評  これまでの殺人事件の容疑者に比べると軽いエピソードのお話で
した。いくら嫌がらせをしていたとは言え、その程度の罪での逮捕と
結婚を天秤にかけるのはちょっと説得力がないかなー、と思いました。

執 筆 者 フラ()

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2. 編集後記
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 娘が通っている公文で、夏休みの時には俳句カードを覚えるようにもらって
きていたのですが、先週、ことわざカードを5枚ほどもらってきました。「門
前の小僧、習わぬ経を読む」のカードがあったのですが、4歳の娘にはどうし
ても”習わぬ”が言えなくて、聞いているこちらは思わず微笑んでしまいまし
た。でも、5枚あってもあっという間に4歳の娘はもちろん、一緒に聞いてい
た1年生の息子もすぐ覚えました。さすが子供の柔らか頭です。フラ)

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