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タイトル:Daily Drama Express 2010/04/09 警部補 矢部謙三 (1)  2010/04/21


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/04/09 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 警部補 矢部謙三
局  名 テレビ朝日系
放映日時 土曜23時15分
キャスト 矢部謙三(生瀬勝久)
 秋葉原人(池田鉄洋)
 大村忠相(魁三太郎)
 菊池愛介(姜 暢雄)
 警視総監(団 時朗)
 桜木健一郎(鈴木浩介)
 桂 美晴(貫地谷しほり)
 片桐優奈(原 幹恵)
脚  本 福田卓郎、高山直也、山岡真介
主題歌  小林太郎『美紗子ちゃん』

あらすじ  episode 1 史上最凶のテロリスト 救え!1200万
の命

 同時多発爆破テロ予告。

 テロ組織リーダー 赤い狼(Red Wolf)。

 発見された謎の死体。

 はズレる推理。

 密室殺人?


 第三倉庫 08:30。
 椅子に縛り付けられ、猿ぐつわをかまされた女性。
 男たちの1人が、ナイフを構えて、女性のところに近づく。

 その時、公安刑事が踏み込んできて、男たちを捕まえようとする。

 その頃、矢部謙三(生瀬勝久)は、部下の秋葉原人(池田鉄洋)と
共に、犯人の逃走経路にロープを張っていた。

 そのロープに、見事に犯人が引っかかる。

 矢部が犯人を押さえつけ、秋葉に写真を撮らせる。

 やってきた上司・公安部課長・大村忠相(魁三太郎)と秋葉が、犯
人を連れて行く。

 矢部は、犯人のリュックが落ちているのに気付く。
 リュックを勝手に開けると、中にアタッシェケースが入っていた。

 アタッシェケースを開ける矢部。
 犯人が止めろ!と言っても、矢部はボタンを押してしまう。
 すると、1分後に爆発するとアナウンスがあり、時計がカウントダ
ウンを始める。

 止めようと、もう一つのボタンを押すと、倍速でカウントダウンさ
れ、あと25秒。

 矢部は、もう一度ボタンを押そうとしたが諦め、その場にアタッシ
ェケースを置き、ひたすら逃げる。

 矢部たちの背後で、アタッシェケースが爆発する。

 矢部の髪がズレ、慌てて元に戻す。


 捜査員達が警視庁に戻ってくる。

 戻ってきた矢部は、庶務課はダメだな、と言う。
 秋葉は、「最初から時限爆弾のスイッチは押してあった」と言う。
 庶務課から捜査に参加していた人たちは、否定する。
 だが、矢部は庶務課の失敗ということで押し切る。

 経費精算。
 ローブ代の領収書を出す矢部。
 宛先の『上様』はダメと言われて、宛先に勝手に書き足す。ロープ
を売ったのは『仲間用品店』


 『狼の旅団』と名乗るグループからの脅迫電話が入り、捜査会議が
開かれる。
 矢部と大村、2代目矢部の部下だったが、東大卒のキャリアであっ
という間に出世した参事官・菊池愛介(姜暢雄)、警視総監(団時朗)
が出席している。

 『我々は、『狼の旅団』である。お前たちが逮捕した同士五名の即
時解放を要求する。従わない場合は、我々が開発した新型爆弾を爆破
させる。タイムリミットは明日の正午だ』

 爆発まであと24時間。

 23:59:57。
 警視総監は、犯人の身柄を解放するなんて、許さないという。

 矢部は、片っ端から捕まえて吐かせればいいというが、それは無理。
 リーダーからメンバーへの指示は、封筒に入れられた指示書。メン
バー同士は、お互い、顔も名前も知らない。メンバーを知っているの
は、リーダーの『レッド・ウルフ』だけだと言う。

 矢部には、都民を守るため、何が何でも24時間以内に『レッド・
ウルフ』を捜しだし、爆発を止めろとの厳命が下る。

 警視総監は、矢部たちは、24時間テロリストたちを見張っている
のだろう。上がってきた伝票ではそうなっている、と言う。

 矢部は、メンバーでさえ、『レッド・ウルフ』の顔を知らないので
は.....と抵抗を試みるが、「いいわけはいらない。結果を見せてく
れ。都民1200万の命がかかっている」とビシッと言われる。


