メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2010/02/09 泣かないと決めた日 (3)  2010/04/05


===================================================== 発行部数   27 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/02/09 (Tue) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  1. 火曜日の連続ドラマ
  2. 編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
1. 火曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル 泣かないと決めた日
局  名 フジテレビ系
放映日時 火曜21時
キャスト 角田美樹(榮倉奈々)
 桐野征治(藤木直人)
 仲原翔太(要 潤)
 立花万里香(杏)
 西島賢治(五十嵐隼士)
 角田 愛(川口春奈)
 藤田千秋(片瀬那奈)
 栗田琴美(紺野まひる)
 白石京子(有坂来瞳)
 工藤早苗(町田マリー)
 井上 誠(田島優成)
 小松亮介(山田明郷)  
 鈴木慶介(内田 滋)
 梅沢 仁(段田安則)
 佐野有希子(木村佳乃)
脚  本 西荻弓絵
主題歌  miwa「don’t cry anymore」

あらすじ  第3回 黒いブログの罠

 ----わたしが死の恐怖と闘っていたその時、たった一人気付いてく
れた経営企画本部の仲原翔太(要潤)は、暗い道を照らす、たった一
筋の光のような存在だった。敵意と憎しみの対象にされても、簡単に
会社を辞めることはできない。そんなつらい日々の中、わたしは先輩
社員の万引き現場に遭遇してしまった。

 角田美樹(榮倉奈々)はそのまま、藤田千秋(片瀬那奈)の後を付
けて、食料品売り場へ行く。
 そこでも千秋は、次々と万引きを重ねていく。

 でも、ふと千秋が振り向き、美樹を見てしまう。
 「わたしのこと、最低だと思ってるんでしょ.....お願い、このこ
とを誰にも言わないで」と仕舞いには、土下座までする千秋。

 美樹は、他の人には言わない。でも、でも、どうしてあんなことし
てしまったの?もうやらないって約束して、と言う。
 千秋は、「約束します」と言うと、美樹の前をサッサと去っていく。


 美樹が帰宅すると、妹・角田愛(川口春奈)が先に帰宅していて、
夕食を作っていた。喜ぶと同時に、心配する美樹。

 愛は、手術まで少し時間があるので、バイトしようと思う、と言う。
少しでも、手術代の足しにしたいし、同級生が学校に行っていると思
うと、じっとしていると、いろいろ考えてしまうので、身体を動かし
たいという。

 美樹は食後、ワインリストを見て、勉強する。


 美樹は、会社で立花万里香(杏)と会う。
 万里香は、仲原の向かいのマンションに引っ越した。本当は美樹に
一番言わなければと思ったんだけど、と言う。
 そんな偶然ってあるのね、と美樹。

 美樹が自分の部署に行くと、みんな美樹をにらみつけている。

 リーダーの佐野有希子(木村佳乃)が美樹を、会議室に呼ぶ。
 そして、この陰険なブログを書いたのは美樹だと決めつけて、文句
を言う。
 会社名や人名はイニシャルになっているが、説明文から誰のことを
書いているか分かる。
 有希子は、今までこんなに人を恨んだことはない、と言う。

 会議室から出た美樹は、みんなに向かって、このブログを書いたの
は自分ではないと訴える。
 だが、誰一人信じてくれない。


 有希子は統括マネージャー・桐野征治(藤木直人)に、美樹のよう
な社員は、即刻懲戒免職にしてくれ、と時期談判する。

 それに対して桐野は、このブログを美樹が書いたという証拠がある
のか。証拠がないのでは、美樹を責められない。有希子は部下と一緒
になって、美樹を責めていたのか?そんなことをしていては、リーダ
ーシップを疑われると桐野。


 部長の梅沢仁(段田安則)は、隣のチーム(ワイン・チーム)は、
明るいね。鈴木慶介(内田滋)チーフがいいからかねぇ、と言う。

 そこに海外から一時帰国した統括本部長の坂東(中原丈雄)がやっ
てくる。そして、5年以上も海外に行かされることもある。桐野も頑
張れよ、と言う。


 千秋がデパートに、自社商品の調査をしに行くと言う。
 有希子は、未希を連れて行けと言う。
 千秋は、渋々未希を連れて行く。

 デパートの手前で、千秋は美樹に、一緒に来なくていいので、どこ
かで適当に時間を潰していて、と言う。
 だが、美樹は一緒について行く。

 今回の調査対象のオリーブオイルは、商品棚の一番下で、目立たな
い場所。

 バックヤードで千秋は、居丈高に、うちの商品がこんな目立たない
ところに置かれているとはなんですか。目立つところに置いて、推し
てくれるというのが、取引を始める時の約束だったではないですか、
と言う。

