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タイトル:Daily Drama Express 2009/07/11 Mr.Brain (最終回)  2010/08/05


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/07/11 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル Mr.Brain
局  名 TBS系
放映日時 土曜20時
キャスト 九十九龍介(木村拓哉)
 由里和音(綾瀬はるか)
 丹原朋実(香川照之)
 林田虎之助(水嶋ヒロ)
 佐々未春(大地真央)
 船木淳平(平泉成)
 神田純一(設楽統)
 難波丈太郎(トータス松本)
 大内浩一(山崎樹範)
 夏目光男(田中裕二)
 岩淵潔(林泰文)
 浪越克己(井坂俊哉)
 マリコ(SHIHO)
 掃除のおねえさん(木下優樹菜)
脚  本 蒔田光治

あらすじ  Last Episode 終幕〜さらば愛しの変人脳科学者!!
最後の事件

 19:22 尾崎幸平 衆議院議員 処刑まで あと 
22:37:48。

 爆発の衝撃をまともに受けた林田虎之助(水嶋ヒロ)は、骨折がひ
どくて、意識を失ったまま。あの奥の部屋の机の上のレコーダーに気
付き、それが起爆装置だと気付いて、まわりにいた人たちに逃げるよ
う指示。転んだ機動隊員を助けようとして、林田は爆発をもろに受け
た。

 林田の様子を見ていても仕方ないので、買い物に行ってくる、と脳
科学研究室・九十九龍介 (木村拓哉)主任。

 由里和音(綾瀬はるか)が、こんな時に薄情な、と言う。九十九は、
今最善なのは、何もしないことと、と言う。何かをすればするほど、
犯人の仕掛けた罠にはまってしまうからだ、と。


 科警研の一同を集めた法科学部長・佐々未春(大地真央)は、事件
を解決するよう命じる。科警研・所長の瀬田逸平(小林克也)も、一
刻も早い解決を、と言う。

 そこに九十九がいない。どこに行ったか問われ、返答に困る和音。

 そこに九十九が来て、掃除のおねえさん(木下優樹菜)に、使い方
を教わっている。こんな時に、何をしているんですかと和音が怒ると、
自分が連絡できていれば、と九十九。和音は、九十九の連絡が遅れた
のが原因だって言ってるんですか?とへそを曲げる。

 丹原朋実(香川照之)が林田を呼び寄せたとき、尾崎幸平(浜田晃)
衆議院議員の息子・尾崎伸一郎(鈴木一真)が、川島組のビルの前に
いたと言っていたことを思い出す。


 相沢義之(光石研)が捕まり、相沢をfMRIにかける。

 相沢は、血でバツ印の付けられたハンカチは知らないと答え、海馬
も活性化しない。

 Nシステムに映っていた車両を見せると、知っていると答え、海馬
も活性化する。

 警視庁・組織対策四課の武井公平 (市川海老蔵)の写真を見せると、
知らないと答え、海馬も活性化しない。

 おそらく、相沢を置いていったのは、相沢が何も知らず、口を割っ
ても、自分たちに足が付かないという読みがあったからだろう。

 二人だけ残される九十九と丹原。丹原は九十九に、携帯を買っただ
ろう、と言う。こういうことに関する丹原の勘は良く当たる。もし九
十九自身が携帯を持っていたら、もっと早く連絡ができて、林田の事
故を防げたと思っているのではないか、と。

 番号を聞かれた九十九は、丹原のスーツの裾をめくると、ワイシャ
ツの背中に番号を書く。

 なんてことをするんだと怒る丹原に、口で言っただけじゃ、覚えら
れないでしょ、と九十九。

 1人になった九十九は、自分はお行儀がいい。頂いたままでお返し
をしないわけにはいきませんよ、と言う。

 21:20 尾崎幸平 衆議院議員 処刑まで あと 
20:39:49。

 林田の意識図回復したとの連絡を受けて、話を聞く丹原、九十九、
和音。

 林田は、伸一郎は川島組のビルを見上げていた。伸一郎は川島組に
借金があって、いいなりになったのではないか、という可能性が考え
られる、と言う。

 丹原たちは、伸一郎を調べてみることにする。

 林田はついていこうとするが、ベッドから落ちるだけ。ちょうど隣
の人の車いすに引っかかり、そのまま貸して貰う。

 丹原は伸一郎に、借金があるんじゃないか? 父親に死なれて、一
番得をするんじゃないか? と揺さぶりを掛けるが、はかばかしい反
応はない。その日のアリバイもあるので、調べてくれてもいいと伸一
郎。