 部署に戻った矢部は、部下達に、24時間以内に『レッド・ウルフ』
を見つけ出し、爆破を阻止しろと言う。

 『レッド・ウルフ』の顔も名前も分からないのでは.....と言い出
す部下に、「言い訳はいらない。結果を見せてくれ」と矢部。

 解散する。
 矢部は腕時計を見て、あと23時間と20分。「やばい」と連呼す
る。

 庶務課の桂美晴(貫地谷しほり)が、何か手伝えることは?と、矢
部のところに飛んでくる。
 矢部は、それよりカラオケの領収書をそのまま上げるな。恥をかい
ただろ!と怒鳴る。

 秋葉が、レッド・ウルフの元恋人が、老舗旅館の女将をしている、
と言う。
 矢部は、レッド・ウルフが、元恋人のところになんて、行くわけ無
いだろう、と言う。

 矢部は秋葉に、落ち着いて考えられる環境が必要だな、と強調する。

 矢部は秋葉に、後ろの髪が焦げていると言われ、慌てて二人で退場。


 庶務課の桜木健一郎(鈴木浩介)は美晴に、レッド・ウルフは政財
界の要人ともつながりがあると言われている。政財界の要人といえば、
老舗旅館、と言う。

 潜入捜査!と張り切る美晴。


 22:46:37。
 その頃矢部は、秋葉に髪の手入れをさせていた。そこは私室のよう
に私物が持ち込まれた、第九取調室。

 美晴が矢部に、女将の捜査をするよう言うが、矢部は小娘が偉そう
に命令するな!と言う。
 美晴が「小娘ではありません。桂です!」と言い返す。
 ドキッとして、髪を押さえる矢部。


 美晴と桜木は、その老舗旅館・蘇毛旅館に、旅行中のカップルを装
ってやってきて、泊まりたいという。
 名前を訊かれて桜木は、咄嗟に「桂です」と言ってしまう。

 二人が案内されたのは、『御スイートポテト』室。

 二人きりになると美晴は、潜入捜査に本名はまずいでしょ、と桜木
に文句を言う。それに、何くつろいでいるの、と。

 桜木は、偽名だと、名前を呼ばれたとき、気付かないと困るでしょ。
それにせっかくだから、温泉も楽しみたい。公費で楽しめるのは役得
だ、と言う。

 美晴は、自分1人で女将を調べると言う。桜木は、公安って気付か
れるなよ、と念を押す。

 美晴は女将の大原瑠璃子(加藤貴子)を見張る。


 桜木は、誰もいない板場で、つまみ食いをした後、温泉に入ろうと
して、脱衣所から、浴室を覗いていた。


 その頃、矢部も蘇毛旅館にいた。しかも外から女湯を覗こうとして
いる。だが、窓ガラスが内側の湯気で曇っていたため、見えない。


 美晴が文句を言っている。蘇毛旅館の廊下に、デジタル危機を沢山
装着した秋葉が座っていたからだ。


 突風が吹いて、矢部のカツラが飛ぶ。矢部は慌てて、裸足で庭に下
りて、拾う。

 その時、女性の金切り声。

 みんな慌てて、声のした方に駆けつけようとする。

 途中、美晴は中西学(本人役)選手と鉢合わせ。

 秋葉は、美晴の後ろを歩いていた。

 風呂桶を抱えた桜木も駆けつける。

 そして庭からは、なぜか脱いだ靴下を両手に持った矢部も来る。

 そこには、胸を包丁で一突きされた男が死んでいて、そばに女将が
立っている。悲鳴を上げたのは女将。

 女将は、知らない男が刺して逃げた。刺されたのは、蘇毛旅館に宿
泊しているお客様だという。

 矢部は、犯人は女将だという。女将は否定するが、矢部は自分ぐら
いのベテランになると、勘で分かるという。しかも、公安刑事である
こともバラしてしまう。
 その矢部を称える秋葉。

