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タイトル:Daily Drama Express 2010/02/13 ブラッディ・マンデイ2 (4)  2010/05/07


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/02/13 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル ブラッディ・マンデイ
局  名 TBS系
放映日時 土曜19時56分
キャスト 高木藤丸(三浦春馬)
 折原マヤ(吉瀬美智子)
 九条音弥(佐藤 健)
 加納生馬(松重 豊)
 南海かおる(芦名 星)
 高木竜之介(田中哲司)
 霧島悟郎(吉沢 悠)
 神崎 潤(成宮寛貴)
 高木 遥(川島海荷)
 水沢 響(黒川智花)
原  作 龍門諒、恵広史『ブラッディ・マンデイ Season2 絶望ノ  匣』
脚  本 渡辺雄介
主題歌   『』

あらすじ  04 ヒロイン死す!! 裏切り者の正体分かる

 「藤丸.....」と呼ばれ、振り向く。
 すると、額に拳銃の銃口が向けられている。
 水沢響(黒川智花)が、「わたしについてきて.....第三の皇帝が
待っている」と言う。
 「『第三の皇帝』!?」といぶかる高木藤丸(三浦春馬)に、顎を
しゃくる響。


 Third−iの司令室に、解放それた受刑者の1人、越村昭夫逮
捕、との声が響く。後は笹嶋と永島。


 藤丸は、「オレを外に連れ出すことはできない。Third−iの
捜査員が張っている」と言う。焦りを見せる響。

 車内で藤丸を見張っていた捜査員に、課長・萩原太朗(高嶋政宏)
からの無線が入る。FALCON(藤丸)はまだかな? 君の処分は
追って考える。それよりも、釈放された受刑者の1人、笹嶋が近くの
新宿区大久保付近にいることがわかっている。至急逮捕するように、
と言う。

 一瞬、いやそうな顔をする捜査員。

 捜査員が車を出すのを見ていた響は、「Third−i行っちゃっ
た。残念」と言う。

 立ち上がって、それを確認した藤丸に、拳銃を突きつける響。

 そこに九条音弥(佐藤健)が飛び込んできて、響の拳銃をたたき落
とす。

 藤丸と響が落ちた拳銃に手を伸ばし、藤丸が先に拳銃を確保して、
響に向けて構える。

 響は、音弥の首に腕を巻いて締めながら、第三の皇帝は長くはまっ
ていない。日本再始動はもうすぐだ、と言う。そして蹴りつけて藤丸
の手から拳銃を奪って、藤丸と音弥を確保する。


 SUNDAY 15:00。
 折原マヤ(吉瀬美智子)が電話を受ける。警察よりも早く永島を確
保しろ。報酬はすでに支払ったと言われる。

 笹嶋も逮捕される。九条彰彦(竜雷田)総理大臣が、本命は永田二
郎か。ほかの二人は、ダミーだったんだ、と言う。


 加納生馬(松重豊)は取調室に拘束されている。
 佐田が、加納に電気ショックの首輪を巻く。
 萩原は加納に、永田釈放の目的を訊く。
 加納は、自分は知らない。むしろブースの中にいるスパイの方がよ
く知っているだろう、と言う。

 加納の首のベルトに電流が流される。それに耐える加納。


 SUNDAY 23:00。
 藤丸は音弥に、助けてくれた礼を言う。音弥は以前、スポーツクラ
ブで助けてくれたことのお返しだという。

 どうして、ここに来た? マヤは? と訊く藤丸に、魔弾の射手が
受刑者を解放してくれたことにより、音弥は人質としては、用無しに
なったのだ、と音弥。

 それよりも、藤丸を襲った響が第三の皇帝だとしたら、魔弾の射手
の黒幕も近くにいるんじゃないか?と音弥。J(神崎潤(成宮寛貴))
の、『スパイは近くにいる』との言葉を思い出した藤丸は、探ってみ
る、と言う。


