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タイトル:Daily Drama Express 2010/07/16 うぬぼれ刑事 (2)  2010/08/04


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/07/16 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル うぬぼれ刑事
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト うぬぼれ(長瀬智也)
 日暮里恵(中島美嘉)
 本城サダメ(生田斗真)
 松岡征士郎(要 潤)
 穴井貴一(矢作 兼)
 栗林 誠(坂東三津五郎)
 ゴロー (少路勇介)
 冴木 優(荒川良々)
 葉造  (西田敏行)
脚  本 宮藤官九郎
主題歌  TOKIO 『 NaNaNa (太陽なんていらねぇ) 』

あらすじ  世田谷通り署のうぬぼれ(長瀬智也)は、根っからの恋愛体質。
それがいいのか悪いのか、思わぬ形で難事件を解決していく。しかし
うぬぼれが日々求めているのは”惚れた彼女の心”なのだが、どうし
ても手に入らない。

 前回の事件で恵里子(加藤あい)に振られて落ち込むうぬぼれ。父
の葉造(西田敏行)の書いた小説で自分が有名となり、みんなに追い
かけられる人気者になるが、心の穴は埋まらない。

 そこで、癒しを求めてマッサージ店hを訪れる。そこで担当となっ
た小沼せつ子 (蒼井優)に運命を感じてしまう。

 早速「IamI」のうぬぼれ4に相談に行くうぬぼれ。ちょうど週
に一度の玲子ママ(森下愛子)の出勤日で、うぬぼれ4とさらにママ
にも話を聞いてもらう。

 せつ子のマッサージは愛にあふれており、さらに失恋したことがせ
つ子にばれており、新しい恋のつぼを押しておきましたから、と笑顔
で見送ってくれた、とうぬぼれは話す。

 それを聞いたサダメ(生田斗真)は、うぬぼれの忘れた上着を取り
にいくという名目でマッサージ店を訪れてせつ子のマッサージを受け、
はまってしまう。そして、松岡征士郎(要潤)も、穴井貴一(矢作兼)
も、玲子ママも・・・さらに栗橋誠(坂東三津五郎)も店を訪れるが、
すでにせつ子は店を辞めた後だった。

 世田谷通り署で婚活詐欺の被害届が出される。上野、新宿と同一の
手口で、被害総額は500万円を超えると言う。

 うぬぼれは冴木(荒川良々)と共に捜査に出る。介護士をしていた
という上野では、老人ホームへ。被害者の藤井という老人は、母親の
手術代200万円の工面に困っている、と話す三浦かおるという介護
士に200万円を渡したら、翌日姿をくらましたと話す。

 新宿では美容師。お客さんに気のあるそぶりを見せて、弟の闇金へ
の借金返済のために120万円必要だと迫って支払わせた。

 さらに世田谷。援交専門サイトで知り合った女性から、祖父の介護
費用が必要だから相談に乗って欲しい、と言われて会い、被害者は宝
石店で指輪を買ってあげたと言う。でも、お金の問題ではなく、警察
にお願いしてもう一度その女性に会いたいから被害届を出した、と笑
って被害者の茂木は話す。

 帰宅時。冴木とうぬぼれは屋台で一杯やる。冴木の妻でうぬぼれの
元彼女の里恵(中島美嘉)のことが気になるうぬぼれは、どうやって
知り合ったのか?と冴木に尋ねる。「出会い系」と恥ずかしげもなく
答える冴木は、お前のせいで妻に会いたくなった、と言って急いで家
に帰る。

 うぬぼれの活躍を描いた、「うぬぼれ刑事」のドラマの製作が始ま
り、サダメは死体役で出演することに。うぬぼれ役は中村梅雀。
 ドラマ製作の見学に来ていたうぬぼれは、中村梅雀の差し入れたお
にぎりを食べてピンと来る。そのおにぎりを買ったお店に行ってみる
と、そこにはせつ子がいておにぎりを握っていた。

 うぬぼれの登場に戸惑うせつ子。うぬぼれは、確認のため、といっ
て公園のベンチでせつ子にマッサージを頼むが、触っただけでせつ子
だと確信する。仕事が終わった後にまた会う約束をしようと、うぬぼ
れはとっさに「三浦けいじ」と言う偽名を言うが、せつ子は一方的に
「ニコライ」と名付ける。

