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タイトル:Daily Drama Express 2010/05/27 素直になれなくて (7)  2010/05/31


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/05/27 (Thr) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 素直になれなくて hard to say love you
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 中島圭介(瑛太)   ハンドルネームはナカジ
 水野月子(上野樹里) ハンドルネームはハル
 パク・ソンス(ジェジュン)ハンドルネームはドクター
 西村 光(関めぐみ) ハンドルネームはピーち
 市原 薫(玉山鉄二) ハンドルネームはリンダ
 パク・ミンハ(木南晴夏)
 松島健太(阪本奨悟)
 高橋正文(竜星 涼)
 前田由起(逢沢りな)
 水野シュウ(中村優一)
 奥田真理子(渡辺えり)
 山本桐子(井川 遥)
 水野祥子(風吹ジュン)
 中島亮介(吉川晃司)
 山本智彦(矢島健一)
 峰原 隆(田中哲司)
 白石高文(東根作寿英)
 市原美佐子(朝加真由美)
脚  本 北川悦吏子
主題歌 WEAVER 『Hard to say I love you 〜言い出せなくて〜』(A-Sketch)

あらすじ 第7話「あぶない夜、」

 ナカジ(瑛太)はハル(上野樹里)をそっと抱きしめ、少し戸惑っ
て謝った。
「今のは、ガンバレの代わりのハグ……」
「……わかってる」
 ハルは立ちあがり、サヨナラを言って部屋を出た。

 ハルはドクター(ジェジュン)とデートをした。ドクターはピンク
のガーベラを贈り、街のショーウィンドウのウェディングドレスを見
て「ハルのウェディングドレス姿見たいですねぇ」と夢見心地に言っ
た。それは一般論なのか、それとも……ハルは確かめようとして止め
た。

 ドクターとはまだしっくりこない。ドクターは歩くスピードが速い
のにゆっくり歩いてとまだ口に出せない。韓国語の勉強をしてみたり
するけれど、ドクターにそのことが伝えられないでいた。

 リンダ(玉山鉄二)から有名カメラマンのアシスタントの話が舞い
込んできたのに、ナカジは断った。今は仕事をする気分になれなかっ
た。二の腕につけた桐子(井川遥)と一緒のタトゥーをだるそうにさ
すった。

 気晴らしに自転車を走らせていたら、ナカジは桐子の家の近くに無
意識に来てしまった。そして偶然出かけるところの桐子に会った。桐
子はナカジを喫茶店に誘い、もう一度きちんと謝った。ハルに嫉妬し
て自分で傷を作ってハルを陥れようとしたことも謝った。タトゥーも
消していて、「もう来ないで」とも伝えた。

 帰り道、ナカジは桐子のために買った指輪を通りがかりの小学生の
女の子にあげてしまった。戻って来るとハルが待っていた。リンダが
ナカジの元気がないから様子を見てくれと頼まれたのだという。

 ナカジは桐子と別れたことを話し、桐子のケガの芝居のことでひど
いことを言ったのも謝った。
「あたしにできることある?」
 ナカジが心配になって聞いた。
「うーん、じゃあここにいて。何か話してよ」
 急に振られてハルは戸惑ったが、自分の思っていることを率直に言
った。自分にとってナカジといる時間は自分を曝け出せると思うと。
家には引きこもりの弟、学校では先生、自分らしさが出せなかった。
だから自分もナカジにとってそういう存在でありたい。
「ソウルメイトって奴?」
 ナカジはそう表現した。
「そういうカッコイイ関係じゃないんだけど。親友?」
 なれるかなと思いつつ、なんだか元気が湧いてきた。ハルはちょう
どある有名高校の専任教諭の推薦を校長から打診されていることを打
ち明け、それに向かって頑張ってみると気持を固めた。帰り際、ハル
はナカジに缶コーヒーを渡した。ナカジが見ると「ガンバレ」と書い
てあった。ナカジは桐子のことをふっ切って仕事に打ち込んだ。