 アジトに戻った響は、黒幕に、計画通りに行っている。
FALCONについては、マヤがついている、と報告する。


 MONDAY 07:30。
 マヤは外を歩きながら、『永山について』というメールを音弥に送
る。

 そのメールを受け取った音弥は藤丸に、魔弾の射手が釈放させた永
山について、調べて欲しい。特に、逮捕前の足取りを。音弥の祖父で
ある九条総理が、藤丸の腕を見込んで、特別に依頼してきたという。
依頼を受ける藤丸。


 栖原歯科医院。
 内部の電気は消え、扉も鎖で閉められているが、中に人がいる。

 以前、音弥たちを襲った男女が、男を椅子に縛り付け、第三の皇帝
はどこだと脅している。脅して、歯を削る。男は、50万円を要求す
る。

 マヤが、その建物に忍び込む。
 だが、見つけたのは、額を撃ち抜かれた男の死体だった。


 MONDAY 12:00。
 閣議は、解放した受刑者二人を、また逮捕したことで、いったんお
開きになる。

 マヤからの電話を受ける九条総理。男は第三の皇帝を取っていたは
ずだ。見つけたときには死んでいた。永田の捕まる以前の足取りにつ
いては、藤丸が追っている、と報告する。

 マヤと藤丸の携帯に、『永田が死んだ。残るはファルコンの情報収
集に賭けるしかない』とのメールが届く。


 音弥を痛めつけていた男女が、第三の皇帝のところへ行く。だが、
指示されたところにいない。騙された、と怒る二人。

 『永田の逮捕前の足取り。そこから第三の皇帝にたどり着くしかな
い』


 『HONET様へ』とメールを打つ会社員。

 その頃、藤丸もHORNETも、コンピュータを操っていた。

 藤丸は音弥に、永田の前職について、警視庁のデータベースをハッ
キングして、情報を得た。そのトラック運送会社の運行記録によると、
男は普段東京北部をまわっている。だが、事件前日、トラックは横浜
補向かった。そこで何かを受け取った。あるいは隠した。この埠頭を
探れば、何かがわかるかもしれない、と言う。

 藤丸は音弥に、何を隠しているのか訊く。はぐらかす音弥。

 だが、はぐらかしきれなくなり、藤丸が朝田あおい(藤井美菜)の
最後を詳細に話すことを条件に話し始める。

 音弥は、マヤに脅されただけ。マヤに協力しているだけだと言う。
 どうしてそんなこと!?と藤丸。
 マヤは魔弾の射手ではない。2年前の事件の時も、金で雇われてい
ただけで、今は九条総理に雇われている。そのことについては、固く
口止めされていて、1人で動いている。今回のテロが未遂に終わった
のは、苦渋の決断の後、マヤが情報を知らせてくれたからだ、と言う。
 そして、この先は音弥1人でやる。あおいを殺した犯人を突き止め
てやる、と言う。

 藤丸は、あおいを殺したのはオレだ。2000万人の生命を救うと
いうことで、ハッキングをした。あおいを殺すというのはただの脅し
だと思った。それでハッキングは成功したが、あおいは殺された。オ
レの手で殺したようなものだ、と。


 佐田は、加納に駐車する。

 南海かおる(芦名星)は、加納の携帯のアクセス記録取得を命じる。
 その時、丁度、藤丸からの着信をしていた。
 澤北美姫(阿南敦子)が、分析を命じられても、同時にできません、
と怒鳴り返す。優先順位を付けないと言いながら、加納の携帯を手に
取る美姫。


