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タイトル:Daily Drama Express 2010/06/10 素直になれなくて (9)  2010/06/14


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/06/10 (Thr) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 素直になれなくて hard to say love you
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 中島圭介(瑛太)   ハンドルネームはナカジ
 水野月子(上野樹里) ハンドルネームはハル
 パク・ソンス(ジェジュン)ハンドルネームはドクター
 西村 光(関めぐみ) ハンドルネームはピーち
 市原 薫(玉山鉄二) ハンドルネームはリンダ
 パク・ミンハ(木南晴夏)
 松島健太(阪本奨悟)
 高橋正文(竜星 涼)
 前田由起(逢沢りな)
 水野シュウ(中村優一)
 奥田真理子(渡辺えり)
 山本桐子(井川 遥)
 水野祥子(風吹ジュン)
 中島亮介(吉川晃司)
 山本智彦(矢島健一)
 峰原 隆(田中哲司)
 白石高文(東根作寿英)
 市原美佐子(朝加真由美)
脚  本 北川悦吏子
主題歌 WEAVER 『Hard to say I love you 〜言い出せなくて〜』(A-Sketch)

あらすじ 第9話「君の命」

 ナカジ(瑛太)はしばらくピーち(関めぐみ)を抱き寄せていたが、
ゆっくりと放した。
「そういう、関係にはなれない……」
「どうしても?まだ桐子さんが好き?それとも、ハル?」
「……ごめん」
「……わかった」
 ピーちは意外にもあっさりしていて、そのまま出て行ってしまった。

「あぁ、ごめんなさい。僕また急ぎすぎました」
 ドクター(ジェジュン)はハル(上野樹里)を放した。
「ごめんドクター」
「いいんです」
 ハルは申し訳ない気分でいっぱいだった。専任採用試験があるから
ともっともらしい嘘をつくと、ドクターは真に受けたので、ますます
罪の意識が募った。

 次の日、ハルはコンビニでナカジを見かけて声をかけた。
「昨日はごめん、月がキレイって」
「ああ、あれね。酔っ払ってた、誰彼となく電話してたんだよ。親父
が病気で、ちょっとパニクッてて」
 ナカジははぐらかした。ハルは心配になったが、ナカジは何とかな
るさと答えた。ハルはそのままナカジと一緒に帰った。別れ際、ハル
を見送っている自分に気づいて、ナカジは戸惑った。

 リンダ(玉山鉄二)はピーちを呼び出した。ナカジにいきなり抱き
ついたこと、ナカジがどう思っているか不安だった。ピーちはナカジ
が何とも思ってないし、自分もナカジにふられたことを話した。
「そうか……でも引くよね」
「ううん、引かないよ。人を好きになるのは同じだよ」
 ピーちはそうリンダを励ました。

 リンダが自分の家に帰って来るとナカジが待っていた。奥田(渡辺
えり)にリンダが無断欠勤していると言われて、様子を見に来たのだ。
リンダは落ち込んでいた。
「もうさ、何もかも投げ出して、逃げ出したくなったんだ」
「わかるよ、俺もおなじようなことある。でもとにかく会社に連絡入
れて、それからこれからのこと考えよう」
「うん」
 少し元気になったのを見届けてナカジは帰っていった。

 ハルはドクターがビル清掃のバイトを始めたという話を聞き付けて、
会いに行った。ドクターはハルに指輪が買いたくて始めたと言う。ハ
ルは「ありがとう」と言い、でもそんな高い指輪なんていらないと言
った。

 ハルはドクターとデートをし、ドクターはオモチャの指輪をハルに
贈った。ハルは嬉しそうにそれを見つめた。
「次の時はお金貯めてハルにダイヤの指輪贈りたいです」
「どういうこと?」
「婚約指輪です」
「えっ……」
 ドクターは言った。最近韓国にいる父親が倒れて、一度帰国するこ
とにしたと言う。場合によっては父親の傍にいることになるとも。そ
のときはハルも一緒に来てほしい、そうドクターは言った。
「……」
 ハルは唐突な話に困惑した。嫌というわけじゃないけれど、すぐに
は答えをだせるようなものではない。ドクターは考えて見てほしいと
微笑んだ。