 デパートの担当者は、1本5000円近くするオリーブオイルを買
う家庭は、この不景気で減っている、と言う。

 千秋は、それをどうにかするのが、担当者でしょ、と責める。
 担当者は、全部自分のせいですか?と言う。

 その対立の雰囲気に対して美樹が、やっぱり1本5000円近くは
高いですね、と言う。
 そんなことを言い出した美樹を睨む。
 だが、美樹は使い方をアピールすれば.....とノートを取り出して
説明をしようとしたが、デパートの担当者も千秋も、もう時間が無い
と言って、美樹の説明を中断させて、席を立つ。

 帰りのタクシーで、千秋は美樹のノートを見せて、と言う。
 美樹は、食材をどう使ったらいいか、ノートにまとめていると言っ
て、千秋に見せる。


 仲原は本部長の安西(升毅)から、板東統括本部長が扱っている食
品は、遺伝子組み換え原料は使っていないと言っているのにもかかわ
らず、原料に遺伝子組み換え原料が組み込まれているというが、どう
にかならないか、と言われる。


 会社に戻ってきた、千秋と美樹。

 食品チームでは、今日飲み会をする。栗田琴美(紺野まひる)も、
ダンナが遅いので、子供の延長保育を頼んだから、参加できるという。

 だが、千秋は、今日はやりたい仕事があるので、と断る。

 千秋は美樹を呼び、美樹のノートを実現するわよ、と言う。

 二人は、キッチンスペースで、美樹のノートにある料理を次々と作
っていく。
 美樹の手つきはぎこちなくて、へたで遅いが、千秋は手際よく作っ
ていく。

 二人はできあがった料理の写真を撮っていく。


 仲原は問題の担当者・鈴木のパソコンを立ち上げ、机の引き出しに
入っていたノートに書かれていたパスワードを使ってアクセスする。
そして、遺伝子組み換え食品を使っていると書かれた証拠のファイル
をUSBメモリーにコピーする。

 だが、コピーし終わる前に、その部署の人たちが戻ってきてしまう。

 そんなところで何をしていると問われ、仲原は咄嗟に、自分の部署
は停電なので、パソコンを借りに来たと言い訳する。

 鈴木は、パスワードが分からなければ使えないだろう、と言う。
 仲原は、ああそうだったと言う。
 鈴木は、仲原としては、初歩的な誤りだな、と言う。

 その時、運良くUSBメモリーへのコピーが終わり、スクリーンセ
ーバーが掛かり、パスワード入力画面となる。


 千秋と美樹は、和気藹々と、次々と料理を作っている。

 その用紙を、内廊下の窓越しに眺める桐原。

 そこを立ち去ろうと振り向いた桐原は、通りかかった仲原にぶつか
ってしまった。仲原が手に持っていたUSBメモリーが落ちる。

 桐原がUSBメモリーを拾おうとしたが、それより早く、仲原自身
が拾い、サッサと行ってしまった。


 エレベータの中で、美樹は仲原と会う。お互いに、今日、一ついい
ことがあった、と言う。


 二人は一緒に夕食を食べる。

 美樹は今日、部署の先輩と一緒に仕事をして、楽しかった。何ごと
も一日にしてはならず、と思って、頑張っています、と言う。

 仲原は、美樹と一緒にいると元気が出る、と言う。


 レストランを出て、川辺のテラスを歩く。

 仲原は美樹に、何でもつらいことがあったら、自分に話すんだよ。
ボクは一生美樹を守っていきたいから、と言う。

 そして二人はキスをする。


 愛は、杖を突きながらアパートの前を歩く。携帯をチェックするが、
メールは入っていない。

 そのうち、美樹が仲原と一緒に帰ってくるのに気付く。

 美樹が愛に、バイトどうだった?と訊く。
 愛は、まあまあと答え、それよりも仲原が美樹の恋人かどうか訊く。
 美樹は曖昧に答えるが、お互い手を振り合い、恋仲はバレバレ。

 愛は、美樹のように大学を出て、一流商社に就職したら、毎日が楽
しいんだろうな.....と言う。


 自宅マンションの近くまで帰ってくる仲原。

 その仲原の姿を、コンパクトを広げて、背中越しに見ている万里香。

 立ちつくしている万里香に、声を掛ける仲原。
 万里香は、鍵を落としてしまって部屋に入れない。鍵屋さんに電話
したら、2時間ぐらい掛かると言われた。それまでファミレスで待と
うかと思うのだけども、どこにあるかと訊く。
 仲原は、ここらへんには無いと答える。
 万里香は、それなら公園で待つ、と言う。

 万里香が、時計を気にしながら公園のベンチに座っていると、仲原
がやってくる。一人で待っているのは危険だから、と。そして肉まん
を渡す。万里香は、その肉まんを半分に割って、仲原に渡し、こんな
に優しい仲原が彼氏の美樹がうらやましい、と言う。