 待ち合わせたせつ子とうぬぼれは一緒にお茶をする。自分のどこが
好きなのか?と尋ねるせつ子に、手だと答える。あなたの心をその手
が、僕に届けてくれたのだ、と。

 逆にうぬぼれは、なぜ自分が失恋したことがわかったのかを尋ねる。
男の人は落ち込むと背中を丸めて歩くから、肩甲骨周りが特に硬くな
るからわかるのだ、とせつ子は答える。

 それらの話をバー「IamI」でうぬぼれ4の面々にしながら、う
ぬぼれはその後も順調にせつ子と会っていると話す。うらやましがる
うぬぼれ4の前に、突然せつ子が現れる。せつ子は自分の握ったおむ
すびをお土産に差し出す。

 3年前、山形市内で自殺を装った保険金詐欺事件があったという。
その自殺と見せかけて殺された男の妻は、保険金を受け取るとそのま
ま姿を消したのだが、その妻はマッサージが得意だったらしい。

 そんな話を冴木が本庁から仕入れて、屋台で一杯やりながらうぬぼ
れに話す。この事件の女と、今回の婚活詐欺とが結びつけば、でかい
大きな山になる、と。しかし話の途中で、冴木はつぶれてしまい、仕
方なくうぬぼれは冴木を家まで送る。

 冴木家では、里恵がしぶしぶながら送ってきてくれたお礼にとお茶
を出してくれる。しかし、ラブラブな新婚の雰囲気があふれる家に落
ち着かなくなるが、里恵が「うぬぼれ刑事」の本を読んでいるのを見
つけて気を取り直す。

 里恵はうぬぼれの最近の様子を聞いてくる。うぬぼれはマッサージ
のうまい彼女ができたと話すが、里恵は冴木の追っている女もマッサ
ージがうまかったことを思い出す。

 そんな女が相手なんて、と責める里恵に、自分で俺を捨てたくせに
人の恋愛にいまさら口を出すな!とうぬぼれは怒る。すると里恵は、
マッサージくらい自分だって旦那に毎日やってあげている、と答える。

 自分が二年間付き合っている時には一度もマッサージなんてしてく
れなかったのに・・・と責めるうぬぼれに怒った里恵は、無理やりう
ぬぼれをソファに座らせて、激痛マッサージする。

 激痛マッサージで痛む体で歩くうぬぼれの前にせつ子が現れ、送っ
てください、と手を差し出した。手をつなぐだけでうぬぼれは痛みを
忘れた。

 二人で歩きながら、せつ子はニコライ(=うぬぼれ)の元彼女の事
を聞く。すでに結婚して落ち着いている、と里恵のことをうぬぼれが
話すと、せつ子は、ニコライさんみたいな人となら結婚したいな、と
話す。

 せつ子のアパートの前に着き、帰ろうとするうぬぼれをせつ子は引
き止め、盛り上がってキスをしようとした所に、せつ子は上目遣いで
言った。「お金が必要なんです・・・」

 せつ子の部屋に入ったうぬぼれは、アルコール依存症の父親が多額
の借金を残したまま死に、病気の母を抱えてその借金を返しているが
利息分もままならないのだ、とせつ子の事情を聞かされる。

 しかし、六畳ほどの部屋の中には、不釣合いな50inchのテレ
ビ、豪華なシャンデリア、最新のパソコンやゲーム機器、マッサージ
チェアなど、うぬぼれの家以上に充実した家電が揃っていた。

 そんな事情で120万円貸してほしい、と話すせつ子のことを、周
りは間違いなく婚活詐欺だと話すが、素直に聞けないうぬぼれは、せ
つ子を父に会わせるために自宅に連れて行く。

 せつ子の悲しい身の上話を聞いた葉造は、明日120万円振り込む
から振込先をここにメモしてくれ、と話してせつ子の口座番号を紙に
書かせる。感謝の気持ちからせつ子は葉造にもマッサージをする。