 音弥を襲った男は、マヤとファルコンが当たりくじを引いたらしい、
と仲間の女に言う。


 八木は、支度の最中に、拳銃を構えてみる。

 八木家の前で、高木遥(川島海荷)が待っていた。でも、八木は無
視する。

 追いすがる遥に、「オレは強くなったから。さよなら」と行って去
っていく八木。

 なおも追いかけようとする遥を遥を止める、Third−iの職員。


 女医の倉野理沙(満島ひかり)がJに、不整脈が出ている、と言う。

 男性医師は、それならホルターを付けよう。そして解毒剤を増やそ
う。その中に自白剤を入れるのだという。やっかいごとは早く潰そう、
と。

 倉野は、そんなこと.....と言葉を失う。

 男性医師は、Jの病室との間のブラインドを下ろし、「夕べも寝て
いないんだろ」と倉野に襲いかかる。
 すると、見ていないはずの病室で、Jが騒ぐ。「その薄汚い手をど
けろ!」と。

 Jが騒ぐので、みんな集まってくる。

 霧島悟郎(吉沢悠)が倉野たちのところに入ってきて、Jの病室と
の間のブラインドを、上げる。


 八木の所にいじめっ子たちがやってきて、金持ってきたのかよ、と
言う。

 八木は拳銃を取り出す。そして、いじめっ子の手に置くと、いじめ
っ子のリーダーは及び腰になる。

 八木は、ロシアン・ルーレットをやろう、と言う。そしてまずは自
分のこめかみに拳銃を当て、引き金を引く。セーフ。

 次は、いじめっ子のリーダー。でも、震えてしまい、引き金が引け
ない。

 八木は、もういいよ、と拳銃を受け取ると、空に向けて撃つ。


 八木が自室でメールを送る。
 『ホタルさん
 この拳銃で生きている実感がわいた
     ヤギ』

 ホタルを名乗る女性は、外のベンチに座って、返信。
 『ヤギさん
 それはよかった
     ホタル』


 加納が気がつく。だが、自白はしない。スパイじゃないから、自白
するような内容が無いだけだという。

 自分を観察しているかおるに対して萩原は、もう自白剤はいい。別
から調べられるから、と言う。


 MONDAY 23:00。
 マヤは、音弥が藤丸も連れてきたのを見て、危険だから藤丸を連れ
て行くのには反対じゃなかったの?と訊く。

 音弥は、藤丸が行くというので連れてきた、と言う。藤丸自身も、
自分が行きたいのだ、と言う。

 マヤは、ではFALCONに、第三の皇帝に導いて貰いましょう、
と言う。


 倉野は、協力を断る。霧島は、日本再起動計画の全容を聞き出して
欲しい、と言う。男性医師は、協力したら?と言う。

 倉野は、どうやってもJが全部を話してくれないと思う、と言う。

 霧島は、Jには妹がいるのだが、その妹・安斎真子(徳永えり)、
通称『K』は、まだ生きていると言う。精神に異常を来してしまい、
刑の執行ができない。安斉は教団での最終兵器。世間に生きているこ
とを知られてはいけない、と言う。

 Jの病室に入った倉野は、この間助けてくれたことの礼を言う。

 初めて口を利いてくれた、と喜ぶJ。

 倉野は、ベッドの傍らの椅子に座ると、話したいことがある、と言
う。妹さん、いますよね?と。
 Jは、Kのこと?と言う。
 倉野は、霧島が電話しているのを聞いてしまった、と言う。
 なぜそれを?と、J。
 倉野は、自分は医者。病気を治す最大の薬は、生きようとする意志
を持つことだから、と言う。
 するとJは、「彼女に変なことを教えないでよ、霧島ちゃん」と言
う。

 その時霧島は、隣室から二人の様子を見ていた。


 加納の所に、佐田が新しいおもちゃができた。まだ上の許可を取っ
ていないけど、と言う。そしてベッドに加納の身体をくくりつけてい
るバンドを解く。

 すると、加納は跳ね起き、佐田の自由を奪い、脱走。車に乗って走
り去る。

 その加納の行動を、萩原がモニターで見ている。加納が持っている
拳銃のグリップに発信器が埋め込まれているのだ。

 加納は、マヤと通話する。マヤは藤丸のおかげで、第三の皇帝にた
どり着ける。これが終われば、南の島に行ける、と言う。焦る加納。

 マヤと藤丸、音弥は、コンテナに近づく。『Д1084』という番
号が一致。マヤは、中をあける。だが、空。騙されたかもしれない、
と思うマヤ。

 マヤは、『第三の皇帝』について説明する。かつてソ連では、『サ
ハリバンガ』という名の2つの水素爆弾を作ったが、それには三つ目
があった。あまりにも強力なその爆弾は、最初『皇帝の牙』と呼ばれ
ていたが、『第三の皇帝』と呼ばれるようになった。ここには、それ
が入っていたはずなのに、と言う。