 美晴が文句を言う。検証をすべきだ、と。
 対立する矢部・秋葉と美晴の間を取りなすよう、桜木が、矢部の説
の正しさを確認しましょうと言って、収める。

 みんながいた場所には、犯人は逃げてきていない。そうすると、た
った一つ残されたのは、川沿いの道。

 その可能性を考えていると、その道は誰も通らなかった。悲鳴が上
がったとき、風呂場の窓から確かめたと言って近づいてくる、旅館の
寝間着と羽織を着た女性・片桐優奈(原幹恵)だった。優奈は潜入捜
査をしていたのだ。因みに、矢部が覗こうとしていた女湯に浸かって
いたのは優奈。

 桜木が、ボソボソと考えられる逃走経路には、どこにも誰かしらい
た。一種の密室だという。

 矢部がやっぱり犯人は女将ではないか。逃げた奴なんて誰もいない
んだよ、と勝ち誇ったように言う。

 1人死体を見ている桜木。右腕は袖まくりしているのに、左腕は、
キッチリとカフスを止めている。なぜかと考えている。

 やおら死体の左それでのボタンを外して、袖をめくる。すると、腕
に赤い狼の入れ墨。「レッド・ウルフ」と口の中でつぶやく。

 矢部が、もっと大きな声でと言い、桜木が「レッド・ウルフ」と声
に出して、繰り返すと、突然女将が座りこんでしまう。


 広間で、矢部が女将を取り調べる。あの男が、レッド・ウルフなの
か、と。

 女将は、世間ではそう呼ばれているかもしれないけれども、女将に
は、加藤順一郎(児島功一)と名乗っていた。加藤は、『狼の旅団』
のリーダーだった。だが、メンバーたちは、加藤のやり方は手ぬるい
と言って、加藤の命を狙っていた。

 矢部は、やっぱり女将が犯人だと言う。


 捜査会議。
 矢部は得意げに、『レッド・ウルフ』は死んだ。殺したのは女将。
痴情のもつれによる、と報告する。

 警視総監は、爆弾はどうした?と訊く。
 菊池は、爆弾のありかは、レッド・ウルフしか知らないのではない
か、と言う。

 言葉に詰まる矢部。

 警視総監は、大阪で大事な会議があるので、これから向かうという。
お供します、と大村。

 菊池は、北海道警からお花見に誘われているので、行くという。

 そそくさと出て行こうとする一同に、「逃げるんですか?」と矢部。
 「にげてなどいない」と警視総監。
 菊池は、我々は東京に甚大な被害が発生した後、陣頭指揮を執らな
ければならない。我々の身の安全を守ることは、重要だと言う。

 警視総監は、爆発を止めるのは、矢部の使命。もし失敗すれば、す
べては矢部の責任だ、と言う。
 ショックを受ける矢部。

 第八取調室で、女将を取り調べる矢部たち。
 女将は、メンバーについては、何も聞いていない。きっと加藤は、
女将に重荷を背負わせたくなかったのだろう。

 加藤と知り合ったのは、蘇毛旅館に女将として嫁ぐ前に勤めていた、
銀座のクラブ。お客として何度か通っていた。


 蘇毛旅館の板場で、料理のつまみ食いをしている桜木。

 そこに美晴が来て、レッド・ウルフは死んじゃったし、爆弾は見つ
からないし、八方ふさがりだと嘆く。

 そうでもないぞ、と桜木。そもそも凶器の包丁を、女将はどうやっ
て用意したのだろう。旅館に到着してから、ずっと美晴が見張ってい
たのだから、それより前に身につけ、ずっと持ち歩いていたことにな
る。そんなことはないだろうから、すなわち女将は、犯人ではない。

 まずは、密室の謎を解いてみよう、と桜木。

 美晴は、分厚いシステム手帳のようなものを取り出す。
 桜木に、何かと訊かれて、『デカペディア』と答える。父親・桂太
郎(勝野洋)が残した捜査ノートをまとめたもの、と。
 美晴の父親は、名刑事・桂太郎でしたものね、と桜木。

 デカペディアより、【密室殺人】
 密室殺人の場合、密室にして得をする人間が犯人である。

 女将は密室のために、犯人だと疑われたわけだから、密室殺人の犯
人ではない。

 検証をしていると、あの時と同じように、トイレの曲がり角で、美
晴は中西選手とぶつかる。中西選手は、前回と同じように、美晴の身
体をひょいっと持ち上げてお互いの身体を入れ替える。

