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タイトル:Daily Drama Express 2010/04/21 Mother (2)  2010/05/17


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/04/21 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル Mother
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 鈴原奈緒(松雪泰子)
 藤吉駿輔(山本耕史)
 鈴原芽衣(酒井若菜)
 鈴原果歩(倉科カナ)
 道木怜南≪鈴原継美≫(芦田愛菜)
 道木仁美(尾野真千子)
 浦上真人(綾野 剛)
 木俣耕平(川村陽介)
 袖川珠美(市川実和子)
 加山圭吾(音尾琢真〔TEAM NACS〕)
 藤吉健輔(田中 実)
 鈴原籐子(高畑淳子)
 望月葉菜(田中裕子)
脚  本 坂元裕二
主題歌  hinaco 「泣き顔スマイル」(rhythm zone)

あらすじ  学校がばたつく中、藤吉駿輔(山本耕史)は道木怜南(芦田愛菜)
についての情報を集めようと教室に忍び込み、怜南の元担任が鈴原奈
緒(松雪泰子)だったことを知る。そこへ、奈緒を探して果歩(倉科
カナ)と彼氏の耕平(川村陽介)が現れた。

 寝台車でふと目覚めた奈緒は、継美(=怜南、芦田愛菜)がベッド
から消えていることに気付く。急いで探しに行くと他の子供のゲーム
を見ている継美を見つける。奈緒は、ほとぼりが冷めるまで目立って
はいけない、と継美を諭す。

 新聞に怜南が行方不明になったという記事を見つける奈緒。そのと
き、さっき遊んでいた男の子が、怜南(=継美)を探し回る声が聞こ
えた。二人は準備をすると宇都宮駅で飛び降りた。

 継美が急にトイレを催し、奈緒も荷物を置いたまま個室に付いてい
く。すると、その間に置き引きにあい、必死に駅構内を探すと金目の
ものはすべて取られたバックだけが見つかり、持ち物はそこに残され
た小銭のみとなる。

 途方にくれた奈緒は、自分の育った児童養護施設”もものいえ”を
目指す。5歳で実の母親に捨てられ、7歳で里子に出されるまで二年
ほどそこに住んでいたのだった。

 奈緒が探し当てた”もものいえ”はすっかり寂れており、当時の責
任者である桃子が認知症になり自分は六歳だといっており、ここで一
人で暮らしていることを知る。

 ”もものいえ”の中は当時のままであり、そこで三人で食事を取る。
片づけをしながら奈緒は”もものいえ”にいた当時のことを思い出す。
特に、自分はお母さんにはならない、と話していたことを思い出した。

 テレビの怜南の行方不明のニュースの中で、レポーターが母親は帰
りを祈っているとコメントするが、それを見ていた継美は、間違って
る、怜南のお母さんは帰りを祈ってないよ、と言う。それを聞いた奈
緒は思わず継美を抱きしめる。

 翌日。継美と桃子さんが散歩に出ている間に、桃子さんを訪ねてお
巡りさんが来るが、そのお巡りさんから、この家は借地権が切れ近々
にも桃子は迎えが来て施設に連れて行かれると聞かされる。

 桃子を迎えに来た人達に顔を見られる前にここを発とうと奈緒は継
美を急かすが、桃子さん一人では置いていけないから継美も一緒に残
ると言われ、奈緒は途方にくれる。

 我に返った奈緒が”もものいえ”に帰ると、奈緒がいた当時の記憶
を持った桃子がおり、継美の姿がなかった。奈緒は、母親役を精一杯
やっているのにどうしたらいいのか・・・と桃子相手に愚痴る。

 すると桃子から、継美ちゃんは足が痛くて歩くのが大変なんだ、と
教えられるが、初めてそんなことを聞かされた奈緒は相手にしない。
しかし、継美が”もものいえ”に来た頃の自分と同じように、また捨
てられないように自分の気持ちを隠していることを、奈緒は桃子に気
付かされる。

 奈緒は新しい赤い靴を買って、お花畑へ継美を迎えに行く。そして、
桃子も一緒に三人で暮らそう、と提案し、”もものいえ”に二人で戻
る。しかし、すでにケアサービスの迎えとお巡りさんが桃子を迎えに
来ていた。

 そっと裏口から入り、物置に隠れる二人。その物音で二人が帰って
きたことを知った桃子は、忘れたおもちゃを取りに戻る振りをして、
二人のそばまでやって来る。継美と遊べてとても楽しかったこと、奈
緒が母親になって会いに来てくれたことに、桃子は何度もお礼を言っ
て、その後泣きながら連れて行かれた。

 継美は、泣きながら桃子が大事にしていたねずみのおもちゃを拾っ
て大泣きし、その継美を抱きしめながら奈緒も泣いた。

 望月葉菜(田中裕子)は病院で精密検査を受けていた。主治医の柚
川珠美(市川実日子)は、葉菜に、自分の病状のことをきちんとわか
っているのかを、確認する。

 東京の奈緒の実家。果歩から、奈緒が学校を辞めており東京行きの
列車に乗ったらしいということを母の籐子(高畑淳子)は聞かされて、
どこに行ったのか思案する。そして藤子は、葉菜に奈緒が行っていな
いか尋ねる電話をするが、逆に会いたいと言われる。

 待ち合わせの喫茶店。藤子は、奈緒の出生に付いては藤子と葉菜の
二人だけの秘密だ、と念を押す。葉菜は会ったことはない、と言われ
る。逆に葉菜は、北海道で30代女性の身元不明死体が上がったとい
う新聞記事を見せて、違うか?と尋ねるが、藤子は一笑に付す。

 奈緒は最終手段として、継美をおもちゃ屋で30分だけ、という約
束で待たせておいて、藤子にお金を借りようと考えて、藤子に電話を
する。道を挟んだ向こうのおもちゃやから、継美は奈緒の姿を見つけ
て、「おかあさーん!」と笑顔で手を振り、同じように笑顔で奈緒は
手を振り返した。

 その一部始終を、偶然通りかかった葉菜が見ていた。奈緒が無事だ
ったことに安堵するとともに、奈緒を”おかあさん”と呼ぶ大きな子
供がいて戸惑う。



寸  評  また少し、奈緒の生い立ちの秘密が明らかになりました。”もも
のいえ”の桃子さんは、最後の奈緒たちとのお別れの場面では、一瞬
本当の桃子さんに戻ったような感じになりました。私は、そう言う方
面に詳しくないのですが、認知症で何かをきっかけにしてしばらく現
実に戻るということはあるのでしょうか?私の身内にも、認知症のお
ばがいますが、認知症はなかなか難しいですね。

執 筆 者 フラ()

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2. 編集後記
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 最近好調だった我が家の子供たちですが、久しぶりに三人揃ってまた風邪を
引きました。小学生の上二人はさすがに鼻水をたらす程度ですが、年少の末っ
子はもともと気管支が弱いこともあってあっという間に咳をし始めてしまいま
した。風邪を引かなければ免疫をつけることは難しい、と言いますが、小さい
子が咳き込む姿はなんとも痛々しいです。(フラ)

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