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タイトル:Daily Drama Express 2010/04/28 Mother (3)  2010/05/17


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/04/28 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル Mother
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 鈴原奈緒(松雪泰子)
 藤吉駿輔(山本耕史)
 鈴原芽衣(酒井若菜)
 鈴原果歩(倉科カナ)
 道木怜南≪鈴原継美≫(芦田愛菜)
 道木仁美(尾野真千子)
 浦上真人(綾野 剛)
 木俣耕平(川村陽介)
 袖川珠美(市川実和子)
 加山圭吾(音尾琢真〔TEAM NACS〕)
 藤吉健輔(田中 実)
 鈴原籐子(高畑淳子)
 望月葉菜(田中裕子)
脚  本 坂元裕二
主題歌  hinaco 「泣き顔スマイル」(rhythm zone)

あらすじ  奈緒(松雪泰子)をお母さんと呼ぶ継美(芦田愛菜)に興味を持
った葉菜(田中裕子)は、継美の後を追っておもちゃ屋に入る。しか
し、継美を見ているうちにおもちゃにぶつかってばら撒いてしまう。
それに気付いた継美は葉菜の片づけを手伝う。

 継美と葉菜の二人は仲良くなるが、おもちゃ屋は棚卸しのために急
に閉店となってしまう。継美は店員から近隣の地図をもらって、この
図書館にいる、との書き置きをお店のシャッター下に置かせてもらい、
図書館で奈緒を待つ。

 奈緒は母の藤子(高畑淳子)の会社へお金を借りに行く。藤子は、
行方不明だった奈緒が無事でほっとして奈緒を抱きしめ、封筒に入っ
たお金を手渡した。

 図書館に奈緒が継美を迎えに行き、二人で図書館を後にする。継美
は、奈緒がいない間に出会った葉菜に”うっかりさん”という名前を
つけて話をする。その一部始終を影から葉菜が見ていた。

 とりあえず奈緒と継美はホテルに部屋を取り、奈緒が仕事を探す間、
継美は毎日一人図書館で待つ。すると、そこに葉菜が偶然を装って継
美に会いに来る。奈緒が仕事を見つけられず、仕方なく家に向かうと、
近くの公園で葉菜と継美が一緒に遊んでいた。奈緒の姿に気付いた葉
菜は逃げるように帰って行った。

 雨が降り始めてずぶ濡れになりながら奈緒と継美がホテルに帰ると、
母から聞いたと言って、妹の芽衣(酒井若菜)と果歩(倉科カナ)が
そこにいた。継美について二人に聞かれた奈緒は、娘だと継美を紹介
する。

 芽衣から結婚式に出席するように奈緒は言われるが、母子家庭だか
ら出ないほうがいいと答える。また、芽衣から継美の事を聞かれ、室
蘭の研究室の人が父親で、事情があって一人で産んで育てていたと話
す。

 怜南(=継美)の母、道木仁美(尾野真千子)は、恋人である浦上
真人(綾野剛)を相手に、酒を飲みながら怜南の葬式をするように警
察から言われたと愚痴る。うんざりした真人は外出し、入れ替わりに
藤吉駿輔(山本耕史)が現れる。

 駿輔は、仁美から怜南の写真を借りに来たのだが、仁美は、もう返
さなくていいと写真を手渡す。怜南の写真を見ながら、なぜか駿輔は、
札幌のホームで奈緒に会った時のことを思い出していた。

 葉菜は、主治医の柚川珠美(市川実日子)から、余命を伸ばすため
には何か生きがいを持つように、と言われ、葉菜はその足でまた継美
に会いに行ってしまう。

 図書館で色鉛筆で絵を描く継美に、使って、と葉菜は自分の理髪店
のボールペンをあげる。葉菜は、色鉛筆から剥がした名前シールに残
る”み・・れな”の文字に気付き、「れなちゃんからもらったから、
好きな水色はないんだね」と話し、継美のために水色の色鉛筆を買っ
て図書館にまた戻る。

 そのとき、本当の誕生日は、お母さんに捨てられたからわからない、
と奈緒が継美に話すのを立ち聞きしてしまい、逃げようとするが、結
局見つかって、奈緒とも話をする。

 翌日、図書館が休館日のため、奈緒が仕事探しをする間、継美は一
人でホテルで過ごすが、その間に熱を出してしまう。しかし奈緒から、
清掃の仕事が決まって八時まで帰れないと聞き、継美は熱のことは秘
密にし、待っていると答える。