 すると、中西の背後には、桜木がいた。

 では、あの時も犯人は中西選手の背後を通り過ぎて行ったのではな
いか。その先は女子トイレ。

 女子トイレの窓を見る。2つはクレッセント錠が掛かっているが、
個室の上の高い位置にある窓だけは、クレッセント錠が外れている。

 桜木は、個室のドアのドアノブを見る。だが血痕は付いていない。

 桜木は、袖を伸ばして指紋が付かないようにして、個室のドアを開
けて、中を見る。犯人は、血の付いた手袋を外して、個室に入り、上
野窓から逃げたのではないか。

 手袋をしていないのならば、窓枠などに指紋が付いているはず。

 美晴は矢部に、すごい手がかりを発見しましたと連絡する。その時、
矢部は第九取調室で、秋葉に髪の手入れをさせていた。
 13:05:47。


 指紋が一致したのは、森本茂夫(片平光)。矢部が、こいつが本星
だろう、と言う。

 美晴が手伝いたいと言うと、庶務課は使えんからなと矢部。だが、
人手も足らないし、仕方ないから、使うか。逐一、ワシに報告しろ、
と言う。

 矢部の背後で、矢部を殴ろうとしている美晴を、必死に止めている
桜木。


 矢部は廊下で大村と会う。大阪では?と訊くと、ホンモノのレッド
・ウルフが捕まりそうだと言うから、戻ってきたという。

 菊池も、北海道でお花見のはずが、戻ってきている。わたしに、逐
一報告がないのはなぜだ、と責める。

 矢部は、秋葉の怠慢だと殴り、その勢いで、秋葉が菊池にぶつかる
ように仕組む。


 矢部は秋葉に、あることを命じる。その一方、自分は床屋(?)で、
カツラのお手入れをして貰っている。岡間という名の理髪師を、わざ
と「オカマちゃん」と呼ぶ。仕上がりは上々。


 美晴と桜木は、森本の写真を手に、5年前に森本が勤めていた ホ
テル ニュー栃木 で、聞き込みをする。

 確かに森本は勤めていたが、整形手術でほくろを取ったという。

 次の勤め先へ行くと、まぶたを整形手術していた。

 森本は、その後も次々と整形手術を受けている。

 最後にたどり着いたのは、女装させる店(?)。

 美晴は、爆発まであと3時間も無いときに、こんなところにいるわ
け無いわよ、と言う。
 桜木は、いや、時間の残りが少ないからこそ、来ているのではない
か、と言う。

 実は、二人の捜査結果を、秋葉が逐一、矢部に報告していた。

 桜木の読み通り、その店から女装した森本が出てきて、美晴と桜木
が追う。

 矢部と秋葉は先回りして、いつも通りの、ロープを張る作戦。

 だが、森本は身軽にロープを飛び越える。逆に美晴が引っかかって
転ぶ。

 矢部は、刑事は足で追え!と言い、走って森本を追う、美晴と桜木。

 森本は、途中で女子高生の自転車を奪って、それに乗って逃げる。

 矢部と秋葉は、タクシーに乗って、森本を追う。

 02:14:16。
 銭湯の前で待っている矢部。
 やっとたどり着いた晴海と桜木に、裏は秋葉に見張らせているとい
う。

 森本が整形を繰り返しているということは、性別も変わっているか
もしれないと、矢部は女湯を覗いて、悲鳴を上げられる。
 美晴は、自分が探すから、と矢部を女湯からつまみ出す。

 桜木が、男湯のロッカーで、森本が来ていた衣装を見つける。
 矢部は桜木に、男湯のイケメンを全員並ばせておけ、と言う。

 イケメンのうちの1人は、代議士の息子だと名乗る。矢部はサッサ
と彼を解放する。

 矢部は、レッド・ウルフは、男ではなく、『オ・カ.....』と言い
出す。
 すると、1人のイケメンが、森本だと名乗り出る。
 爆弾はどこだと訊くと、同士5人の解放が先だという。

 桜木は、何かが変だという。爆破まで、2時間しかないのに、森本
はなんで名乗り出たのだろうか。
 美晴が、矢部の取り調べが上手いからということはあり得ない、と
言う。