 マヤは、床に転がっている爆弾に気付く。そして素早くコンテナの
外にけり出すと、コンテナの扉を閉める。マヤのおかげで、無傷の三
人。

 その時、コンテナの上を歩く足音。音弥を狙った男だった。

 マヤはコンテナを飛び出し、その男と対峙。その隙に、音弥と藤丸
を逃がす。

 コンテナの間に隠れたとき、マヤが胸を押さえる。撃たれたのか!?
と訊くと、古傷が痛むだけ、とマヤ。そして、かんしゃく玉で煙幕を
張ると、今のうちに逃げろ、と二人に言う。ゴーガへ行け。そこで教
祖と名乗る男に助けを求めなさい。先生は死なずに報酬を受け取るか
ら、と言う。そこに響もいるはず、と。

 たまには先生の言うこと、聞きなさい。先生は死なずに報酬を受け
取るから、とマヤ。

 マヤを心配し、立ち止まった藤丸に、「行こう。先生に言われた通
りに」と先を促す音弥。二人は駆けていく。

 マヤは、自らも怪我をしながら、男を倒す。ホッとしたのもつかの
間、マヤの前に女が現れる。

 マヤは、「わたしの人生なんて欲しいの? 名前まで取って」と言
う。
 「あれは、あんたが名乗る名前じゃない」と女。

 後ろから、倒したはずの男が迫ってくる。男は、胸に刺さった銃弾
を引っこ抜く。


 夜が明ける。加納が血を流して横たわっていたマヤを見つけ、声を
掛ける。

 加納は、もうすぐ任務終了だ。金は口座に移した、と言う。
 マヤは、もう足を洗い、南の島に行く、と弱い声で言う。

 マヤは拳銃を手放し、加納の頬を触り、「温かい」と言う。そして、
マヤの身体は力を失う。

 そこにかおる他、三人の男が駆けつけてくる。

 かおるの前に、マヤの身体を抱いた加納が現れ、「もう敵はいねぇ
よ。また1人、犠牲者を増やしてしまった。お前たちが足止めしたせ
いだ」と言う。

 かおるは、歩いていく加納を止めない。

 萩原は、盛んに、かおるに、状況を説明しろと言うが、かおるはイ
ヤホンを外してしまって、答えない。

 音弥を襲った男は車に戻り、携帯を掛け、「こちらビート」と名乗
る。電話の相手は美姫。

 美姫は、「ブルータス」と名乗る。「ビート」はマヤを始末したが、
Third−iの連中が死に際のマヤの言葉を聞いた恐れがある、と
言う。

 了解する、「ブルータス」こと美姫。


 『血のみが歴史を前進させる。
     ベニート・ムッソリーニ』



寸  評  マヤは、前回も教団と契約していただけで、今回は九条総理と契
約。
 そして、今回は、『先生』として、藤丸と音弥を助ける。
 不思議な人物です。

 ところで、美姫に二面性があったとは、驚きでした。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 あっというまに、ゴールデンウィークも終わってしまいました。6日と7日
をお休みにして、母の日まで連休をつなげる方もいらっしゃるとは思いますが、
わたしは、6日、7日と出勤するので、もう、ゴールデンウィークは終わりで
す。
 始まる前は、あれもこれもできる、と期待していたのですが、毎度同じく、
終わってみれば、何もできませんでした。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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(http://www.mailux.com/)
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