 ハルはドクターに専任教諭にチャレンジすることを話した。けれど
ドクターはあまりいい顔をしなかった。ハルは無理に働かなくていい、
僕が守るからと言うので、ハルは面食らってしまった。ドクターとは
なかなか噛み合ってこない。そして自分の気持ちを伝えることもでき
ない。

 ドクターと別れた後、ハルはコンビニでおにぎりを買っていたらナ
カジに声をかけられた。ドクターとのデートの帰りだったが、緊張し
ていて食べた気がしなかったのだ。ナカジにそれを話したら、盛り上
がってんねーと言われた。緊張で喉に通らないってことさと。そうな
のかなと首をかしげつつ、ナカジに話せてハルはすっきりした思いが
した。

 ナカジが有名カメラマンに認められて、新しい仕事をとれたのでス
ナナレ会で集まってお祝いをした。ハルは試験があるので一足先に帰
ることになった。ドクターは露骨にテンションが下がったが、ハルと
の関係は良好で「大人の関係になった」と打ち明けた。リンダ、ピー
ち(関めぐみ)は思わずナカジを見た。ナカジは「そっか、そういや
ハルのやつ最近きれいになったなーって思ったよ」と言った。

 ドクターとナカジは飲みすぎてしまったので、リンダーがドクター
を、ピーちがナカジを送っていくことにした。リンダはドクターが立
てるようになるまで待ちながら言った。
「ドクター、なんで嘘言ったの。わかるよ。まあナカジは騙されてた
けど。焦ったらハル、逃げちゃうよ」
 リンダはすべてを見透かしていた。ドクターもハルとあまりうまく
いってないことをわかっていた。

 ピーちはナカジの部屋まで送り、水を飲ませた。
「よし、これで醒めた」
 ナカジはシャキッとさせるように言った。
「そんなにショックだった、ハルのこと」
「ズバッときたねえ。あー、ハルもそんなことすんのか……」
「よく言う……」
 ピーちは少し呆れたように言った。終電が終わっていたので、ナカ
ジは始発まで飲もうかと言った。
「マジ……」
「うん、おいしいお酒あるし」
 ピーちはナカジの手をとり、すがりついた。
「1人でいるの怖い、ずっとこうしていたい……」
 ナカジは微笑んだ。
「ピーちの髪、ふわふわ。ネコみたい」
「あたしの……数少ない自慢……」
 ピーちはにっこりとほほ笑んだ。

 ハルの家に大量のカニが送られてきたので、ナカジにもおすそわけ
しようと持っていくと、女物のピアスが落ちていた。
「はいこれ」
「あっ……」
 ハルはそれ以上何も言わず、ナカジの部屋を出た。するとピーちが
歩いてくるのが見えたので声をかけた。
「ハル、ごめん」
 ピーちは突然謝った。
「えっ?」
 ハルは訳が分からなかったが、ピーちのピアスが片方とれているの
に気付いた。
 それはナカジの部屋に落ちていたピアスだった。



寸  評  もう完全に普通の青春群像ドラマという感じになってしまったか
なという気がしました。しかし話自体は5人の関係に踏み込んでいく
ようですので、波乱含みで面白くなりそうという予感は見られました。
ナカジとハルの関係をめぐって、ピーちとドクターが絡む状況、リン
ダの叶わぬ恋というのもスナナレ仲間内の誰かなのか、それとも他に?
というところが見どころだと思います。

執 筆 者 けん()

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2. 編集後記
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 週末に尾瀬に行ってきました。東京電力のブナ植林ボランティアに参加し、
1泊して散策しました。鳩待峠から尾瀬ヶ原へ向かう道は木道が整備されてい
て、ミズバショウもちょうど割いているところでしたが、同じ鳩待峠からアヤ
メ平方面は残雪が積もっていて道なき道状態でした。木々に道案内を示す赤や
ピンクのテープがなかったら間違いなく遭難しそうな気がしました。5月末で
積雪1mの雪が積もってますので、8月でも融けないんじゃないかと思えまし
た。8月にもう一度言ってみようかなと思ってます。(けん)

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