 桜木が、女将を連れてくる。森本が、女将を見ている。

 桜木が、解き明かす。森本は、矢部が犯人を、『オカマ』ではなく、
『オカミ』と言おうとしたのだと勘違いし、女将を守るために、名乗
り出たのだ、と。

 矢部が女将に、犯人だろうというと、遂に女将は、自分がレッド・
ウルフだと認める。加藤を殺させたのは、加藤が足抜けをしようとし
たから。加藤を森本に殺させ、森本を殺人犯として逮捕させるはずの
ところを、そこにいた刑事どもがアホだったので、森本は逃げ切って
しまった。矢部など、女湯を覗いているし、と。否定しても、信じて
貰えない矢部。

 爆弾はどこだ?と訊く矢部に、二人だけで話したいからと言って、
浴室に連れて行く女将。

 女将は、本当は爆弾なんて無い。ブラフだった。本当に狙いは、
『狼の旅団』が集めた1億円。5人が逮捕された時、この1億を持っ
て逃げようとした。半分の5千万を矢部にあげるから、逃がして、と
言う。

 矢部は、そんな取引には応じられないが、確認する必要がある。お
金のある場所を言え、と言う。

 女将から聞き出した場所に1人で捜しに来る矢部。
 難なく、アタッシェケースを見つけ、ふたを開ける。中には、束に
なった万札が入っている。

 一束失敬しようと、引き出すと、配線が繋がっている。そして、時
限爆弾のカウントダウンが始まる。20分なら、なんとかなるかと思
う矢部。

 そのうち、アタッシェケースのふたの内側に、画像が浮かぶ。矢部
の顔が映っていて、ロックオンされる。ここから矢部の顔が外れたら、
爆破するのだ。

 試しに矢部が顔をずらすと、警告が流れる。

 00:02:57。
 付近の住人の避難は終わった。
 女将は、「自業自得」と言う。

 秋葉が、コードが出ているか訊く。
 矢部が、赤と白だというと、どちらかを切ると助かり、どちらかを
切るとドカンと秋葉。

 女将に、どちらを切るかと訊くと、「赤」と答える。
 秋葉が、それなら「白だ」と言う。

 みんな物陰に隠れる。
 優奈が、庶務課一同からの『ハゲマシの手紙』を読み上げる。

 美晴が、「あと何秒ですか?」と訊き、「17秒」と矢部。

 コードを切ろうとしたときに、大村が待ったを掛け、矢部が顔を上
げたとき、風が吹いて、髪を押さえた矢部はニッパーを落とす。コー
ドを切れないまま、タイムリミット。

 でも、爆発はしない。

 女将は、どちらを切っても爆発することになっていた。普通、どっ
ちか切るでしょ、と言う。

 「お見事!」と駆け寄ってきた秋葉を、殴る矢部。
 「ありがとうございました!」と矢部。


 第九取調室でくつろいでいる矢部と、一緒にいる秋葉。

 そこに、大村から次の事件の連絡。



寸  評  残念ながら、山田奈緒子も上田次郎も出てきませんでしたね。

 『トリック』はなぜか最初のシリーズの時から大好きで。

 矢部のズラ疑惑。そんなに気になるのなら、もっと高級な、自然に
見えるカツラを買えばいいのに、と思うのですが。

 ところで、『トリック』本編同様、小ネタ満載ですが、小ネタを書
いていると、全体の筋が分からなくなってしまいますので、だいぶ割
愛してしまいました。

 今回は、『ブラッディ・マンデー』のパクリ? かと思ったのです
が、爆弾ものって、多いのでどれとは特定しにくいですね。『交渉人』
とかにもありましたし。

 そういえぱ、『トリック』のメルマガがあるのですが、セリフその
ままで、映画やDVDなどの宣伝が多いのですが、思わずにやりとし
てしまいます。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 チベットの地震、救助が難航しているようですね。高地のため、救助に行っ
た人たちの活動も厳しいとか。
 世界一高い場所を通る青蔵鉄道は無事なのでしょうか?
 チベットが、『吐蕃』と言われた頃の小説を読んでいたので、ひとしお気に
なりました。

 また、ヨーロッパでも、アイスランドの火山爆発の影響で、大変なことにな
っています。
 恐竜が滅びたのも、火山の爆発が原因という説もあります。
 今回の火山爆発はどの程度の影響を及ぼすのでしょうか。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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