 その間に、もう1人の刑事が、洗面所からカミソリについた血液を
採取していた。

 九十九はその血液サンプルを受け取り、難波丈太郎(トータス松本)
と大内浩一(山崎樹範)に、ハンカチの血液との照合を依頼する。

 難波は、何もしないのが一番だと言っていたじゃないか、と文句を
言う。九十九は、それは犯人が用意した証拠に乗らないということ。
こっちからは積極的に直接サンプルを取り、捜査を続けていく、と言
う。

 なんと、ハンカチの血液と、伸一郎の所から採取してきた血液の
DNAが一致する。だが、指を切って血を出したにしては、伸一郎の
10本の指には、全く傷が無い。

 DNAが一致するケースについて訊かれた難波は、一卵性双生児の
場合、と答える。だが、伸一郎に兄弟がいないことは明らか。

 難波が、血液型崖に限れば、骨髄移植を受けた人間のDNAが、ド
ナーと一緒になることがあることが知られている、と言う。だから犯
人は、血液は堂々と残したが、ほかのものは細心の注意をして残さな
いようにしたのか。


 23:55 尾崎幸平 衆議院議員 処刑まで あと 
18:04:38。

 通常、善意のドナーは誰であるか明かされない。だが、正規でない
方法であったなら、わかるはず。

 やがて、ドナーが浮かび上がる。北里洋介。


 その頃林田は、四苦八苦しながら車いすで病院の廊下を移動してい
た。川瀬の意識が戻り、病室を異動していくところに遭遇する。林田
は、川瀬が乗せられたストレッチャーにしがみつき、尾崎の命があと
わずかで失われる。どうしても教えてくれ、と食い下がる。

 その結果、17年前の殺人事件で、DNAの一致が決めてとなって、
北里は有罪となった。この事件を科警研で洗い直すことになる。この
事件にたどり着けたのは、林田の粘りのおかげ。

 調べ直すと、DNAは異なるものと判明。17年前の技術では、一
致すると評価されてしまったのも致し方ないが。


 九十九は武井を、そっと追う。

 武井は、今までなめていた赤いキャンディーを、道ばたのドラム缶
の上に置く。

 雨が降り続く中、九十九は、武井が行ってしまうと、そのキャンデ
ィーをそっと箸でつまみ上げ、容器の中に入れる。代わりに、青いキ
ャンディーをそこに置いた。

 建物の陰で、ずっと張り込んでいた九十九。肩が凝ってしまってい
る。

 やがてそこに、傘を差した北里が近づいてくる。だがその時、九十
九は伸びをして、声を出してしまう。

 その声を聞いたからか、一瞥したキャンディーの色が青だったから
か、北里はそのまま去っていく。


 5:36 尾崎幸平 衆議院議員 処刑まで あと 
12:23:23。

 容疑者・北里洋介。17年前、佐々木利通さん殺害で、逮捕され、
懲役14年が確定。

 3年前の暮れに出所。北里は容疑を否認し続けたが、被害者の爪の
間に残っていた皮膚片と、北里のDNAが一致したことが決め手にな
っていた。

 収監後も北里は、無実を訴え続けていたが、DNA鑑定は絶対であ
るとして、却下され続けていた。

 だが2000年を境に、北里は再審請求をピタリと止める。

 2000年に北里は獄中で白血病にかかった。奇しくも伸一郎と骨
髄の型が一致したため、その骨髄移植を受けた。命と引き替えに北里
は、おとなしく服役したのだ。

 尾崎が息子の小遣いを提供したのは、密かに北里が無実かもしれな
いと感じていたため、それがばれないようにするためだろう。

 武井と尾崎は、北里事件の担当捜査官で、菊池は担当検事。

 その北里が変わったのは、北里が罪を認めたことで、ショックを受
けた両親が自殺したことを知ったときから。

 それから先の説明は、難波が引き受ける。当時のDNA個人識別能
力は、100万人に1人。それを絶対だとしたことが誤りの元。今の
技術で調べ直したら、DNAは違っていた。すなわち北里は本当に無
実だったのだ。

