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タイトル:Daily Drama Express 2010/08/12 GOLD (6)  2010/09/21


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/08/12(Thr) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル GOLD
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 早乙女悠里(天海祐希)
 早乙女洸(松坂桃李)
 早乙女晶(武井 咲)
 新倉リカ(長澤まさみ)
 蓮見丈治(反町隆史)
 早乙女惣一(夏八木勲)
 早乙女修一(水上剣星)
 蓮見丈治(反町隆史)
 明石辰也(寺島 進)
 早乙女廉(矢野聖人)
 相馬幸恵(賀来千香子)
 早乙女晶(武井 咲)
 保坂次郎(志賀廣太郎)
 早乙女朋(大江駿輔)
 丹羽聖子(エド・はるみ)
 丹羽 勝(水野真典)
脚  本 野島伸司
主題歌  Superfly『Wildflower』

あらすじ  第六回 DNA鑑定の結果は? 娘を狙う男の真実

 早乙女悠里(天海祐希)は、早乙女修一(水上剣星)が、子供がで
きたら、バトンを渡す。その子が全力で戦えるように、と言っていた。

 息子と娘では、自分が早乙女家の長男だと言うだけでなく、男の子
がいい。一緒にキャッチボールができるように、と。


 悠里は、人気のないレストランで、カメラマン・宇津木洋介(綾野
剛)と会う。宇津木は、約束を守って早乙女晶(武井咲)を帰した、
と言う。

 悠里は、宇津木の口を開けさせる。綿棒で、宇津木の口中のDNA
を採取。そして、自分も約束を守る、と言う。


 ハイヤーから降りて、社長室に入る悠里と新倉リカ(長澤まさみ)。
リカは、運転手の保坂次郎(志賀廣太郎)は、いつからリカの運転手
だったのかと訊く。悠里は、保坂は元々父親の運転手で、悠里付きに
なってから、かれこれ20年経つという。

 リカは、保坂さんは無口ですね。まだ口を利いたの、聞いたことあ
りません、と言う。

 悠里は、当然でしょ。わたしだって、20年間聞いたことないのだ
から。でも、悠里の迎えがどくなに朝早くても、夜遅くても、一つも
不平を言わずに使えてくれている、と言う。

 リカは、保坂は指輪をしている。ということは結婚しているのだろ
うけれども、自分だったら、無口な夫には耐えられない。やはり、聞
いたら、「愛している」とか、「かわいいね」とか返して欲しい、と
言う。

 それなら、オウムでも飼ったら?と悠里。

 それじゃあ、口先だけじゃないですか!とリカ。

 そもそも男の言葉は口先だけ。よくしゃべる男は、嘘ばかり言って
いる。同じ事だろう、と悠里。

 「社長〜! かわいいですゥ」と口走ってしまうリカ。珍しく、悠
里も考える。


 リカのアパートに明石辰也(寺島進)と早乙女廉(矢野聖人)もい
る。廉はさっきからバイオリンをギィギィ鳴らしている。騒音だと言
われ、もうすぐ勘を取り戻すから、と廉。

 果たして、流暢に『威風堂々』を弾き始めた廉。

 廉は、刑務所慰問のために練習している。これは早乙女家として行
っており、悠里はハープ。リカは、エントランスに置いてあるハープ
は、単なる飾りだと思っていた、と言う。

 後は、洸がチェロで、晶がフルート。明石は、オレがホラを吹く、
と言ってオチを作る。

 リカは、そこでも悠里は熱く語ってしまうのかな、と言う。


 ハイヤーから降りる悠里と洸。この演奏は早乙女家として行うのだ
から、蓮見丈治(反町隆史)にも伏せておくように、と保坂に言う。

 練習を始める。悠里のハープと、洸のチェロ。そばにはコントラバ
スが置かれている。

 そんな練習風景を、ドアにはまっているガラス越しに、笑顔で見つ
めている保坂。


 晶は、水辺でフルートの練習をしている。その後ろ姿を見ている宇
津木。

 宇津木が修一の息子だったら、いとこ同士。そうなったらつきあえ
ない。晶としては、宇津木の望みは叶って欲しいが、これだけはイヤ
だ。複雑な気持ち。


 蓮見が、宇津木について調べたことを話す。宇津木の母親には夫が
いる。薬物から暴力まで、何でもありのヤクザ者だ。そして、その宇
津木の母親は、伊豆でコンパニオンをやっている。その彼女と修一に、
どういう接点があったのか。不倫と言うことになる。その『不倫』の
言葉に反応するリカ。