 せつ子が帰った後うぬぼれを呼んだ葉造は、お前の手であの女の化
けの皮をはいで捕まえろ、と言い聞かす。怒ったうぬぼれは葉造と言
い争ったまま部屋を飛び出すが、手に握り締めていたせつ子のメモを
見て何かを思いつく。うぬぼれはせつ子を夜の大黒ふ頭へ、大事な話
があると呼び出した。

 真っ白のスーツで決めてせつ子を待つうぬぼれのもとに、小沼せつ
子の携帯から連絡が入る。うぬぼれが出ると、その電話は被害届を出
した、三浦ユイの婚約者の茂木からで、自分は今日ユイに生命保険に
加入させられたから、この後薬を飲まされ自殺に見せかけて殺される、
と話す。

 自分が死んだ後、ユイを頼む、と言うが、電話の相手がうぬぼれだ
とわかると、一転、茂木は助けてくれ、と懇願する。車はユイ(=せ
つ子)を乗せて犬吠埼へ向かい、それの後をうぬぼれ達警察が追いか
けた。

 翌朝、せつ子が薬入りのコーヒーを作って車に戻ると、運転席には
うぬぼれがいた。薬入りのコーヒーを飲もうとするうぬぼれを止める
せつ子を振り払ってうぬぼれはコーヒーを飲み干した。

 眠くなってきた・・・そう言いながら車からうぬぼれが飛び出すと、
後からせつ子も飛び出してきた。せつ子に向かって、うぬぼれはすべ
てを話し出した。

 山形に行って、せつ子が、元夫の小沼秀樹さんを生命保険をかけて
殺したことを調べてきたこと、その保険金を受け取って上京して次々
と男を騙してお金を巻き上げて、さらに茂木にまた生命保険をかけて
殺そうとしたこと・・・

 その根拠を尋ねるせつ子にうぬぼれは、せつ子が書いた口座番号の
メモと、秀樹の遺書が筆跡鑑定の結果、同一人物によるものだという
結論が出たと話す。

 夫は酒癖が悪くて暴力を振るっていたから・・・と話すせつ子に、
もう嘘はたくさんだ、本当のことを言って下さい、とうぬぼれは迫っ
た。

「金よ、金が好きで好きで好きでたまんないのよ!・・・男も金で換
算するしかないの。」

 そこまで聞いたうぬぼれは無線を切った後に言った。「僕と結婚し
てください。僕はあなたが好きだ。たとえ心がなくても金が好きなあ
なたが好きだ。どうぞ受け取ってください」そう言って、婚姻届と逮
捕状をせつ子の目の前に突き出した。

 迷わず逮捕状を選ぶせつ子。どうしてもあきらめきれないうぬぼれ
は、指輪と手錠を出して、「無罪+現金どうですか?おねがいします。
」そう言ううぬぼれの前に、せつ子は両手首を差し出した。

「小沼さぁん!」叫ぶうぬぼれに、「あなたは不幸にしたくない」せ
つ子はそう笑うと自ら手錠を片手をはめて、もう一方をはめてくれと、
うぬぼれに手渡した。うぬぼれは泣きながら手錠をもう片方にはめた。

 すべてを終えて睡眠薬が効いてきたうぬぼれは泣きながら眠り込ん
だ。

 いつものバー「IamI」で皆にすべてを語っていると、サダメが
駆け込んでくる。
 中村梅雀が降板したことにより、梅雀の推薦でサダメがうぬぼれ刑
事役をやることになったと話す。



寸  評  決まり文句の「僕と結婚してください」はもう決まっているので、
そこにたどり着くまでどういった経過をたどるかがこのドラマの楽し
みなところです。今回は、蒼井優のふんわりした雰囲気がみごと”癒
し系”という副題にはまっていました。

執 筆 者 フラ()

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2. 編集後記
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 毎日暑いですが、みなさんは夜もクーラー派でしょうか?我が家では昼間も
基本的にエアコンなしで生活してるため、私や子供達は夜ももちろんエアコン
はほとんど使わずに乗り切りたいのですが、昼間会社でエアコン漬けになって
いる主人には、エアコンなしの寝苦しい熱帯夜はとてもじゃないけれど乗り切
れないらしく、皆に反対されながらエアコンをつけてしまいます。難しいもの
です。(フラ)

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発行元:ドラマ研究会
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