 そのとき、北里の部屋に、家宅捜査に入っていた刑事から電話が入
る。北里の部屋に、『DNA鑑定の歩み』のビラがあったと言う。

 みんな津田義一(裁判官)、と思い出す。丹原たちは、東京科学情
報館へと急ぐ。

 控え室に座っていた津田。そこに突然人が入ってくる。

 丹原の携帯に、津田の携帯から電話。でも、その声の主は、津田で
はない。その男は、東京科学情報館 午後4時と言う。

 津田の部屋のドアには、またバツ印のつけられたハンカチが貼られ
ていた。

 九十九は、あのバツは、間違いだと言うことを示しているのだ、と
言う。九十九は、自分たちも東京科学情報館へ行きましょう、と言う。
北里は、まだ誰も殺していない。自分たちが北里に対してできるたっ
た一つのつぐないは、北里に人を殺させないことだ、と。

 九十九は和音に、演壇下の時限爆弾がわかるか?と見せる。和音は、
ランダムになっていて、複雑だという。

 九十九は突然、この爆弾はフェイクだと言い出す。10個もの爆弾
を用意することは、犯人にとっても大変なこと。それよりも、15分
間で聴衆全員を避難させるとしたら、出口は大混乱するだろう。北里
の目的は、その混乱に乗じて、津田を連れ出すことにある。まだ津田
も北里も館内にいるはず。今すぐ、すべての出入り口を封鎖して!と
九十九。

 ロビーでは、鉢植えが燃えていた。消火器で消火。

 丹原は九十九に、例え爆弾が偽物だったとしても、けが人を出すわ
けに行かないので、聴衆を逃がします、と言う。

 九十九も、では自分たちも逃げましょう、と言う。いい加減、犯人
の嘘の誘導だと気づいているかもしれない。だとしたら、ここで本当
に爆破させるかな。トンネルもビルも爆破したことだし、と。

 それに対して和音は、ここに残って、爆弾を解除する、と言う。

 九十九は、和音の体をぎゅっと抱きしめる。外人でも無いのに、な
んで?と、九十九の体を突き飛ばす和音に、もしかしたらこれで最後
かもしれませんから、と九十九。

 九十九は、逃げる人々の間で、わざと「キャー!」と叫びながら、
人と反対側に動いていく。

 ロビーの片隅で、津田の携帯が見つかる。その内容から、地下のポ
ンプ室が疑わしいと言うことで、丹原たちは、用心しながら進む。

 館内から、ほかに5つの爆弾が見つかるが、ほかはまだ和音の解除
もできていない。和音を手伝っていた難波と大内は、和音に、もうあ
きらめろ。オレたちも避難するといって、外に連れ出す。

 丹原たちも廊下に伏せる。

 ポンプ室の黒い袋の口が、解かれる。中には、津田が入れられてい
た。

 その黒い袋は、口を縛られ、台車に乗せられ、裏口から外へ出され
る。その先には、ハッチを開けたワゴン車。

 それに気づいた刑事が止めようとしたが止められず、黒い袋はワゴ
ン車に載せられ、走り去る。


 爆発の時刻になるが、爆発は起こらなかった。

 ポンプ室にいた丹原たちの前に、津田が姿を現す。


 北里ともう1人の男が、アパートの一室の前に、黒い袋を置き、こ
こからは本人に歩いて貰おう、と袋の口を開ける。

 すると、中から出てきたのは九十九。そして名乗ると、やっと北里
に会えた、と言う。

 津田が、九十九が身代わりになり、15分だけ身を隠して欲しいと
言った、と説明する。

 北里は、九十九の鼻先に拳銃を突きつける。

 九十九は両手を挙げながらも、ずっと話し続ける。今まで北里の計
画が成功してきたのは、警察と科警研が一緒になって、最善の捜査を
してきたから。じゃあ、警察と科警研が、バラバラに動いてみようか
な、と思って。