 悠里は、宇津木の母親に、直接会って話を訊く、と言う。だが蓮見
は、彼女は話さないという。リカが、女性で無口って、珍しいですね
と言うと、彼女は口を利きたくても、きけないのだと言う。


 社長室に、悠里とリカだけになる。

 悠里は、リカが『不倫』という言葉に反応したことから、不倫して
いたことがあるだろうと訊く。たった一度だけですよ、とリカ。一度
でも十分でしょ、と悠里。

 リカは、入社してすぐの頃、本社の部長さんと、と言う。悠里は、
新入社員は、仕事に励むべきでしょう、と言う。それに、部長さんの
奥さんのことも考えないと、と。

 奥さんはいません、とリカ。困惑する悠里に、部長さんは女性だっ
たんです、とリカ。不倫という枷に、同性という枷。その枷があると、
さらに燃える、と言う。

 悠里は、危なくて、リカの前ではオチオチ上着も脱げない、と身を
固くする。リカは、「ぶちょー、じゃなかった、社長〜」と甘えた声
を出して、悠里にすり寄っていくが、途中で止めて、書類整理に戻る
と、安心してください。わたしはいたってノーマルです。この間読ん
だレディコミにあったシチュエーションです、と打ち明ける。

 悠里は、「『枷』があると恋は盛り上がる」とつぶやく。

 その頃、晶と宇津木はデートしていた。


 悠里は、隠れ家のバーに宇津木を呼び出す。そして、DNAの鑑定
結果はまだ出ていないが、宇津木が早乙女の後継者ならば、それなり
のポストを用意すると言う。

 宇津木は、そんなことは望んでいない。オレの父親は暴力をふるう、
最低の男だった。オレは、そんな奴の息子じゃないとわかればいい。
みんなからバカにされず、誇れる家族がいたら。

 どうして、場末のホステスと、トップアスリートがって、思ってる
んだろう。写真があると言って、悠里に渡す。そこには、笑顔の修一
と、宇津木の母親が写っていた。

 合成じゃないぞ。専門家に調べて貰ってもいいぞ、と宇津木。


 ハイヤーの中で、悠里はその写真を見ながら、独り言を言っている。


 社長室を掃除していた丹羽聖子(エド・はるみ)は、秘密のボタン
を押してしまう。

 壁の奥から現れたリカちゃん人形に、「こんにちは、聖子ちゃんで
す。よろしくね」と声を掛ける。

 そこにノックの音が聞こえ、聖子は慌てて壁を閉じる。

 入ってきたのは蓮見。悠里はどこかと問うが、頭を振って、知らな
いと答える聖子。

 蓮見は、灯台もと暗しというのはこのことだな、と言う。清掃会社
の派遣清掃員だったとはな、聖子さん、と。

 聖子は、清掃道具をそこに残したまま、社長室を出て行ってしまう。


 蓮見が悠里を捜して、ジムにやってくる。そこでトレーニングをし
ているリカ。今日はオフなので、トレーニングしてみたと言う。

 蓮見は、洸や晶もいないと言う。リカは、みなさんお揃いで、刑務
所慰問においでです。わたしも誘われましたが、クラシックは眠くな
るので、ご遠慮しましたと言う。

 蓮見は、早く着替えろと言う。今着替えたばかりだというリカの言
葉なんて、聞いていない。


 蓮見が運転する自動車の助手席に座っているリカ。蓮見は悠里が犯
罪者を許すはずが無い、と言う。なぜなら、悠里は子供の時、強盗に
襲われたことがあったからだ。その時、悠里はお手伝いさんの機転で、
ベッドの下に隠されて助かったが、そのお手伝いさんは殺された。新
婚さんで、旦那さんは保坂。明石もそのことを知っているはずなのに、
と。

 リカは、保坂さんに聞かせるためにやっているんですね、と言う。


 舞台の袖で明石が、携帯で音を拾い、ハイヤーの運転席に座ってい
る保坂が聞いている。

 演奏が終わり、拍手が途切れると、悠里はマイクを握り、話し始め
る。

 昔、仲むつまじい2人がいました。2人は自然に結婚しました。け
れども新婚の奥さんは殺されてしまった。彼女はお手伝いさんをして
いた。勤め先の娘を守ろうとしてだった。命乞いをする彼女に強盗は、
自分たちの顔を見られたと言うだけの理由で殺した。知らせを聞いた
夫は言葉を失った。憤り、絶望し、後悔し.....あまりの感情に、感
情が壊れてしまったのだ。ロボットになってしまったのだ。