 食品チームの飲み会が終わる。
 有希子は帰る、と言う。

 有希子が去ると、残されたメンバーたちは、有希子は酒も飲めない
のに、飲み会を開いて、重い。悪いことがあると引きずるし、ご機嫌
を取るのも大変、と言う。


 仲原は、調査資料を安西に渡す。
 資料を一瞥した安西は、この資料があれば、人事の流れが変わる、
と言う。


 オリーブオイルのレシピを前に、デパートの担当者は、これならや
ってみよう、と言う。

 千秋も、今まで売る努力を押しつけるだけで、何もしてこなかった、
と謝る。美樹も一緒に謝る。

 売り場を覗くと、あのオリーブオイルが、次々と売れている。
 千秋は美樹に、あのオリーブオイルは門外不出という農場主を説得
して、輸入にこぎ着けた。美樹のノートを見て、消費者がどう思って
いるかわかった、と言う。
 美樹は、千秋と一緒に仕事ができてよかった、と言う。

 千秋は、仕事で貯まったストレスで、ついつい万引きをしてしまっ
た。でも、美樹に見られてよかったと思う、と言う。

 彼女たちの会話を、死角になる席に座って、盗み聞きしている人物。
琴美だった。


 仲原は、会社のロビーで板東とすれ違う。仲原は板東に、遺伝子組
み換え大豆の件を訊くが、板東は知らないと答える。

 仲原が席に戻ると、広報部で対策会議が開かれ、板東はそちらに向
かっていると言われる。
 会議室に急ぐ仲原。


 琴美に借りていた金を返そうとした工藤早苗 (町田マリー)は、
財布がない、と言う。

 みんな、美樹を疑う。

 すると千秋が、美樹を頭から疑うのはおかしい、と擁護する。

 西島賢治(五十嵐隼士)が、怪しいのは千秋だと言い出す。ブログ
に、千秋の万引き事件が載っている。美樹が口止めされたことも、と。

 琴美が、美樹のカバンの中に、みんなの財布が入っている!と、
次々と取り出す。

 有希子は、このことは警察には黙っている。だから、すぐに辞表を
書きなさい、と言う。


 その頃仲原は、桐野と立ち話をしていた。桐野は、大豆の取引を行
っているアメリカの会社を知っているが、あそこは遺伝子組み換え大
豆を混入させるようなところではないはずだと言い、仲原もそう思う。

 その話の途中で、仲原の携帯に、美樹からの着信があったが、仲原
は無視する。


 その頃、女子更衣室では、美樹を騙ったブログを書いている人物が、
美樹が退職するという文を書き、アップしていた。

 その人物は.....万里香。

 美樹が席に戻ると、部署の人は誰もいなくて、美樹の机の上に、
『退職届』と書かれた封筒と、一身上の都合で退職するとの文面が印
刷された書類が置かれていた。その書類は、あとは署名と押印をする
だけになっていて、そこにポストイットが貼ってある。

 美樹は、思わず書類と一緒に並べておいてあったボールペンを手に
取る。

 ---- 頑張りたい。わたしは頑張らなければならない。わたしは逃
げたくない。もう限界だった。



寸  評  リストラで、上司がいじめ抜いて、辞表を書かせるというのは、
ニュースでも問題になっていましたが、同僚が虐めて退職に追い込む
なんて。しかも、『一身上の都合』では、休職中の手当の額も低いで
すよね。

 これ、OLだから、辞めるかもしれないというのが現実的ですが、
妻子を抱えたサラリーマンだったらどうするのでしょう。例え毎日が
針のむしろでも、一人耐え続けるのでしょうか。

 転職を繰り返す人は、どこかに自分に会う会社、いわば桃源郷があ
ると信じているんでしょうかねぇ。わたしには、経験が無いので。
 わたしはむしろ転職をする度に会社のレベルも保証のレベルも下が
るのではないかと思い、虐められようとなんだろうと、会社にしがみ
つこうとしています。嫌な上司だって、3〜5年頑張れば、自分か相
手が部署を変わって付き合わなくて済む。

 去年、上司だったときに虐めた人と、上下関係なく仕事をしたこと
が、数ヶ月ありました。相変わらず、いろんなことを人に押しつけて
は来ますが、もう評価が付かないと思うと、こっちも気楽だし、向こ
うも虐める気がなくなっていたようです。

 そんなことを、つらつら思い出しました。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 この寒さを、「爆弾寒波」と名付けた人もいるとか。夏の台風が突然暑い空
気の塊を連れてくるように、これは、冬に寒い空気の塊を連れてくるとか。

 幸い、夜桜見物に行くことにしていたので、その時のためにコートをまだク
リーニングに出さずに置いておいたので助かったのですが。
 先週末から、コートが手放せません。

 近々、夜桜見物をする予定なのですが、その日は、温かくなってく
るでしょうか?
 寒さに震えながらの夜桜は、つらいものがあります。(鈴木)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。