 そこであのとき、逃げる人たちを見ていたら、「逃げろ」と言いな
がら、逃げていなくて、人々と反対の方向に向かう人たちがいた、と
北里の後ろにいる2人を指さす。そして、その2人の後をつけていっ
たらポンプ室にたどり着き、津田が監禁されていたので代わった、と
言う。


 みんな犯人のアジトについて考える。

 難波は今まで犯人は必要な時はNシステムをかいくぐっている。す
なわち、東京科学情報館の裏口を出て、Nシステムに引っかからずに
行ける道、と言う。

 岩淵が、その道を検索する。

 船木淳平(平泉成)主任がさらに条件をつける。東京科学情報館の
裏口の監視カメラに映らない道、と。

 津田の携帯に、『池袋』と入っていたが、鮮明すぎるから、フェイ
クだろう。さらに尾崎議員の処刑時刻まで、残された時間を考えると、
東京科学情報館から最大45分の距離。

 大塚のあたりに範囲が絞られる。

 突然、丹原が上着を脱いだ。そして自分の背中を見ながら、携帯を
かけようとする。

 犬のようになるだけなので、見かねた神田純一(設楽統)が、丹原
のワイシャツの背中の番号にかける。


 北里が九十九の上着のポケットから、携帯を取り出す。その携帯は、
ちょうど丹原から着信したところだったので、振動していた。北里は、
九十九の携帯の電源を切ってしまう。

 丹原は、着信したのに電源が切れているか、電波が入らないところ
にいますというアナウンスに変わってしまったと悔しがる。

 九十九は、あのキャンディーの通信、よく考えましたね。赤なら危
険、計画中止。黄色なら計画変更。青色なら計画続行。なめてしまえ
ば、DNAも検出できない。考えたのは武井か? と訊く。

 尾崎が、北里の両親は、まじめでいい人だったという。

 北里が怒り、尾崎の顔に、銃口を突きつける。

 九十九は、今まで北里は人を殺していない。もしここで本当に人を
殺してしまったら、心が壊れる。

 元日本兵の人が言っていたのを聞いたことがあります。人を1人殺
すたびに、自分の心がひとつ壊れる。武井から、復讐を果たすには殺
すしかないと言われたかもしれない。でも、本当にそうなのか? 答
えは北里の脳の中にあるはずだ。拳銃を持つ手が震えているのが、北
里の答えではないのか? そして、尾崎には黙っていてくださいと言
う。

 北里は、自分のこめかみに拳銃を当てる。縛られていた九十九は、
北里に体当たりして、阻止する。

 北里が、ニヤリとする。

 九十九が、初めて北里の姿を見かけたとき、そういう笑い方をしま
したね。人間の笑顔には、二種類あります。前頭葉が感じて、心か笑
う顔と、無理矢理運動野で顔の筋肉を動かす、ぎこちない笑顔。武井
は相沢をトカゲのしっぽだと思っている。武井に直接会ったことは無
いでしょう、と言う。

 九十九が最後かもしれないと言ったのは、こういう意味だったのか
と落ち込んでいる和音。お尻のあたりに違和感を感じ、「あ、無い!」
と叫ぶ。

 その場に、丹原たちが飛び込んで来る。そして自分の体で北里の体
を押さえる。

 携帯のワンセグで、腕を吊った川瀬や未春が、お詫びの記者会見を
開いているところを見せる。

 九十九は、17年前の事件の真犯人を見つけ出す、と言う。犯人の
皮膚片も残っていますから。今度は科学が味方です、と。

 そのワンセグの放送は、丹原も聞いていた。

 どうしてここがわかったのかと北里に問われた丹原は、「勘だ」と
言う。九十九は、今丹原は、嘘をついたという。そして、ある人から
お借りしたんです、と言うと、ブーツの中から携帯を取り出す。