 ホテルの部屋の清掃の外国人にホテルを追い出された継実は、葉菜
のくれたボールペンにあった理髪店に電話する。始めは、仕事中だか
ら相手はできないと葉菜は断るが、継美の様子がおかしいことに気付
いた葉菜は継美を迎える。

 奈緒が仕事から帰ると、葉菜からのメッセージがあり、それを頼り
に奈緒は葉菜の理髪店を訪ねる。そこで、継美が熱を出して病院に連
れて行ってもらったことを聞かされる。さらに、保険証と母子手帳、
アレルギーについて聞かれるが、奈緒は答えられなかった。

 継美の状態に気付いてあげられなかった奈緒は自分を責める。ホテ
ル暮らしの今の状態を聞いた葉菜は、実家に帰るように諭すが、奈緒
は、自分が里子だから実家には甘えられないと話す。

 奈緒は、五歳で母親に捨てられ、誕生日、母の顔などまったく覚え
てないことを話してしまう。何もいえなくなっている葉菜に、奈緒は
こんな話をしてしまって・・・と謝るが、自分でよければ聞きます、
と葉菜は先を促した。

 捨てられた日、母は私を遠くのデパートの屋上に連れて行ってくれ
て、好きなだけ乗り物に乗せてくれ、好きなものを食べさせてくれた。
おまけが気に入らなくて泣き止まない私を何とか泣き止ませようと、
洋服も買ってくれた。それでも泣き止まず、やっとタンポポの綿毛に
笑った私に、母はもう一つタンポポの綿毛を手渡し、それに夢中にな
っている間に母はいなくなってしまった・・・

 母の最後の手のぬくもりだけは覚えていて、たくさんの人の中から
母の手はこれだ、といつか気づく日が来るのでは・・・と馬鹿な想像
をしてしまうのだ、と泣きながら奈緒は話すのだった。

 奈緒を前にいたたまれなくなった葉菜は、部屋から出ようとするが、
「母親に会いたいか?」とだけ奈緒に尋ねる。奈緒は、無償の愛は、
親から子、ではなく、子から親に当てはまるのであり、それを裏切っ
た親に会いたいとは思わない、と言い切る。

 「・・・そうね、そうよね。継美ちゃんのためにも、あなたを一番
愛している実家のお母さんの所に戻るのが一番です。」と葉菜は奈緒
に言い残して、離れた部屋で一人涙を流す。

 翌日。葉菜の理髪店から奈緒と継美が出てきたところを、奈緒に会
いに来た藤子が見てしまう。「あなたにあの子と会う資格があん
の!?」と葉菜の店に怒鳴り込んだ藤子に、葉菜は最後のお願いとし
て奈緒の本当の誕生日を教えてやってくれ、と頼むが、それを断り、
もう二度と奈緒に会わない、と葉菜に約束させる。

 店に置く新聞を整理する葉菜は、室蘭で行方不明になった小1の女
の子の捜索が打ち切りになった記事に気付く。そして、その中に書か
れた、少女の名前が”道木怜南(み・・れな)”なこと、少女のマフ
ラーが水色だったこと、から、すべてに気付いて愕然とする。

 継美は葉菜と逆上がりを練習した公園を通りかかると、一回だけ、
と奈緒にお願いして病み上がりで逆上がりに挑戦する。すると一発で
できた。

 その頃健輔は、東京の鈴原家を訪ねていた。



寸  評  そうとは知らずに、偶然をきっかけにあっという間に奈緒と葉菜
が急接近してしまいました。葉菜が奈緒を手放した理由がまだ描かれ
ていないのですが、奈緒の気持ちも、その気持ちをぶつけられた葉菜
の気持ちも、どちらも切ないです。

執 筆 者 フラ()

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2. 編集後記
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 日本全国GWを迎えています。我が家は小学生の子供がいるので、1日〜
5日がすべてのお休みですが、その間も子供のスイミングの朝練があり早起き
です。今の親御さんは、野球やサッカー、部活に、塾に、と、子供のスケジュ
ールで親のスケジュールが決まります。なかなか忙しいです・・・(フラ)

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