 赤ちゃんは、生まれたとき、心琴を持たされている。心の中のハー
プ。いろいろなものに触れたとき、この弦が奏でられる。

 だが、この弦は、暴力、薬物、暴行、殺人等々によって、切れてい
く。そして、ついに一本寝なくなってしまう。弦は再生しない。

 よく、犯罪者もやり直せると言うが、わたしは信じない。やり直せ
るのは、過ちで犯罪を犯してしまった者だけ。計画的に犯罪を犯した
者に再生はない。やり直したいと思うのは、次回は捕まらないように
しようとすることだけ。江戸時代に島流しってあったでしょ。それを
復活させるべきだと思っているの、と言う。

 聴衆である受刑者たちが、どんどんいきり立つ。そのうち、刑務官
にも押さえきれなくなり、舞台に上がる者まで出る。

 そこに蓮見が駆けつけ、廉に、晶を守って舞台から降りろ!と言う。

 まだ言い足りないと叫ぶ悠里を、明石と蓮見が、体を張って、受刑
者たちから守り、舞台から引きずり下ろす。

 蓮見は明石に、こうなることはわかっていただろう、と言う。

 明石は、悠里の受けた心の傷は、それほど深かった。やりたいよう
にさせるしかないだろう。悠里は、いつもはその気持ちを押しとどめ
ているが、どこかで爆発する。それをわかっているのは、洸ぐらいの
ものだろう、と言う。

 保坂は、悠里の演説も、その後の騒ぎも、ずっと聞いていた。


 ソファーに横になっていた悠里が目覚める。心配してみていたリカ
に、興奮してしまって、ちょっと血圧が上がって志まっだけだからた
いしたことはない。昔の事件を知らなければ、驚くわよね、とリカを
いたわる。

 リカは、今日の悠里は変。いつものようにバカって言ってください、
と言う。

 あなたって、『ドM』なの?と悠里。

 そういう訳ではないのだが、上から接されるとそうなるとリカ。

 悠里は、『バカ』と繰り返し言う。だんだんいつもの強い口調にな
る。最後に悠里は、自分もバカだという。


 蓮見が悠里に、宇津木と修一の親子関係鑑定結果を渡す。99%親
子の可能性がない。

 悠里は、その結果を宇津木に見せる。そこは、宇津木の母親が入院
している病室。

 悠里は、これは権威ある鑑定であるが、心配であれば、鑑定し直し
て貰ってかまわない、と言う。

 宇津木は、晶を返した時点で、約束が果たされなくても仕方ないと
思ったが、約束を果たしてくれたので信じている。セレブの息子では
なく、庶民だったと言うことで、納得した、と言う。

 悠里が写真を返すと、これは単なる記念撮影だったんだと宇津木。
悠里は、この近くにオリンピックの強化合宿所があった。たった二ヶ
月だけのことだから、その間には何もなかっただろう、と言う。


 帰り道、悠里はリカに問われ、晶と宇津木の交際は禁止しないと答
える。びっくりするリカに、晶はオリンピック選手になる。宇津木の
ことなんて、じき忘れる、と言う。

 悠里の父・早乙女惣一(夏八木勲)と話をする蓮見。宇津木は、本
当はほぼ修一の息子であるが、それを逆にして悠里に渡した。本当の
お孫さんなのによかったのですか?と訊く。

 惣一は、蓮見は宇津木に仕えたいと思うか? 洸なら納得できるだ
ろう。結果をそのまま渡したとしても、悠里自身が細工しただろう、
と言う。



寸  評 対外的には完璧なはずの早乙女家が崩れていきます。

 宇津木は本当は修一の息子だった。これを悠里が知ったら、宇津木
を教育しようとするのでしょうか。でも、もう大人になってしまって
いるので、オリンピック選手は無理ですね。

 ところで晶との関係が、いとこ同士だから無理だと言っていますが、
法律上は結婚できます。優生学上、いとこでは血が近すぎる、という
ことなのでしょうか?

 蓮見は惣一から信頼されているのですね。でも、悠里の心の底を心
情的により理解しているのは、蓮見よりも明石なのでしょうね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 突然涼しくなりました。この涼しさを大事にしたくて、半袖で通勤しました。
 ちょっと寒さを感じましたが、得した気分になります。
 ただ、このままずっと涼しくなるわけではなく、また気温が上がるとか。や
はり、ラニャーニャの威力は侮れない、というところでしょうか。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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