 ピーちの発案でスナナレ会で海に行くことになった。気づけば夏も
近いし、最近5人で会ってなかったような気がする。夏の思い出……。
ドクターは韓国に帰るので、これがみんなと最後の夏になるかもしれ
ないと打ち明けた。

 夜になって花火をした。途中足りなくなったので、ナカジとハルが
買い足しにいった。帰り道、ハルはドクターに韓国に一緒に行こうと
誘われたことを話した。
「そっか。じゃあこうしてハルと歩くこともなくなるね」
 ドクターはそっけなく答えた。
「そだね」
 ハルも同じだった。ごく普通の、取り留めない話。
 月が出ていたので、ナカジとハルは近くの岩場に座った。ナカジは
線香花火競争をしようと言いだした。ハルは乗った。
「ほら、ほら、あたし絶対勝つよ、これ!」
 ハルは無邪気に楽しんでいるので、ナカジはまじまじと見てしまっ
た。
「くっつけちゃえ!」
「あーっ!」
 そんな風に和気あいあいとしているのを、リンダは偶然見てしまっ
た。

 ナカジは奥田に頼まれて次の企画の書類をリンダに持って行った。
リンダはまだ会社に行けてなかった。でも海行って、気分転換できた
ので大丈夫だと言う。
 ナカジは徹夜仕事で疲れているようだったので、リンダは近くに朝
ごはんを買いに行った。

 戻って来るとナカジは眠っていた。リンダは思わず微笑んだが、不
意に愛おしさが高まって来た。無意識にナカジの肩に手をやり、うな
じに唇を押しあてようとした。ビクッとなって、ナカジは目を覚まし
た。リンダは顔を真っ赤にして外へ飛び出して行ってしまった。

 ナカジは追っかけたが見つからない。しかたなくそのまま仕事に行
ったが、リンダが気になって身が入らない。そこへリンダから電話が
かかって来た。ナカジは中座して出た。
「気持ち悪かった?いいよ、正直に言ってくれて。一言謝りたかった
んだ……」
「何を謝るんだよ。仕事終わったら話そう」
「うん、待ってる……」
 そう言って電話を切ったが、リンダの弱々しい声を聞いていると、
いても立ってもいられなくなって、仕事を投げ出し、リンダに会いに
行った。

 ナカジはMに駆け込んだ。店員に聞くと確かにリンダは来ていたが、
姿が見えず、トイレかもしれないと言う。ナカジは慌ててトイレに行
った。
「おい、リンダ、開けろ!開けるんだ!」
 ナカジは叫んだ。するとドアと床の隙間から大量の血が流れ出てき
た。

 --あのころ僕たちは本当の愛を知らなかった。そして本当の愛って
やつが時にこんなにも深く人を傷つけるということを……・。

 ナカジは無理やりこじ開けた。瞬間凍りついた。
 中には首にべったりと血のりがついて意識を失っているリンダがい
た。



寸  評  ちょっと話が飛躍しているんじゃないかなというのが正直な感想
です。ゲイがばれたくらいで自殺するものでしょうか。普通は姿を消
すくらいだと思いますが。自殺を選ぶ動機がはっきりと伝わらないし、
ピーちならともかく、リンダは衝動的に死を選ぶようなタイプにも見
えませんので、性格付けも弱いかなと。安易に自殺を使うのは好まし
いと思えません。

執 筆 者 けん()

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2. 編集後記
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 あまり気持ちのいい話でなくて恐縮ですが、足の裏に2つあったウオノメが
最近2つともきれいに消えてしまいました。もうかれこれ15年くらいあった
のが、急に消えたので不思議です。薬をつけてたりしたわけでなく、たまに痛
みが出た時にハサミで切りおとしていただけで、削ってもまた元通りになる繰
り返しでした。
 医学的に説明がつきそうにもないのですが、こういう摩訶不思議なことって
実際あるものなのですね。(けん)

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