 着信しても、音もバイブもしないようにしておいた、と言う。ヒン
トは、北里の二つのライフルだ、と。その携帯は、あの時和音を抱き
しめ、和音の尻ポケットから抜き取ったのだった。


 和音は九十九に、これからどうするのか教えてください、と言う。
本当にアメリカに行ってしまうですか?と。


 九十九の主治医・小島秀樹(杉本哲太)は九十九に、だいぶ前頭葉
の働きもよくなってきている。アメリカなら、別の角度からの研究も
行われているらしいから、向こうに行くのもいいかもしれない、と勧
める。


 九十九から依頼されたあの黄色いあめ玉を調べた難波は、指紋は検
出できなかった。雨で流されちゃったんじゃないですか?と言う。

 化学研究室・夏目光男(田中裕二)のところに戻るの?と訊かれる
和音。


 武井と会う九十九。このあめ玉の指紋を調べれば真犯人がわかりま
す、と九十九。

 武井は、それはどうかな?と言う。6月29日は雨だった。指紋は
流されちゃったんじゃないですか?と言う。

 九十九は、どうして6月29日というんですか?と訊く。

 武井は九十九に、いい気になるな、と言う。

 九十九は、科学は日々進歩しているんです。いっそのこと、なめて
証拠をなくしちゃいます?と武井の鼻先に突き出す。

 そうやって武井をからかった九十九は、またその飴を入れた袋の口
を、しっかりとしめる。

 武井と九十九は、反対の道へ歩いて行く。


 林田は退院し、松葉杖をつけば歩けるところまで回復した。


 北里の犯行は、どこの誰ともわからない人から指示された通りにや
ったもの。その指示も、差出人のわからないメールで出されていたの
だ、と九十九に語る丹原。

 九十九は丹原に、あのあめ玉の入った袋を渡し、これを保管してお
いてください。絶対になくさないでください、と言う。

 訳もわからず預かることになる丹原。


 その頃科警研では、みんなが九十九の私物からグラビアアイドルの
写真集を盗み出していた。

 戻ってきた九十九に和音は、自分は役に立たない猿でした、と言う。

 九十九は、和音がもし本当に脳科学をやりたいのなら、と和音の耳
にささやく。そして、笑った顔がいいっていったけど、泣いた顔もい
い、と言う。

 科警研では、みんなバナナを食べることが大流行。

 神田は、相変わらず掃除のお姉さんを追いかけ回しているが、全く
相手にされていない。

 和音は、書類の専攻欄の、『総合脳科学』に丸をつけた。


 ニューヨーク行きの飛行機に乗り込んだ九十九は、グラビアアイド
ルの写真集を開く。だが、すべてのアイドルの顔に、和音の顔が貼っ
てあった。それもいいか、と九十九。


 林田が和音のところに来て、九十九の出発日を訊く。今日ですよ、
と和音。悔しがる林田。

 そこに成田土産を手に、丹原がやってくる。

 ニュースがハイジャック事件を伝える。その飛行機は、九十九が乗
ったもの。みんな心配する。


 その頃九十九は、犯人を見ていた。

 犯人は体に巻き付けた爆薬を見せ、右手のライターで火をつけると、
脅している。

 だが、何度も右上を見ている。

 九十九は、犯人の手のライターを背後から掴んで取り上げ、そして
ボタンを押して、フェイクだと示す。

 ハイジャック犯が捕まる。



寸  評  脳科学がブームになり、これに乗ったドラマでした。

 九十九がホスト時代を思い出したかどうかは、わかりませんでした。
これから、脳科学者を続けていくのかも。

 和音と再会することはあるのでしょうか。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 放送から、1年以上経ってしまいました。お待ちいただいた皆様、申し訳ご
ざいませんでした。
 今更ではありますが、届いていないとのご指摘をいただいていますので(済
みません、発行していなかったので届いていなかったのですが)、恥ずかしな
がら、配信させていただきます。
 今更不要と思われた方は、大変お手数ですが、メールを削除いただけますよ
う、お願いします。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv/
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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